JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

この曲に思い出は?

2017年11月16日 | p-r

今日は冬晴れ。乾燥と寒さはともかく、家人は洗濯物が良く乾くと喜んでおります。我がパンツもピシッと乾いてくれれば上々です。(笑)

最近大いなる悩みがありまして、それは「飲みに出かけると忘れ物をしてくる。」というもの、時計に始まりなんやかや、火曜日にはなんと上着を忘れてきてしまいました。これも歳のせいですかねぇ?それともママに甘えちゃっているのか?
いずれにしても最後には「自分自身を忘れてくる。」てな事の無いように気を付けようと思っています。

「人間、音楽を聴くとふと何かを思い出す。」的お話しを以前したように覚えています。

例えば私の場合、
拓郎の「ともだち」を聴くと中学の謝恩会。
太田裕美の「木綿のハンカチーフ」を聴くと高校に行く途中の友人の家。
中島みゆきの「時代」を聴くと大学のキャンパス。
西城秀樹の「ヤングマン」を聴くと鎌倉の大仏。
サザンの「愛しのエリー」を聴くと暑い夏と24時間テレビ、そして後輩のアパート。
寺尾聰の「ルビーの指環」を聴くと湘南モノレール、ユーミンの「稲妻の少女」を聴くとちょっとした浮気なドライブ・・・・・

洋楽もしかり、ディーパープルの「SMOKE ON THE WATER」を聴くと友人Aの社宅、サンタナの「BLACK MAGIC WOMAN」を聴くとおぼっちゃまYの家。
ロッド・スチュワートの「SAILINGS」を聴くとバイト先のエスカレーターと崎陽軒のシュウマイ弁当、ジャニスの「MERCEDES BENZ」を聴くと新橋のビジネスホテルと白ワイン・・・・・・・

あげればキリはありませんが、かなりの部分で青春時代に集中しています。
ましてジャズに関するものは、何ページにも及ぶ風景や思い出が蘇ります。

蘇ると言えば、風景や思い出だけじゃありませんね。何かの作品にたどり着いたりもします。
映画音楽なんざぁまさにその典型ですが、

先日、テレビからバッハの「無伴奏チェロ組曲第一番 ~プレリュードとサラバンド~」が流れてきました。
私の頭には映画「真夏の夜のジャズ」、タバコをくわえながらネイト・ガーシュマンが弾く同曲、その場面が突然浮かんできました。
で、ついつい久しぶりに同映画を観たりして(笑)

それとは別に、「その音楽を聴いて突然全く関係の無い別の音楽を連想する」なんてぇことは・・・皆さんはありませんかねぇ?

日曜日のこと、不覚にも見てしまった「シン・ゴジラ」
もちろんお馴染みの「ゴジラのテーマ」や「宇宙大戦争マーチ」なんざぁ昔のそれを思い出すわけでありますが、(「ゴジラのテーマ」に関しては、とある個人も思い出しますけど)
エバンゲリオンから得たであろう音楽?残念ながらエバンゲリオン世代から外れる私としては
 ♪ ジャンジャンジャン・ジャンジャン ジャンジャンジャン・ジャンジャン ♪
あれを聴いて、なんとヤン・ガルバレクのアルバム「WITCHI TAI-TO」の一曲目「A.I.R.」を思い浮かべてしまったのです。
いや、全く違うんですけどね、一度思い込んでしまうと映画内で同曲が流れるたびに「A.I.R.」の出だしを口ずさんでしまうんですねぇ
それで見終わった後、結局これも聴いてしまいました。(笑)

まぁまぁ、音楽というのは何だかんだ言いながらそれだけ影響力があるということでしょうね。
あなたはどんな音楽で何を思い出すんでしょう?

『料理当番、本日の一品』です。
「あれ?ご飯は?」
「ああ、何だか今日は計算が違って無くなっちゃったんだわ、大丈夫冷凍があるから」
まぁねぇ、私は喰わんからイイんですが
「ほんじゃま、冷凍をとかさんでもいいように」

グラタンにしました。しかも茸たっぷり。
私?私が茸たっぷりのグラタンを喰うわきゃないでしょ

 

私のアテは、グラタンで残った鶏で大葉・梅叩きを巻いて焼いたものと、パイカをとことん煮込んだこちら。(パイカは一人で食べたわけじゃありませんよ。)

お弁当は変化無し(笑)

さて、今日の一枚は、2000年代録音という、私としては珍しく近年物のジョルジュ・ロベールです。

「心の師であるウッズとのガチンコ勝負」とのキャッチコピー。
この時、ウッズはもうすぐ69歳、ジョルジュは40歳になったばかり、その差約30という、父と子みたいなもんですね。これでバトルになるか?内容はけしてバトルでは無いように思います。
余談ですけど、ウッズが亡くなったのは2015年、ジョルジュはその2年後2017年・・・・・「う~~~ん、人間の寿命ちゅうのはわからんもんですなぁ」

おっと肝心のアルバムの中身でしたね、ウッズとジョルジュの聴き比べという観点からすると、年齢を考慮すれば五分五分?悪くありません。
さすがウッズを心の師と仰ぐだけあって、二人の演奏には近いものがあります。
ジョルジュはもっと若さをアピールしてもいいかな?って40のオッサンですもんね。(笑)

とにもかくにも、耳あたりの良い一枚だと思います。おそらくその仕掛け人はケニー・バロンあったのだろうなぁと想像もしますけどね。

SOUL EYES / GEORGE ROBERT
2000年5月10日録音
GEORGE ROBERT, PHIL WOODS(as) KENNY BARRON(p) RUFUS REID(b) ALVIN QUEEN(ds)

1.ALONE TOGETHER
2.KIN TAMA
3.BLUES FOR C.T.
4.I'M CONFESSIN'
5.SOUL EYES
6.CANNONIZATION



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