JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

アンタは犬か、それとも猫か

2009年08月07日 | g-i

今日は立秋、ついに梅雨が明けぬまま季節は秋?まっ立秋とは名ばかり夏はこれからですから・・・・ほんとかなぁ?

今朝は行方不明者だった酒井法子が、今さっきニュースを聞いたら容疑者になっている、まぁ世の中めまぐるしいわけですが、「薬物と春を売る商売は不滅ダァ!」と馬鹿なことを言っていた古い知り合いの言葉を思い出してしまいました。
昔から特に学生のような若い連中には、わりと安易に薬物を入手できるといった手段が存在していたのも事実ですし、芸能界といった遠い世界だけでなく、薬物犯罪はもっとも身近にあり得る犯罪であって、「目の前にぶら下がった快楽についつい手が出てしまう」という心境は誰しもが持ち得るものですから、固い意志を持って対峙していかなければイカン問題なのでしょうね。

かくいう私とて、アルコール依存症とまではいかなくとも、かなりそれに近い意志の弱さがあるわけで、注意せねばいけません。
だってね、一昨日の晩も
「帰りは10時過ぎになるから、早々に風呂に入ってビールでも飲んで寝よ」
と、意志を固めていたんですよ。
と・こ・ろ・が
「今晩は(飲みに)出てないの?久々にEしゃん来るけど(ピースマーク&ビールマーク)」
てなメールがいつものバーのママから届いちゃうとア~タ。
「Eしゃんには逢いたいけど、今日は真っ直ぐ帰るつもりで持ち合わせもないし・・・・」
と電話を入れてしまう、そんでもって
「いいからおいで」
なんて言われちゃって
「キャン、キャン」
おまえは犬か!
けっきょくは
「あたしは、今のバブちゃんが可愛いと思うよ」
なんてEしゃんにおだてられ
「ニャン、ニャン」
猫になっちゃったりして(笑)
ほんと、私の意志など昭和初期の窓ガラスより弱いんであります。

「いいかい、人間の意志などかくも弱いものなんだから、くれぐれも安易に目の前の快楽に食らいつくようなことはしちゃいけないよ。いずれ泥沼に陥って這い上がれなくなっちゃうから」
えっ?アンタにだけは言われたくないって?ごもっとも。

え~~話はコロッと変わります。
仙台の「七夕祭り」が始まりましたねぇ。我が田舎でも小規模ながら、もともと仙台に本店のある銀行が店頭に飾った『七夕飾り』が発祥という「七夕祭り」が始まりました。
私は「祭り好きのくせに人混みが苦手」というしょうもない性格ゆえ、夜出掛けるつもりはハナからありませんが、たまたま今日の午前中、会場近くに用事があったので「チラ覗き」をしてまいりました。

早い時間帯だったので、まだ飾りが立っていない箇所も多々あったものの、今晩あたり雨が降りそうとの予報が出ていたせいか(予報どおり今は雨が降っています。お祭りの関係者は大変なことになってるでしょうねぇ)、すでにそこそこの人出でありました。
人混みは嫌いと言いつつ、どれを買おうか迷いながら露天をのぞき込む子供たちを見ていると、自然と笑顔になってしまいます。
小規模とはいえ、やっぱりお祭りは良いもんですね。

さて、今日の一枚は、ヤン・ガルバレクです。
この時期のこの手のアルバムを紹介すると、「なんかバブらしくない」と言われがちな私、
・・・・何度も言いますが、ECMを毛嫌いして聴かないわけじゃないんですよ。(笑)

私がガルバレクを始めて聴いたのは、やはりボボ・ステンソンと組んだ「WITCHI TAI-TO」だったと思います。
コルトレーンの「GIANT STEOS」に感激して14歳にサックスを手にした少年は、翌年ノルウェイのアマチュア・ジャズ・コンテストで優勝しちゃったてんだから凄い。そのノルウェイの天才こそガルバレクその人なんであります。

この時代、サックス奏者誰もが大なり小なりコルトレーンの影響を受けている中で、それをいかに消化し脱却するか、これが彼ら全ての命題であった時代ですから、私のような「後にも先にもコルトレーン」みたいな分からず屋には、これといったサックス奏者がいない時代ともいえるわけです。
ガルバレクもまた、コルトレーンを聴いてサックスを手にした少年です、コルトレーン・イディオムの洗礼を受けないわけが無いんでありまして・・・・。

この理屈からすると、私がガルバレクに興味を持つ事は不自然ともいえるのですが、「WITCHI TAI-TO」を聴いたとき、ちょっとだけ心動いた自分がいたのですねぇ(笑)
まさにそれは、いかにもヨーロッパらしいというか、澄んだその音は、魂を揺さぶられるというより、心にしみ込んでいくといった感覚?(それでも分からず屋の私は、好きと言いませんでしたけどね。笑)

今日のアルバムは、その「WITCHI TAI-TO」以前、2年半前に録音された一枚ですが、たしかにコルトレーンの影響を受けたであろう感覚はありつつも、透徹なサックスを透徹なステンソン・トリオが引き立てる「これぞスカンジナビア半島!」みたいな。(なんじゃそりゃ)
今は素直に言えます。「私はこういうのも好きです。」(笑)

SART / JAN GARBAREK
1971年4月14,15日録音
JAN GARBAREK(ts,bs,fl) BOBO STENSON(p,el-p) TERJE RYPDAL(el-g) ARILD ANDERSEN(b) JON CHRISTENSEN(ds)

1.SART
2.FOUNTAIN OF TEARS, Pt. 1-2
3.SONG OF SPACE
4.CLOSE ENOUGH FOR JAZZ
5.IRR
6.LONTANO

追伸、
大原麗子さんが亡くなられましたね。
「孤独死」・・・嫌な言葉だぁ
ご冥福をお祈りいたします。



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1 コメント

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のりピー逮捕!!警視庁が逮捕状を請求!覚せい剤取締法違反容疑! (のりピー逮捕!!警視庁が逮捕状を請求!覚せい剤取締法違反容疑!)
2009-08-07 17:57:15
のりピー逮捕!!警視庁が逮捕状を請求!覚せい剤取締法違反容疑!

女優の酒井法子容疑者(38)が行方不明になっている問題で、警視庁は7日、覚せい剤を所持していた疑いが強まったとして、覚せい剤取締法違反容疑で逮捕状を請求した。

また、夫の件での、家宅捜索で自宅から覚せい剤が見つかった。
吸引用の器具も。。。。

酒井法子の夫が妻も使っていたと供述というような内容を供述しているそうです。

確定ですね。

酒井法子の過去の不振な行動など、
詳細はこちら
http://sakainorikonoripi.blogspot.com/
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