一気に東海地方まで梅雨明けだそうで、いよいよ夏本番てぇところ?
っていうかぁ・・・我が田舎も梅雨明けこそ無いもののこの3日間くらいは真夏の日差しと強烈な暑さが「来てます来てます」。
そんな熱い中、私は謹慎状態で聖なる日「7月17日」(コルトレーンの命日ね)を過ごしたのでありました。
謹慎状態とはいかなることか?
じつは、前回ちょっと触れた体調の方がどうも思わしくなくて、このクソ暑い3日間をほぼ何もせずに過ごしたのでありました。
まぁおかげで、聖なる日にはゆっくりと我が聖人の叫びを聴き尽くす事が出来たわけで、結果良しとしましょう。ただねぇ儀式自体は残念ながらお休みになってしまいました。
さても、巷では「ビートルズ来日50周年」と騒いでおりますが、ならば今年は「コルトレーン来日50周年」でもあるわけです。(こちらも忘れてもらっゃこまる。笑)
「あなたにとってジャズとは何でしょうか?」
「私はジャズという単語をよく理解していないのです。つまり、私たちはジャズ・ミュージシャンとして売れているわけですが、自分としては『ジャズ』という単語は存在しません。ただ、ジョン・コルトレーンの音楽を演奏しているだけです。」
1966年7月9日、東京プリンスホテルのマグノリアルームで行われた記者会見で、彼はこう答えました。
そして
「(愛とは)結局どれをとっても、イエスの愛であり、釈迦の愛であり、あるいはその全てかもしれない。どれも愛に変わりはありません。全ての愛は、同じ一つの愛を言っているのです。全てはそこから生まれる・・進むべき道も、自分の作品への愛も、全てが一つの愛の表れであると、私は考えます。」
「わたしゃ、あんたから愛を受け取っとるよぉ~~~~!!」(なんじゃそりゃ!笑)
来日のさい、コルトレーンは長崎で原爆犠牲者に花束手を向けしました。
そして、日本公演全てで「地球の平和(PEACE ON EARTH)」
というオリジナル曲を演奏しました。(「LIVE IN JAPAN」参)
何度も繰り返すようですけど、私は今までの人生で何度彼の愛(演奏)に救われてきたことでしょうか
事実、一昨日の聖夜も、我が身体の不甲斐なさを彼の愛が、どれほど癒やしてくれたことか。(詳しい事は言えないんですが、まぁたいしたことじゃない。笑)
ともかく、今年の彼の命日(我が聖夜)は、酒も飲まずひたすらインパルス以降の彼を聴き続けたのでありました。
あはは、正直ちょっと疲れましたけどね。(笑)
しかるに『料理当番、本日の一品』は、日曜日では無く昨晩の一品を
暑かったんですがスペアリブを煮込みました。今回はマーマレードではなく、和風出汁と醤油、甘みは蜂蜜を使ってみました。
さて、今日の一枚は、もちろんトレーンなんですが、そろそろ彼のレコードも品切れで、再度紹介物になってしまいます。(再度ところじゃない、おそらく4回目くらいになる一枚です。あしからず)
以前紹介したときも言ったとおり、これは私がジャズのレコードとして初めて手にした一枚であります。
トランペットの音が聴きたいと行きだしたジャズ喫茶、それが、トレーンに出会い、手に入れた最初のアルバム。
そりゃ思い入れがあって当然だと思いません?(笑)
ですから、たとえ世間一般の評価はどうあれ、私がトレーン教に入信した原点の一枚なのであります。(笑)
CRESCENT / JOHN COLTRANE
1964年4-7月録音
JOHN COLTRANE(ts) McCOY TYNER(p) JIMMY GARRISON(b) ELVIN JONES(ds)
1.CRESCENT
2.WISE ONE
3.BESSIE'S BLUES
4.LONNIE'S LAMENT
5.THE DRUM THING
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