JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

酔っぱらいの頼み

2006年01月12日 | m-o

1月7日の「連絡あれ」でご紹介した、「閉店してしまった居心地の良いバー」のマスターの消息を知ろうと、昨晩はマスターを知るママのお店「I」へ行ってきました。

「私も閉店したの知らなかったのよ、明日にでも電話で確認してみるから」
「じゃあ、わかったら連絡くれる」

おそらく、そんな話をしてきたのだと思うのですが......
ママのところへ行く前にしたたかに飲んで行ってしまったもので、真意が伝わったか心配しておりました。

すると、今日の夕刻、さっそくママから電話が入りました。(よかった、とりあえずは伝わっていたようです。)

ママの話によれば、やはり心配していたとおり、マスターは体調を崩し、一時は救急車で病院に搬送されたとか、今は症状も落ち着き、自宅療養中だそうです。
「今、復帰目指して頑張ってるって言ってたから、大丈夫だと思うよ」

ともかく、お店の再開は別としても、はやく元気になられることを願っております。それと、Iママ酔っぱらいの頼み事をすぐにきいて頂き、ありがとうございました。

さて、今日は「また~!」って言われそうですが、モンクです。
「最高の失敗作」としょうされる「MONK'S MUSIC」ですが、メンバーの打ち合わせがほとんどなしで演奏されたのでしょうね。無茶苦茶な演奏ですが、それでもなんかいいんだよなぁ。
2曲目の「ウェル、ユー・ニードント」の無茶苦茶ぶりは有名な話ですが、収録曲以外でも、ブレーキーが1時間遅刻して、1曲録音したら、モンクがピアノを弾きながら眠ってしまい、ブレーキーが必至に起こす声までも録音されてしまったとか、
それでも、ホーキンスとコルトレーンの音を聴いて「ほんとに同じ楽器かよ」なんて思ったり、二人のまわりでペナペナ鳴いてるジジ・グライスも面白い、ただ、ソロを聴くとホーキンスとグライスは過去の人になってますね。モンクは相変わらずだし、19世紀の賛美歌で始まるっていうのも、このメンバーにはいいかな、なんちゃってね。

ところで、この賛美歌もモンク作だって知ってました?
もちろん、セロニアス・モンクではなく、ウィリアム・H・モンクという人の作品だそうであります。

MONK'S MUSIC
1957年6月26日
THELONIOUS MONK(p) RAY COPELAND(tp) GIGI GRYVE(as) COLEMAN HAWKINS(ts) JOHN COLTRANE(ts) WILBUR WARE(b) ART BLAKEY(ds)
1.ABIDE WITH ME
2.WELL, YOU NEEDN'T
3.RUBY, MY DEAR
4.OFF MINOR
5.EPISTROPHY
6.CREPUSCULE WITH NELLIE


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2 コメント

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ウフフマンさん (バブ)
2006-01-13 22:11:23
ともかく、命がどうこうという状態では無いようなので、一安心です。



>変人好みのアルバムでありましょうか?(笑)



そうです、私は変人です。ちなみに変態ではありません。(笑)
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お店の再開が楽しみですね! (ウフフマン)
2006-01-12 23:28:10
例のマスターの消息が分かり、よかったですね。体調不良で救急車で運ばれたとか。今は自宅療養なら、近い内にバーも再開されるかもしれないですね。楽しみですね。経済的な問題ではなかったようで。「モンクス・ミュージック」は四人のホーンの纏まりとモンクの無茶苦茶さが変に良かったりしますね。変人好みのアルバムでありましょうか?(笑)
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