JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

「おれのうた」?

2011年01月05日 | s-u

あっという間に三が日も過ぎ、正常モードに切り替えねばいけません。とはいっても私の場合三が日らしく過ごしたのは2日一日だけですから、まっ簡単ちゃ簡単なんですけどね。
「それを言うなら、一年中三が日みたいに過ごしてるから、でしょ」
まぁ、そうとも言えます。(笑)

その三が日、大雪やら停電で明けた日本海側の地域には、まったくもって申し訳ないくらいの好天気で、暖房も無しに『箱根駅伝』を観戦できるこのあたりの季候にも感謝した三日間でありました。

「つまんねぇ番組ばっかだなぁ・・・・昔はもう少し面白かったような気がすんけど」
元旦に配達された新聞の三が日分テレビ欄を見ながら母がそんなことを言っていました。
そういえば私も『箱根駅伝』以外、ほとんどテレビを見ずに過ごしましたねぇ・・・
みなさんは正月特番で何か面白い番組をご覧になりましたか?
子供たちが小さかった頃は、新聞があるのにわざわざテレビ雑誌を買わされて、
「これとこれは録画でぇ、これとこれは見てぇ・・・」
なんてやらされましたけど、今じゃチェックする気すら起きません。

いや、もとい、一番組だけ録画しました。NHKの「愛されて50年・みんなのうた新春スペシャル!」という番組です。
ずっと以前ですが『まっくら森の歌』という谷山浩子さんの歌を紹介したことがあったのですが、覚えていらっしゃるでしょうか?あの素敵な歌もまた「みんなのうた」で流れていた一曲でありました。
もちろん私は「みんなのうた」を常にチェックするといったマニアではありません。それでも、自分が小さかった頃、子供たちが小さかった頃、「みんなのうた」で流れていたいくつかの曲が、みょうに耳に残っているのです。

 ♪パンパンパンパン パンパンパンパカパンパン パンパンパン
  パンパンパンパン パンパンパンパカパンパンパン・・・♪
とか
 ♪・・・その名も高き トレロ・カモミロ男の中の男だけど・・・♪
とか
ちょっと、出だしを聴けばダダダダーっと歌えるみたいな(笑)

みなさんにも何曲か「みんなのうた」にそれぞれのそんな名曲があるんじゃないかと思うのですがいかがでしょ?
「みんなのうた」がいつの間にか「おれのうた」あるでしょ?

そんな想いでこの「愛されて50年・みんなのうた新春スペシャル!」を見たら、私はそれなりに楽しむことが出来ました。
できるなら、「余計な解説はほどほどにより多くの曲をフルで聴きたかったな」との不満は残りましたけどね。(笑)

今年は「みんなのうた」50周年ということで、まだまだいくつかの企画があるようです。興味があればチェックなさってみてはいかがでしょうか。

さて、今日の一枚は、ビリー・テイラー博士です。
司会者(WLIB放送のジャズ番組やニューポート・ジャズフェスなどでも)としても、また、ニューヨーク・ジャズ・レパートリー・カンパニーの音楽監督も世界ジャズ協会の理事としても活躍し、マサチューセッツ大学の博士号も持っているというビリー・・・・・
これは以前も紹介しましたね、それほどのピアニストなのに日本ではイマイチ知名度が低いのは何故なんでしょうか?
哀愁がない?人間味が薄い?なんとなく優等生?上品すぎる?そんな理由からなんでしょうかねぇ?

以前紹介した「MY FAIR LADY LOVES JAZZ」なんかを聴くと私もじゃっかんそんな不満もわからなくはないんでありますが、あれはほら、クインシーのビッグバンドをバックにという特殊な状況下でありますから。
そのてん、純粋なトリオ演奏となると彼のその上品さが大きな魅力となるわけです。

今日のアルバムは、タイトルどおりハーレムでのライブ盤でありますから、その上品さがウケたかどうかはわかりません。
ただ、我が部屋はハーレムじゃありませんから(違った意味でハーレムは憧れですが、笑)、レコードで聴くぶんには何ら問題がないわけで、なかなかよろしいピアノ・トリオではないかと思います。

ちなみに、ステレオ盤で紹介しておきながらなんなんですが、レコードを購入される際は、できればオリジナルモノラル盤でお買い求めいただくことをお勧めします。

UPTOWN / BILLY TAYLOR
1960年2月4日録音
BILLY TAYLOR(p) HENRY GRIMES(b) RAY MOSCA (ds)

1.LA PETITE MAMBO
2.JORDU
3.JUST THE THOUGHT OF YOU
4.SOUL SISTERS
5.MOANIN'
6.WARM BLUE STREAM
7.BIDDY'S BEAT
8.CU-BLU
9.'S WONDERFULL



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