『令和』初日はどんよりした曇り空です。
みなさんお久しぶりです。 「こんな長い間バブは何をしていたんだ?」 そう思って下さった方がもしいらしたとしたら 「本当にありがとうございます。」 まっほとんどの方が興味ないでしょうけどね。
じつはこの間、お目々を少々患いまして、PCを極力見ないよう心がけるという事になり、その期間を終えても一度止めてしまったことをやり直す事も出来ず、えぇえぇお目々もまだ完全に癒えてはおりませんしね、はい。 そんなことです。
「ほんじゃ何で今さら?」 ごもっともでございます。 『平成』も終え新しい年号『令和』を迎えたわけでございますし、私も先月17日をもちましてめでたく(?)還暦を迎えましてね、
還暦と言えば生まれ変わり、無理しない範囲でブログを再開してみようかなぁみたいな?(笑) そして原点に戻り、何回かに一回はJAZZのお話でもしてみようかなんても思い立ったと(何回かに一回って、依然とかわんねぇんじゃね?)
さっそく第一回めのJAZZ噺を・・・・ っと思ったんですが、まずは私がJAZZを聴く環境の変化をお話ししましょう。
以前の我がログをご覧いただいていた方はご存じとは思いますけど、JAZZの音源を多少なりとも手元に持っております。 それも世間の早すぎる変遷に振り回されているとでも申しましょうか、レコードやテープ、CDにMD、ビデオテープにDVDやらブルーレイやら・・・・ 以前これらを何とか統一デジタル音としてCD化しようとの試みをしたこともお話ししたことがありましたね。 ほぼほぼCD化には成功したんですけど・・・・・ 時代の流れはさらに速い
きっかけは「苦労してデジタル化したんならバックアップを取っておこう」ってね。つまりは暇つぶしのようなもんです。 3TBのハードディスクを購入して音質を落とさないようにバックアップを行いました。思った以上に時間はかかりましたけど3TBもあると全部バックアップを取っても余り大、
「あれだけ部屋を占領しているCDがこんなちっぽけな箱に収まってしまうんかぁ~~い!・・・・」(何だか虚しい。)
すると今度は、
「きちんとバックアップされているか検証せねば」
なかなか使い勝手が良いと教えてもらったフリーの音楽ブレーヤー『MusicBee』をダウンロードして自前のステレオで聴いてみました。
「あれ?自宅で聴く分には十分な音ジャネェ?それにCD入れ替える必要もなく、聴きたい曲ごとに順番に聴けたりして・・・・便利だわぁ」
さらに・・・・・ んなもんを買ってしまいました。 これがねぇこんなチッポケでクソ安いくせに、部屋で聴く音量なら我が家のオーディオと遜色ないのでありまして・・・・・(何だかそれも虚しい。)
そんなわけで、最近どんな音楽ソースで聴いているかというと、
「一にPC二にレコード・・・・・あれ?CDほとんど聴いてねぇジャン」
これぞまさに「本末転倒」だったりして(チャンチャン)
と、そんな環境で聴きつつ、次回からは難しいJAZZ本では理解できない方への『バブが語るJAZZの歴史』みたなんを三回に一回ぐらい?ずつ進めていこうかと思っとります。
てなわけで『今日の一枚』は・・・・これは続けさせていただきます。 なんといっても『○○感激!』のトレーンでしょ
昨年「大発見!コルトレーン未発表スタジオ録音」とちょっと話題になった一枚です。 米国インパルス・レーベルに録音の記録には残っていたものの、マスターテープがどこにも存在せず、長らく“謎”といわれていた音源です。 マスターテープが不明なのに(おそらく処分されたと言われておりますが)、なんで音源が出てきたの? 出所はナイーマでしたねぇ、アリスじゃないってぇのが私ゃ好きですけど(笑) マスターテープと同時に録音されたリファレンステープをコルトレーンは妻に渡していたんでありますなぁ
さても内容ですが 1963年3月6日録音ですから、アルバムでいうと「INNER MAN」と「COLTRANE」の間の録音ということになりますですかね。黄金のカルテット中期ってとこですか。では期待通りのアルバムであるのか?
「う~~~~ん」(笑)
どうにも全体的に煮え切らない感が私にはしてしまうのは何故でしょうか? まっ時期が時期だけにトレーン自身に迷いがあったのかも知れません。 とはいえ、他の人の下手な演奏と比べる比では無いと・・・・失礼 「超感激」はしなくとも、いくぶん短めのソロも私の耳には心地良いのであります。
BOTH DIRECTIONS AT ONCE : The Lost Album Deluxe / JOHN COLTRANE
1963年3月6日録音
JOHN COLTRANE(ts) McCOY TYNER(p) JIMMY GARRISON(b) ELVIN JONES(ds)
Disc 1
1.Untitled Original 11383
2.Nature Boy
3.Untitled Original 11386 (Take 1)
4.Vilia
5.Impressions
6.Slow Blues 7.One Up, One Down
Disc 2
1.Vilia (Take 5)
2.Impressions (Take 1)
3.Impressions (Take 2)
4.Impressions (Take 4)
5.Untitled Original 11386 (Take 2)
6.Untitled Original 11386 (Take 5)
7.One Up, One Down (Take 6)
追伸、 お目々がどうあれ、下手な料理は続けておりました。