JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

B面がイイ

2016年11月01日 | g-i

「今年はコタツ出そうか?」

我が家は暑がりが多いのもありますけど、「冬場でもストーブ一つで十分暖かい」てな事を以前申したごとく、ここ何年も(ん?何十年?)コタツを出した記憶がありません。
しかし、こう急に寒くなると「コタツもエエねぇ」てな気分もおきようてもんです。
まっ、そう言いつつ最終的には出さないまま冬を越すんでしょうけどね。

それにしても最近のコタツてぇのはオシャレでありますねぇ
「夏はテーブル、冬はコタツのツーウェイ」
なんてぇのはあたりまえ、椅子でも使えたり、洋間のリビングでもOK、なんてね、ちょっと見コタツとは思えない代物ばかりです。

「そのへんに関しちゃ、オレなんざぁ昔っから最先端を行ってたね」
「あら?どうして?」
「だって、夏も冬も部屋のテーブルはコタツだったもん」

そんなアホはほっといて(笑)
昔のコタツで何が良かったって、そりぁコタツ板のB面でしょ
緑や青のフェルトみたいなんが張ってあった、あのB面ですよ、ねぇ
これがじつに便利だった


こんな感じのコタツでした(もっとボロだったけど)

ある時は麻雀卓、またある時はポーカーテーブルやカジノテーブル、ボードゲームやるにも何故か板を裏返ししたりして
「やっぱ花札は座布団か?」
なんて、わけの分からんことも言っとりましたが
あのB面が、ビリヤードは無理としても、ほとんどのゲーム会場へとちんけな6畳の部屋を変身させてくれたのでありました。

今思えば、真四角で適当な大きさってぇのが良かったんですよねぇ、何処に座っても変わらぬ距離感、それでいて相手の手が見えるわけでも無い、近からず遠からず、まぁ特に麻雀の場合、長方形や丸じゃいけませんもんね。

テレビゲームやスマホゲーム全盛の今、あの何とも言えない楽しさが懐かしい。

「冬場は、布団の中でもちょっとしたゲームがあったりしね」
寒い寒いと凍えた手をコタツの中に入れると、出したときには何故かつねられたような傷
「慌ててヒーター触っちゃったよぉ」
なんちゃってね。
「ハイハイ」

さて、今日の一枚は、ジョニー・グリフィンです。
が、前々から言っとりますよねぇ、「私ゃどうにも+ストリングスてぇのは・・・」って、このアルバムも好んで聴いたことはありませんでした。

まっ内容は、レディーが得意だった曲をストリングスとブラスをバックにグリフィンが奏でるというもんでありまして
「歳も行ったし、素直に聴けば大丈夫なんじゃね?」
てな感じで久々に聴いたんですが・・・・
いやいや、デカイのをバックにしてもグリフィンはグリフィンなんですよ
でもねぇ・・・・やっぱ
「なにもデカイのバックにしてグリフィン聴かなくても・・・」
とはなりますね。

「同じ61年なら「BLUES UP & DOWN」を聴きゃ良かった。」と、何処かで思っとります。(反省・・笑)

WHITE GARDENIA / JOHNNY GRIFFIN
1961年7月13,14,17録音
JOHNNY GRIFFIN(ts)
Clark Terry(flh, tp) Jimmy Cleveland, Paul Faulise, Urbie Green(tb) Ray Alonge(frh) immy Jones(p) Barry Galbraith(g) Ron Carter(b) Ben Riley(d) + strings

1.GLOOMY SUNDAY
2.THAT OLD DEVIL CALLED LOVE
3.WHITE GARDENIA LIS
4.GOD BLESS THE CHILD
5.DETOUR A HEAD
6.GOOD MORNING, HEARTACHE
7.DON'T EXPLAIN
8.TRAVELIN' LIGHT
9.NO MORE
10.LEFT ALONE