今日も冬晴れ(?)、スキー場では心待ちにしているまとまった雪が未だ降らず、頭を抱えているようですけど、スキーが趣味の姉夫婦は、今から毎年夫婦で行くスキー旅行の心配をしています・・・・脳天気や(笑)
さても冬至の今日(正確には昨日?)、私はお休み、午前中は正月用の練り物なんぞを親戚に送り、我が家の正月用にと酒を仕入れてまいりました。
今年は、福島市唯一の酒蔵金水晶酒造店さんの『純米金水晶』にしてみました。
正月用ですから、もちろん今日は飲みませんよ・・・・・
ところで、みなさんはゆず湯に入りました?冬至南瓜は?
我が家は、母がゆずに肌が負けるということで、ゆず湯はペケだったものの、冬至南瓜は、叔母が送ってくれましたので・・・
「作ってね」
「はぁ~~?おれがぁ?」
作りましたよ(作ったというほど手間ではありませんでしたが)
しかしねぇ、私が甘いものて・・・自分がよう喰わんものを作らされるというのは、味見をすることすらためらうわけですから出来上がりの保証などあるわけも無く。
「どう?」
「ああ、美味いよ」
そっと胸をなで下ろしたのでありました。
「冬至南瓜作ったんだからさぁ、オレも一つイイ思いしてもえがんべ?」
と、純米金水晶の栓をキュキュッと
いやいやいやいや、もちろん正月用ですから一杯だけね
「あれ?何でブリの刺身があるわけ?」
どうせ最初から飲むつもりでいたんだろうと疑ってるわけで・・・・
「ごめんなさい。許して!正月用というのは言い訳で・・・あっでもほんと一杯だけにして、後はいつもの安酒で済ますからさぁ」
美味しゅうございましたよ、ええ、ブリの脂にもマッチして、日本酒本来の臭いもするし、もう少しドンという力強さがあってもいいかな?なんても思いましたが、私が普段飲用している安酒に比べりゃアンタ、「月とすっぽん」「天と地」「雲と泥」「提灯と釣鐘」・・そんなとこですよ。
「もう一杯だけ・・・・」
ペシ!
問屋が卸すのは、いつもの安酒でありましたとさ、チャンチャン。
さて、今日の一枚は、ソニー・スティットです。
絶頂期の一枚ですねぇ、一音一音に自信がみなぎっている感じがします。
アルトにこれほどの図太さがあるのか?
音だけでは無く、気持ちそのものが図太い?
そんな感じでしょうか。
これだけグイグイ来られると、どことなくイヤミな感じもするものですけど、それはありませんねぇ
まぁ、スティットの名盤の一つと言えると、私は思います。
SONNY STITT WITH THE NEW YORKERS
1957年6月28日録音
SONNY STITT(as) HANK JONES(p) WENDELL MARSHALL(b) SHADOW WILSO (ds)
1.THE BEST THINGS IN LIFE ARE FREE
2.ENGOS , THE BLOOS
3.IT MIGHT AS WELL BE SPRING
4.CHEROKEE
5.I DIDN'T KNOW WHAT TIME IT WAS
6.BODY AND SOUL
7.PEOPLE WILL SAY WE'RE IN LOVE
8.BLOOSEY
9.BIRD'S EYE
追伸、
福井県の西川一誠知事が、高浜原発3、4号機の再稼働に同意したようでありますが、この「原発再稼働」という文言を聞くだけで、私はじつに腹立たしく、吐き気すら覚えます。
喉元過ぎればOKなんでしょうか?
すでに福島は忘れられているのでしょうか?
いや、風評だけは残っていますから、不の福島は忘れられていないのでしょう。
先日、森林地帯の除染は行わない政府の方針が示されました。
福島第一原発の廃炉作業は続けられているものの、未だいつ終了できるかも分かりません。
ここに至って福島第二原発の廃炉の明言も無く、原発事故の恐ろしさを知る者だけが、届かぬ声を上げているだけです。
まるで広島、長崎の市民が原爆反対をいかに訴えようとも、世界はそれを聞き入れない・・・
まさに福島の現状を訴えようとも再稼働を勧めるその姿に同じジレンマを感じます。
どうぞ、福島の現状を教訓として下さい。さもなくば悲劇はまた繰り返されると私は思います。