JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

死神に手を貸すな

2015年04月28日 | m-o

突然の夏、こうなってくると寒暖差が比較的小さい我が地域は「さすが季候がイイねぇ」となるわけですねぇ。
ただし、そこで住んでいると実感が伴いにくいという事はありますが・・・いわゆる麻痺ですかね。

麻痺と言えば、
千葉の生き埋め?ありゃなんですか?完全に思考回路が何処か麻痺しておりますなぁ、というか、麻痺していて欲しい?だって正常でアンナンやらかす若者が増えてきたらまさに世も末ですって。
先日の川崎の事件といい、今回の千葉の事件といい・・・なんだかなぁ
ほんとやるせない

やるせないと言えば、
ネパールの大地震。
とんでもなく多くの死傷者が出てしまい、さらにその数は増えていくのでしょう。
余震に恐怖する人々の姿を見ると、あの3.11に庭の真ん中で小さくうずくまっていた母の姿を思い出します。
戦争への荷担はぜったいに許せませんが、救出、復旧への支援は大いにやっていただきたいし、今こそ地震国日本の底力を示すべき時でしょう。早く現地に入れると良いのですがねぇ
一人でも多くの人命が救われることを祈っております。

人命と言えば、
オダギリジョーさんの息子さんがお亡くなりになりましたねぇ、一歳ですかぁ・・・・・
おそらくはご両親とも自分を責めていらっしゃることでしょう。言葉もありません。


庭のツツジがこの陽気に慌てて咲き始めました。

とまぁ、『命』というものは、いつ何処でどうなってしまうのか分からないものです。
誰しもが、ろうそくの炎のごとく、静かに消えていくことを望みますけど、実際は「死神それを許さず」てぇのが多数ですよね。
人間、いずれは死を迎えなくてはいけません。ただそれがどういう原因で迎えることになるかは、死神のさじ加減一つということです。

だからこそ、千葉や川崎の若者に、何処ぞで聖戦と称して訳の分からんことをやっている輩に、正義を語って戦争に荷担しようとしている輩に、
「死神に手を貸す愚かさを知れ!」
と、そんな事を言いたいバブ君でありました。

てなことで、『料理当番、本日の一品』です。

 

日曜日はどうしても日本酒が飲みたくなって、こんなんを作ってみました。はんぺんの肉詰め&納豆詰め焼きです。
まっそれに「これさえあれば飯が食える」と母が言い張るニシン出汁の煮物。

お弁当はこんなんでした。

さて、今日の一枚は、大好きなモンクです。
もちろん紹介済みの一枚ですが、何度も言うとおり私はモンクのソロ演奏が大好物なんであります。

若い頃はモンク好きということに対して、「お前やっぱ変わってるよなぁ」てな誹謗中傷(笑)を宣った友人も多かったのですよ。というか、ジャズを聴くそれ自体が変わり者みたいな感はありましたけどね。(大笑)

モンクのソロは、やはり好きなフィニアス・ニューボーンJr.やレイ・ブライアント、ダラー・ブラントのソロに比べ派手さが全く無く、さりとてキース・ジャレットみたいな感じもさらに無く、マル・ウォルドロンのようなドロ~~ン感も無く、ジョン・ルイスやサー・ローランドみたいでも無い、
モンクだけのあの演奏には、ホワホワっと包んでくれる優しさを感じたり、何かを語りかけてくる説得力があったり、何処か懐かしさがあったり・・・・エエんですよねぇ(笑)

私にとってソロピアノのベストはセロニアス・モンク、あなたですよ。(笑)

THELONIOUS ALONE IN SAN FRANCISCO / THELONIOUS MONK
1959年10月21日22日
THELONIOUS MONK(p)

1.BLUE MONK
2.RUBY,MY DEAR
3.ROUND LIGHTS
4.EVERYTHING HAPPENS TO ME
5.YOU TOOK THE WORDS RIGHT OUT OF MY HEART
6.BLUEHAWK
7.PANNONICA
8.REMEMBER
9.THERE'S DANGER IN YOUR EYES, CHERIE
10.REFLECTIONS