JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

二階の女が気にかかる

2015年04月06日 | s-u

二階の女が気になるのも一時、ハッと気付けば消えてしまう、一年経てばまた逢えるとはいえ、ついつい後追いしたくなるような、そんな女・・・・

えっ?なんの話かって?
そりゃア~タ、「二階(貝)の女が気(木)になる」といえば、『櫻』に決まっておりまんがな
このあたりの二階の女も、今日明日が盛り、まさにアラフォー?といったところでしょうかねぇ、
「二十、三十なんざぁしょんべんくせぇ!」
散り始め間近、一輪二輪ソジたりして・・・そこがまたたまらんのよって、なんのこっちゃ(笑)

『パソコン教室もどき』でお付き合いのあるご近所さんは、先週末、お孫さんの誕生会で上京されまして、息子さんご夫婦のお宅が渋谷、目黒川の近くだということで、『目黒のさんま』ならぬ『目黒川の二階女』をちょっとだけ楽しみに行かれたそうですが、
「残念ながら、もう私と同じ婆~になっちゃってた」
と、そんな様子だったようです。

「目黒川近辺で、ちょっと変わったようなお土産ってあるかしらねぇ?」
先々週の『パソコン教室もどき』で、そんなことをおっしゃるので
「MTさん、そういう時こそ『パソコン検索』ですよ。」
てんで、いろんな物を検索いたしまして、
「あらま、この店の住所は、たぶん息子の家の近くだよ」

 
柿の木坂 キャトル「うふプリン」ちゅう代物です。

ご帰宅早々、我が家にも届きました。

まっ「花より団子」とは言いますが、私的には団子より、見頃のピンク・アラフォーより、もっと何年も成熟して、アルコール臭とスモーク臭漂う琥珀色の婆ぁのほうが・・・・
んっんっ、頂き物に文句を言っちゃいけません。

「あらま、面白いプリン」
と、「プリンはちょっとだけ苦手」の母が満足そうでしたから、よろしいんじゃないでしょうか(笑)

てなことで、『料理当番、本日の一品』です。

今週も手がかかっておりませんねぇ(笑)
鯛カマの塩焼きに豚汁、箸休めは厚揚げと小松菜のごま油炒めです。でもね、手がかかっちゃいないとはいえ、日本酒にはこういうんがエエんですよ。

弁当は相変わらずです。

さて、今日の一枚は、マーシャル・ソラールです。
フランス(とは言っても、北アフリカ,アルジェの生まれだそうですが)を代表するピアニスト、マーシャルのアメリカ初録音盤であります。
このログに彼の名が出たのはいつ?いやひょっとして無い?
いや、あったあった、リー・コニッツの「EUROPEAN EPISODE」で一度紹介しましたねぇ

マーシャルのピアノは、やはりアメリカもんとは一線を画すように思います。それが、コニッツをも立ち直らせたヨーロッパの深い伝統なんでしょうか?

先日「ヨーロッパ・レーベルは・・・・」てな話をしましたが、ヨーロッパの伝統を侮ってはイカンのでありまして、
えっ?そんなことはとうに承知だって?まぁまぁ
ともかく、アメリカのそれより品がイイ感じは私でも思うところです。
そして、それがマーシャルの独特感であり、アメリカンミュージシャン従えようとそれは変わらない、そこがこのアルバムの聴き所であると思います。

ただね、私の所有盤はCDでありまして、
一言言わせていただければ、LP(A面がジャンゴの「CLOUDS」, そして「SUITE POUR UNE FRISE」といった、いかにもヨーロッパ調、B面はまさにスタンダード集みたいな)良いんであって、CDは曲が多すぎる・・・そう思うのであります。

AT NEWPORT '63 / MARTIAL SOLAL
1963年7月11,15,16日録音
MARTIAL SOLAL(p) TEDDY KOTICK(b) PAUL MOTIAN(ds)

1.POINCIANA (THE SONG OF THE TREE)
2.CLOUDS (NUAGES)
3.SUITE POUR UNE FRISE
4.STELLA BY STARLIGHT
5.WHAT IS THIS THINGS CALLED LOVE
6.'ROUND MIDNIGHT
7.BOPLICITY
8.ALL GOD'S CHILLUN GOT RHYTHM