突然の冬の到来にいささか困惑気味でありますが、皆様方には風邪などおめしになってはおられませんでしょうか?
「○○、ほらな、灯油買ってきておいてよかったろ」
先日から灯油灯油とうるさい家人に重い腰を上げた私は、日曜日に近くのホームセンターまで灯油を買いに行ってきたのでした。
途中、銀杏の色づきを見ようと、震災時にトイレ用の水で大変お世話になった公園へ寄り道。
どうも今年は例年より色づきが悪い、というより綺麗さに欠けるようにも思いましたけど、これもまた変な天候のせいでしょう。
私的には、じゅうぶん秋を感じる光景でありました。
「短い時間ではあったけど秋も感じたし、早いとこ(灯油を)買って帰らないと怒られるしな」
てことで、車に乗り込むと
「ん?んんんんん?・・・・臭い」
『出物腫れ物ところかまわず』
私なんざぁ何処でも平気で屁をこく無礼者ではありますが、この時は全く身に覚えがない・・・・
そうです、ギンナンの仕業でありますよ。靴の底にしっかりへばりついておりまして
「まったくもう、臭っせぇなぁ!」
『他人に厳しく、自分に優しい』
私のモットウでありますから、この臭いには耐えられない。
あわてて車から降りて臭いの元を除去いたしましたが、ギンナンの臭いてぇもんは私の屁の比じゃございやせん、
「まだ臭せぇよ。」
「灯油二缶お願いします。」
ホームセンターに着いても、どことなく車中はギンナン臭い、そこに灯油缶二つを積んで走り出しますってぇと・・・・
「何だよ!この臭い!」
ご想像ください、ギンナンと灯油の合わさった臭い・・・・分かりますかねぇ(笑)
さらに、途中コンビニに回りいつもの珈琲を買うと、ギンナンと灯油と珈琲・・・
もういいですね。(笑)
まっ、その臭いも昨日今日の車中ではすでに気にならなくなっておりましたのでエエんですけどね。
「ギンナンのせいにして、ほんとはバブの出物だったりして・・・」
「ちゃうちゃう、オナラじゃないのよオナラじゃ、信じて」
てなバカ噺をかましたところで、『料理当番、本日の一品』です。
日曜日の晩は、夕べほど寒くはなかったのですが、珍しく燗酒が飲みたくなりまして、私はこれ一つで十分でありました。秋刀魚のなめろうです。
秋刀魚のなめろうは鰺のそれより生臭さがさらに無いように感じますが、この時期だけの物ですので皆様もお試しあれ
家人には無理矢理ナメタガレイの煮付けを、それに変形バリサラ(いつもは、ツナマヨに砕いたポテチだけを入れるのですが、この日はキュウリとタマネギを加えてみました。)です。
さて、今日の一枚は、ビル・エバンス、そしてジム・ホールの名盤ですね、もちろん以前紹介済みです。
こんな一枚を聴きながら、急に吹き始めた木枯らしにゆれる紅葉を愛でるなんぞも、それはそれでよろしいんじゃなかろうかと・・・・・(笑)
ほら、「MY FUNNY VALENTIN」の途中盛り上がって来て、ジム・ホールのギターでス~~~~っとエンディング、そんでもって「I HEAR A RHAPSODY」、「DREAM GYPSY」と続く静かな語りのような雰囲気、晩秋を迎えるその心に合っとるでしょ
UNDERCURRENT
1962年4月24日,5月14日録音
BILL EVANS(p) JIM HALL(g)
1.MY FUNNY VALENTINE
2.I HEAR A RHAPSODY
3.DREAM GYPSY
4.ROMAIN
5.SKATING IN CENTRAL PARK
6.DARN THAT DREAM
おまけ、
先週の『土曜弁当』も写真を撮っておったので、見てやってつかぁさい。