JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

かげくらき月の細道

2013年01月06日 | d-f

  かげくらき月の ひかりをたよりにて しずかにたどれ のべの細道

毎年の事ながら遅めの初詣です。去年までと違うのは、地区の氏神ではなくちょっとだけ足を伸ばして、街中に一番近い飯野八幡神社に詣でてみたこと。

「三が日も過ぎたし、そうそう混んじゃないだろう」てんで行ったんですが、駐車場はいっぱい、そこそこ混んでるじゃありませんか。
「???????」

「なぁ~~~んだ、奉納出初めで混んでたんジャン」
と文句を言いつつも、思わぬ出初めのお出迎えになんとなく得をしたような気がして、
「こりゃお詣り後のおみくじは、いい目(?)が出るかもしれないよ。」

  

てなことでお詣りを済ませ、境内をツラっとながめた後でおみくじを引きました。
「大吉、大吉、大吉、だい・・・・」

「なんじゃいな末吉ジャ~~~ン」
ということで、冒頭の句であります。
これによると今年はおとなしくしてなくちゃイカンそうですが、
「去年だってけっこうおとなしくしてたよ・・・いつまでおとなしくしてりゃエエんじゃい、もう歳なのに・・・・・・・」

ところで、以前お話しした『出会いの夢』から未だ素敵な方に巡り逢っていない私、
「恋愛はどうよ?」
恋愛:良い人ですが危ない
「??????これってどういう意味?巡り逢っても危ない人????ねぇねぇどういう意味?」
「まぁいい、男はやっぱ仕事でしょ、」
商売:俄に下る事あり
「え~~~~?これ以上下ってどうすんのん?なんか良いこと書いてあるとこないのおぉ?」
学問:安心して勉学せよ
出産:安し
「って、関係ねぇジャン!」

おみくじの結果はともあれ、しっかり拝んでまいりましたからね、まっ良い一年になるでしょう、なるといいな、なるかなぁ・・・・なってちょうだい!

さて、今日の一枚は、アート・ファーマーです。
いわゆる60年代ファーマーのアトランティック三部作の一枚です。
ジャズテットなんかでのファーマートとは全く違うファーマーなんでありますが、以前も言ったでしょうかねぇ、私はここらあたりのファーマーがいたって好きでありまして、ときおり聴きたくなるんです。
明日は七草粥で贅沢した胃を休ませる日でありますけど、ファーマーのフリューゲルは私にとってまさに『意』を休ませる七草粥的効果があるのかもしれません。

ともかく、リズムセッションも含め、私は良いアルバムだと思っている一枚です。

SING ME SOFTLY OF THE BLUES / ART FARMER
1965年3月16,30日録音
ART FARMER(flh) STEVE KUHN(p) STEVE SWALLOW(b) PETE LaROCA(ds)

1.SING ME SOFTLY OF THE BLUES
2.AD INFINITUM
3.PETITE BELLE
4.TEARS
5.I WAITED FOR YOU
6.ONE FOR MAJID