JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

袖すり合った仲間もイイ

2011年07月03日 | p-r

毎回毎回原発話か飲み話って、ほんと芸がないとはこのことでありまして、今日もまた飲み話・・・・・恐縮です。

先週の水曜日、はじめっからMさんのお店が終わった後飲みに行こうと思ってたんですが、その前にOークのママからメールが入りました。
「今日はMさんのお店は休みかい?久しぶりに焼き鳥でも食べに行くンべぇ」
「イヤイヤイヤイヤ、休みじゃないから」
それでもMさんのお店からOークに直行すると、いつものとおり
「まずはキリンラガーの瓶ビールね。」
・・・・・ところが、その後の
「バーボンかい?」
の言葉がない・・・・?????
「バブちゃん行くよ!」
「はぁ?何処へ?」
なんと、それから焼鳥屋さんへ行こうってんでして
「でも11時よ?遅いというか、店を閉めるには早いというか・・・・」
けっきょく店を閉めて焼鳥屋さんへ

じつはこれ、
「バブ、震災後みんな(Oークの常連さん)ほとんど会ってないじゃない。明後日、会おうかぁ、てなわけでさぁ、ほら、最近バブは水曜日か木曜日にしか来られないし、週に二回はキツイかなぁなんて思ってね。」
つまり、「久しぶりにみんなでO-クに集まろう」という話の中、私の懐を気にしてくれたらしいのです。
思えば、今年の三月会は予定日が3月の12日、そうあの震災の翌日だったんでありまして、もちろん中止、そんなこともあってみなさんにはご無沙汰しております。
「なになに、べつに金曜日に集まるから来いっていえば来たのに」
まっありがたい話です。でも、けっきょくその日も、2時過ぎまで飲んだんですけどね。(笑)

てなことで、金曜日はまたまたOークへ、震災後会えなかったMIさんやO君とも再会して、震災の時のこと、それ以降のこと、
「いやいや、こーしてあーしてこーなったわけよ・・・・・」
話は盛り上がりました。

残念だったのは、震災の被害を最も受けたHちゃんが顔を見せなかったことですが、まだみんなと飲むまでの気持ちの整理が出来ていないからでしょう。いずれ彼女もまた楽しく飲む日が来ると信じています。

ともかく、久しぶりの宴は午前3時まで続いたのでありました。
「袖すり合うも多生の縁」こうしてお店で知り合った仲間と楽しむ時間も、震災後の不安を和らげてくれる大切な時なのだと実感した一夜でした。

てなことで、今日は日曜日ですから『料理当番、本日の一品』です。

まずは、またしても「これを与えときゃ良いだろう」的発想で用意されたネギトロもどきを、今日は洋風に仕立ててみました。

もう一品は、焼き夏野菜?(ホワイトアスパラ、茄子、かぼちゃ)を、パン粉と粉チーズ、アーモンドスライス、パセリをバターで炒めたのといっしょに食べるという・・・・「これって何?」って代物です。

全体がちょっとだけ洋食っぽいんで、味噌汁もお休みしてスープを作ってみました。
中身は、キュウリ、茗荷、ハムのコンソメ仕立てです。けっこう好評でしたよ。

さて、今日の一枚は、デイブ・パイクです。
こう毎日暑いとねぇ、やっぱラテン系の音楽は耳に馴染むんでありまして、特に「NOT A TEAR」なんぞ聴いてるってぇと、どうして我がベットには(厳密には布団ね)このジャケットのような美女が寝そべっていないのかと寂しい思いもするわけで・・・・

そんなこたぁどうだっていい(笑)
パイクのリズム感というのは折り紙付きでありますが、ポコスコポコスコ奏でる前でもその才はいかんなく発揮しているとそう思えるアルバムです。

ブラス有りと無しの二つのセッションでなるこのアルバムは、どちらをとっても聴いているうちにおもわず身体が動いてしまう、つまりそれがラテンの魅力であり、夏らしさなんでありますが、こんなパイクもよろしいんじゃないでしょうかねぇ

ところで余談ですが、「MONTUNO ORITA」で入るボーカル?あれが「おり(れ)ダメだ、おりぃダメだ」って聞こえてしまうんですけど、これって空耳?

MANHATTAN LATIN / DAVE PIKE
1964年2月11日, 3月31日, 4月2日録音
DAVE PIKE(vib) CARLOS "PATATO" VALDES(conga) WILLIE BOBO(ds) DAVE BURNS (tp) [1-3,5,7,8,10] RAY COPELAND(flh)[1-3,5,7,8,10] CHICK COREA(p)[1-3,5,7,8,10] ISRAEL "CACHAO" LOPEZ(b)[1-3,5,7,8,10] JOSEPH GRIMALDI(fl)[1,8,10] HUBERT LAWS(piccolo,ts)[2,3,5,7,8,10] ROBERT THOMAS(perc)[2,5,7] DON FRIEDMAN(p)[4,6,9,11,12] ATTILA ZOLLER(g)[4,6,9,11,12] JACK SIX(b)[4,6,9,11,12]

1.BABY
2.QUE MAL ES QUERER
3.NOT A TEAR
4.MAMBO DINERO
5.MONTUNO ORITA
6.APHRODITE
7.LA PLAYA
8.LATIN BLUES
9.SOUTH SEAS
10.SANDUNGA
11.DREAM GARDEN
12.VIKKI