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JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

あたしゃすぐに迷い人

2008年09月02日 | d-f

今日は、昼休みに失礼いたします。

なんざんしょ、もうビックリというよりは、呆れてものも言えないってやつですか。
「パパ、ボクちゃんサミットだけはやったよ」って感じ?
お坊ちゃんに振り回されるのはもうたくさんだと思うのは私だけでしょうか?
いやいやいやいや、選挙もやらずに総理大臣が3人も選ばれるんですか?
何らかの形で国の代表を選べる他国に嫉妬を覚えるのは私だけでしょうか?
あれ?この前出来た改造内閣って国会もやらずに終わり?
まったくエコが叫ばれる折、無駄なエネルギーの浪費だと感じるのは私だけでしょうか?
「これでイイのだぁ~~!」って、おいおい、福田さんはバカボンのパパか

安倍さんの逃亡に「なんじゃそりぁ」と怒りましたが、福田さんまでも逃亡って、ねぇ。もう「次は誰なんてどうでもいいや」って感じです。
というか、どっちにしても期待できる政府は出来ないんだろうなぁというあきらめがあるんですね、それじゃいけないのは充分承知していますが、自分たちで選べない以上どうしようもないですもん。
福田さんって、去年、あれだけ党のみんなが押して選んだ人だったんですよねぇ、同じ面子が一年足らずでまた選ぶんでしょ、何に期待できます?
益々困窮する日々に苦しみ続けている庶民などおかまいなしだもんなぁ
あ~あ、党利党略だの自分守りだのそんな輩に全てを任せている我々は、お人好しの大バカ者だとなじられても仕方のない国民なのでありましょうかねぇ。

今日は、9月に入っての心境などツラツラと書こうと思っていたのに、なんだか全て吹っ飛んでしまいました。

学生の頃我々は、いわゆる『団塊の世代』のある意味「周りを蹴落としてでも・・・」というバイタリティーを受けた反動で、何をやってよいのか分からない、いややっても仕方がないという『シラケ世代』なんて呼ばれた時期がありました。
何をやるにしても小粒だと言われ、競争が無いぶん体力に欠ける、あきらめが早いなどとも言われました。
我々世代が悪いんでしょうかねぇ??????
あっそっか、安倍さんは1954年生まれ、福田さんは1936年生まれだから、『団塊の世代』からは微妙に外れてるっちゃ外れてんのか?つまり『シラケ世代』に近い?
「ちゃうちゃう、お坊ちゃんの苦労知らずだもん、もともと基礎体力があるわけ無いんだって」

 不安不安の このご時世を 誰か救っちゃ くれまいか
 足をすくって すってんころり そんな輩にゃ 救えまい
 ついて来いよと 袂を取って 離さず進む あなたなら
 やってくれると 思えるものを あたしゃすぐに 迷い人
                                                テケシャン

って、都々逸を気取ってる場合じゃないか。

さて、今日の一枚は、ビル・エバンスのソロ・アルバムです。

 To think that only yesterday
 I was cheerful, bright and gay
 Looking forward to
 who wouldn't do
 The role I was about to play ?
 But as if to knock me down
 Reality came around
 And without so much
 as a mere touch
 Cut me into little pieces
 Leaving me to doubt
 Talk about God in His mercy
 Who if He really does exist
 Why did He desert me ?
 In my hour of need
 I truly am indeed
 Alone again, naturally

おっと、これはギルバート・オサリバンの「ALONE AGAIN」でした。
なんだかね、英語の苦手な私ですが、この二番の歌詞が福田さんの心境に重なったりなんかして、シクシク・・・・・・(笑)

話を戻しましょう。
同じソロ・アルバム「ALONE」から7年、エバンスは再びソロアルバムを録音しました。
「ALONE」のときはピアノの多重録音という、私に言わせりゃ「ライブじゃ聴けねぇじゃん」みたいな実験的手法を持ち出したのですが、「再び」では「ライブもOK」のピアノ一本です。(笑)

そもそも、エバンスという人は、ソロをあまり好きな人ではなかったのだと思うんですよねぇ、いわゆる「他楽器とのインタープレー」にこそ彼の真髄が見えると私は信じています。
前作「ALINE」では自分自身とのインタープレーを試みた感がありますし、そういう意味で、ここではピアノ一本で何を表現しようとしたのか?
このアルバムには、かなりのテイクをかけたと聞いています。つまり、エバンス自体かなりの模索がそこにはあったのではないか?そしてその結論は出たのだろうか?なんてね。
あなたには、その模索と結論が聴こえますか?

正直に言います。私はこのアルバムより前作の「ALONE」を買います。
買いますが、14分近い「PEOPLE」なんぞ聴きますとね、それはそれで知らずうちに難しい顔をしながら聴き入ってたりするんですよねぇ
「いったい好きなんかい、嫌いなんかい!」
答えは「無し」でお願いします。(笑)

ALONE (AGAIN) / BILL EVANS
1975年12月16~18日録音
BILL EVANS(p)

1.THE TOUCH OF YOUR LIPS
2.IN YOUR OWN SWEET WAY
3.MAKE SOMEONE HAPPY
4.WHAT KIND OF FOOL AM I
5.PEOPLE