ファンならずとも、阪神タイガースの四番打者として、広島カープ時代からのフルイニングス出場を続けていた、鉄人金本知憲選手が一昨日の横浜戦のメンバー交換5分前に、先発出場を辞退し、連続ふるイニング出場の世界記録が、1492試合でストップした。
大阪ではなんとスポーツ紙の号外まで出る大ニュースとして取り上げられ、プロ野球の世界以外からも「惜しい!」との声や「お疲れさん」という労いの声も聞かれるほどの、当然の先発四番が突如として消えてしまったことで大騒ぎであった。
しかし、右肩の痛みがどれ程かは知る由もないが、連続試合出場は継続させるとのことで代打としては登場し、ファンの喝采を浴びたが惜しくもセカンドゴロで凡打に終わった。
月曜日の試合のない一日をはさんで、阪神ファンの本拠地、地元甲子園に帰って来ての広島戦も当然先発メンバーに四番、レフト金本のアナウンスとバックスクリーンの選手名掲示はなく、代わりに何と昨年までキャッチャーとして頑張ってきた狩野がスタメンから八番レフトに入って試合が始まり、なんと代役狩野が二度目の打席でセンターオーバーの見事なスリーラン本塁打を放ち、阪神タイガースは金本の先発出場なしで二連勝したのである。
ベンチにいた金本は先発下柳の代打としてやはり登場はしたが、力弱い打球のセンターフライに終わり、今日も快音は聞けなかったが、金本自身の表情はさばさばした感でベンチで戦況を見つめながら、笑顔さえこぼれるリラックスした表情が印象的であった。
真弓監督も一昨日の試合前に急に先発辞退の本人の要請を受けて、一時は説得し出る様に言ったらしいが、兄貴金本自身の決断は固く、前日の左翼での守備でまともに投球が出来なかった悔しさと無念さから、チームの勝利のためと先発辞退を申してで、自らの世界記録がストップしてしまったわけである。
やはりプロスポーツ選手としては、歯がゆい思いだったろうが、潔い決断というべき辞退であり、多くのファンは改めて「鉄人・金本」の偉大さとプロ選手としての魂、心と体のアンバランスに悩む主砲の葛藤と決断に拍手を送ったのである。
今日の広島戦は、元広島カープに所属していた金本や新井の古巣なので、少し複雑な気持ちもあったが、新四番に座った新井の二塁打を足がかりに桜井がタイムリーを放ち、その後に狩野が特大のスリーランを打って、試合を決めたので、金本の笑顔が見れたし、今後の彼の右肩だけでなく体の万全な回復へと日にちがかかるだろうが待ちたいと思う。
鉄人・金本とて四月の誕生日で42歳を迎えた中年のおっさんであり、球界最年長でいまだ現役を続けている西武ライオンズの工藤公康投手とて、実際のところは若手に対する準コーチ的役割で日々を過ごしていると思われるので、金本知憲選手にも、今後の活躍も期待しつつ、十分なる休養と体のチェック、治療もしていただきながら、将来の指導者としての役割、ひいては阪神タイガースの将来の監督への道を歩んでいただきたいと、一ファンとしては願っている。
大阪ではなんとスポーツ紙の号外まで出る大ニュースとして取り上げられ、プロ野球の世界以外からも「惜しい!」との声や「お疲れさん」という労いの声も聞かれるほどの、当然の先発四番が突如として消えてしまったことで大騒ぎであった。
しかし、右肩の痛みがどれ程かは知る由もないが、連続試合出場は継続させるとのことで代打としては登場し、ファンの喝采を浴びたが惜しくもセカンドゴロで凡打に終わった。
月曜日の試合のない一日をはさんで、阪神ファンの本拠地、地元甲子園に帰って来ての広島戦も当然先発メンバーに四番、レフト金本のアナウンスとバックスクリーンの選手名掲示はなく、代わりに何と昨年までキャッチャーとして頑張ってきた狩野がスタメンから八番レフトに入って試合が始まり、なんと代役狩野が二度目の打席でセンターオーバーの見事なスリーラン本塁打を放ち、阪神タイガースは金本の先発出場なしで二連勝したのである。
ベンチにいた金本は先発下柳の代打としてやはり登場はしたが、力弱い打球のセンターフライに終わり、今日も快音は聞けなかったが、金本自身の表情はさばさばした感でベンチで戦況を見つめながら、笑顔さえこぼれるリラックスした表情が印象的であった。
真弓監督も一昨日の試合前に急に先発辞退の本人の要請を受けて、一時は説得し出る様に言ったらしいが、兄貴金本自身の決断は固く、前日の左翼での守備でまともに投球が出来なかった悔しさと無念さから、チームの勝利のためと先発辞退を申してで、自らの世界記録がストップしてしまったわけである。
やはりプロスポーツ選手としては、歯がゆい思いだったろうが、潔い決断というべき辞退であり、多くのファンは改めて「鉄人・金本」の偉大さとプロ選手としての魂、心と体のアンバランスに悩む主砲の葛藤と決断に拍手を送ったのである。
今日の広島戦は、元広島カープに所属していた金本や新井の古巣なので、少し複雑な気持ちもあったが、新四番に座った新井の二塁打を足がかりに桜井がタイムリーを放ち、その後に狩野が特大のスリーランを打って、試合を決めたので、金本の笑顔が見れたし、今後の彼の右肩だけでなく体の万全な回復へと日にちがかかるだろうが待ちたいと思う。
鉄人・金本とて四月の誕生日で42歳を迎えた中年のおっさんであり、球界最年長でいまだ現役を続けている西武ライオンズの工藤公康投手とて、実際のところは若手に対する準コーチ的役割で日々を過ごしていると思われるので、金本知憲選手にも、今後の活躍も期待しつつ、十分なる休養と体のチェック、治療もしていただきながら、将来の指導者としての役割、ひいては阪神タイガースの将来の監督への道を歩んでいただきたいと、一ファンとしては願っている。