ガリバー通信

「自然・いのち・元気」をモットーに「ガリバー」が綴る、出逢い・自然・子ども・音楽・旅・料理・野球・政治・京田辺など。

似ている・・・!?

2010年04月10日 | 感じたこと
 人生長くやっていると、とにかく他人の顔が誰かによく似ていると思ってしまうことが度々ある。

 先日もテレビを観ていて、突然漫才コントコンビの「アンジャッシュ」の渡部が、私の10年来の40代の知人に似ていると再び思ったものだから、今日久しぶりに会った彼に、前から思っていたのだが、「アンジャッシュの渡部に似ているよ」と言ったのだが、彼はアンジャッシュという漫才コンビを全く知らない様なので、最近NHKの週一のサラリーマン向け番組にも出ている中堅どころのコンビだから、いい男だと告げて観てもらうことにした。

 しかし、彼自身は明日から再び仕事の関係でヨーロッパに戻るので、しばらくは自分に似ていると言われた「アンジャッシュ・渡部」の顔を見ることは難しいと思うが、奥さんが日本で子供さんたちと一緒に見て、果たして旦那さんに似ていると感じるかどうかは分からない。

 私自身の思い込みも強いのかもしれないが、たいていの初対面の方でも、どうしてもテレビや雑誌などで見たことのある著名人などに似ていると感じる人が多く、ついつい「貴方は○○さんに似ていますね。」と言ってしまうことが多いのである。

 うちの奥さんに言うと、「その似た人が嫌いな人もいるのだから、思っても言わない方がいい」と言うのだが、私はたいてい言ってしまうのである。

 今朝、八百屋でお会いした60代の奥さんに対しても、以前からフィギィアスケートをテレビで観戦するたびに「浅田真央ちゃん」に似ていると感じていたので、ついに「奥さんは浅田真央」に似てますねと言ってしまった。

 すると、その奥さんは「へぇー、そんなこと初めて言われた!」と嬉しそうに話されながら、「日記に書いておこうっと」と喜ばれたように感じた。

 続けて、「主人と会った頃は、あんな顔だったかも・・・」とまんざらではなさそうに微笑みを返されたので、「とっても良かった」と安堵の気持ちで言ってよかったと私も嬉しくなった。

 しかしである。自分自身が好きだったり、よーく知っていて好感が持てる人に確かに似ていると言われた場合は、「ちょっぴり嬉しくなる」かも知れないが、必ずしも好きな人や好感が持てる有名人ばかりではないので、たとえば「北野たけし」つまり「ビートたけし」に似ているとか「和田アキ子」に似ていますねと言われて、喜ぶ人は少ないだろうし、「よーく考えてからやはり言うべき」だろうと思う。

 今までにも「ドラえもん」や「ジャイアン」、また「スネ夫」に似ていると感じた人はいたが、言わなかったし、女性でも「しずかちゃん」や「あられちゃん」など可愛い感じのアニメの主人公ならいいが、キャラクターや動物に似ているというのも失礼な場合があるので、遠慮がちに言うか、言うのを慎みたいと思う。

 でも、やはり他人のそら似なのかもしれないが、世の中には「自分に似た人が三人はいる」というのが定説なので、たぶん自分自身も誰からかは「○○に似ている」と言われているのだろうと思うのである。

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする