二日連続で、お茶名を拝受された方に、引次の式をしました。
私は真のお点前を二度することになるので、
膝が耐えてくれるか心配でした。
何しろ30分以上のお点前ですので、あまり正座を長くしないようにと、
日々注意している身にとっては、頑張りどころです。
お点前の後は、許状をよみあげたり記念品をお渡ししたりと、
一時間ほど座っていたでしょうか。
何とか二日間無事に終わってホッとしています。
次の日から、お膝に「いいこだったわね。」と言いながら、ねぎらっていますよ。
式の前日、お家元から、喜寿のお祝いが届きました。
長年皆さんにお稽古をして差し上げたご褒美だと、ありがたくいただきました。
特別に織りあげた裂地の古帛紗でした。
次の日は、予約していた「足つぼマッサージ」に午後から出かけました。
責任を果たして、気持ちも楽になり、のんびりとしようと。
「足つぼ痛いわよ」と言われていたので、覚悟していましたが、
それなりの痛さは、これもご褒美と耐えられましたよ。
施術も体のためになりましたが、何よりお話しが心を癒してくれました。
自分の体をいたわることの大切さが身に沁みました。
そして、少しでも良い状態でいるための心の在り方や、
それを保つための心がけなど、なるほどと思いました。
都内の一時間ほどかかる場所ですが、しばらく続けてみようと思いました。
ついでに都内での予定もこなせますしね。
さて十月もあと一日。
明日の稽古が終わったら、いよいよ炉の準備をします。
そして11月に入ったら、日光へ行く予定があります。
日光は仕事でも、プライベートでも、飽きるほど何度も訪れていますが、
紅葉の頃は初めてです。
「スペーシアXに乗ってみたい」という私の希望に友人二人が応えてくれて、
始発のスペーシアに乗り、最終のスペーシアに又乗って、日帰りで行ってきます。
綺麗になった東照宮と、湯葉料理と、金谷ホテルのコーヒータイムくらいの、
のんびりとした日程です。
紅葉の季節ですし、外国人も多いと聞きますので、
お昼の湯葉料理のお店は、ちゃんと予約しました。
これも楽しみなご褒美です。
なにしろ、「自分を一番大切にしなさい。」と言われたのですもの。