「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

違和感もいつの間にか

2018年03月13日 | お茶三昧

お茶碗の銘は「あけぼの」とお答えの方が。
春らしく暖かな朝です。
「春は曙ですね。」
「そうですね。」
「春宵値千金もありますけど」
今頃の季節は人の心を浮き浮きと楽しくさせますね。
これで桜が咲いたら、その心も最高潮。

清水へ祇園をよぎる桜月夜こよひ逢ふひとみなうつくしき

これは又違う浮き浮きも潜んでいますが。

茶室の床に桜を使わないのは、
桜が人を酔わせるからという説もあるそうです。

最近茶花の勉強に通っています。
長年の自己流を少し洗練させたいと思ったからですが。
茶花に流儀はないといわれてきましたが、
それなりのこだわりの入れ方があるところを見ると、
それを流儀と言えなくもないですね。
初めは、今まで自分がしてきたこととの違いに、
どうも違和感がありました。
しかし一年経った今、
以前の入れ方が、自分が若いころに身に着けた、いわゆる華道の流儀に、
知らず知らずにしばられたいたことに気が付きました。

今は違和感も消え、少し自由な気持ちになれた気がします。

 

さてさて春は・・ですが、
「春眠暁を覚えず」をわすれていましたよ。