「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

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茶道名言集

2018年03月15日 | お茶三昧

「春眠暁を覚えず」のはずなのに、時には朝早く目が覚めるときもあります。
夜中に目が冴えて眠れぬ夜も。
そんなときのために、すぐ眠くなりそうな本を枕元に置いています。

この本は三十過ぎたころに、手に入れた本ですが、
そのころの私には、なかなか理解しがたい事ばかり詰まっていました。
今読むと、なるほどと思い当たることばかり。
物の理解を助けるのは、体験だとよくわかります。

茶席などを持つ機会が出てきた今、痛感するのはこの言葉。

「侘び数寄は、心強くあらねば、道具万不如意なる程に、
世にある人と交われば、心おとりせられて、肩身つまれて、
自ずから茶の湯にうとむものなのとぞ。ただ胸の覚悟第一ならん。」

この言葉に接して、原典『長闇堂記」も読んでみました。

この「名言集」は身につまされる名言の詰まっている本です。
懐かしく読み返しています。

だいぶ古い文庫本ですので、
今のわたしにはもう少し字が大きいと助かるけれど・・・

予定より早く目覚めた朝です。
演奏旅行でイタリアに行っている友人達も、そろそろ帰国のはずです。
いつも会っているわけではないけれど、
やはり10日も日本にいないと思うと寂しいですね。

 

 


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