
新しくなったエアコンを使うこともなく、
梅雨の日々は過ぎていきます。
朝茶事のご招待を受けました。
我が家からは二時間ほどかかるお宅です。
早朝に出かけなくてはなりませんが、
前泊はしなくて済むのでほっとしました。
翌週に、同じように朝茶事の稽古を控えています。
「席入りは何時にしますか」と聞くと、
「九時前は無理です~」と。
稽古ですから、気分は朝茶事ということで。
先日はご亭主が招待状を仕上げてきました。
お休み返上で、お稽古の時にお渡しできるようにと、
頑張って書いていらっしゃいました。
「今回は巻紙の裏表も間違えませんでした」
と、すっかり筆の招待状にも慣れたようです。
これで一安心と帰られた後、
その日の夜遅く緊急連絡が入りました。
「ご招待状の日程のところを間違えていました。書き直します」
お稽古ですし、皆さん日程は承知ですし、
「日程を間違えてかいてしまいました」
と一言いえば済むのですが、
それではご本人の気持ちが済まないのでしょう。
巻紙に筆で戦っている姿が目に浮かびます。
4名分の招待状を仕上げるのは、根気のいる仕事ですね。
慰めの言葉もありません…
「その苦労は無駄にはならない」と励ましましょうか。
慰めの言葉といえば、
10月のお茶会に向けて熱がはいっている「茶箱点前」の稽古ですが、
常にやっている点前とはちょっと勝手が違うようで。
「いつになったら合格するのでしょう」と嘆く方しきりです。
そこで・・・
「苦労して覚えたことは忘れないといいますから、あきらめずにね」
「最後に笑うものが勝つ!!」
「千里の道も一歩から」
あらゆる言葉を駆使して励まし中。
そうなのです、トンネルは何時かは抜けますから、
その前にあきらめてはいけませんね。
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