
真っ黒に焦げたハス・・ではありません。
着火炭です。
お茶をなさる皆さんは経験があると思いますが、
炉や風炉に火を入れるための下火を熾すのが、
結構大変だということを。
十能に下火用の炭を入れて、換気扇全開でガスに掛けること15分。
暑い夏などもうそばにも寄りたくないですもの。
でも下火をしっかりと熾して、炭を次がないと、
お茶を美味しく点てるためのお湯が湧きません。
ガス台をIHヒーターなどにしてしまったら、
そのために別に七輪だとか、コンロだとかを用意しなくてはなりませんし。
この焦げたハスの様な着火炭は、ライターでもチャッカマンでも、
とにかく10秒で火が着くということで、今日はガスにかざすこと10秒。。
そしてそれを下火に載せておくと、消えることなく火をつけてくれました。
「これいいわよ」と勧められて早速取り寄せて、
今日初めて使ってみました。
う~ン・・救世主かも。
今日はお仲間の先生がいらして、
真台子のお点前と、真の炭手前を稽古しました。
そこで良いチャンスと、初めてこの着火炭の威力を試してみたわけです。
予想以上の威力に、少しおすそ分けしてしました。
