
ジャンボな芋の葉を持ってきてくださったので、
薄茶は葉蓋のお点前で。
ちょっと大きすぎるけど、大は小を兼ねる。
葉の上のコロコロの水玉がこぼれないように運び出して、
建水にそれをチョロン~とこぼして、
最後はダイナミックにたたんで建水にポイ!!

建水からはみ出ている葉に爆笑でした。
残った一枚は夜の稽古の方が使ってお点前を。
建水の中で上からお湯をかけられる葉に、なんだか「かわいそう」と。
でも「楽しめました」と言って帰られましたよ。
今は酷暑のお点前としておなじみの葉蓋は、
始まりは「梶の葉」が使われました。

梶の葉
けっこうよくある木だというのですが、
なかなか身近に梶の葉を手に入れることはできません。
梶の葉にこだわらなくても、こんな葉っぱで楽しむのもいいですよね。
それにしてもジャンボでした。
またまた来てしまった私の誕生日の翌日の稽古風景でした。
こんな日々を送っていられるのなら、後何回誕生日を迎えてもいいなあと。
「お誕生日おめでとう」の言葉が、
最近は素直に「ああおめでたいのだ」と思えます。
