「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

柿は懐かしい果物

2013年11月16日 | お茶三昧


山形の柿をいただきました。
種無しの庄内柿ですね。

子供のころ、季節になると、福島に住む祖父母から、
木箱で送られてきた柿をよく食べました。
田舎の庭の柿だったのでしょうか。
なんだかとても懐かしく思えて、早速父と母のいる仏壇に供えました。

仏壇のお花が切れてしまっていたので、
稽古の途切れた合間に、近くに花を買いに出ました。
今の時期、花屋の店先に並ぶパンジーやビオラの苗がとてもきれいで、
これから寒い間ずっと楽しめそうと、ついでに買ってきてしまいました。
明日お天気が良かったら、プランターに植えようかしら。

今日は午前三人午後三人の稽古。
気持ちの良いお天気で、開いて間もない炉を囲んで、
仕事のこと、遊びや趣味の楽しみのこと、そしてお茶のこと…
それぞれの今の関心ごとを語り合って過ごす時間。

先輩のお姉さま方をお客様にお茶をたてる、
まだ半年もたたない新人さん。
「厳しくチェックね」などと冗談を言いながら見守る先輩。
お茶という共通の話題が、年齢や性別を超えて、
人をこんなにも穏やかに触れ合わせるものなのだと。

皆さんのお話に耳を傾けながら、
時には交通整理をしながら過ごす、
こんな時間はやっぱりいいですね。

いつもいつも思っているわけではないけれど、
稽古が終わって、いただいた柿を食べながら、
今日はしみじみそう感じていました。

明日はお稽古の方とこの柿を味わおうと思います。




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