・ひき逃げ死傷、再捜査で起訴の被告に無罪 2010/12/16 14:12
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/trial/475065/
滋賀県草津市の市道で昨年11月、歩行中の夫婦2人を軽乗用車ではねて死傷させたまま逃走したとして、道交法違反(ひき逃げ)の罪に問われたパート従業員、古島美和被告(31)の判決公判が16日、大津地裁であり、澤田正彦裁判官は「被告が被害者を認識していたとはいえない」として無罪(求刑懲役1年)を言い渡した。
古島被告は自動車運転過失致死傷罪で起訴され、2審で禁錮2年の実刑判決が言い渡され、弁護側が上告。一方、大津地検はひき逃げについて、いったんは嫌疑不十分で不起訴としたものの、遺族の陳情などを受けて改めて再捜査し、今年7月、一転して起訴していた。公判で被告は「人だとは思わなかった」と一貫して無罪を主張していた。
・赤ちゃん:母親の顔と他人の顔 見る時に脳が違う活動
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20101216k0000e040012000c.html
生後7、8カ月の赤ちゃんが母親の顔を見ると右脳と左脳が活動し、母親以外の女性の顔を見る時には右脳しか活動しないことを、自然科学研究機構生理学研究所(愛知県岡崎市)の柿木隆介教授(神経科学)の研究グループが解明した。11年1月発行の認知科学専門誌に掲載する。
左脳は言語にかかわる領域で、柿木教授は「赤ちゃんは母親の顔を見ると、言葉を話せなくてもコミュニケーションしたがっていることが脳の活動で立証できた」と説明した。
赤ちゃん15人に母親の顔写真を5秒、5種類の野菜の写真を10秒以上、母親以外の女性5人の顔写真を5秒の順で何度も見せ、脳の活発な活動に必要になるへモグロビンの値を測定した。母親の写真を見せると活発な働きを裏付けるように右脳と左脳の値が上昇したのに対し、他人の女性の写真で上昇したのは右脳の値だけだった。
赤ちゃんは生後7、8カ月で人見知りするようになるといい、研究成果は人見知りのメカニズムの解明につながる可能性があるという。【中村宰和】
・中学生が子供手当てを仕分け、不要の判断に蓮舫氏猛反発
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp3-20101209-711886.html
<蓮舫氏、「中学版」仕分けに参加>
蓮舫行政刷新担当相は9日午前、東京都杉並区立和田中学校の生徒による「事業仕分け」に参加、「子ども手当」の説明に追われた。
「仕分け人」の生徒代表4人は子ども手当について、「所得制限がないのはおかしい」「財源がないならやめるべきだ」と廃止を主張。いつもと逆に仕分けられる側に回った蓮舫氏は「各家庭の事情は異なっており、所得だけで区別するのは適切でない」などと懸命に説明、額の在り方は点検すべきだが継続が必要と訴えた。
その結果、3年生約100人の判定は、当初多数だった「廃止」から「継続」に逆転。蓮舫氏は記者団に「中学生はよく勉強していて、いい議論になった」と述べた。(共同)
[2010年12月9日12時33分]
http://www.asahi.com/politics/update/1209/TKY201012090193.html
<先生は蓮舫大臣 中学生が「事業仕分け」 東京・杉並区 2010年12月9日17時0分>
子ども手当は必要か? 東京都杉並区立和田中学校(代田昭久校長)で9日、蓮舫行政刷新相をゲストに招き、生徒らが子どもの視点から「事業仕分け」を行った。
第一線で活躍する著名人を招く「よのなか科」の授業。3年生105人が参加し、代田校長の司会で討議した。
生徒から「ばらまきよりも、保育園を増やすなど、政府にしかできないことをして」「社会全体で子どもを支える理念は分かるが、実感がない」と反対意見が続出。当初は10対3で廃止派が継続派を上回った。
すると蓮舫氏は「月1万3千円を何に使っているか、家で話し合ったことはある?」。首を振る生徒たちに、「お金の使われ方に関心を持って。それが政治を変える力になる」と熱弁を振るった。結局、13対6で継続派が大逆転。大臣が舌戦の強さを見せつけた。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20101209-OYT1T00867.htm
<「バラマキだ」と中学生、蓮舫大臣たじたじ>
蓮舫行政刷新相は9日、東京都内の区立中学校を訪れ、「よのなか」科の授業で行われた模擬「事業仕分け」に参加した。
生徒たちは子ども手当の廃止を主張し、蓮舫氏は懸命に防戦、からくも「継続」を勝ち取る攻守逆転の展開となった。
訪れたのは、杉並区立和田中。授業では、税金の使い道について生徒が議論した。生徒たちは子ども手当について、「現金のバラマキだ」「保育所を増設すべきだ」などと厳しい廃止論を次々と発表。傍聴した3年生による投票では、「反対」の判定が出た。
これに対し、蓮舫氏は「すべての子どもの育ちを支えるために必要です。金額などは必要があれば見直します」と説明。その後の再投票でようやく「継続」となった。子ども手当“当事者”からの思わぬ攻撃に、蓮舫氏は授業後、「中学生はよく勉強しており、自分の意見を持っている。役所の説明より分かりやすかった」とたじたじだった。
(2010年12月9日19時08分 読売新聞)
・夫殺人:妻の容疑者、硫化水素の発生も試みる 香川
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20101207k0000e040077000c.html
香川県さぬき市で11月、夫の城寿人さん(当時39歳)を焼身自殺に見せかけて殺したとして、殺人容疑で逮捕された妻の可奈子容疑者(27)と交際相手の高橋淳希容疑者(21)が、「硫化水素による自殺に見せかけようとしたが、うまく発生しなかった」と供述していることが捜査関係者への取材で分かった。県警は、2人が強い殺意を持って計画したとみて調べている。県警は7日、2人を殺人容疑で高松地検に送検する。
捜査関係者によると、2人は10月31日夜、睡眠薬で城さんを眠らせた後、乗用車内で硫化水素を発生させようとした。しかしうまく発生せず、高橋容疑者が城さんの頭部をバットで十数回殴打し、火をつけて死なせたという。県警はまた、高橋容疑者の自宅などからバット数本を押収。凶器として使われた可能性もあるとみて調べている。2人は「不倫がばれた時から、殺害の意思を共有していた」とも供述しているという。【中村好見】
・ベビーシッターの女が女児を虐待死、日常的に虐待か
http://www.saitama-np.co.jp/news12/03/07.html
<日常的に虐待か 東松山女児死亡>
東松山市松葉町の宮沢愛ちゃん(5)に暴行を加えて死亡させたとして、傷害致死容疑で熊谷市新堀新田の無職柳瀬純子容疑者(34)が逮捕された事件で、愛ちゃんが住む自宅からたびたび怒鳴り声が聞こえていたことが2日、周辺住民への取材で分かった。県警もこうした事情を把握しており、事件前から日常的に虐待が行われていた可能性があるとみて、調べている。
周辺住民らによると、先月20日ごろ、愛ちゃんの住む自宅から激しく怒鳴る女の声が聞こえたという。23日には「どうしてできないの」という怒鳴り声が聞こえた。24日には「ぎゃー」という動物の泣き声のような声や、「ドンドン」という物音も聞こえたという。
捜査関係者によると、愛ちゃんの父親は18日午前に仕事に出掛けて以降、自宅に戻らず、自宅では柳瀬容疑者と愛ちゃんが2人で生活していた。愛ちゃんの全身にはあざや殴られたような痕があったことなどから、たびたび虐待が繰り返されていた疑いがあるとみている。
柳瀬容疑者は8月ごろ、愛ちゃんの父親と出会い系サイトを通じて知り合い、「(愛ちゃんの)面倒をみたい」と住み込みのベビーシッターとして雇うように依頼。児童相談所に預けようとした父親を押し切る形で、月10万円の報酬を受け取り、11月上旬から3人で暮らしていた。柳瀬容疑者はベビーシッターの経験や保育士の資格などはなかったという。
柳瀬容疑者の逮捕容疑は先月24日、男性方で長女愛ちゃんを背後からけり、弾みで玄関ドアの屋外側に頭を打ちつけ、26日未明に低酸素脳症で死亡させた疑い。同容疑者は「言うことを聞かず、イライラしてやった」と容疑を認めているという。
柳瀬容疑者は24日の暴行後、愛ちゃんの頭を冷やすなど看病したが、25日昼すぎにトイレで倒れているのを発見。「数日前に玄関前で転んだ」とうその119番をしていた。
県警は2日、柳瀬容疑者を傷害致死容疑でさいたま地検に送検した。
「言葉にならない」と兄
死亡した愛ちゃんは、3人きょうだいの末っ子。4月ごろ離婚した父親が、愛ちゃんを連れて東松山の現場住宅へ11月上旬に転居するまでは、年の離れた2人の兄らと日高市内で暮らしていた。
県立高校2年の次男(16)は、「明るく元気な子だった。悔しさは言葉で表せない」と肩を落とす。次男は11月25日、父親と離婚した母親から、愛ちゃんが川越市内の病院に救急搬送されたとの知らせを高校で受けた。病院には初対面の柳瀬容疑者もおり、「母親に『あなたがご飯を食べさせないからこうなった』などと、責任をなすりつけていた」と語気を強める。
日高市の付近住民によると、愛ちゃんは父親や兄が保育園の送り迎えを欠かさないなど、大切に育てられていたという。パート女性(66)は「すごくかわいがっていた。ここにいたときは絶対に虐待はなかった」と言い切る。
愛ちゃんの葬儀は一昨日、近親者で営んだという。事件後、2人の兄が住む日高市内の自宅に戻っている母親は、「そっとしておいてください」と声を落とした。
・2人ひき逃げ容疑の女逮捕 大阪・門真 2010/12/04 12:50
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/470764/
大阪府警門真署は4日、道交法違反(ひき逃げ)と自動車運転過失傷害の疑いで、門真市岸和田、無職、東徳子容疑者(38)を逮捕した。東容疑者は3日、友人に付き添われて門真署に自首したという。
逮捕容疑は1日午前0時15分ごろ、門真市垣内町の一方通行の市道で、近くに住む女性(52)と同府守口市の男性(63)をワゴン車ではね、女性に骨盤骨折の重傷を、男性に右ひじ打撲の軽傷をそれぞれ負わせたにもかかわらず、救護せずに逃走したとしている。
・「ヤマハ・ブラザーズ」で一世風靡 星野勘太郎さん死去
http://www.sponichi.co.jp/battle/flash/KFullFlash20101127083.html
元プロレスラーの星野勘太郎(ほしの・かんたろう、本名・星野建夫=ほしの・たつお)さんが25日、肺炎のため入院先の病院で死去した。67歳。新日本プロレスが27日に発表した。
本人と遺族の意向により27日に親族のみで葬儀・告別式を行った。
神戸市出身の星野さんは1961年に日本プロレスに入門。67年には今年8月に亡くなった山本小鉄さん(享年68)とタッグ「ヤマハ・ブラザーズ」を結成し、米国で活躍した。70年にはアントニオ猪木とのコンビでNWAタッグ・リーグ戦優勝。日本プロレス崩壊後は新日本に参戦し、小鉄さんとのタッグでIWA世界タッグ王座を獲得した。95年の引退後は関西地区でプロモーターを務めていたが、02年からはヒール軍団「魔界倶楽部」総裁として新日本のリングに登場し、「ビッシビシいくぞ!」のセリフで人気を集めた。
[ 2010年11月27日 18:32 ]