社会の荒廃 研究室(蜻蛉の眼鏡)

国連の女子差別撤廃条約に基づく男女共同参画を強行する女性独裁権力(フェミニズム)の社会病理に言及、コメント欄も充実。

木嶋佳苗、死刑求刑でも女擁護のネット世論に守られるのか

2012-03-15 11:58:00 | 事件、事故

 練炭殺人の罪に問われている木嶋佳苗被告に死刑が求刑された。当然の結果だと思うが、これを受けてのネット世論などを見ると、明らかに男女で印象が違う。ここに世間一般の女の特徴が見出せるような気がする。

 ほとんどの場合、刑事事件などの被告が男である場合と女である場合とで、2chやヤフーコメント欄などの大手のコメント世論は大きく異なる。男の被告の場合は徹底的に非難一辺倒の世論になるが、女の被告の場合は非難よりも擁護世論が相当数発生する。

 これは以前から私も感じていたし、本ブログの最近のコメントでもそれを指摘した投稿もある。更にネット世論には業と世論操作をする工作員も多数紛れ込んでいる。中でもヤフーのコメント欄は操作がしやすい構造になっていて、あるコメントに対する賛否を投票する形式になっているため、都合のいいコメントには大量に賛成票(そう思う)を投じ、都合の悪いコメントには大量に反対票(そう思わない)を投じることにより、いわゆるフェミ陣営などに都合のいいコメントばかりを上位にランキングさせることも出来るわけだ。

 例えば、冒頭で触れた木嶋佳苗に関連するニュースでは、死刑は当然といった厳罰論には大量に反対票を投じ、被告の生活環境や社会情勢などを理由とした擁護論や、本人が否認している以上は罪に問えない、状況証拠だけでは不十分などとにかく被告に有利なコメントには大量に賛成票を投じる、こんな具合だ。

 しかも、ヤフーコメント欄の仕様の変遷もフェミに加担している部分がある。最初の仕様では賛成の投票しか出来なかった。それが間もなく反対の投票も出来るようになった。しかし、表示順の規定値は賛成の多い順になっていたので、たとえ組織票で大量に反対票が投じられたとしても、賛成票が多ければ上位に表示されていた。とはいえ、賛成より明らかに反対の方が多いコメントの信頼性は薄れてしまうのは否めない。

 ところが、今年2月の仕様変更から、表示順の規定値が共感順に変更された。共感順というのは、賛成数と反対数との差を基準にして並べたものだ。これだと、工作員による組織票の効果がより大きくなる。

 テレビや新聞などの従来メディアは既にフェミ権力に支配されている。従って真実を探求するためにはネット世論は貴重な情報源であった。しかし、そのネット世論までフェミ権力に支配されてしまうとなると、一体何を信用すればいいのかという状況に陥ってしまう。一つの見分け方としては正義感というものが考えられるのだが、今度はその正義感とは何を根拠とすれば良いのかという話になってくる。様々な権力構造が犇めき合う中、的確な状況判断と的確な意見主張はますます難しくなっていくだろう。