まほろばの泉

亜細亜人、孫景文の交遊録にある酔譚、清談、独語、粋話など、人の吐息が感じられる無名でかつ有力な残像集です

天が墜ちるような    

2024-06-24 19:36:42 | ふぞろいの写真館

埼玉県名栗村の夕刻

 


ウイークデーは訪れる人もなく、この日は風もなく鏡のような湖面は上空の雲を鮮やかに映している。
画面を逆さにしても判別がつかないくらい幽玄の趣がある。

1時間ばかり亡羊とした気分に浸ったが、時折フラッシュバックしたかのように世俗の雑踏が蘇ることがある。

なんとも表現しずらい画像だが、その時は無音の中で、足元から脳天に抜ける何かがあったようだ。

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