まほろばの泉

亜細亜人、孫景文の交遊録にある酔譚、清談、独語、粋話など、人の吐息が感じられる無名でかつ有力な残像集です

畏友読感

2008-11-30 11:16:01 | Weblog
      鎮もれる 雪の岩木の 御社に
             
               一人祈るは 国の行く末
  




大兄

シャーカー氏はなかなかな書物を見つけて来ますね。


              
           ベンガル子供新聞の仲間たち


             
           シャカー氏の日本とベンガルの交流史紹介



昨今幾度かさる方面に大兄の「まほろばの泉」を紹介しているのですが、
何も反応してこないのは寂しい限りです。

【羊飼いの犬に追いかけられた夢】も
その犬の存在に気づかないまま追い立てられている日本人です。

荻窪酔譚にある「日本はあと2,3度戦争に負けないと・・・」と示唆してくれ
た大陸の友。

一方には、荒れ果てた世界から訪れて、稀少にも残された日本の美質を指摘して
くれたアルバート・アインシュタインやイザベラ・バードのような友がいた。

地球人類史に極めて稀な、極めて幸運にも残されていたものを、自らかなぐり捨てて荒野に踏み込み始めた明治。

大敗の後も、羊飼いの犬に気づかないままさらなる荒野に追い立てられている。
その荒野すら目に入らないが如し。



久々に古い駄作二首を画像と共に送ります。


             

  
        奥ゆかし 神の御園の 紅葉葉は
 
                 世の鎭もりを 語るともなし
          

(ブログででもご活用いただけましたら幸いです)


追伸;

本日夕刻、比叡山より老師入寂のお知らせが届きました。
1日(月)日帰りでお通夜に参列して参ります。

先月には鈴鹿の老友(64歳)が「会者定離」の言葉を残して旅立ちました。
無言のうちに深いところで響き合う友でした。

残された私には、まだ仕事をしろと言われたように思っております。

匆々

大塚 拝

http://www.sijiminokai.jp/member/member_profile_otsuka.html

コメント
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