A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

Nothin' But The Rock'n Roll~ザ・クロマニヨンズ「雷雨決行」

2011年12月17日 01時58分18秒 | ロッケンロール万歳!


一年経ってまたクロマニヨンズが新たに動き出した。金太郎飴のロッケンロールを25年以上続けてきたヒロトとマーシーの前には怖いものなどありゃしない。アラフィフになろうともずっと転がり続ける彼らにとことん付き合って行きたい。文句無しのヒロト節の「雷雨決行」、スカ・ビートが軽快な「コロッケ定食」合わせて5分余りの疾風のようなシングル。初回限定盤のDVDには「ナンバーワン野郎!」のスタジオ・ライヴを収録。全ての虚飾を脱ぎ捨てたシンプル極まりないロッケンロールが疾走する。



クロマニヨン
クロマニヨン
クロマニヨンストンプ

ニューアルバム「Ace Rocker」は予約済みだし渋谷AXのチケットも入手したし、あとは奴らと一緒に転がって行くだけだ。
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Miya+坂田明@大泉学園 in F 2011.12.13 (tue)

2011年12月15日 00時21分23秒 | 素晴らしき変態音楽


以前調べた坂田さんのスケジュールによると12月13日は早稲田の茶箱というクラブで高岡大祐氏(tuba)&井上経康氏(MIDI-Guitar)2Daysの1日目のゲストとして出演することになっていた。茶箱には行ったことがなかったので前日にHPで調べると、何と13日のゲストはサム・ベネット氏となっている。電話で問い合わせたら坂田さんの都合で出演できなくなったとのこと。そこで坂田さんのHPをチェックすると13日はin FでフルートのMiya嬢と共演することになっていた。どうやら坂田さんのミスでダブル・ブッキングしてしまったらしい。

In Fは以前灰野さんが保谷に住んでいた頃よく出演していたので何度も観に行ったものだが、引っ越して以来出演することがぱったりとなくなり、私も行くことがなくなった。最後に行ったのは2007年6月だから4年半ぶり。お店の外観・内装は全く変わっていないが、駅から店までの街の風景が変わっていて不思議な感じ。

急な変更で告知が行き届かなかったのかお客さんは私を含め5人だけ。その人数でこの初共演デュオ演奏を堪能するという贅沢な夜になった。Miya嬢は10年位前ピットインで山下洋輔さんのカルテットのゲストとして出演したのを見て以来だからこちらも久しぶり。長身でキリリとした美人のMiya嬢と小柄で人懐っこい雰囲気の坂田さんの対照が面白い。

1stセットは坂田さんはアルトサックス~アルトクラリネットを演奏。ふたりの早いパッセージが絡み合うスリリングな演奏。Miya嬢は身体を揺らしてダイナミックな演奏スタイル、坂田さんはいつも通り目を閉じて噛みしめるようにして吹きまくる。45分間休みなしの演奏は初顔合わせとは思えない息の合ったプレイだった。

休憩の後の2ndセットでは坂田さんはクラリネットを演奏。音量/音質的にはクラリネットの方がフルートとの相性がいい。ふたつの音が編み物のように組み合わさってひとつの方向へ収縮しては別々の世界へ拡散していく。やはり女性演奏家には華がある。その美しく華麗な立ち姿と坂田さんのベテランならではのどっしりした貫禄が融合して未知なる空間が繰り広げられる。40分ノンストップの演奏の後「やっぱりクラリネットの方が合うな~」と坂田さん。インプロにアンコールはあるのかとお客さんに尋ねられ「それじゃ短いのをやりましょう」と2分間のアンコール演奏。終わった後ふたりはしっかりと握手を交わした。



当たり前だが”初共演”というのは一回しかないものである。その貴重な瞬間に立ち会えてとても幸せに思う。それとともにこの1回で終わらず今後も共演を重ねてお互いの魂を深く交流させていって欲しいと願う。

華と狼
初めて出会い
絡み合う

坂田さんに次は大友良英氏とのピットインでお会いしましょうと挨拶してin Fを後にした。

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矢野顕子×上原ひろみ@渋谷 NHKホール 2011.12.11 (sun)

2011年12月13日 00時23分42秒 | ガールズ・アーティストの華麗な世界


まずは昼間に渋谷オーディトリウムで安井豊作監督『Rocks Off』を観る。川口雅巳氏も観に来ていた。これは2004年に解体された法政大学学生会館の映画であり、出演者は灰野敬二さんひとり。いきなり灰野さんのピアノ演奏で始まり驚く。灰野さんがピアノを披露するのは初めて。即興だがフリージャズとは異質な、ピアノ自体を解体するような演奏が灰野さんらしい。川口氏によれば灰野さんの自宅には電子ピアノがおいてあったそうだ。丁度今浅川マキさんの著作を読んでいるところなので「あの男がピアノを弾いた」というマキさんの歌(阿部薫さんに捧げた曲)が頭をよぎる。灰野さんに是非ライヴでピアノ演奏をしてもらいたいものである。映画は灰野さんの演奏以外は学生会館解体工事の模様を何の感情も差し挟まず淡々と描いたものではっきり言って退屈この上ない。案の定熟睡してしまった。評論家の佐々木敦氏は気に入ったようで「安井豊作監督『ROCKS OFF』は傑作だった。トークでも話したが、ノスタルジーもセンチメントもかけらもない、ひたすら即物的な映画。しかしそれゆえにこそ、この上なく感動的な作品。いちはやく観れてよかった。」とツイートしている。とにかく厳格で冷徹な映画。上映のあとに佐々木氏と安井監督のトークがあったようだが、私はコンサートの時間が迫っていたので観ないで会場をあとにする。


久々のNHKホール。キャパ3000人のホールは国際フォーラムや武道館やドームに慣れた目から見るととてもコンパクトに感じる。矢野顕子×上原ひろみ「今年は2人でさとがえるツアー~Get Together~」。最近、昭和女子大学人見記念講堂でライヴ・レコーディングされたデュオCD「Get Together-LIVE IN TOKYO」をリリースしたばかりのふたりのデュオとして初の全国ツアーである。CDもリリカルなピアニズムと愛くるしい矢野さんのヴォーカルが素晴らしい作品だったが、こうして生で共演を観るとふたりの絶妙なコンビネーションと音楽を奏でる喜びがダイレクトに伝わって来てとても幸せな気持ちになる。ふたりともニューヨーク在住だから普段から親しく交流しているという。そんな飾らない雰囲気が音楽の魔法に満ちた時間を産み出す。MCではアメリカ産のケープコッド・ポテトチップスの話や青森に行って真っ先にラーメンを食べに行った話など食べ物の話に終始する。観ているこちらもお腹が空いてくる。ひろみちゃんの演奏を観るのは1年ぶりだったが、自分のリーダーバンドの時の緊張感とは違い、リラックスした演奏がとても新鮮だった。

ひろみちゃんのオフィシャル・ブログはライヴとラーメンの写真ばっかりで微笑ましい。

Set List
1 そこのアイロンに告ぐ
2 Evacuation Plan
3 ずいずいThings (ずいずいずっころばし~My Favorite Things)
4 Cape Cod Chips - LIVE IN TOKYO -
5 Lean On Me
6 Deja vu
7 学べよ
(休憩)
8 (Akiko Solo)
9 (Akiko Solo)
10 (Hiromi Solo)
11 月と太陽
12 Children In the Summer
13 りんご祭り(リンゴの木陰で~リンゴの唄)
EC1 ラーメンたべたい
EC2 グリーン・ティー・ファーム



厳しさと
優しさ両方
体験した日曜日

コンサート終了後、やむにやまれず同僚を誘って王将でラーメンを食べて帰った。そういう人がかなり多かったのでは?
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ヘア・スタイリスティックス/川口雅巳NRS/ファンシーナムナム@東高円寺UFO Club 2011.12.10(sat)

2011年12月12日 00時33分47秒 | 素晴らしき変態音楽


funcy numnum presents "La LIVE"。出演はfancy numnum/川口雅巳ニューロックシンジケイト/dhidalah/Hair Stylistics(中原昌也)。数日前に中原氏がツイッターで「もうライヴはやらないことにする」と宣言したため、この日も出演キャンセルか、と主催者を慌てさせたという。

開演前に中原氏に話を聞くと、最近ギャラが以上に安いライヴが続き、自宅では機材置き場がパンクし玄関からはみ出し隣人との間にトラブルが絶えないという状況に神経症気味で、つくづく嫌気がさしたとのこと。「これからはライヴの仕事も選ぶ。ある程度のギャラの仕事しか受けない」ということらしく、ライヴ中止宣言ではないのでファンの方はご心配なく。でも文筆業にも戻る気がないようだしどうやって暮らして行くのだろう。心配ではある。

さて肝心のライヴだがお客が少なくステージ脇のソファに座ってゆっくり観れた。最初はdhidalah。インストのギター・トリオで蝉を思わせる轟音サイケ演奏。しかしお酒が効いたのか(実は昼間別件でウイスキーを飲んだ)ソファの心地よさに負けたのか後半ウトウトしてしまい余り覚えていない。動画を撮るのも忘れてしまった。

2番目は川口雅巳ニューロックシンジケイト。メンバーは川口氏vo.g、菊地明氏b、キヤス氏ds。観るたびにカッコ良くなっていくトリオ。特に川口氏の蛇行するようにうねるサイケなギターとキヤス氏のパワー・ドラムが凄い。川口氏の個性的なヴォーカルを受け入れられるかどうかで好みが分かれる所だが、私はみみのこと以来の川口ヴォーカルのファンなのでこのトリオには大きな期待をしている。それにしても川口氏はlos doroncos、小杉淳氏とのバンド、それ以外にも様々なユニット/セッションに参加していて超多忙である。海外ツアーも積極的に行っている。今後のますますの活躍に期待したい。



3番目がヘアスタ=中原昌也氏。彼のライヴを観るのは2ヶ月ぶりくらいになる。心持ちいつもより少なめの機材で轟音ノイズを放出する。本人があとで言うにはもう少し低音を出したかったとのことだが聴いている分には問題ないサウンドだった。こういう電子音の爆音演奏を聴くとそのライヴハウスの音響設備の善し悪しが分かる。その点UFO Clubは素晴らしい音だ。30分足らずの短い演奏だったが駆け抜けるようなスピード感が爽快だった。



最後が主催者のfancy num num。リズムマシーンを使った女性トリオ。ライヴを観るのは2回目。前回観た時次第にトランスしていく演奏に心奪われた覚えがある。Roland MC-303による四つ打ビートにグヤトーン製ビザール・ギターとベース、キーボード、テレミンによるチープなサウンド、そして昭和歌謡の香り漂うヴォーカルが相まって独自の酩酊感を醸し出す。"スーサイドmeets浅川マキ"とでも形容したいサウンドである。しかし此処でも私は異常な睡魔に襲われ後半は全く覚えていない。面目ない。



動員は厳しかったが個性的なバンド揃いのいいイベントだった。外へ出たら月食で月が半分になっていた。

ライヴする
それも厳しい
音楽界

中原氏を励ますいい方法はないだろうか。
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宮下省死「瓦礫の森のリア」@目白庭園内・赤鳥庵 2011.12.9 (fri)

2011年12月11日 00時29分44秒 | アート!アート!アート!


以前ブログに書いたが、私は高校~大学時代、鼠派演踏艦というアングラ劇団の公演を定期的に観に行っていた。池袋駅東口から歩いて5分の木造民家を改築した劇場でひっそりと上演される暗黒劇は怪しい秘密の香りがして溜まらなく魅力的だった。しかし就職してからは観に行くこともなく25年の時が過ぎてしまった。

先日観に行った園田游さんの舞踏公演の時配布されたチラシで宮下さんが鼠派演踏艦Ωの名の下で公演を行うことを知り、その場で関係者の女性、たぶん当時アルチュール絵魔の名前で活動していた奥さん、に予約を申し込んだ。

鼠派演踏艦Ω公演ー舞踏シリーズ・百八の煩悩ソノ壱ー「瓦礫の森のリア」。現在61歳の宮下さんが始めた新しい舞踏シリーズの第一回である。何とタイトル通り108回の公演を企画しているというから凄い。年二回のペースで公演しても114歳までかかる事になる。何と無謀で壮大な計画....

赤鳥庵は日本庭園の中にある純和風の建築である。その20畳くらいの広い日本間を舞台に上演される。どこにこんなにファンがいたのか客席は満席。舞踏マニアや関係者が多いのかあちこちで「久しぶり」という挨拶が聞かれる。中には静岡からわざわざ観に来た人もいるようだ。

部屋が真っ暗になり仄かな照明の中に頭に月桂樹の冠を被り羽織を着た宮下さんの姿が浮かび上がる。安っぽいラジカセから流れる音楽はエスニックなフリージャズ。これは30年前と同じだ。今回の舞踏はシェイクスピアの「リア王」が題材でリア王と三人の娘の話をベースにしているが、これを奇怪な暗黒劇にアレンジする手腕はさすが舞踏歴40年の宮下さん。石と木の枝と急須を三人娘にたとえた一人芝居だ。グロテスクな踊り、ユーモアを含んだ語り、観る者を煙に巻く展開、と鼠派ならではのユニークなパフォーマンスに酔い痴れた。



次回ソノ弐は来年5月「マクベス」を題材にした演目を予定しているとのこと。今度は大学の同級生で鼠派に役者として参加した友人も誘って観に来よう。帰りに宮下さんに挨拶をしたらその友人のことを覚えていた。

舞踏家は
絶滅危惧種と
言われてる

舞踏の創始者、土方巽さんの意志を引き継ぐ宮下さんの舞踏はアングラ文化が好きなら観に行って損はない。

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セルゲイ・レートフ+坂田明+梅津和時@渋谷Bar Isshee 2011.12.8 (thu)

2011年12月10日 00時32分21秒 | 素晴らしき変態音楽


旧ソ連出身、ペレストロイカ以前から前衛的な演奏活動/芸術運動を行ってきたマルチ・リード奏者セルゲイ・レートフ(Sergey Letov)氏が12月初めから1週間余り滞日し「セルゲイ・レートフ週間」と銘打って各地の大学やイベント・ホールで講演/トークを開催すると共に様々な日本のミュージシャンとのセッションを繰り広げている。

その中でも一番濃いメンツと言える坂田明さん、梅津和時さんとのリード楽器三つ巴ライヴを観に久々にBar Issheeへ行ってきた。このトリオであれば黙っていても満席は間違いないと思うのだが、雑誌「男の隠れ家」の最新号「ニッポン、ライヴハウス伝説」特集で紹介されたせいか、今までになくお客さんが多い。しかし途中で席を立つお客もいたので、雑誌の記事につられた異質な客も増えているようだ。このブログの読者ならお気づきのようにBar Issheeは尋常なライヴハウスじゃありません(イッシーさん御免なさい)。

レートフ氏とは坂田さんは3回、梅津さんは2回共演経験があるそうだ。3人並んで椅子に座っての演奏。さすが年季の入った即興演奏のベテランだけあり、音のデカさのバトルにはならず、あくまでアンサンブルを重視した室内楽的インプロを展開した。坂田さんはアルトとクラリネットと鳴りモノ、梅津さんはアルトとクラリネットとバスクラ、レートフ氏は一貫してテナーを演奏。まるで楽譜に書かれているかのような絶妙なアンサンブルから次第に激しいカオス展開へ流れていく様が実にエキサイティング。坂田さんの透明できらきら光る音色と梅津さんの身体から絞り出すようなブルージーな音色の対比が面白い。ルックスに比べて一番年下(55歳新婚)のレートフ氏は目立つソロは余りなかったが、テナーサックスのあらゆる可能性を表現した多彩な演奏でトリオの屋台骨を支える。

休憩中にレートフ氏が12/4に行われたロシア下院選挙に触れ、与党統一ロシアが不正をしたことは明らかだと断言し、ロシア当局による言論統制、特にインターネットへの検閲について語ってくれた。政治的弾圧を目の当たりに活動してきた戦士であるレートフ氏のトークは迫真性があって興味深い。

途中で3人ともメガネをかけたナチュラル・スキンヘッド(ひらたくいえば"HAGE")でよく似ていることに気がついて失礼ながら笑いがこみ上げてきた。ロシアにおける政治的問題はともかく、演奏行為とは人々を元気づけ楽しませるものだ、ということが実感として伝わってきた。アンコールでは梅津さんとレートフ氏が立ち上がり坂田さんを囲み激しいブローが唸りを上げた。

Sergey Letov, Chris Corsano, Akira Sakata & Darin Gray, Moscow, 25-10-11


3人の
頭皮が光る
絶倫だ

レートフ週間は12/11(日)まで。
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つたない日本語で天気予報の台湾『Weather Girls』が超セクシーな戦隊モノになっちゃってるー!

2011年12月09日 00時38分39秒 | ラジオやテレビのこと


かわいいぞっ。かわいい。本ッ当ぉ~にカワイイ。なぜ台湾の女性は、ここまでカワイイのか。どうか私に教えて欲しい。

何がカワイイのかというと、台湾のネット放送局「壹電視(Next TV)」で放映中の『Weather Girls』(ウェザーガールズ)のことである。月毎にコスチュームを一新し、思わず心ときめく「つたない日本語」で台湾の天気予報をお伝えするといった内容だ。

そんなウェザーガールズが、現在は日本ではおなじみすぎる「戦隊モノ」に大変身!「ウェザーセンタイ、パワージュデン!(ウェザー戦隊、パワー充電!)」などといったセリフも飛び出し、あいも変わらずカ~ンワイイのであるっ!

それでは気になる「戦隊ウェザーガールズ」のメンバーをご紹介しよう。

まずはウェザーピンクのESSE(エス)ちゃん。続いてウェザーグリーンのMILLA(ミラ)ちゃん。再びウェザーピンクのHANA(ハンナ)ちゃんで、ウェザーイエローはMIA(ミア)ちゃん。ウェザーパープルはREVIA(レイビア)ちゃん、ウェザーグリーンはDARA(ダラ)ちゃん、も一人ウェザーパープルはJENNIFER(ジェニファー)ちゃんで、トリをつとめるのは我らがウェザーイエローのNUENUE(ニョーニョー)ちゅゎぁんだ!

ちなみにNUENUE(ニョーニョー)ちゃんは、「ニューニュー」と発音してもOKなようだ。ニョーニョーでもニューニューでも、この際どちらでもかまわない。NUENUEちゅゎぁんがカワイイことに、間違いはないのだから。
(Rocket News 24)



天気予報
観て萌えまくる
台湾男子

いったいどうなっているのか台湾。不思議な国。
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デートコース・ペンタゴン・ロイヤルガーデン@ブルーノート東京 2011.12.6 (tue)

2011年12月08日 00時24分02秒 | 素晴らしき変態音楽


菊地成孔 presents "SYNDICATE NKKH -DCPRG & AMERICAN CLAVE-"。
今まではアウトドアやスタンディングの会場でのライヴが殆どだった菊池成孔氏率いるDate Course Pentagon Royal Garden(DCPRG)がブルーノート東京に初登場。昨年活動再開し今年ジャズの名門Impulseからメジャー・デビューを飾った彼らのライヴを観るのは実は初めてだったりする。客層はもっと若いかと予想していたが、そこは格調高いブルーノート、30代以上と思われる比較的高い年齢層が中心。

出演メンバーは菊地成孔(CDJ,key)、坪口昌恭(key)、丈青(key)、大村孝佳(g)、アリガス(b)、千住宗臣(ds)、田中教順(ds)、大儀見元(perc)、津上研太(sax)、高井汐人(sax)、類家心平(tp)の11人。ツイン・ドラム+コンガの生み出すポリリズムと骨太のグルーヴを作るベースライン、その上にエキセントリックなインプロヴィゼーションが展開される。1970年代のエレクトリック・マイルスの影響の濃いジャズ・ファンク。菊池氏は踊るような身振りで指揮をすると共にCDJで英語のスピーチをスクラッチしたりキーボードでスペーシーな音響を奏でたりする。曲はほぼメドレーで演奏されたが、1曲目が終わったところで「デートコース・ニューヨーク・シンジケートから参加」と紹介されキップ・ハンラハン・バンドのサックスのヨスヴァニー・テリー氏が加わる。坪口氏がヤン・ハマーよろしくポータブル・キーボードを肩から提げて客席を歩きまわって演奏する。全編を貫く強力なダンス・ビートに身体がウズウズする。本編が4曲で1時間強。アンコールに応えて再び登場するが、「楽しくて長く演奏し過ぎて"契約時間"を超えてしまったので、大人の事情でアンコールは猛スピードでやります」と菊池氏。しかし結局アンコール曲も10分の長さ。

Set List:
1. Circle/Line
2. Playmate at Hanoi
3. Catch 22
4. Structure I
Encore. Duran

メンバーの数から渋さ知らズと比較することもできるが、DCPRGの方が明らかに近未来的でクラブ志向(渋さは土着的でお祭り志向だもんね)。サックスの津上氏、ギターの大村氏をはじめ演奏は素晴らしかったが、やっぱりスタンディングのクラブでロングセットを楽しみたいものである。



踊りましょう
デートコースで
ご一緒に

ブルーノート東京は久しぶりだったが、骨董通りの街並がずいぶん変わっていて驚いた。
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住所不定無職/TADZIO/宇宙人@渋谷 NHKみんなの広場 ふれあいホール 2011.12.4 (sun)

2011年12月06日 00時28分24秒 | ガールズ・アーティストの華麗な世界


NHK FM「LIVE BEAT」の公開録音の入場券が当たった。出演は女の子メインのバンド3組。ふれあいホールはキャパ280人の座席のあるちゃんとしたホール。NHKのイベントだからか観客の年齢層が高めなのが面白い。ロックなんか聴きそうにない初老のおじさんおばさんも多い。前説でラジオの収録だから、ということで拍手の練習があった。

一番手は住所不定無職。ユリナ(ギターとか)、ザ・ゾンビーズ子(ギターとか)、ヨーコ(ギターとか)の3人組。11月に2nd“フルヴォリューム・シングル”「トーキョー・ポップンポール・スタンダードNo.1フロム・トーキョー!!!」をリリースしたばかりで注目を集める弾けた”Pop’n Poll”バンドである。この夏に少年ナイフとの対バンで観て以来2度目。ユリナ嬢のはっちゃけたヴォーカルとMCが楽しい。後ろの席のおばさんが「何言ってるのか聴きとれないわ」と話してる。ひたすら元気でカラフルでガーリーなステージ。でもここだけの話ザ・ゾンビーズ子嬢が私にはニューハーフにしか見えないんですけど・・・。ファンの方ごめん!
→twitterのフォロワーさんからの指摘で、ザ・ゾンビーズ子ちゃんがオカマちゃんであることが判明。不勉強でお恥ずかしい(12/6 10:30追記)。



二番目が我が愛しのTADZIO。今までは物販のTシャツ姿だったが、この日はリーダー(vo,g)が白いワンピース、部長(vo,ds)がストライプのシャツという衣装。ワンピース姿のリーダーの胸が揺れるのがなかなか新鮮でおいしゅうございました。国営放送の収録でも関係なくいつもと同じノイズ・ギターと過激な歌詞が炸裂するハードコアで突っ走る。昨年9月にスーデラでステージ・デビューしてから1年以上精力的にライヴ活動を続けてきただけあり堂々とした風格が備わった。「この曲は歌詞の問題でオンエアできないかもしれないんだって」とリーダーがMCするが、ほとんどの曲が「ふぁっきゅー」「しね」「ぶす」など放送上問題ありそうな歌詞ばかりなので実際の番組でどれだけ流れるか興味深いところだ。さすがに年配のお客さんには強烈過ぎたのか途中で席に座りこむ人が続出。若い人にはかなりのインパクトを与えたようでライヴ後「凄かったね~」「カッコよかった!」といった会話が交わされていた。やったね!



最後が高知出身の4人組宇宙人。地元でのライヴ活動もなく音源も未発表だったにも拘わらずFUJI ROCK 2010に出演したという謎のバンドだ。もちろん観るのは初めて。女性ヴォーカルと男性g,b,dsの4人組。サウンド的には抒情的な相対性理論といった風情でバンド名に相応しいスペーシーな電子音を交えたギター・サウンドが心地よい。いや実際心地よすぎて後半はぐっすり眠ってしまった(汗)。



帰るときいつの間にか客席にいたTADZIOの二人に会った。二人ともますます可愛くなっていて胸が高鳴る。衣装は冬らしく変えてみたとのこと。


いいライヴ
無料で観れる
国営放送

今回の「LIVE BEAT」のオンエアは12月25日(日)11:00PM~1:00AM NHK FMにて。「らじるらじる」でパソコンでも聴けるので要チェック!
因みにその日は私の誕生日です。
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グイーン@渋谷O-East 2011.12.3(sat)

2011年12月05日 00時24分12秒 | こんな音楽も聴くんです


すっかり年2回の恒例行事となったクイーン・トリビュート・バンド、グイーンのリサイタル「Queen Tribute 2011」に行ってきた。客層はほぼ40代~50代中心だが、20代の若者や親子連れの姿もある。コンサートに行くのは年2回のグイーンのリサイタルだけという人も多いに違いない。

結成40周年のクイーン・イヤーを締めくくる(?)このライヴ、最近リマスター発売された「世界に捧ぐ」以降の中~後期、いわゆるヒゲフレ(フレディ・マーキュリーが口ひげを生やし始めた時期)の曲を中心にした選曲だった。ほとんど知らない曲が続くが、どれも覚えやすいメロディーと特有の重厚なオーケストレーションに彩られ知らなくても楽しめる。グイーンは演奏的には高度なテクニックを持ち完璧なのだが、ヴォーカルのフレディ波多江氏の色物キャラとコスプレでコミック・バンドに近いステージを展開する。観客も演奏はともかく、波多江氏の物真似パフォーマンスを楽しみに来るのであって、あちこちで爆笑が起る。特に軽妙なMCは「クイーンを素材にした綾小路きみまろ」とでも呼べるだろうか。このノリが妙にしっくり来るのは齢のせい?

「バイシクル・レース」の途中で観客が自転車のベルを鳴らすところで「赤鼻のトナカイ」を歌ったり、レディ・ガガを意識した手作りのちゃちい衣装で登場したりして飽きさせない。アンコールは「ボヘミアン・ラプソディ」~「ウィー・ウィル・ロック・ユー」~「伝説のチャンピオン」~「ゴッド・セイヴ・ザ・クイーン」の鉄板曲で締め。2時間強に亘って妄想クイーン・ワールドを堪能した。



クイーンは
ネタとしても
最高です

難しいことを考えずにノスタルジーに浸れる世界も必要だ。
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