A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

性懲りもなく再びマイブーム~裸のラリーズ「Les Rallizes Denudes 13CDs」

2011年12月04日 00時52分01秒 | 素晴らしき変態音楽


5年ほど前ネットオークションでUniviveのCDRを多数買い漁りお金を浪費して以来、もう裸のラリーズのCDを購入するのは控えようと思っていたのだが、今夏、20年前1991年に限定リリースされた正規盤3作+αの5枚組リマスターBOXがUniviveから正式リリースされるという情報につい踊らされて予約、そしたら今度はignuitasから13枚組BOXのリリースと来たもんだ。5枚組の方は当初の予定から半年経っても出ていないが、13枚組はモダーンミュージックに先行入荷したので購入(amazonやDisk Unionでは12/25発売予定)。このBOXは1990年代のラリーズのライヴ音源を収録したもの。今まで1970~80年代の音源は散々リリースされてきたが、90年代の音源がまとめて聴けるのは嬉しい。私の唯一のラリーズ体験である1993年2月17日川崎クラブチッタ公演も収録されている。

Disc 1 & 2 1993/2/17 Club Citta
Disc 3 1994 京都大学
Disc 4 & 5 1994/9/9 Club Citta
Disc 6 & 7 1995/2/24 Club Citta
Disc 8 & 9 1996/10/4 Club Citta
Disc 10&11 1997/11/3 Manda-La 2(with,A.Doyl)
Disc 12&13 1997/11/14 Manda-La 2(with,A.Doyl)

Twitterで「13枚組を予約した」と呟いたら、フォロアーさんから「以前そのCDR盤を買ったのだが音質が残念だった」との情報をいただいたので余り期待していなかった。しかしCD化にあたってリマスタリングが施してあり今回はメチャクチャ音質がいい。楽器のバランスやヴォーカルのクリアさも問題なく素晴らしいサウンドが楽しめる。今日は朝からラリーズまみれである。ジャケットには録音場所と日付しか表記されていないが、パソコンに入れると曲名が表記されるのに感動。メンバー名が分からないのは残念だが、これで1万円前後なら御の字である。

ググってみたら1991年ミュージックマガジンでの湯浅学氏による当時パリ在住の水谷孝氏とのFAXインタビューを書き起こしたブログを発見。また爆風スランプのファンキー末吉氏のブログに初代ラリーズのメンバーで後によど号ハイジャック犯として北朝鮮に亡命した若林盛亮氏と遭遇した顛末が書かれていて興味深い。

同じ日に山口富士男@UFO CLUBの電話予約をし、Facebookでジュリアン・コープからフレンド承認の連絡が来たのも偶然にしては出来過ぎ。



今この瞬間
何をしてるか
水谷さん

かくして人生何度目かのラリーズ・マイブームに溺れている私である。
コメント (7)
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ラモーンズ展「Nothing But True PUNK」@原宿kit gallery 2011.12.2(fri)

2011年12月03日 01時03分24秒 | ロッケンロール万歳!


東京タワーでクイーン展が大々的に開催される中、原宿の片隅のギャラリーで「ラモーンズ展」がこじんまりと開催されている。大貫憲章さんと共にロンドン・ナイトのメインDJであり、世界的なラモーンズ・コレクターとしても知られるカッチン氏のプライベート・コレクションを一挙に展示したものである。

私はカッチン氏と会うのは10年ぶり。お互い変わってないね、と再会を喜び合う。壁一面に飾られているポスターや写真、衣装の数々に驚く。1990年代後半から海外のコレクターからコツコツと買い集めたものである。当時アメリカではラモーンズは思いの外人気がなく、貴重なアイテムも安く手に入れられたという。カッチン氏が学芸員よろしく丁寧に入手の経緯やアイテムの由来を説明してくれる。1974年のデビュー・ギグのジョニー・ラモーン手書きのフライヤー。メンバーが実際にステージで着用したTシャツや革ジャン。サイン入りの南米での解散ツアー・ポスター。オフィシャルTシャツのプリントの原画などどれも世界初公開のアイテムばっかり。1970年代のニューヨーク・パンク・シーンの香りが色濃く漂っている。そして永遠の3コード・ロッケンロールを奏で続けた希有のバンド、ラモーンズのブレないスタイルが強く印象に残る。クイーンのきらびやかな世界とは対極のチープでシンプルな雰囲気は私にとってはより魅力的だった。ロッケンロールが好きなら絶対観に行って損はない。12/4(日)まで。



ロッケンロール!
ワンツースリーフォー
ダダダダダ

PUNKの神髄が此処にある。
コメント (4)
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この娘ヤバい.....惚れちゃった~きゃりーぱみゅぱみゅ「PONPONPON」

2011年12月02日 00時21分58秒 | ガールズ・アーティストの華麗な世界


原宿ガールズの間ではずいぶん前から話題になっていたらしいが、この夏に朝日新聞の記事で存在を知ったきゃりーぱみゅぱみゅ。派手なコスプレルックと発音しにくい名前が記憶に残ったくらいで、そのときは何とも思わなかった。

しかし先日YouTubeを適当に観ていてふと思い出したあの名前。きゃりー何とか。検索して出てきた「PONPONPON」という曲のPVを観て私の心はひっくり返った。プロデュースがPerfumeやMEGちゃんを手がけるCupsuleの中田ヤスタカ氏ではないか!MEGちゃんがレコード会社を移籍して充電期間に入ってしまい寂しい思いをしていたところへ中田氏の秘密兵器が炸裂。はっきり言ってサウンドはMEGちゃんと全く同じ。コケティッシュでキュートなヴォーカルも酷似している。

しかしきゃりーぱみゅぱみゅ(ちゃんを付けるかどうか迷うところ)のキャラはMEGちゃんとは似て非なるものである。女の子らしさを武器に大人っぽいセクシーさを醸し出していたMEGちゃんに比べきゃりーぱみゅぱみゅにはお色気は全くなし。天真爛漫子供のままである。自称ロリコンの私ですら可愛い女の子を見て欲情しないのはホントに不思議である。けいおんを観ているのと感覚は同じである。これは新鮮な感動。ネコが好きな気持ちと同じ視点で彼女に参ってしまった次第。来年1月29日渋谷WWWのきゃりーぱみゅぱみゅバースデイパーティに行きたいな~。



何かしら
こんな気持ちは
初めてよ

ちなみにその二日前は不失者のライヴである。灰野さんときゃりーぱみゅぱみゅが共演したら頓死しちゃうかも!
コメント (4)
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