A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

グイーン@渋谷O-East 2011.12.3(sat)

2011年12月05日 00時24分12秒 | こんな音楽も聴くんです


すっかり年2回の恒例行事となったクイーン・トリビュート・バンド、グイーンのリサイタル「Queen Tribute 2011」に行ってきた。客層はほぼ40代~50代中心だが、20代の若者や親子連れの姿もある。コンサートに行くのは年2回のグイーンのリサイタルだけという人も多いに違いない。

結成40周年のクイーン・イヤーを締めくくる(?)このライヴ、最近リマスター発売された「世界に捧ぐ」以降の中~後期、いわゆるヒゲフレ(フレディ・マーキュリーが口ひげを生やし始めた時期)の曲を中心にした選曲だった。ほとんど知らない曲が続くが、どれも覚えやすいメロディーと特有の重厚なオーケストレーションに彩られ知らなくても楽しめる。グイーンは演奏的には高度なテクニックを持ち完璧なのだが、ヴォーカルのフレディ波多江氏の色物キャラとコスプレでコミック・バンドに近いステージを展開する。観客も演奏はともかく、波多江氏の物真似パフォーマンスを楽しみに来るのであって、あちこちで爆笑が起る。特に軽妙なMCは「クイーンを素材にした綾小路きみまろ」とでも呼べるだろうか。このノリが妙にしっくり来るのは齢のせい?

「バイシクル・レース」の途中で観客が自転車のベルを鳴らすところで「赤鼻のトナカイ」を歌ったり、レディ・ガガを意識した手作りのちゃちい衣装で登場したりして飽きさせない。アンコールは「ボヘミアン・ラプソディ」~「ウィー・ウィル・ロック・ユー」~「伝説のチャンピオン」~「ゴッド・セイヴ・ザ・クイーン」の鉄板曲で締め。2時間強に亘って妄想クイーン・ワールドを堪能した。



クイーンは
ネタとしても
最高です

難しいことを考えずにノスタルジーに浸れる世界も必要だ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする