A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

いつものLSD、そして大麻について。

2009年02月08日 00時48分42秒 | 健康について
今日もLSDをやってしまった。
それをやると気持ちいい。精神の高揚感が得られる。身体の適度な疲労感も何とも言えない心地よさだ。

麻薬のリゼルグ酸ジエチルアミドのことではない。Long Slow Distance=ゆっくりと長い時間をかけて一定距離を走ることでありランニングの方法のひとつである。

大麻はやったことがあるがLSDの経験はない。大麻をやったのは主に海外だが、日本でも何度かやったことがある。時間感覚がゆったりして快感が長く続く。最近相撲を始めスポーツ選手の大麻問題が増えているのもリラックス法として効果がある証拠だろう。タバコに比べて健康上の害は少ないというし、我が国でも解禁、または黙認して欲しいものだ。

人間を
止めるかタバコを
止めますか

ある海外のロック・ミュージシャンに紹介されたアムステルダムのコーヒーショップは最高だった。





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ジョアン・ミロの愉快な世界

2009年02月07日 01時33分46秒 | アート!アート!アート!
私のハンドル・ネーム"miro"の一部は画家のミロに由来する。
私の一番好きな画家はオーストリアのフンデルトワッサーだが、フンデルトワッサーを知る以前、小中学生の頃はミロが大好きだった。象形文字のような単純化された線画、鮮やかな色使い。子どもの描くような天真爛漫さがミロの魅力だ。

ミロは1893年4月20日スペインのカタルーニャ地方の中心都市バルセロナ生まれ。ちなみにガウディ、ダリもカタルーニャ出身である。バルセロナには前衛芸術を産む土壌があるのだろうか。
20代でパリへ出てピカソやアンドレ・ブルトン、マグリッド、ダリらと交流しシュールレアリズム運動を推進する画家となった。作家のヘミングウェイやヘンリー・ミラーとも交流があったことがミロを他のシュールレアリズムの画家とは異なる抽象画法に進ませたのだろう。日本にも2度来日し、1970年の万博ではガス館に巨大壁画を描いたそうだ。

1983年12月25日に死去するが、奇しくも12月25日は私の誕生日である。不思議な縁を感じる。

ミロを観ろ
ミニを見るより
色がある

久しく日本で回顧展は行なわれていないがそろそろ再評価の時期であろう。


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猫の目犬の目~マジカル・パワー・マコ「マジカル・パワー」

2009年02月06日 00時32分33秒 | 素晴らしき変態音楽
先日Disk Unionで1972-1975録音のCD Boxを買ってから、マジカル・パワー・マコの虜になっている。

本アルバムは1974年にジャケット通りPolydorレコードからリリースされたメジャー・デビュー盤だ。表面にレーベル・ロゴ、裏面に価格を大きくレタリングした装丁は画期的。解説書には大きく猫と犬の顔の写真が使われていて、レコードのAB面はCat SideとDog Sideとなっており、ただ者じゃないオーラを放っている。
マコさんはこの時18歳。武満徹氏から「天才少年現る!」と高く評価された才能を開花させた作品である。
英語のアナウンス、ケチャ、三味線、ズーズー弁の語り、具体音、その他様々な音が使われており、決して普通のロックじゃない。電波系のハシリのような世界である。
さらにこのアルバムには灰野敬二さんが2曲ヴォーカルで参加しており、若い歌声を聴かせてくれるのも嬉しい。
35年前とは思えぬ進歩性を感じさせるアルバムだ。

1973年に灰野さんとNHKテレビの「昼のプレゼント」に出演し、その演奏に視聴者から苦情が殺到したと言う。以後灰野さんはNHKに出演することはないが、マコさんは番組の音楽を手掛けたりしていた。1986年にはNHK局長賞を受賞している。

マコさんは現在でもクラブ/ノイズ・シーンで活動中。

マコと灰野
若き二人の
実験道場

今この二人が共演したら面白いのではないだろうか。


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超お得な廉価盤~「クアドロマニア 20世紀の音楽 アヴァンギャルド」

2009年02月05日 00時32分35秒 | 素晴らしき変態音楽
「クアドロマニア」というのはクラシックの廉価盤のシリーズ名で、ドイツ直輸入盤CD4枚組で1000円ちょいという安さ。
その中の現代音楽篇を入手した。収録曲はタヴァナー、リゲティ、ウェーベルン、ヴァレーズ、武満、ケージ、シュニトケ他蒼々たる作曲家の作品だ。
廉価盤だからといってバカには出来ない。演奏はなかなかのものだし音もいい。管弦楽曲、協奏曲、室内楽、器楽曲、合唱曲とあらゆる形態を網羅した選曲も素晴らしい。
特にケージの「プリペアド・ピアノのための音楽」は背筋が凍るような唯一無比のユニークな演奏だ。
そふと屋 HP

廉価盤
お得な上に
いい内容

クラシック入門者にはお薦めのシリーズである。

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人間ゲームアート

2009年02月04日 00時29分39秒 | アート!アート!アート!
昔懐かしいゲーム、テトリスを人間で再現した面白映像がある。


声で表現した効果音も含めシュールなユーモアのある映像である。
スイス人のアーティストGuillaume Reymond氏がLES URBAINESフェスティバルなどに出品した「GAME OVER Project」という作品。
他にもスペースインベーダー、ピンポンなどがありどれも単純な可笑しさに溢れている。ユニークなことを考える人もいたものだ。

人による
昔流行った
ゲーム達

単純だからこそ笑えるのだろう。





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灰野敬二×藤掛正隆@関内Stormy Monday 2009.2.1 (sun)

2009年02月03日 00時38分51秒 | 灰野敬二さんのこと
灰野×藤掛DUOの2005年Stormy Mondayでのライヴから抜粋したCD「明日 アルファベットが、消えてしまいますように」発売先行スペシャル・ライヴ。
とはいっても普段のStormy MondayでのDUOライヴと変わらない。お客さんは全部で12人。親密な雰囲気の中、珍しく15分押しという早めのスタート。
灰野さんは変則チューニングのSGでのアヴァンギャルド・プレイ。藤掛さんはいつものように強力な8ビートを基本にしたパワフルなドラミングで応酬する。途中でSGのチューニングを通常に直し、よりシャープな演奏。第1部は完全なインストで灰野さんの素晴らしい異能ギターを堪能することが出来た。
第2部は、やむを得ぬ事情で藤掛さんが中座。灰野さんのソロとなった。テーブルの上に長方形のエフェクターサイズの小型シンセを4台並べ、クリック音やビープ音を重ねていく。このシンセを見たのは初めてだったが、最近使い始めたそうだ。続いてギターの弾き語り。哀秘謡で「愛しのマックス」「黒い花びら」、オリジナルで「おまえ」。藤掛さんの不在を埋めるような気迫の籠ったプレイだった。思わぬハプニングがいい方向に働いたといえる。

ハプニング
魅力に変える
しなやかさ

灰野さんぐらいキャリアになると、この程度のことはハプニングの内には入らないのだろうが。




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地蔵の視線で見渡す

2009年02月02日 01時54分41秒 | ありきたりな日常
いつもランニングしている自転車道の4kmあたりに2体のお地蔵さんが立っている。
大きい方で40cmくらいだからつい見逃してしまいがちであるが、この自転車道で命を落とした親子であろうか、ひっそりとした佇まいだ。いつ通ってもお供え物がしてあるから、近所に親類でも住んでいるのかもしれない。
私はこのお地蔵さんの前を走り過ぎる時は心の中で黙礼する。すると地蔵の意識が身体の中を通り過ぎるのか、ひやっとした感触を一瞬感じるのだ。
由来は詳しく知らないけれど優しい顔の親子地蔵は道行く人達の安全と平和を守っているような気がしてならない。

お地蔵さん
じっと黙って
見つめてる

この自転車道には他にも地蔵や無名墓が立っていて、何となく霊的なものを感じる。


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岡林信康のパワー

2009年02月01日 01時03分25秒 | こんな音楽も聴くんです
フジテレビの「Music Fair」に岡林信康氏が出演していた。
1960年代後半関西フォーク・シーンから登場し、「山谷ブルース」「友よ」「チューリップのアップリケ」「くそくらえ節」「ガイコツの歌」等の問題作を次々発表、放送禁止曲を多く産み"フォークの神様"と呼ばれた人だ。
もう還暦を過ぎている筈だが、その凛とした佇まい、鋭い眼光は全く色褪せてない。1980年代半ばから展開する「エンヤトット」路線を突き進め、番組でも伝統打楽器、三味線、笛を取り入れた日本民謡的な演奏を聴かせてくれた。氏はこの音楽を自らの名前をもじって「御歌囃子(オカバヤシ)」と呼んでいるそうだ。
これからも日本の音楽界の至宝として活躍して欲しいものである。

御歌囃子
フォークの神は
過去のこと

自らのリサイタル「狂い咲きコンサート」は今でも続いている。




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