A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

Concert For Japan(坂本龍一/ルー・リードetc.)@New York 2011.4.9 (sat)

2011年04月11日 00時45分26秒 | 音楽ちょっといい話
東日本大震災の被災者を支援するチャリティーライブ「Concert for Japan」が会場のニューヨークからUstream配信された。サックス奏者のジョン・ゾーンが主催するイベントで、坂本龍一、ルー・リード、ローリー・アンダーソンらが出演。収益は全額寄付する。配信は日本時間の4月10日2時00分~4月10日10時00分。かなり辛い時間帯なので所々拾い観した。

2時半頃、プロデューサーのハル・ウィルナーと現代音楽の巨匠フィリップ・グラスが登場。ウィルナーはアレン・ギンズバーグなどの詩を朗読し、グラスはピアノで伴奏をつける。創造性に溢れたポエトリー・リーディング。ウィルナーが引っ込みグラスのピアノ・ソロはスクリーンに投射された幾何学模様の映像とのコラボ。う~んさすが巨匠。イマジネーションが広がる。

続いてルー・リード、ローリー・アンダーソン、ジョン・ゾーンのインプロ・セッション。ちなみにリードとアンダーソンは夫婦。リードのMetal Machine Music風のノイズ・ギターとメロディアスなアンダーソンのヴァイオリン、相変わらずシャープなゾーンのサックスが交錯しスリリングな演奏を展開。後半は和太鼓が参加してトライバルなビートを叩き出す。

ここで眠くなったので睡眠。
7:30に起きてPCを起動すると丁度坂本龍一教授がピアノ演奏中だった。詩の朗読はデヴィッド・シルヴィアン。大友良英さんも何かの音源で参加したそうだ。

続いてビル・ラズウェルが奥さんのシンガーgigiのバンドとともに登場。ラッパーが二人いるバンドで、静謐な教授の演奏とは正反対のパワフルでエンルギッシュなファンクを聴かせる。ドラムは山木秀夫氏。

その後は尺八の独奏あり、和太鼓の乱れ打ちあり、日系人のロックバンドあり、なかなかバラエティに富んだ内容だった。

のべ12時間というマラソン・イベントだったがアメリカから日本への愛情の深さが実感できる有意義なイベントだったと思う。その一部=坂本龍一/ビル・ラズウェル/和太鼓がアーカイヴされている。ぜひご覧ください
Concert For Japan


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ニューヨーク

こんな豪華な企画を実現させたジョン・ゾーンはさすがだな。
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