メルヒェンの館～黒姫童話館

夏休みを取って長野県の黒姫高原へ行ってきた。お目当ては夕食の美味しいことで有名なゲストハウス、そして黒姫童話館だった。
黒姫童話館は黒姫山の麓にある小さな美術館である。涼しくて空気が澄んでいる。近くにはコスモス園があり、シーズンには無数のコスモスが咲き乱れるそうだ。
童話館ではミヒャエル・エンデや松谷みよ子の常設展に加え、ちょうど"絵本から飛び出した主人公たち"という展示が始まったばかりで、これが面白かった。「はらぺこあおむし」「こねこのぴっち」「かいじゅうたちのいるところ」「11ぴきのねこ」「ムーミンのたからもの」「さる・るるる」「マウスのメリークリスマス」「オリビア サーカスをすくう」「メイシーちゃん ベッドにはいります」「バーバパパのいえさがし」「ちいさなうさこちゃん」「ぐるんぱのようちえん」「マドレーヌといぬ」などなど、40冊以上の絵本の原本と翻訳、キャラクターのぬいぐるみが溢れている。メルヒェン好きには天国のような展覧会だ。私は「ぞうのエルマー」がなかったのがちょっと不満だったが十分楽しんだ。この特別展は9月28日まで開催とのこと。
ゲストハウスの夕食は10品以上出てきただろうか、どれも凝ったオリジナル料理で大満足。
翌日は野尻湖遊覧船に乗ったりナウマンゾウ博物館を観たりした。時間がなくて小林一茶堂に行けなかったのが心残りだがのんびりした休暇を過ごした。
黒姫童話館 HP

黒姫で
どっぷり浸かった
メルヒェンに

いくつになっても童話の世界に遊んでいたいものだ。