A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

青野文昭展@武蔵野市立吉祥寺美術館〜家具の音楽:サティ/ビル・ネルソン/スロッビング・グリッスル

2017年09月25日 08時40分57秒 | アート!アート!アート!


conservation piece/peace
コンサベーション_ピース ここからむこうへ part A
青野文昭展  

会期:2017年9月9日(土)-10月15日(日) 
【休館日】  9月27日(水)
【開館時間】 10時~19時30分
【入館料】  一般300円・中高生100円(小学生以下・65歳以上・障がい者の方は無料)
【主催】   武蔵野市立吉祥寺美術館

青野文昭(1968年仙台生まれ、同地在住)は、宮城教育大学大学院在学中の1990年より「修復」をテーマに掲げ、以後今日にいたるまで、空き地や海岸などに打ち捨てられ、傷つき、壊れたものの断片を拾い、その欠損部分を知識と想像力によって「なおす」というスタイルで制作・発表を続けている。自身も被災者となった2011年3月の東日本大震災後は、津波により破壊された被災物を用いた作品制作にも集中的に取り組んできた。青野は、「復元」という行為の不確実性/不完全性を認めた上で、その復元作業によって顕在化するズレやすり合わせといった様々な異物間の関係性の中に、リアルな世界像を読み込もうとする。
欠落した部分の断面を見つめながら他者の記憶と向き合い、そこに自身の記憶や想像に基づく新しいかたちを与え、接地面の齟齬をならしていく作業。そこでは、他者/過去の記憶を自身の中に取り込み、またそれによって自身が他者の記憶の中に潜っていくような記憶の交感が行われている。
本展に向け青野は、戦前、祖母が暮らしていたという自身にも縁ある土地・吉祥寺周辺地域での収拾活動に基づき、地域全体の記憶を「復元」するという作業に挑戦した。展示会場では、数点の旧作により青野の今日までの制作活動を振り返るとともに、約1年をかけて進められた東京―吉祥寺における新たな取り組みの成果として、大作が発表される。



サティ 家具の音楽より「県知事の私室の壁紙」 コンスタン指揮





bill nelson's red noise furniture music single audio




家具の中
眠る記憶の
生死の狭間

Throbing Gristle - Music from the death factory: Sin título Cara A (1976)

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