A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

野宮真貴&BIBA/バニラビーンズ@新宿ロフト 2013.7.5(fri)

2013年07月07日 01時05分05秒 | ガールズ・アーティストの華麗な世界


バニラビーンズ5周年記念対バン企画
『風は吹くのか!?Vol.4 ~夢にまでみた東京は夜の七時』
出演:バニラビーンズ/野宮真貴&BIBA

バニビちゃんの対バン企画、バンドじゃないもん!、7!!(セブンウップス)、カジヒデキと続き、遂におしゃれ手帖こと野宮真貴の登場!バニビはピチカート・ファイブの「東京は夜の七時」をカバーし、コンセプトや衣装やポージングに大きな影響を受けているので、まさに元祖バニビ的カリスマとのチャンスミーティング。それほどインスパイアされている割には、会うのはこの日が二回目だという。ロフトは前回のカジヒデキに比べると若干空いているが、野宮ファンの女性も多く華やいだ雰囲気。


野宮真貴&BIBA


遅過ぎた渋谷系マイブームでオレ的再評価が最も高いのが野宮時代のピチカート・ファイブ。フリッパーズやオリラブ、カヒミちゃんも素晴らしいが、ピチカートの音楽含蓄の深さと過度なおしゃれオーラは、日本の音楽シーン全体を見ても頂天を成す絢爛さである。小西康陽のマニュフェストを実行に移すポップアイコンが野宮真貴だった。21世紀にはソロ歌手として活動すると共におしゃれ女子のカリスマとして君臨。昨年デビュー30周年を華麗に飾った。この日はブラボー小松(g)、宇治野宗輝(electro)、NOZOMU(DJ)[7/9追記:本当の名前は"冨沢ノボル"とのこと。記憶違いでした]のユニットBIBAとのステージ。宇治野のバイク型電子楽器がユニーク。ジュース・ミキサーを使ったノイズ発生機も披露。本職は現代芸術家であり、現在箱根彫刻の森美術館で「宇治野宗輝 ポップ/ライフ」展を開催中。NOZOMUは沢尻エリカ等を手がけるヘアメイクアーティスト。非音楽界のクリエーターを起用するニッチなコンセプトはピチカート時代から継承されている。「東京は夜の七時」「スーパースター」「マジック・カーペット・ライド」「トゥイギー・トゥイギー」などピチカート・ナンバーや「ヴィーナス」のカバーとヒット曲満載のステージは最高のエンターテインメント。53歳の野宮の凛とした佇まいに感動。





バニラビーンズ


YATSUI FESで間近で観たバニビは至福体験だったので、今回も前5列目で観戦。対バン企画はバニバンドを率いてのバンドスタイル演奏だから見逃せない。普段やらない曲も多いし、生演奏ならではの臨場感に高揚する。新衣装のふたりの姿に惚れ惚れ。ハイソックスが眩しい。レナが"ネ申アルバム"と語る2nd「バニラビーンズII」からの選曲が多い。曲よし・演奏よし・ルックスよし・雰囲気よしの四拍子揃ったステージは、観る者を楽しませるというエンターテインメントの基本を押さえた充実ぶり。捻くれた分析をする気も起らず、ただ本能的快感にしっぽり浸った一時間半だった。アンコールは野宮をゲストに「東京は夜の七時」。両者のポージングが微妙に違うのが面白い。




(右:アンコールのトークシーンは撮影OKでした。)

★バニラビーンズ・オフィシャル・ブログはコチラ
★詳細なライヴレポートはコチラ[7/8追記]


渋谷でも
アキバでも
楽しんだモノ勝ち

バニラビーンズ 5周年記念対バン企画
風は吹くのか!?Vol.5
出演:バニラビーンズ/ザ・コレクターズ
開催日:2013年9月17日(火)
会場:新宿LOFT
開場:18:30 開演19:00

10月ニューシングル リリース!

▼バニビ出演めがねスーパーCM OA中!


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