A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

坂田明+石橋英子+ジム・オルーク@下北沢Lady Jane 2011.3.13(sat)

2011年08月15日 00時12分45秒 | 素晴らしき変態音楽

"盂蘭盆会に立ち会う~茄子に乗った精霊たちを迎え入れ、初逢瀬の明と英子とて、司祭をジムに譲り渡せず、誰が仕切るか亡者たちのお盆興行。"

この日は昼に父の新盆でお坊さんに実家で棚経をしてもらった。お盆の入りで父を始めご先祖様が茄子の馬に乗って下界へ帰って来るという。

夜は久々に坂田さんのライヴ。石橋英子嬢(p)、ジム・オルーク氏(g)とのトリオだ。ジムが坂田さんを尊敬しているのは有名な話だが、共演ライヴを観るのは多分初めて。共演CDではそのフリージャズとも現代音楽ともつかぬ室内楽的な穏やかなサウンドが印象的だったがライヴではどうなるか?

結果的にはCDの印象に近い演奏だった。石橋&ジムの点描画風のミニマルな伴奏の上を朗々とした伸びやかな坂田さんのサックス/クラリネットが響きわたるというのが基本パターン。所々で鈴や鐘を鳴らしたり、平家物語を詩吟風に唸ったりする。それにしても坂田さんのサックスの音色の美しいこと! この音を聴くだけで脳内シナプスが活性化する。大海の中を漂うミジンコ?  そうかも知れない。



朗らかに
響くサックス
海の中

坂田さんと息子さんの学君の共演が8/22渋谷Bar Issheeで実現。これも楽しみ。
コメント
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