kuruucrew(狂うクルー)の2ndアルバム「Grind Mirrorball」のレコ発。ユニークなバンドを迎え豪華なイベントになった。
一番手は私のお目当ての仙台のガールズ・デュオTADZIO。彼らを観るのは3回目になるが、9月のデビュー・ライヴの時の衝撃が全く衰えないのが素晴らしい。二人とも可愛らしい女の子なのだが、演奏はアヴァンギャルドでプリミティヴなハードコア・サウンド。ギターとドラムだけという音数の少なさを活かした初期衝動そのままの強力なサウンドを聴かせる。黒いタイツに赤いミニスカートがそそるギターのももちゃんの「センキュー」というMCがキュート。無理矢理シャウトするのではなく、素直な発声のヴォーカルがいい。ドラムのみぽりんのコーラス(掛け声?)も効果的。今回手作りのT-シャツを物販用に持ってきていたが、音源も早くリリースして欲しい。TADZIOは12/24六本木SDLX、12/27新代田Fever、12/29新大久保Earthdom(ヘアスタとの共演)と年末のライヴが目白押し。
2番目はボアダムズのYoshimi嬢率いるooioo。レコードでは何度も聴いて好きなガールズ・バンドだが、ライヴを観るのは初めて。ライヴ前に中原昌也氏が司会としてステージに登場し、ベースのAyA嬢の結婚を報告。生で観るooiooは流石結成15年を迎えるだけあって貫禄の電波系ストレンジ・サウンドで、私が最近再評価しているレコメン系プログレにも通じる変態性がある。個性的なルックスは水玉消防団を思わせる。フレッド・フリスが好みそうなバンド。レコードよりもずっとハードだった。
3番目にこちらもベテラン、Phewさん率いるMOST。5人のメンバーがステージに登場するだけで空気が変る。今までおとなしく観ていた年配のファンが発狂したように踊り狂う。Phewさんは黒いアイシャドウと"Sex, Drugs, Rock'n Roll"とプリントされた黒のパーカーで姉御振りを発揮する。二人のギター、山本久土氏と山本精一氏のハードなプレイが印象的。エンディングでは二人ともギターを床に叩きつけてクラッシュ。その存在感は圧倒的だった。
トリにkuruucrew。g,b,ds,saxのインスト4人組。"MOSTの後は分が悪いよ"とMCしていたが、いざ演奏が始まると激しい反復ビートで若い観客を熱狂させる。私は一番前で観ていたのだが隣のちょっとセクシーな洋服の可愛い女の子がじっとステージを見つめているかと思えば髪振り乱してノっているのが興味深かった。ゲスト・ヴォーカルにBING氏が加わり客を煽る。盛り上がったところでもうひとつのゲスト、Incapacitantsが登場。ラウドなノイズと激しいアクションは若いオーディエンスにも大うけ。インキャパだけの演奏が10分位あって、kuruucrewが加わり怒涛のセッションに。アンコールの終わりにインキャパのコサカイ氏がお約束のステージ・ダイヴ。観客が巨体を支えきれずカメラピットに落としてしまったのはご愛嬌。
バンドも観客も年代が幅広いイベントだったが、それぞれ楽しめた。
終了後TADZIOの二人に挨拶。このブログを読んでくれているそうだ。あまりの可愛さにガラにも無く緊張してしまった私だった。
レコ発も
ここまでやれば
大満足
中原氏から新作CD-Rを2枚買った。そして衝撃の事実を知らされたのだがそれはヒ・ミ・ツ。
一番手は私のお目当ての仙台のガールズ・デュオTADZIO。彼らを観るのは3回目になるが、9月のデビュー・ライヴの時の衝撃が全く衰えないのが素晴らしい。二人とも可愛らしい女の子なのだが、演奏はアヴァンギャルドでプリミティヴなハードコア・サウンド。ギターとドラムだけという音数の少なさを活かした初期衝動そのままの強力なサウンドを聴かせる。黒いタイツに赤いミニスカートがそそるギターのももちゃんの「センキュー」というMCがキュート。無理矢理シャウトするのではなく、素直な発声のヴォーカルがいい。ドラムのみぽりんのコーラス(掛け声?)も効果的。今回手作りのT-シャツを物販用に持ってきていたが、音源も早くリリースして欲しい。TADZIOは12/24六本木SDLX、12/27新代田Fever、12/29新大久保Earthdom(ヘアスタとの共演)と年末のライヴが目白押し。
2番目はボアダムズのYoshimi嬢率いるooioo。レコードでは何度も聴いて好きなガールズ・バンドだが、ライヴを観るのは初めて。ライヴ前に中原昌也氏が司会としてステージに登場し、ベースのAyA嬢の結婚を報告。生で観るooiooは流石結成15年を迎えるだけあって貫禄の電波系ストレンジ・サウンドで、私が最近再評価しているレコメン系プログレにも通じる変態性がある。個性的なルックスは水玉消防団を思わせる。フレッド・フリスが好みそうなバンド。レコードよりもずっとハードだった。
3番目にこちらもベテラン、Phewさん率いるMOST。5人のメンバーがステージに登場するだけで空気が変る。今までおとなしく観ていた年配のファンが発狂したように踊り狂う。Phewさんは黒いアイシャドウと"Sex, Drugs, Rock'n Roll"とプリントされた黒のパーカーで姉御振りを発揮する。二人のギター、山本久土氏と山本精一氏のハードなプレイが印象的。エンディングでは二人ともギターを床に叩きつけてクラッシュ。その存在感は圧倒的だった。
トリにkuruucrew。g,b,ds,saxのインスト4人組。"MOSTの後は分が悪いよ"とMCしていたが、いざ演奏が始まると激しい反復ビートで若い観客を熱狂させる。私は一番前で観ていたのだが隣のちょっとセクシーな洋服の可愛い女の子がじっとステージを見つめているかと思えば髪振り乱してノっているのが興味深かった。ゲスト・ヴォーカルにBING氏が加わり客を煽る。盛り上がったところでもうひとつのゲスト、Incapacitantsが登場。ラウドなノイズと激しいアクションは若いオーディエンスにも大うけ。インキャパだけの演奏が10分位あって、kuruucrewが加わり怒涛のセッションに。アンコールの終わりにインキャパのコサカイ氏がお約束のステージ・ダイヴ。観客が巨体を支えきれずカメラピットに落としてしまったのはご愛嬌。
バンドも観客も年代が幅広いイベントだったが、それぞれ楽しめた。
終了後TADZIOの二人に挨拶。このブログを読んでくれているそうだ。あまりの可愛さにガラにも無く緊張してしまった私だった。
レコ発も
ここまでやれば
大満足
中原氏から新作CD-Rを2枚買った。そして衝撃の事実を知らされたのだがそれはヒ・ミ・ツ。