クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

09-11 No.12-1

2009年11月11日 18時15分51秒 | Weblog
<ATMA>
ACD2 2559 2枚組 \3380
モーツァルト:歌劇「ドン・ジョヴァンニ」(弦楽四重奏曲編)
フランツ・ヨーゼフ弦楽四重奏団(ピリオド楽器)
録音:2006年12月、2007年5月(ケベック)
フランツ・ヨーゼフ弦楽四重奏団によるモーツァルト「ドン・ジョヴァンニ」
の弦楽四重奏版。
ドン・ジョヴァンニは1787年プラハで初演、翌年ウィーンで上演、たちまち話
題を呼びました。当時、人気のオペラ作品は手軽に楽しむため編曲がもてはや
され、数多くの楽譜が出版されていました。このアルバムでは、1798年ボンの
ニコラウス・ジムロック社から出版された楽譜を使用しています。楽譜はパリ
の国立図書館で所蔵されていたもの。ほぼ全曲収録され(レチタティーヴォを除
く)、モーツァルトの才能の特徴をとらえた、歌と楽器の相互関係を完全に伝え
ています。「歌のないオペラ」という作品ではなく、話の筋の微妙な感情を音
楽で巧みに表現しています。オペラ好きはもちろん、苦手意識のある人も大い
に楽しむことのできるアルバムです。
フランツ・ヨーゼフ弦楽四重奏団はピリオド楽器を使用したカルテット。モン
トリオール古楽界の中心的存在の4人によって2002年に結成されました。

ACD2 2617 \1850
メンデルスゾーン:
ピアノ協奏曲第1番ト短調Op.25
ピアノ協奏曲第2番ニ短調Op.40
交響曲第5番「宗教改革」Op.107
ルイ・ロルティ(指&P)ケベック交響楽団
録音:2009年4月27、28日(ケベック) 使用ピアノ:ファツィオーリ
ルイ・ロルティは1959年モントリオール生れ。1984年のブゾーニ・コンクール
の覇者。CHANDOSレーベルから30以上の録音が出ています。現在はドイツとカナ
ダを拠点におき音楽活動を行っています。彼の9年振り、初の弾き振り録音で挑
戦するのは、今年生誕200年を迎えたメンデルスゾーンの協奏曲と交響曲第5番。
メンデルスゾーンの協奏曲といえば名曲ヴァイオリン協奏曲ですが、メンデル
スゾーンはピアノの名手でもあり、未完のものも含め4曲のピアノ協奏曲を作曲
しています。いずれもメンデルスゾーンらしい美しい旋律に彩られた作品。こ
こに収録されているのは、甘美で優雅な音楽が魅力的な第1番、憂いを帯びた
第2番。ルイ・ロルティが愛用しているイタリアの銘器ファツィオーリ特有の明
るく煌びやかでいて、柔らかい音色がさらに作品を優雅に際立たせています。
また、メンデルスゾーン自身の転機ともなった作品交響曲第5番「宗教改革」。
きめ細かなアンサンブルとスケールの大きさを感じさせる演奏です。

ACD2 2603 \1850
J.S.バッハ:クラヴィーア練習曲集第2巻
イタリア協奏曲ヘ長調BWV971
フランス風序曲 ロ短調 BWV831
アレクサンダー・ワイマン(ハープシコード/イヴ・ボープル2008製)
録音:2008年4月22、23日(ケベック)
アレクサンダー・ワイマンは現在のカナダ古楽界で最も重要な音楽家の一人。
鍵盤奏者、指揮者として様々なプロジェクトに関わっています。アンサンブル
・トラジコメディア、フライブルク・バロック・オーケストラ、ジュスアルド
・コンソートのメンバーでもあり、ケベック交響楽団、モントリオール交響楽
団、レ・ヴィオロン・デュ・ロワでもソリストとして招かれています。
バッハは1735年に「クラヴィーア練習曲集第2巻」を出版。二段鍵盤のための
作品が収められ、イタリア、フランスの様式を対比させた曲集。生き生きとし
た演奏を聴かせてくれるイタリア協奏曲、躍動的感に満ちたフランス風序曲は
優雅に繊細に響かせています。




<Medici arts>~EuroArts
20 57468(DVD-Video) \2900
字幕:英、仏、独
ハイドン:オラトリオ「天地創造」
アネッテ・ダッシュ(S)クリストフ・シュトレール(T) 
トーマス・クヴァストホフ(Br)
アダム・フィッシャー(指揮)
オーストリア・ハンガリー・ハイドン・フィルハーモニー
収録:2009年5月31日エステルハージ宮殿ハイドン・ザール(アイゼンシュタット、
オーストリア)
ハイドン没後200年記念して行われた演奏会のライヴ収録。
1987年にアダム・フィッシャーによって設立されたオーストリア・ハンガリー・
ハイドン・フィルハーモニー。設立当初は「鉄のカーテン」が崩壊する前の冷戦
時代。ハイドンが暮らしたオーストリア、ハンガリーの選りすぐりの音楽家を集
め、ハイドンの作品を共に演奏することで国境を越えようという目的で活動。ハ
イドンの聖地アイゼンシュタットのエステルハージ宮殿のハイドン・ザールを
拠点に、毎年開催されているハイドン音楽祭では主役を務め、ハイドン・スペ
シャリストとしての不動の地位を確立しています。
ハイドン・イヤーのメイン・イベントとして、ハイドンの命日である5月31日に
行われたコンサートで演奏されたのがこの「天地創造」です。 ヨーロッパ各
地で放映され、かなりの盛り上がりを見せた歴史的公演となりました。ハイド
ンの音楽を生かし、作品の真髄に迫る演奏。伸びやかな声と愛らしい容姿で注
目を集めているベルリン出身の若手ソプラノ歌手アネッテ・ダッシュ、「魔笛」
のタミーノ役で評判を呼んだテノール、クリストフ・シュトレール、そして名
バリトン、トーマス・クヴァストホフらをソリストに迎え、実に感動的な音楽
を作り出しています。




<KII>
KKC 5074 \2580
国内仕様盤-輸入盤(ZIGZAG)
日本語解説書付
ベルリオーズ:
(1)幻想交響曲
(2)序曲「ローマの謝肉祭」 (9'13)
ジョス・ファン・インマゼール(指)アニマ・エテルナ
録音:2008年5月20-28日/ブリュージュ、コンセルトヘボウ
インマゼールがついにベルリオーズに挑戦しました。ピリオド楽器による「幻
想交響曲」自体はいろいろありますが、もっともインマゼール向きの作品ゆえ、
興味津々。オフィクレイドやコールアングレはもちろん、第2楽章のコルネット
のオブリガードも手抜かりなし。比較的小編成のオケのうえノン・ヴィブラー
ト奏法がこの作品が意外に古典的であることを再認識させてくれたり、ハープ
の効果にも感心させられますが、第1楽章冒頭から情感たっぷり、切々と歌い上
げる感情発露、大きなテンポの動かしなどインマゼール節全開のボルテージの
高さ。さらに有名な固定楽想も徐々にクレッシェンドするのではない彼ならで
はのやり方が絶品。目から鱗の超強力盤です。




<haenssler>
=SWR MUSIC=
93 252 4枚組 \6750
「ハイドン:ロンドン交響曲集(全12曲)/ ノリントン」
[CD 1]
交響曲第93番ニ長調Hob.I-93(21’51”)
交響曲第97番ハ長調Hob.I-97(24’15”)
交響曲第101番ニ長調Hob.I-101「時計」(25’31”)

[CD 2]
交響曲第94番ト長調Hob.I-94「驚愕」(22’03”)
交響曲第98番変ロ長調Hob.I-98(27’21”)
交響曲第102番変ロ長調Hob.I-102(23’47”)

[CD 3]
交響曲第95番ハ短調Hob.I-95(20’18”)
交響曲第100番ト長調Hob.I-100「軍隊」(28’08”)
交響曲第103番変ホ長調Hob.I-103「太鼓連打」(29’28”)

[CD 4]
交響曲第96番ニ長調Hob.I-96「奇蹟」(24’53”)
交響曲第99番変ホ長調Hob.I-99(21’47”)
交響曲第104番変ホ長調Hob.I-104「ロンドン」(27’00”)
サー・ロジャー・ノリントン(指)
SWRシュトゥットガルト放送交響楽団
録音:2009年9月7-12日シュトゥットガルト・リーダーハレ、
ヘーゲルザール(シュトゥットガルト音楽祭2009ライヴ)
ハイドン歿後200年のアニヴァーサリーを締め括るのはこれしかない!ノリント
ン率いるシュトゥットガルト放送響による「ロンドン・セット」が一挙にBOX
セットで登場します。ノリントンはシュトゥットガルト放送響と、首席指揮者
に就任した翌年の1999年にも第104番のライヴ録音(93.011)をおこなっています
が、このたびは第104番を含めたすべてが2009年の最新録音となっています。
持ち前の「ピュア・トーン」を武器につぎつぎと作品のイメージを一新し、と
りわけベートーヴェンやモーツァルトといった古典派の作品で最高の成果を収
めてきた当コンビによるハイドンとくれば、そもそも相性は悪かろうはずがあ
りません。
フレージングはより徹底され、音を割ったブラスやケトル・ドラムも意表を突
くというよりむしろ必然とさえおもえるほど自然で効果満点。前作ドヴォルザ
ークの「新世界より」(93.251)も深化を続けるアプローチを実感させる内容で
したが、ハイドンの「ロンドン・セット」はフレッシュでエレガント、あたた
かなぬくもりと、なにより音楽の喜びと楽しさを授けてくれるもの。これこそ
10年間の集大成と呼ぶにふさわしく、ベートーヴェンやモーツァルトに匹敵す
る最大のヒット作となる予感さえ感じさせるものとなっています。なお、すべ
ての曲の終演後に拍手が入ります。約22ミリ厚のクラムシェル・ボックス仕様。




<C Major>
ドイツのDVDレーベル、C-major の取り扱いを開始いたします。UNITEL系の映像
が続々と登場いたします。

70 0508(DVD-Video) 2枚組 \4980
70 0604(Blu-ray) \4980
字幕:独英仏西
ワーグナー:「ラインの黄金」
ユハ・ウーシタロ(Br ヴォータン)
アンナ・ラーション(Ms フリッカ)
ザビーネ・フォン・ヴァルター(S フライア)
イリヤ・バンニク(Br ドンナー)
ジェルマーン・ヴィラール(T フロー)
クリスタ・マイヤー(Ms エルダ)
ジョン・ダスザック(T ローゲ)
マッティ・サルミネン(Bs ファーゾルト)
スティーヴン・ミリング(Bs ファーフナー)
フランツ=ヨーゼフ・カペルマン(Br アルベリヒ)
ゲルハルト・ジーゲル(T ミーメ)
ほか
ズービン・メータ(指)バレンシア州立管弦楽団
演出:カルルス・パドリッサ(ラ・フラ・デルス・バウス)
装置:ローラント・オルベター
衣装:チュ・ウロズ
収録:2007年,バレンシア,芸術館
これぞ新時代の「指環」!スペイン、バレンシアの芸術館と、イタリア、フィ
レンツェ市立歌劇場の共同制作で、新たな「指環」が生まれました。まず「ラ
インの黄金」をDVDとBlu-rayでご紹介。この舞台は、バルセロナのパフォーマ
ンス集団ラ・フラ・デルス・バウスが参加しており、その中心メンバーカルル
ス・パドリッサが演出を担当。特徴の一つは、巨大スクリーンに投影した圧倒
的なCG映像。オペラの舞台で映像を用いるのは珍しくありませんが、この演出
では非常に精密に作られたCG映像を舞台一面に広がるスクリーンに投射してい
ます。第二に、舞踊団体ラ・フラ・デルス・バウスの驚異的な集団舞踊。ラ・
フラ・デルス・バウスは1979年創立。1992年にはバルセロナ・オリンピックの
開会式を手がけ、世界的に知られるようになりました。この「ラインの黄金」
でも、ジャケット写真に見られるような人と人の繋がりによる表現に驚かされ
ます。様々な点で現代の最先端を行く舞台づくりです。そしてメータの指揮と、
ウーシタロ、サルミネン、ラーション、ダスザック、ジーゲルといった、現代
を代表するワーグナー歌手が集められ、極めて充実した「ラインの黄金」に
なっています。もちろんHDD収録で、Blu-rayでは優秀高画質がそのまま楽しめ
ます。ワグネリアンはもちろん、オペラ・ファンや舞台好きな人は皆要注目で
す!特典にメイキング映像付き。




<REFERENCE RECORDINGS>
RR 120 \1880
ベンジャミン・ブリテン(1913-1976):
「青少年のための管弦楽入門」、「シンフォニア・ダ・レクイエム」、
「ピーター・グライムズ」より「4つの海の間奏曲とパッサカリア」
マイケル・スターン(指) カンザスシティ交響楽団
録音:2009年6月5-6日インディペンデンス(ミズーリ州)
エンジニア:キース・ジョンソン プロデューサー:デヴィッド・フロス
HDCDの発明者でもあるキース・ジョンソン博士が30年以上もチーフ・エンジニ
アを務めている高音質レーベル、リファレンス・レコーディングスの新録音。
一流エンジニア、キース・ジョンソンと4度のグラミー賞に輝いたプロデューサ
ー、デヴィッド・フロスによる音響効果がたっぷり堪能できるブリテンの作品
を収録。
「青少年のための管弦楽入門」はオーケストラの入門曲として有名な作品です
が、楽器や楽器群の特性を生かした構成は、非常に広いダイナミックレンジを
実現し、リファレンス・レコーディングスの録音技術と相まってさらに高品質
な音を楽しむことできます。
冒頭の衝撃的なティンパニから、美しいクライマックスが感動的な「シンフォ
ニア・ダ・レクイエム」は、最高の音響システムへの挑戦のような作品です。
また「シンフォニア・ダ・レクイエム」は、当時26歳のブリテンが1940年の皇
紀2600年奉祝曲として日本政府から委嘱されて作曲。「レクイエム」というタ
イトルが祝典にふさわしくないという理由などにより日本政府より却下された
という逸話が残されています。
「4つの海の間奏曲とパッサカリア」ではオーケストラの色彩感あふれるサウン
ドを聴かせてくれます。



<Medici arts>~EuroArts
20 72488(DVD-Video) 2枚組 \4800
字幕:英独仏
ワーグナー:
「ニュルンベルクのマイスタージンガー」
ファルク・シュトゥルックマン(Bs-Br ハンス・ザックス)
アドリアン・エレード(Br ベックメッサー)
アイン・アンガース(Bs ポーグナー)
リカルダ・ベルメート(S エファ)
ヨハン・ボータ(T ヴァルター・フォン・シュトルツィング)
ミヒャエル・シャーデ(T ダーフィット)
ほか
クリスティアン・ティーレマン(指)
ウィーン国立歌劇場管弦楽団,合唱団
演出:オットー・シェンク
収録:2008年1月
待望の映像がDVDで登場!ウィーン国立歌劇場で2008年1月に上演された「ニュ
ルンベルクのマイスタージンガー」。この上演はなんといっても今一番のワー
グナー指揮者、ティーレマンの指揮が大いに話題になりました。ドイツの伝統
をしっかりと守った質実剛健なワーグナーは気持ちよいものです。そしてザッ
クスには、当代最高のヴォータンであるシュトゥルックマン、ベックメッサー
にはオーストリアの名バリトン、エレード。そしてヴァルターには、なんとボ
ータを起用するという力の入れよう。シェンクの極めて伝統的な演出もたいへ
ん美しいものです。ウィーンの伝統の力を感じさせる「マイスタージンガー」、
ワグネリアンならずとも必見です!

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09-11 No.12-2

2009年11月11日 18時14分31秒 | Weblog
<Bel Air>
BAC 052(DVD-Video) \4300
BAC 452(Blu-ray) \5150
字幕:仏英独西伊
グルック:《オルフェとユリディス》
(1774年フランス語版に基づくダヴィド・アラーニャ編曲版)
特典映像 舞台裏の映像,インタビュー
ロベルト・アラーニャ(T オルフェ)
セレーナ・ガンベローニ(S ユリディス)
マルク・バラード(Br 案内人)
ジャンパオロ・ビサンティ(指)
ボローニャ市立歌劇場管弦楽団
名テノール、ロベルト・アラーニャが主演したグルックの《オルフェとユリディ
ス》、つまり《オルフェオとエウリディーチェ》のフランス語版です。注目は
ロベルトの弟、ダヴィド・アラーニャの演出。彼は物語を大幅に再構成し、作
品を大胆にアレンジしています。舞台は現代。オペラの前には、グルックの音
楽を用いたプロローグが置かれ、ここで結婚式の最中にユリディスが死んだ様
子が描かれます。また本来ソプラノ役のアモールは、バリトンによる案内人に
なりました。そして何より、本来ハッピーエンドだったはずの幕切れも、ウリ
ディスが死んでしまうという悲劇的幕切れに。ダヴィドによるこうした改編は
賛否両論、大きな話題を提供しました。アラーニャのタイトルロールに加え、
ユリディスには、2009年9月に来日リサイタルのあったセレーナ・ガンベロー
ニが清楚な歌と容姿を披露しています。




<naive>
「LA COLLECTION」-LES GRAND MILLESIMES de NAIVE CLASSIQUE
「コレクション」-ナイーブ・クラシックの素晴らしきビンテージ(当たり年)
naiveレーベルから、ビンテージもののバックカタログを2枚組のCDにして、書
籍を思わせる装丁でリリースするシリーズの登場。廃盤になってしまって久し
いものも含まれます。ナイーブがお届けする様々な味わいの音楽を、心ゆくま
でご堪能ください。

NC 40002 2枚組 \2300
[CD1]J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV988
[CD2]J.S.バッハ:
チェンバロ協奏曲第1番 ニ短調 BWV 1052/チェンバロ協奏曲第3番 ニ長調
BWV 1054/フルート、ヴァイオリン、チェンバロのための協奏曲 イ短調
BWV 1044/平均律クラヴィーア曲集第2巻より 第11番 ヘ長調 BWV 880、
第21番 変ロ長調 BWV 890
ピエール・アンタイ(使用チェンバロ/ブルース・ケネディ製作(1985年)
ミヒャエル・ミートケ・モデル(1702-1704))
[CD2]ル・コンセール・フランセ〔Vn/フランソワ・フェルナンデス、ルイス
・オターヴィオ・サントス、寺神戸亮 Vla/シモン・ヘイリック 
Vc/鈴木秀美 Cb/ジェームス・マンロー〕
録音:[CD1]1992年[CD2]1993年
1992年録音のゴルトベルクを収録したセット。アンタイは1964年生まれですか
ら28歳頃の演奏ですが、さすがの集中力でストレートに聴かせます。[CD2]の
協奏曲も圧巻。通奏低音陣も魅力的に響きます。

NC 40003 2枚組 \2300
J.S.バッハ:リュート作品集(全曲)
[CD1]組曲 ト短調 BWV 995/組曲 ホ短調 BWV 996/プレリュード、
フーガとアレグロ BWV 998
[CD2]リュート組曲 ハ短調 BWV 997/パルティータ ホ長調 BWV 1006a/
プレリュード ハ短調 BWV 999/フーガ ト短調 BWV 1000
ホプキンソン・スミス(リュート)
録音:1980、1981年
ホプキンソン・スミスによる禁欲的なバッハ。スミスの熱さとバッハの音楽の
禁欲的な感じのせめぎあいがスパークしています。

NC 40004 2枚組 \2300
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲集
[CD1]第6番 変ロ長調 op.18-6、第7番 ヘ長調 op.59-1「ラズモフスキー」
[CD2]第11番 ヘ短調 op.95「セリオーソ」、第14番 嬰ハ短調 op.131
ヴェーグ弦楽四重奏団
録音:1972、1973年
1952年、ヴェーグ弦楽四重奏団は、1度目のベートーヴェン弦楽四重奏曲全曲
録音を完成させました。この録音は、2度目の録音。録音のよさ、演奏の鮮度、
今もって最高のレヴェルです。

NC 40012 2枚組 \2300
ボッケリーニ:ピアノ五重奏曲集
[CD1]ピアノ五重奏曲 op.56(1797年)
[CD2]ピアノ五重奏曲 op.57(1799年)
モザイク弦楽四重奏団
パトリック・コーエン(フォルテピアノ/クリストファー・クラーク製(アント
ン・ヴァルター)
録音:[CD1]1993年、[CD2]1989年
1987年に結成されたモザイク四重奏団の初期の録音も聴けるセット。Op.56が書
かれた1797年は、シューベルト、ドニゼッティ、ハイネらが生まれた年。様々
な文化の香り漂う魅力的なセットです。

NC 40005 2枚組 \2300
ブーレーズ:作品集
[CD1] ピアノ・ソナタ第1番、第2番、第3番
[CD2] ブルノ・マデルナ追悼のリチュエル(儀式)、ノタシォン第1-4&7番、
フィギュール=ドゥーブル=プリズム
[CD1]クロード・エルフェ(ピアノ)/録音:1980年7月
[CD2]デイヴィッド・ロバートソン(指)リヨン国立管弦楽団/録音:2002年9月
ワーク・イン・プログレスという作曲哲学を支柱に書かれた、ブーレーズの代
表的管弦楽作品集。特にリチュエルは、盟友マデルナを追悼した作品だけに、
規模や完成度の点において、特に優れたものを感じさせてくれます。ブーレー
ズの秘蔵っ子ロバートソンが、手兵リヨン国立管弦楽団を率いて、魂を込め師
の作品を熱演しています。

NC 40007 2枚組 \2300
[CD1]ショパン:24の前奏曲Op.28
[CD2]ショパン:(1)ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調 op.35 
(2)12の練習曲 op.25
グリゴリー・ソコロフ(ピアノ)
録音:[CD1]1990年6月17日 [CD2](1)1992年11月 (2)1995年6月
伝説の巨匠、ソコロフによるショパンの前奏曲集。異常なまでに研ぎ澄まされ
た世界に、背筋が固まってしまうような気分になることも。Op.25の練習曲も、
「木枯らし」や12番の超難曲も機会のような正確さで弾き切っています。

NC 40009 2枚組 \2300
[CD1]シャルル・デルフェール:
レクイエム-ロレーヌ大公の葬送のためのミサ曲〔シャルル3世(1608)、
アンリ2世(1624)の葬送音楽の再構成〕
[CD2]ジョスカン・デプレ(c.1440-1521):
ミサ曲「ロム・アルメ(武装した人)」(ヘクサコードによる)、
「ロム・アルメ」(スーペル・ヴォーチェス・ムジカーレス)
ベルナール・ファブル=ガッリュ(指)ア・セイ・ヴォーチ
[CD1]ロレーヌ聖歌隊、トゥールーズ・サックバット・アンサンブル/
録音:1993年
[CD2]ロワール地方聖歌隊/録音:2000年7月
ア・セイ・ヴォーチによるミサ曲集。ア・セイ・ヴォーチは1977年に設立され、
一度解消しましたが1991年にガッリュによって再結成されたアンサンブルです。
作品に敬意を払いつつ、必要に応じて伝統を逸脱することも厭わないフレキシ
ブルさをあわせもっています。1608年に63年に及ぶ支配を終えて亡くなった
シャルル3世の葬送音楽は、特に盛大なものでした。1624年のアンリ2世の葬送
のための音楽もまた盛大なものでした。デルフェールは、これらの音楽をあわ
せてロレーヌ大公のためのミサ曲を作り上げました。雰囲気は荘厳にして清新。
ア・セイ・ヴォーチの面々のアンサンブルは実に見事で、語尾の最後の子音ま
でキッチリと合っています。

NC 40013 2枚組 \2300
[CD1]アーン:ピアノ五重奏曲ヘ短調、弦楽四重奏曲イ短調
[CD2]ルーセル:
小管弦楽のためのコンセール op.34/ピアノ協奏曲op.36/小組曲 op.39/
チェロと管弦楽のためのコンチェルティーノop.5
[CD1]パリジイ・カルテット、アレクサンドル・タロー(Pf)
[CD2]アレクサンドル・タロー(P)、ジャン=ギアン・ケラス(Vc)
デヴィッド・スターン(指)パリ管弦楽団アンサンブル
録音:1998年12月
[CD1]のアーンは、タローが参加していることもあり嬉しい復活です。ピアノ五
重奏曲の熱を帯びた叙情的な旋律と、それを支え包み込むタローの粒立ちのよい
ピアノ・・・なんとも贅沢な浪漫時間に身をゆだねることができます。[CD2]は、
ケラス様のチェロの抜群の上手さが際立つ協奏曲も収録された貴重盤。ルーセ
ルの華やか亜で熱を帯びた官能の管弦楽から立ち上る、ケラス様の奏でる辛口
なチェロの音色がたまりません。

NC 40015 2枚組 \2300
[CD1]ハイドン:十字架上のキリストの最後の7つの言葉(合唱版)Hob.XX/2
[CD2]ドヴォルザーク:スターバト・マーテル(1876年オリジナル版)
★世界初録音
ロランス・エキルベイ(指)アクサントゥス合唱団
[CD1]ベルリン古楽アカデミー、サンドリーヌ・ピオー(S)、
ルート・サンドホフ(A)、ロベルト・ゲッチェル(T)、
ハリー・ファン・デア・カンプ(B)/録音:2005年12月
[CD2]アレクサンドラ・コク(S)、レナータ・ポクピック(A)、
パヴォル・ブレスリク(T)、マルクス・ブッター(B)、
ブリジット・エンゲラー(Pf)/録音:2007年7月
最愛の子供たちと妻を相次いで亡くしたドヴォルザークが、深い哀しみの中で
作曲した「スターバト・マーテル」。ピアノ伴奏によるスターバト・マーテル
の世界初録音盤。冒頭の美しさはピアノで聴くとことさら格別。半音階で下が
るくだりなど、エンゲラーの濃密な音楽も相俟って、感涙ものです。アクサン
トゥスの声も、いつもながらの独特のあたたかく優しく深い表情を湛えており、
この作品の裏にあるドヴォルザークの深い哀しみ、妻と子に対する愛、すべて
を包括しています。エンゲラーの濃密なピアノとアクサントゥスの柔らかな声
がエキルベイの統率を得、我々を深い感動へと導きます。ハイドンでも、地震
の場面の劇的歌唱に圧倒。

NC 40010 2枚組 \2300
マレンツィオ:マドリガーレ集
[CD1]4声のマドリガーレ集第1巻(1585ローマ)
[CD2]マドリガーレ集第2集(5、6、9声のための各巻より21曲)
リナルド・アレッサンドリーニ(指,Cemb)コンチェルト・イタリアーノ
録音:[CD1]1994年4月[CD2]2000年2月
感動を呼び起こす純粋なハーモニーと、声部間のやりとりに最も心を砕いた作
曲家、マレンツィオによるマドリガーレ集。生前ローマでもっとも偉大なマド
リガーレ作曲家と絶賛されました。モンテヴェルディの劇的要素の強い作風と
は一味違う魅力に満ちています。

NC 40006 2枚組 \2300
モーツァルト:
[CD1]グラン・パルティータKV361、ディヴェルティメントKV166
[CD2]「フィガロの結婚」より、「ドン・ジョヴァンニ」より、
「コジ・ファン・トゥッテ」より(ベルナルディーニによる13楽器版)
ゼフィーロ
アルフレート・ベルナルディーニ(指)
録音:[CD1]1996年9月[CD2]2004年2月
2つのオーボエ、2つのクラリネット、2つのホルンと2つのファゴットから成る
この木管アンサンブルは18世紀のウィーンを中心に、ヨーロッパで大流行しま
した。この編成で演奏会を開くことは、文化の流行に敏感で、力もあるという
ステイタスの象徴でした。当時の上流階級の人々の楽しみであった贅沢の極み
であるこれらの音楽を、是非、ご堪能下さい。

NC 40008 2枚組 \2300
[CD1]シューマン:
チェロ協奏曲イ短調Op.129、幻想小曲集Op.73、民謡風の5つの小品Op.102、
アダージョとアレグロOp.70
[CD2]ラロ:チェロ協奏曲ニ短調、
サン=サーンス:チェロ協奏曲第1番イ短調Op.33、
フォーレ:チェロと管弦楽のための「エレジー」
アンヌ・ガスティネル(チェロ/使用楽器:GIUSEPPE TESTORE, 1690)
[CD1]クレール・デセール(Pf)、ルイ・ラングレー(指)、
リエージュ・フィルハーモニー管弦楽団/録音:2001年
[CD2]エマニュエル・クリヴィヌ(指)リヨン国立管弦楽団/録音:1995年
シューマンの柔らかさに満ちた演奏は印象的。サン=サーンスの華麗な世界、
フォーレ「エレジー」で聴かせる人間味溢れる歌、しびれるような弱音にノッ
クアウト。ガスティネルの様々な魅力を知ることができる2枚組。

NC 40014 2枚組 \2300
[CD1]ヴィヴァルディ:
ヴァイオリン協奏曲ハ短調RV761、弦楽と通奏低音のための協奏曲ニ短調「マド
リガル風」RV129、2挺のヴァイオリンのための協奏曲ト短調RV517、ヴァイオリ
ンとチェロの協奏曲変ロ長調RV547、ヴァイオリン協奏曲ハ短調RV202(op.11-5)、
弦楽と通奏低音のための協奏曲変ホ長調「聖なる墓にて」RV130、弦楽と通奏低
音のためのシンフォニア ロ短調「聖なる墓にて(聖墓のそばで)」RV169
[CD2]ヴィヴァルディ:
ヴァイオリン協奏曲ホ短調RV281、協奏曲ホ短調RV133、チェロ協奏曲ニ短調
RV407、ヴァイオリンとオルガンの協奏曲ニ短調RV541、ヴァイオリン協奏曲
ヘ長調「聖ロレンツォの祝日のために」RV286、2挺のヴァイオリンのための
協奏曲ニ長調RV511、2挺のチェロのための協奏曲ト短調RV531
ファビオ・ビオンディ(指)、エウローパ・ガランテ
録音:[CD1]1990年3月[CD2]1993年4月
ザクッザクッと胃に響く、縦乗りのリズム、瑞々しい弦楽器の音色・・・。
古楽界の風雲児的存在だったビオンディによるヴィヴァルディ。ビオンディの
奏でるソロの音色は極めてなめらか、実によい仕事ぶりです。

NC 40016 2枚組 \2300
クセナキス:室内楽作品集
[CD1]クセナキス:
「テトラス」「ミストス」「コットス」「ヘルマ」「エンベリー」
「rへ(ラヴェルに捧ぐ)」 「ミッカ&ミッカS」「アケア」
[CD2]クセナキス:
「ディクタス」「テトラ」「ノモス・アルパ」「イコール」「エヴリアリ」
「st/4-1, 080262」
アルディッティ弦楽四重奏団、クロード・エルフェ(Pf)
録音:1991年
クセナキスは音楽家であり、建築家でもありました。作曲にも数学的な要素や
思考をとりいれた難曲がそろっていますが、アルディッティ弦楽四重奏団とエ
ルフェの頭脳明晰な演奏が展開されています。

NC 40011 2枚組 \2300
[CD1]ゴーティエ・ド・コワンシ(1177-1236):
聖母の奇跡「全てを聴いていただきたい」(2声)、
「私のフィドルは」(声,フィドル)、
「今朝 夜明け」(声,フィドル,Bfl) 他全14曲
[CD2]リチャード獅子心王-トルバドゥールとトルヴェール
アッラ・フランチェスカ
録音:[CD1]1995年[CD2]1996年
アッラ・フランチェスカは、ピエール・アモンとブリジット・レーヌによって
設立されたアンサンブルで、そのメンバーは2人から10人以上まで、曲によって
自在に変化する名人集団。コワンシは、「我々は神に向かって絶えず祈り讃美
しなければならない。神は、心のこもっていない声は聞かれず、心のこもった
声を喜ばれる。たとえそれが技術的に長けていなかったとしても。心をこめて
歌う者に幸多からんことを。そして、これらの声を聴く者にも幸多からんこと
を。」と言っています。名人たちが心をこめて歌う究極の祈りがここにあります。

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09-11No.11-1

2009年11月10日 14時08分03秒 | Weblog

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<Australian Eloquence>
4802320 2枚組 \1400
バルトーク:ピアノ&ヴァイオリン協奏曲全集、2つの肖像
1.ピアノ協奏曲第1番Sz.83
2. 同 第2番Sz.95
3. 同 第3番Sz.119
パスカル・ロジェ(ピアノ) ロンドン交響楽団 指揮:ワルター・ヴェラー
録音:1974-76年
4.ヴァイオリン協奏曲第1番Sz.36
チョン・キョンファ(ヴァイオリン)
シカゴ交響楽団 指揮:サ・ゲオルグ・ショルティ
録音:1983年
5. 同 第2番Sz.112
アイオナ・ブラウン(ヴァイオリン) 
フィルハーモニア管弦楽団 指揮:サイモン・ラトル
録音:1980年
6.2つの肖像Op.5、Sz.37
シャルタン・ジュイエ(ヴァイオリン) 
モントリオール交響楽団 指揮:シャルル・デュトワ
録音:1991年
バルトークの有名協奏曲を一挙に集めた、2時間40分近い豪華2枚組。名手パスカ
ル・ロジェが1970年代に残した、しなやかな筋肉質のタッチとフレージングが光
る3つの協奏曲、天才チョン・キョンファの至高の「ヴァイオリン協奏曲第1番」、
そして長らく廃盤になっていた故アイオナ・ブラウンとサイモン・ラトルの珠玉
の「第2番」の再プレスなど、今もその輝きを失わない名演奏が目白押しになっ
ています。

480713 \900
バルトーク:管弦楽のための協奏曲&ヴィオラ協奏曲
1.管弦楽のための協奏曲Sz.116
ボストン交響楽団 指揮:ラファエル・クーベリック
録音:1973年
2.ヴィオラ協奏曲Sz.120
ダニエル・ベンヤミニ(ヴィオラ) パリ管弦楽団
指揮:ダニエル・バレンボイム
録音:不明
バルトーク最晩年の傑作「管弦楽のための協奏曲」は、作曲の依頼主であるクー
セヴィツキーが、手兵のボストン交響楽団を指揮して1944年に初演を行いました
が、それから30年近くの時を経て、同じボストン響を指揮する巨匠クーベリック
の手で世界初録音されたののが、当盤に収めた演奏です。また、彼の絶筆で未完
に終わった「ヴィオラ協奏曲」では、イスラエル・フィルの首席奏者だった名手
ベンヤミニをソロに迎え、若き日のバレンボイムが、パリ管を指揮した祝祭感あ
ふれる名演を収録。こちらは世界初CD化となる、やはり貴重な音源です。

480127 2枚組 \1400
アンセルメ/ドビュッシー:管弦楽作品集
牧神の午後への前奏曲/交響詩《海》/夜想曲
バレエ《遊戯》/月の光/小組曲
クラリネットと管弦楽のための狂詩曲第1番
交響組曲《春》/管弦楽のための《映像》
"ロベルト・グークホルツ(クラリネット) スイス・ロマンド管弦楽団
指揮:エルネスト・アンセルメ
録音:1949-64年
「フランス音楽のスペシャリスト・アンセルメ&スイス・ロマンド管のドビュッ
シー名曲集」というと、よくご存知の方は多いと思いますが、この2枚組には、
1951年録音の《牧神の午後への前奏曲》や、1949年録音の《映像》など、今回が
世界初CD化となる音源を中心に、彼のよく知られているヴァージョンのとはちが
う録音が聴きどころになっています。

480130 2枚組 \1400
ドビュッシー:演劇&バレエ作品集
交響的断章《聖セバスティアンの殉教》/6つの古代碑銘
バレエ《カンマ》/同《おもちゃ箱》/スコットランド行進曲
舞曲(スティリー風のタランテラ)(ラヴェル編)
スザンヌ・ダンコ(ソプラノ) ナンシー・ウォー、
マリー=リーズ・ド・モンモラン(アルト) 
トゥール・ド・ペイルス合唱団 スイス・ロマンド管弦楽団 
指揮:エルネスト・アンセルメ
録音:1953年他
交響的断章《聖セバスティアンの殉教》など、ドビュッシーの演奏機会の稀な演
劇&バレエ音楽を6曲集めたアンセルメ&ドビュッシー・ファン必携のアイテム。
今回が世界初CD化となる「スコットランド行進曲」の貴重な音源も要注目です。

480133 2枚組 \1400
ドビュッシー:歌劇《ペレアスとメリサンド》全5幕
スザンヌ・ダンコ(ソプラノ:メリサンド) 
ピエール・モレ(バリトン:ペレアス) 
ハインツ・レーフス(バリトン:ゴロー) 
アンドレ・ヴェシエール(バス:アルケル) 
エレーヌ・ブヴィエ(メゾ・ソプラノ:ジュヌヴィエーヴ)
フローラ・ヴェンド(ソプラノ:イニョルド) 
デリック・オルセン(バリトン:羊飼い&医者) 
スイス・ロマンド管弦楽団
指揮:エルネスト・アンセルメ
録音:1952年4月
"アンセルメは、ドビュッシーの歌劇《ペレアスとメリサンド》を生涯に2度録音
していますが、当盤はその最初の録音にあたります。初演から50周年を記念して
1952年4月に行われたセッションで、微細なリズム、明快な音色とアンサンブル
といった、アンセルメの魅力を随所で味わえる極上の名演です。




<Fone>
FONE 060SA(SACD-Hybrid) \2550
ベートーヴェン:
1.ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調Op.47《クロイツェル》
2. 同 第5番ヘ長調Op.23《春》"
UPC未着 後送します
サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン)
ジョルジア・トマッシ(ピアノ) 
イタリア最高のヴァイオリニストの一人で、近年はヴィオラや指揮も手がける巨
匠アッカルド。現在、円熟期の真っ只中にある彼が、名ピアニストのトマッシと
共に、ベートーヴェンの《春》と《クロイツェル》という2大人気ソナタに取り
組んだファン垂涎の1枚。通常は《春》、《クロイツェル》の順で演奏されるこ
とが多いところ、アッカルドはあえて逆の演奏順にしているのも要注目。美しく
澄んだ音色と歌い回しで知られる彼が、音楽の中でもっとも大切してきたことが
メッセージとして込められた珠玉の1枚です。

FONE 066SA(SACD-Hybrid) \2550
1.ジェミニアーニ:合奏協奏曲《ラ・フォリア》
2.ペルゴレージ:ヴァイオリンと通奏低音のための協奏曲
3.ヴィヴァルディ:協奏曲ト短調RV.531
4.同:ヴァイオリン協奏曲ニ長調《グロッソ・モグール》RV.208
5.ドゥランテ:協奏曲第8番イ長調《錯乱》"
イ・ムジチ合奏団
オペラ・ブッファの様式を完成し、古典派音楽の扉を開きながら、26歳という若
さで夭逝してしまったイタリアの巨匠ペルゴレージは、モーツァルトと並ぶほど
の類まれな才能の持ち主だったと言われています。名門イ・ムジチ合奏団による
当盤は、2010年に生誕300周年を迎える彼を記念して、彼を始め、ヴィヴァルディ
やジェミニアーニなどが活躍した、華やかな時代の傑作協奏曲を集めて振り返
る、企画性の高い1枚です。




<MD+G>
90415936(SACD-Hybrid) \2950
シェーンベルク:ピアノ・ソロ作品全集
1.3つのピアノ曲Op.11
2.6つのピアノ小品Op.19
3.3つのピアノ曲(1894)
4.5つのピアノ曲Op.23
5.ピアノ曲Op.33a
6. 同   Op.33b
7.ピアノ組曲Op.25
ハーディ・リットナー(1870年製シュトライヒャー・ピアノ:1-3、1901年製スタ
インウェイ・ピアノ:4-7)
録音:2009年4月17-18、20日 マリエンミュンスター修道院
新録音
ブラームスが生きていた時代のヒストリカル・ピアノを使った録音プロジェクト
が好評を博した1981年生まれの俊英ハーディ・リットナーが、今回も同じコンセ
プトで、シェーンベルクのピアノ・ソロ作品全集をお届けします。使用楽器は、
1871年製のシュトライヒャー・ピアノ(ウィーンのピアノ収集家&修復家ゲルト
・ヘッヒャーの個人コレクション)と、1901年製スタインウェイ・ピアノ。前衛
音楽の旗手とみなされるシェーンベルクですが、育ったのは後期ロマン派の古き
よき時代だったことを改めて思い知らされる、示唆と機知にあふれた1枚です。

94715956(SACD-Hybrid) \2950
プーランク:世俗合唱作品集
1.フランスの歌(1945-46)
2.酒の歌(1922)
3.7つの歌(1936)
4.小さな声(1936)
5.雪の夜(1944)
6.人間の顔(1945)
北ドイツ・フィギュラル合唱団 指揮:イェルク・ストラーデ
録音:2008年8月30日、2009年3月20-21日、6月27日
マリエンミュンスター修道院 新録音
20世紀前半のフランスで活躍した「6人組」の一人で、「ガキ大将と聖職者が同
居している」と評されたプーランクの魅力が、最良の形で発揮された世俗声楽曲
集。プーランク演奏のスペシャリストで、当盤がMDGデビューとなるイェルク・
ストラーデ率いる北ドイツ・フィギュラル合唱団が、それぞれの作品に深い共感
と愛情を寄せながら、精密でしなやかな美しいハーモニーを歌い上げます。

34115922 \2080
W.F.バッハ:鍵盤作品集
1.12のポロネーズF.12
2.幻想曲ニ短調F.19
3.ソナタ変ホ長調F.5
ジークベルト・ランペ(チェンバロ:1、2、タンジェントピアノ:3)
録音:2009年7月5日 マリエンミュンスター修道院
新録音
モーツァルトの鍵盤作品全集で知られる鬼才ジークベルト・ランペですが、当盤
で挑むのは、「音楽の父」J.S.バッハの長男で、対位法の巨匠として活躍した
ヴィルヘルム・フリードマンが残した3つの作品。2010年に「生誕300周年」を迎
える彼を記念して企画された当盤では、チェンバロや珍しいタンジェントピアノ
(タンジェントと呼ばれる木片を鍵で突き上げて弦と衝突させて音を出す楽器)を
駆使して、オルガン即興演奏の名手だったと言われる彼の作品にふさわしく、随
所に新しい趣向を凝らしているのも聴きどころです。

31715912 \2080
ノヴォヴィエイスキ:ソロ・オルガン協奏曲集Vol.1
1.大聖堂への入場Op.8‐3
2.オルガン協奏曲Op.56‐1
3.オルガン小品集Op.9
4.オルガン協奏曲Op.56‐2
ルドルフ・イニング(ザウアー・オルガン)
録音:2009年1月26-27日 ブレーメン大聖堂
新録音
ポーランドの作曲家フェリクス・ノヴォヴィエイスキのオルガン交響曲の録音
で、華々しい成功を収めたルドルフ・イニングが、同様に様々な革新に満ちたソ
ロ・オルガン協奏曲の録音プロジェクトをスタートしました。歴史的にも貴重な
ブレーメン大聖堂のザウアー・オルガンを用いた壮麗な演奏の数々を、たっぷり
お楽しみください。

60315902 \2080
J.シュトラウスII世:ワルツ編曲集
シェーンベルク、ウェーベルン、ベルクらによるワルツ編曲集
1.ワルツ《酒・女・歌》Op.333(1921:ベルク編)
2. 同 《宝のワルツ》Op.418(1921:ヴェーベルン編)
3. 同 《南国のばら》Op.388(1921:シェーンベルク編)
4.入江のワルツOp.411(1921:シェーンベルク編)
5.皇帝円舞曲Op.437(1924:シェーンベルク編)
6.ポルカ《観光列車》Op.281(2007:M.トロヤーン編)
7.ワルツ《ウィーンの森の物語》Op.325(2007:M.トロヤーン編)
8.トリッチ・トラッチ・ポルカOp.214(2004:H=P.ドット編)
トーマス・クリスティアン・アンサンブル
録音:2009年1月18-21日 バイエル・カルチャーハウス、
レヴァークーゼン 新録音
"悦楽に満ちたJ・シュトラウスのワルツを、シェーンベルク、ベルク、ヴェー
ベルンという新ウィーン楽派の3巨匠が、世紀末の香り漂う室内楽に編曲。1921
年に行われたこれらの編曲は、借金を抱えて存続が難しくなっていた室内楽グル
ープを救うために、ベルク、シェーンベルク、ヴェーベルンらが行ったもので、
初演時から大成功を収めました。結局、そのグループは解散する羽目になってし
まいましたが、一連の珠玉の編曲は、現在も極上のサロン音楽として、多くの
人々に愛されています。M.トロヤーンとH=P.ドットが、最近発表したばかりの
3つの新編曲の初録音も収録した、ヴァラエティあふれる8曲を、ウィーンの実力
派トーマス・クリスティアン・アンサンブルの演奏でお届けします。

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09-11No.11-2

2009年11月10日 14時07分37秒 | Weblog
<DECCA(UCJ)>
2708449 \2180
ヴォイセス・オブ・ザ・ヴァレー/メモリー・レーン
ヘイ・ジュード/ウィル・ミート・アゲイン(また逢いましょう)/フェリー・ク
ロス・ザ・マージー/ザ・ホワイト・クリフス・オブ・ドーヴァー/モルテ・ク
リステ‐ホエン・アイ・サーヴェイ・ザ・ワンダラス・クロス/リザ・ラン(ケ
ルティック・ミスト)/ファウスト‐ザ・ソルジャーズ・コーラス/マイ・リト
ル・ウェルシュ・ホーム/ザ・ピースメーカーズ/ラウダマス/ランド・オブ・
ホープ・アンド・グローリー/ニアラー・マイ・ゴッド・トゥ・ジー・2009
ヴォイセス・オブ・ザ・ヴァレー
イギリスで最も成功を収めているウェールズの合唱グループ、ヴォイセス・オブ
・ザ・ヴァレーの4作目となる新譜。《ヘイ・ジュード》や《フェリー・クロス
・ザ・マージー》など名曲をならべて聴き手を深い郷愁に誘う美しい歌声、それ
にスタンリー・キューブリックの名画『博士の異常な愛情』のラスト・シーンで
流れた《また逢いましょう》では、原曲を歌った1940年代を代表する名歌手ヴェ
ラ・リンとのスペシャル共演も収録した、聴きどころ満載の1枚です。

2712310 \2180
ザ・コールドストリーム・ガーズ・バンド/ヒーローズ
ホェア・イーグルス・デア/ザ・グレイト・エスケープ/633スカドロン/ザ・
バトル/アイ・ヴォウ・トゥ・ジー・マイ・カントリー/ザ・ダム・バスターズ
/コロネル・ボギー/ライド・オブ・ザ・ヴァルキュリーズ/ニムロッド/ヒー
ローズ・オブ・ザ・シー/ヒアーズ・トゥ・ザ・ヒーローズ/クラウン・インペ
リアル/ランド・オブ・ホープ・アンド・グローリー/エターナル・ファーザー
-サンセット/ヒム・トゥ・ザ・フォールン
ザ・コールドストリーム・ガーズ・バンド
ロンドン名物、バッキンガム宮殿の「赤い制服に黒い帽子」の近衛交代。112年
余の歴史を誇る「コールドストリーム・ガーズ・バンド」は近衛軍楽隊の中で最
も優秀なバンドで、王室の公式行事はもちろん、各国への演奏旅行と活発な録音
を通じて、英国の音楽大使として世界中に親しまれています。《ザ・グレイト・
エスケープ》、《ランド・オブ・ホープ・アンド・グローリー》など、彼らの真
骨頂である勇壮な名旋律を、たっぷりお楽しみください。

4763707 \2180
アレッド・ジョーンズ/アルティメット・コレクション
ハウ・グレート・ゾウ・アート/ディープ・ピース/ピエ・イエス/ハレルヤ/
アイ・ビリーヴ/スオ・ガン/ディド・ユー・ノット・ヒアー・マイ・レディ/
アバイド・ウィズミー/ユー・レイズ・ミー・アップ/サイレント・ナイト(共
演:ヘイリー・ウェステンラ )/ディア・ロード・アンド・ファーザー・オブ・
マンカインド/メイク・ミー・ア・チャンネル・オブ・ユア・ピース/オ・カ
ム・オール・イェ・フェイスフル/ランド・オブ・マイ・ファーザーズ/アヴェ
・マリア/ザ・ローズ
アレッド・ジョーンズ(ヴォーカル)
聖歌隊出身のボーイ・ソプラノ歌手として出発し、賛美歌を中心に、無垢で透明
な歌声で一世を風靡したアレッド・ジョーンズが、彼の代名詞とも言える16曲を
集めた、まさに究極のアルバム・コレクションをお届けします。人気歌手のヘイ
リーと共演した《サイレント・ナイト》も収録した好選曲は、クリスマス・プレ
ゼントにも最適の1枚と言えるでしょう。

2722167 \2180
ファリル・スミス/ワンダーランド
メリー・クリスマス・ミスター・ローレンス(サムホェア・・ファー・アウェイ)
/オ・ホーリー・ナイト/ワンダーランド(《四季》-冬)/ザ・プレイヤー/ア
ディエマス/ホフマンの舟歌/イン・ダルス・ジュビロ/ナイト・オブ・サイレ
ンス/《ヘンゼルとグレーテル》-夕べの祈り/ブロー・ザ・ウィンド・サザリ
ー/ヒム・トゥ・ザ・ムーン/クローズ・トゥ・ユー
ファリル・スミス(ヴォーカル)
若干14歳にして多くの賞賛と賞歴を誇る天才少女ヴォーカリスト、ファリル・ス
ミス。世界が注目するイギリスの人気オーディション番組「ブリテンズ・ゴット
・タレント」の決勝で《アヴェ・マリア》を歌い2008年度の優勝者となった彼女
のデビュー盤は大ヒットを記録。ちなみに今年の「ブリテンズ・ゴット・タレン
ト」にスーザン・ボイルが登場して、一大旋風を巻き起こしたのは記憶に新しい
ところです。英国ユニバーサルと破格の230万ポンドで契約を結んだファリルの
第2弾リリースは、クリスマスにふさわしい冬の名曲を集め、デビュー盤から1年
の間に遥かに成長した歌唱を聴かせてくれます。あのシャルロット・チャーチの
センセーショナルなデビューを彷彿させる彼女の高らかに響き渡る美しい歌声が
心に残るアルバムです。

4763189 2枚組 \2650
子供のためのクラシック
CD1
1.ハリー・ポッターと賢者の石-ヘドヴィグのテーマ
2.ウォーキング・イン・ジ・エアー(スノーマンのテーマ)
/クワイヤーボーイズ
3.魔法使いの弟子
/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:ジェイムズ・レヴァイン
4.マーチ/ボストン・ポップス・オーケストラ 指揮:ジョン・ウィリアムズ
5.ナルニア国物語-テーマ
/マリサ・ロブレス(フルート) クリストファー・ハイド=スミス(フルート)
マリサ・ロブレス・ハープ・アンサンブル
6.ジュラシック・パーク-テーマ
/ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:ニック・ライネ
7.小さな白鳥たちの踊り
/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:ジェイムズ・レヴァイン
8.葦笛の踊り
/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:ジェイムズ・レヴァイン
9.子守歌
/ジョン・レネハン(ピアノ) ジュリアン・ロイド・ウェッバー(チェロ)
10.白鳥の湖-テーマ
/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:ジェイムズ・レヴァイン
11.アクアリウム
/パスカル・ロジェ、クリスティナ・オルティス(ピアノ)
ロンドン・シンフォニエッタ 指揮:シャルル・デュトワ
12.騎士たちの踊り/クリーヴランド管弦楽団 指揮:ロリン・マゼール
13.タイプライター
/イーストマン=ロチェスター・ポップス管弦楽団
指揮:フレデリック・フェネル
14.木靴の踊り
/コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団 指揮:ジョン・ランチベリー
15.白鳥
/クリストファー・ヴァン・カンペン(チェロ)
パスカル・ロジェ、クリスティナ・オルティス(ピアノ)
ロンドン・シンフォニエッタ 指揮:シャルル・デュトワ
16.トロイメライ/マルタ・アルゲリッチ
17.ボルジア荘の松
/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:ロリン・マゼール
18.剣の舞
/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:アラム・ハチャトゥリアン
19.行進曲《威風堂々》Op.39-第1番ニ長調
/フィルハーモニカ管弦楽団 指揮:ジュゼッペ・シノーポリ
CD2
1.フライング・テーマ
/ボストン・ポップス・オーケストラ 指揮:ジョン・ウィリアムズ
2.ある朝早く、ピーターは門をあけると
/スティング(語り) ヨーロッパ室内管弦楽団 指揮:クラウディオ・アバド
3.するとアヒルがよたよた近づいてきた
/スティング(語り) ヨーロッパ室内管弦楽団 指揮:クラウディオ・アバド
4.ロビン・フッド-序曲
/シアトル交響楽団 指揮:マイケル・ケイメン
5.フィナーレ
/パスカル・ロジェ、クリスティナ・オルティス(ピアノ)
ロンドン・シンフォニエッタ 指揮:シャルル・デュトワ
6.エリーゼのために/ヴラディーミル・アシュケナージ(ピアノ)
7.ワルツ
/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:ジェイムズ・レヴァイン
8.《子供部屋》組曲
/パメラ・チョワン(ピアノ) ジュリアン・ロイド・ウェッバー(チェロ)
9.金平糖の精の踊り
/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:ジェイムズ・レヴァイン
10.ゴリウォーグのケークウォーク
/アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ(ピアノ)
11.時の踊り
/ナショナル・フィルハーモニック管弦楽団 指揮:ブルーノ・バルトレッティ
12.カスチェイの城と魔法の消滅、石にされていた騎士たちの復活、大団円
/シカゴ交響楽団 指揮:ピエール・ブーレーズ
13.小さな羊飼い/アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ(ピアノ)
14.熊蜂の飛行/スイス・ロマンド管弦楽団 指揮:エルネスト・アンセルメ
15.トレパック
/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:ジェイムズ・レヴァイン
16.ヴァルダ・ニシュリー(ピアノ)
17.禿山の一夜
/ニュートーク・フィルハーモニック 指揮:ジュゼッペ・シノーポリ
18.青少年のための管弦楽入門Op.34
/ロンドン交響楽団 指揮:ベンジャミン・ブリテン
幼児教育のためのクラシック音楽をお探しの方に、ぜひお薦めの2枚組。クラシ
ックやバレエの名曲はもちろん、子供が大好きな映画やミュージカルも幅広く
網羅した選曲になっているので、楽しく遊びながら学べることまちがいなしで
す。充実した演奏陣による名演を、お子さまとご一緒にご家族揃ってお楽しみ
下さい。

4763664(CD+DVD) \3650
271 9619(CDのみ) \2180
ミュージック・フロム・ザ・ヴァチカン/ALMA MATER
CD
天主の聖母/母なる教会/我らの代願者/あなたは祝福された/我らが喜びの源
/キリスト信者の助けなる/天の女王/我らが女指導者
DVD
ローマ法王ベネディクト16世/ザ・レコード・レーベル/作曲家たち/ザ・プロ
セス/合唱/アビーロード/ザ・ミックス
ローマ法王ベネディクト16世 ローマ・アカデミー合唱団
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
録音:サン・ピエトロ大聖堂、ヴァチカン、アビーロード・スタジオ、ロンドン
8つの人気聖母賛歌を巧みにアレンジして、新鮮な現代音楽に生まれ変わった当
盤は、ローマ法王べネディクト16世の肉声の初めての録音にあたり、歌もラテン
語、イタリア語、ポルトガル語、フランス語、ドイツ語による多彩な歌詞でお楽
しみいただけます。ヴァチカンのサン・ピエトロ大聖堂でべネディクト16世の肉
声と、ローマ・アカデミー合唱団の合唱を収録し、そこにロンドンのアビーロー
ド・スタジオで収録したロイヤル・フィルの管弦楽をミックスした壮大なプロ
ジェクトの成果は必聴です。

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09-11No.10-1

2009年11月10日 14時07分12秒 | Weblog
<Brilliant Classics>
BRL 8924 5枚組 \2550
ヒストリカル・ロシアン・アーカイブ シリーズ
スヴャトスラフ・クヌシェヴィツキー(Vc)名演奏集
ハチャトゥリアン:チェロ協奏曲
アレキサンドル・ガウク指揮、ソビエト国立交響楽団
サン・サーンス:チェロ協奏曲
チャイコフスキー:ロココの主題による変奏曲
アレキサンドル・ガウク指揮、モスクワ放送管弦楽団
ハイドン:
2つのフルートとチェロのための三重奏曲(ロンドントリオ)第1番-第4番
グリゴリ・マダトフ、ニコライ・ハルコフスキー(Flu)
ダーヴィト・ポッパー(1843-1913):チェロ協奏曲
アレキサンドル・ガウク指揮、モスクワ交響楽団
ラフマニノフ:チェロソナタ
レフ・オボーリン(pf)
フンメル:七重奏曲Op.74
Vladimir Shraibman(pf)グリゴリ・マダトフ(Flu)ニコライ・メシュコフ(Obe)
ヤコフ・シャピロ(Hrn)ミハイル・テリアン(Vla)ウラジミール・ホメンコ(DB)
ボロディン:弦楽六重奏曲ニ短調
グラズノフ:弦楽五重奏曲Op.39
ルドルフ・バルシャイ(Vla)ボリショイ劇場四重奏団
ミャスコフスキー:チェロソナタ第1番
グリーグ:チェロソナタOp.36より
ブラームス:チェロソナタ第1番より
レフ・オボーリン(pf)
シューマン:ピアノ三重奏曲
ダヴィッド・オイストラフ(Vln)アレクサンドル・ゴリデンウェイセル(pf)
ハバジャニアン:ピアノ三重奏曲嬰へ短調
ダヴィッド・オイストラフ(Vln)アルノ・ババジャニアン(pf)

BRL 9008 \540
バルトーク:ピアノ協奏曲第3番
ラヴェル:ピアノ協奏曲ト長調
クララ・ヴュルツ(pf)
オドール・クチャル指揮、ヤナーチェク・フィルハーモニー管弦楽団

BRL 9102 \540
シェーンベルク:交響詩「ペレアスとメリザンド」
ワーグナー:ジークフリート牧歌
クリスティアン・ティーレマン指揮
ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団

BRL 9135 \540
アイヴズ:ピアノソナタ集
ピアノソナタ第1番、第2番「マサチューセッツ州コンコード 1840-1860」
ルネ・エクハルト(pf)

BRL 9136 \540
Chaconnes ギターによるシャコンヌ集
J.S.バッハ:シャコンヌBWV.1004、ソナタBWV.1033、プレリュードBWV.933、
テレマン原曲による協奏曲BWV.985
J.C.F.バッハ:プレリュード
F.クープラン:神秘のバリケード
C.P.E.バッハ:アタージョ
ヘンデル:シャコンヌHWV.435(全曲エンノ・フォールホルスト編曲による)
エンノ・フォールホルスト(Guitar)

BRL 9142 \540
ドヴォルザーク:セレナードOp.44(室内楽版)
ハイドン:協奏交響曲 変ロ長調 Hob.I:105(室内楽版)
モルデチャイ・レヒトマン編曲による室内楽版
アマティ・アンサンブル

BRL 9154 \540
ブルーノ・ワルター:歌曲全集
スザンヌ・ウィンター(Sop)クリスティアン・ヒルツ(Br)
カティア・ブスカルー(pf)

BRL 93719 \540
マーラー:交響曲第5番
ルドルフ・バルシャイ指揮
ユンゲ・ドイチェ・フィルハーモニー管弦楽団

BRL 93784 4枚組 \2050
ボッケリーニ:チェロソナタ全曲
ルイジ・プクセドゥ(Vc)
I VIRTUOSI DELLA ROTONDA

BRL 93804 \540
ヴィヴァルディ:リコーダー協奏曲集
RV.444、439、98、105、442、441、443
エリック・ボスグラーフ(リコーダー)コルデヴェント

BRL 93936 13枚組 \5780
ブラームス:歌曲、二重唱曲全集
Disc.1 ジプシーの歌Op.103、他
クリスティアン・エルスナー(Ten)ブルクハルト・ケーリング
Disc.2 WoO.33、他
シモーネ・ノルト(Sop)クリスティアン・エルスナー(Ten)
ゲロルト・フーバー(pf)
Disc.3 5つのオフェリアの歌WoO.22、他
インゲボルグ・ダンツ(Alt)ヘルムート・ドイチュ(pf)
ローランド・グラッスル(Vla)
Disc.4 4つの厳粛な歌Op.121、他
ミヒャエル・ヴォレ(Br)カール・ペーター・カンマーレンダー(pf)
Disc.5 Op.69、Op.7、WoO.21、他
ステファニー・イラーニ(MSop)ヘルムート・ドイチュ(pf)
Disc.6 Op.28、WoO.33より
ステファニー・イラーニ(MSop)ミヒャエル・ヴォレ(Br)
ヘルムート・ドイチュ(pf)
Disc.7 Op.20、Op.61、Op.66、Op.84、他
レティツィア・シェレール(Sop)フランツィスカ・ゴットヴァルト(Alt)フ
ェレンツ・ボーグナー(pf)
Disc.8 マゲローネのロマンスOp.33
ミヒャエル・ヴォレ(Br)ヘルムート・ヴォレ(ナレーター)
エイドリアン・バイナウ(pf)
Disc.9 ロベルト・モルヴァイ(Ten)アンドレアス・ルセヴィチ(pf)
Disc.10 レネケ・ルイテン(MSop)ハンス・アドルフセン(pf)
Disc.11 28のドイツ民謡集WoO.32
ロベルト・モルヴァイ(Ten)アンドレアス・ルセヴィチ(pf)
Disc.12 子供の民謡WoO.31、Op.58、他
アントニア・ブルヴェ(Sop)レベッカ・シュテール(MSop)
ダニエル・サンズ(Ten)トビアス・ハルトリープ(pf)
Disc.13 マイケル・ナギー(Br)ヘルムート・ドイチュ(pf)
ブックレットはCDROMで収録

BRL 93940 \540
テレマン:バスのためのカンタータ集
序曲TWV55:21、Die Gnadenthure steht dir offen TWV1:339(世界初録音)、
ミリヴァイスTWV21:24、Herr, erhore meine Stimme TWV1:738(世界初録音)、
水の音楽より、Deutschland grunt und bluht in Friede TWV12:1、
Ach Herr,Iehr uns bedenken wohl TWV1:24(世界初録音)
クリスティアン・ヒルツ(Bs)アンサンブル・コルディア

BRL 93971 3枚組 \1550
R.コルサコフ:歌曲全集
ナタリア・ゲラシモバ(Sop)ウラジーミル・スカナヴィ(pf
)Marina Choutova(MSop)Elena Tcheglakova(pf)アレクセイ・マルティノフ(Ten)
Aristote Konstantinidi(pf)Mikhail Lanskoi(Br)イリヤ・シェプス(pf)
セルゲイ・バイコフ(Bs)

BRL 93997 \540
フリードリヒ・ゲルンスハイム(1839-1916):
ピアノ四重奏曲第1番、第3番
アンドレアス・キーパル(pf)ディオゲネス四重奏団

BRL 93998 2枚組 \1080
チャイコフスキー:弦楽四重奏曲全集
弦楽四重奏曲変ロ長調、弦楽六重奏曲「フィレンツェの思い出」Op.70、
アレグレット・モデラート、アレグレット、アレグロ・ヴィヴァーチェ、
アダージョ・モルト
エンデリオン弦楽四重奏団




<Opus Arte CD>
OA 9000 14枚組 \17000
ワーグナー:ニーベルングの指輪
クリスティアン・ティーレマン指揮、バイロイト祝祭管弦楽団、他




<Opus Arte DVD>
OA 0994(DVD-Video) \3600
OA 7043BD(Blu-ray) \4550
ドキュメンタリー・ドラマ
ツイン・スピリッツ 歌と朗読で綴るシューマンの愛の軌跡
コヴェントガーデン王立歌劇場2007

OA 1018(DVD-Video) \3600
OA 7049BD(Blu-ray) \4550
パーセル:歌劇「ダイドーとエネアス」
クリストファー・ホグウッド指揮
エイジ・オブ・エンライトゥンメント管弦楽団、他
コヴェントガーデン王立歌劇場2009

OA 1019(DVD-Video) \2850
マイ・ファースト・バレエ ヴァリアスアーティスツ

OA 7041BD(Blu-ray) \5480
ヴェルディ:歌劇「オテロ」
アントニ・ロス=マルバ指揮、リセウ大歌劇場管弦楽団、他
リセウ大歌劇場2006

OA 7044BD(Blu-ray) \5480
チャイコフスキー:バレエ「くるみ割り人形」
ヘルジ・トマソン振付
サンフランシスコ・バレエ団2007




<HARDY CLASSIC VIDEO>
HCD 4040(DVD-Video) \3600
マルコ・スパダ あるいは盗賊の娘
ルドルフ・ヌレエフ、ギレーヌ・テスマー
ローマ歌劇場バレエ1982




<BRIDGE>
BCD 9306 \1980
クリスティアン・シンディング(1856-1941):ピアノ作品集
ピアノ・ソナタ ロ短調Op.91/炎のように/メロディ/グロテスクな行進曲/
セレナーデ/狂気の光/カプリッチョ/カプリース/行進曲風に/尊大に/春
のささやき
ジェローム・ローウェンタール(Pf)
録音:1986年
※Arabesqueで出ていたもの
グリーグと並んでノルウェーを代表する作曲家シンディングは「春のささやき」
が有名だが、それ以外にも数々の美しい小品を作曲している。このCDも20分を超
える大作「ピアノ・ソナタ」以外は全て2-3分の小品である。音楽的にはグリー
グと共有する要素があるものの、ドイツ滞在が長かったせいか、しっかりとした
構成の中に彼の個性がある。これからの季節、暖かい部屋でこれを聴きながら、
北欧に思いを馳せましょう。前回発売のチャイコフスキー:ピアノ協奏曲全集が
好評のローウェンタールは1932年生まれ、コルトー、ルビンシュタインに教えを
受けたヴォルトゥオーゾだが、こうした抒情的な小品を弾かせると深い味わいが
ある。

BCD 9302 \1980
「サロン・ブエノスアイレス」
-ミゲル・デル・アギラ(b.1957)の音楽
(1)チャランゴ奇想曲(2Vn,Va,2Vc,4手Pf)/
(2)プレストII(2Vn,Va,Vc)/
(3)サロン・ブエノスアイレス(Fl,Cl,Vn,Va,Vc,Pf)/
(4)人生は夢(2Vn,Va,Vc,語り)/
(5)時計(全6曲)(2Vn,Va,Vc,Pf)
カメラータ・サン・アントニオ
録音:2008年6月、8月
ミゲル・デル・アギラは1957年生まれで、アメリカでは既に地位の確立した作曲
家。アルゼンチンを始めとする南米音楽の要素とクラシック、現代音楽を融合し
たピアソラの精神を受け継いだ、実に新鮮な感性を持った作曲家だ。サロン・
ミュージックの親しみやすさを持っているものの、その志しの高さ、実験精神
は、やはり現代音楽。親しみやすい民謡的な旋律が朗々と歌っていたかと思え
ば、ピアノが内部奏法をするわ、フルートが尺八のような「むら息」を奏でて
南米の荒野に吹く乾いた風を表現するわ、勢いあまったダンスはついにクラスタ
ーの大爆発となるなど、面白さ全開。民族音楽、ポップ・ミュージックのたくま
しさと、現代音楽の実験精神を兼ね備えた新エスニック・モダン・ミュージッ
ク。クロノス・カルテットが好きな人におすすめ。

BCD 9309 \1980
ドヴォルザーク:
(1)ピアノ協奏曲 ト短調Op.33
(2)詩的音画Op.85より(第1、3、8、6、12曲)
ヴァシリー・プリマコフ(Pf)
(1)ジャスティン・ブラウン指揮オーデンセ交響楽団
録音:2009年6月オーデンセ,デンマーク
現在人気急上昇中のピアニスト、プリマコフのBRIDGEへの6枚目となる最新盤は
初のドヴォルザーク。プリマコフは1979年モスクワ生まれでアメリカに渡り、
ジュリアードでJ.ローウェンタールに師事、今アメリカで最も将来を嘱望される
ピアニストとされている。ドヴォルザークのピアノ協奏曲ではこれまでの繊細な
タッチに骨太なダイナミズムが加わり、一回り大きくなったことを感じさせる。
オーデンセ響はデンマークのオケながらユーラシア的で大らかな響きを出してい
る。詩的音画における民族色豊かなソロも聴きもの。やはりスラヴ系の音楽はお
手のもののようだ。

BCD 9305 \1980
ベートーヴェン:
チェロ・ソナタ 第4番ハ長調Op.102-1
チェロ・ソナタ 第5番ニ長調Op.102-2
6つのバガテルOp.126
チェロ・ソナタ 第3番イ長調Op.69
ターニャ・トムキンス(Vc:ピリオド楽器)、
エリック・ジヴィアンン(Forte Piano)
録音:2008年
タニヤ・トムキンスはバロック、モダンともに秀でた若手チェリストでアンナ・
ビルスマに師事した。現在、フィルハーモニア・バロック・オーケストラ、ポー
トランド・バロック・オーケストラの首席チェロ奏者。ピアノのジヴィアンはピ
ーター・ゼルキンほかに師事、作曲家としても活躍しているマルチ・タレント。
ピリオド楽器にこだわりつつも、ヒストリカル演奏がこんなに伸び伸びと、若々
しく演奏された例はそんなにないのではないだろうか。

BCD 9310 \1980
デヴィッド・ラコウスキ:練習曲集 第3集(全24曲)
エイミー・ブリッグズ(ディサナヤケ)(Pf)
録音:2008年6月
ラコウスキの練習曲集の第3集(第1集はBCD9121、第2集はBCD9157)。ラコウスキ
は作曲をミルトン・バビッドに師事、アメリカ・ローマ大賞を始めとして数々の
作曲賞を得ている。この作品集は、それぞれ意味深なタイトルが付けられた24曲
からなり自由な無調、拡大されたブルース、印象派的な響きなど、近現代音楽の
イディオムを自由奔放に展開している。BRIDGEからは他に4種のCDが出ている。
ちなみに第1集・第2集の演奏者と異なる姓だが同一人物(ディサナヤケからブリッ
グズ)。

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09-11No.10-2

2009年11月10日 14時06分27秒 | Weblog
<POLSKIE NAGRANIA>
PNCD 1271 \2080
ワンダ・ランドフスカへのオマージュ
ヘンリク・ミコワイ・グレツキ(1933-):
チェンバロと弦楽合奏のための協奏曲 Op.40(1980)(*)
ジグムント・クラウゼ(1938-):
開始(チェンバロ独奏のための;1983)
パヴェウ・シマンスキ(1954-):
鏡を通して…III(チェンバロ独奏のための;1994)
アンジェイ・クリレヴィチ(1932-):
即興曲とローズマリー(チェンバロ独奏のための;1992)
イェジ・コルノヴィチ(1959-):
元素の形状(チェンバロとテープのための;2000)
ジグムント・クラウゼ:Pour El(チェンバロ独奏のための;2008)
クシシュトフ・クニッテル(1947-):
歴史 III(チェンバロとテープのための;1990)
パヴェウ・ミキェティン(1971-):
チェンバロと室内管弦楽のための協奏曲(2004)(+)
エルジビェタ・ホイナツカ(チェンバロ)
ポーランド国立放送交響楽団(*)
カジミェシュ・コルト(指揮(*))
ティヒ市AUKSO室内管弦楽団(+)
マレク・モシ(指揮(+))
録音:2007年2月5日(*)、2005年6月12日(+)、カトヴィツェ(ポーランド)、
グジェゴシュ・フィテルベルク・コンサートホール(*/+)
ワルシャワ、ポーランド放送
ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ(無印)
チェンバロ復興者として知られるポーランドの大先輩ワンダ・ランドフスカと同
様に同時代作曲家のチェンバロ作品の演奏と普及に努めているエルジビェタ・ホ
イナツカ(1939年生まれ)による、ポーランド現代作曲家の作品集。
「PRCD 1047」という規格番号が外装に併記されていますが、管理には用いませ
んのでご注意ください。

PNCD 1257 \2080
アンジェイ・ヒオルスキ アリア&歌曲集
モーツァルト(1756-1791):オペラ「フィガロの結婚」第1幕 から
Non piú andrai(フィガロのアリア)
ロッシーニ(1792-1868):オペラ「セビリャの理髪師」第1幕 から
Largo al factorum(フィガロのカヴァティーナ)
チャイコフスキー(1840-1893):オペラ「エフゲニー・オネーギン」第1幕 から
Kogda bi zhizn domashnim krugom(オネーギンのアリア)
ワルシャワ・オペラ管弦楽団 ボフダン・ヴォディツコ(指揮) 録音:1963年
ビゼー(1838-1875):オペラ「カルメン」第2幕 から
Votre toast, je peux vous le rendre(闘牛士のクプレ)
ワルシャワ・オペラ合唱団&管弦楽団 イェジ・セムコフ(指揮) 録音:1962年
ショパン(1810-1849):
酒宴 Op.74 No.4(*)/私の目の届かない所で Op.74 No.6(*)
スタニスワフ・モニュシュコ(1819-1872):二つの薄明(+)
セルギウシュ・ナドグリゾフスキ(ピアノ) 録音:1956年(*)/1969年(+)
ミェチスワフ・カルウォヴィチ(1876-1909):魔法をかけられた王女 Op.3 No.10
オポレ・フィルハーモニー管弦楽団 マレク・トラチ(指揮) 録音:1978年
モニュシュコ:オペラ「ヴェルブム・ノビレ」から
Zakaz, niech ozywcze slonko(スタニスワフのアリア)
ビドゴシュチ・ポーランド放送交響楽団 アルノルト・レズレル(指揮)
録音:1954年
モニュシュコ:オペラ「幽霊屋敷」から
Kto z mych dziewek, serce ktorej(ミェチニクのアリア)
タデウシュ・バイルト(1928-1981):4つの愛のソネット(第23、91、56、97番)(#)
クラクフ・ポーランド放送合唱団(#)&管弦楽団 ヤン・クレンツ(指揮)
録音:1978年
クシシュトフ・ペンデレツキ(1933-):ルカ受難曲 から
Deus, Deus meus(キリストのアリア)
ステファニア・ヴォイトヴィチ(ソプラノ) ベルナルト・ワディシュ(バス)
レシェク・ヘルデゲン(語り)
クラクフ・フィルハーモニー少年・混声合唱団&管弦楽団
ヘンリク・チシ(指揮) 録音:1966年
バッハ(1685-1750):カンタータ第82番 BWV82 から
Ich freue mich auf meinen Tod(アリア)
イェジ・コティツカ(オーボエ) ポーランド放送交響楽団(カトヴィツェ)
ボフダン・ヴォディツコ(指揮) 録音:1969年
エルネスト・デ・クルティス(1875-1937):忘れな草(ポーランド語)
ウーチ・ポーランド放送管弦楽団 ヘンリク・ディビフ(指揮) 録音:1957年
アンジェイ・ヒオルスキ(バリトン)
ポーランドのバリトン、アンジェイ・ヒオルスキ(1922-2000)の名唱集。

PNCD 83-86855-04-5 \2080
ヴィエニャフスキ:伝説  ヘンリク・ヴィエニャフスキ(1835-1880):
伝説 ト短調 Op.17(*) 録音:1962年
クヤヴィアク(*) 録音:1963年
ポロネーズ ニ長調 Op.4(*) 録音:1963年
ポロネーズ イ長調 Op.21(+) 録音:1967年
オペルタス Op.19 No.1(#/**) 録音:1953年
オペルタス Op.19 No.1(*) 録音:1962年
旅芸人 Op.19 No.2(*) 録音:1962年
ポーランドの歌(#/++) 録音:1957年
スケルツォ=タランテッラ ト短調(*) 録音:1963年
ヴァイオリン協奏曲第2番ニ短調 Op.22(#/##) 録音:1961年
ブロニスワフ・ギンペル(ヴァイオリン(*))
ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団(*/##)
アルノルト・レズレル(指揮(*))
ピオトル・ヤノフスキ(ヴァイオリン(+))
ゾフィア・ヴォクトマン(ピアノ(+))
ワンダ・ウィウコミルスカ(ヴァイオリン(#))
ヤニナ・シャモトゥルスカ(ピアノ(**)
ヤドヴィガ・シャモトゥルスカ(ピアノ(++))
ヴィトルト・ロヴィツキ(指揮(##))
Winiawski Legend / Bronislaw Gimpel, Piotr Janowski, Zifia Vogtman,
Wanda Wilkomirska, Jana Szamotulska, Jadwiga Szamotulska,
Warsaw National Philharmonic Orchestra, Arnold Rezler, Witold Rowicki
外装の規格番号らしき表記は「ISBN 83-86855-04-5」とあるだけですが、管理
の都合上冒頭に「PNCD」を付けます。





<ARS PRODUKTION>
ARS 38059 \2180
メンデルスゾーン(1809-1847):
ピアノ三重奏曲第1番ニ短調 Op.49(1839)(*/#)
ピアノ三重奏曲第2番ハ短調 Op.66(1844/1845)(*/#)
ピアノ、ヴァイオリンとヴィオラのための三重奏曲ハ短調(1820)(*/+)
チェロとピアノのための無言歌 Op.109(1845)(#)
アルバムの綴り(1843)(#)
アルテ・ムジーク・ケルン
クリスティーネ・ロクス(ヴァイオリン(*))
マティアス・フェーガー(ヴィオラ(+))
クラウス=ディーター・ブラント(チェロ(#))
トビアス・コッホ(ピアノ)
録音:2009年1月、ホンラート、福音教会

ARS 38066 \2180
very british ブラス・アンサンブルのための英国音楽
ウィリアム・バード(1543-1623)/エルガー・ハワース編曲:
オックスフォード伯爵の行進曲
レイモンド・ユージン・プレムル(1934-1998):
ディヴェルティメントからの5つの楽章
ゴードン・ラングフォード(1930-):ロンドン・ミニアチュアズ
伝承曲/ジョン・アイヴソン編曲:ロンドンデリー・エア
ジム・パーカー(1934-):ニューヨークのロンドン人(パート2)
レッド・ツェッペリン/ブルース・コリングズ編曲:天国への階段
エドワード・エルガー(1857-1934)/ロジャー・ハーヴィー編曲:
エニグマ変奏曲 より ニムロッド(第9変奏)(*)
wes10brass
ヤン・エシュ、フロリアン・キルナー、マルクス・クラーマー、
ユルゲン・シュスター(トランペット)
シリル・サンドス(トランペット(*))
オリヴァー・ニコライ(ホルン)
フリート・デイツ、マテョアス・ミュラー、ハリー・リース(トロンボーン)
ローラント・ギレッセン(バストロンボーン)
タカハシ・ヒデユキ(テューバ)
ミヒャエル・フォルスター(指揮)
録音:2009年4月5-8日、ヴッパータール、インマヌエル教会
ドイツのノルトライン=ヴェストファーレン(北ライン=ウェストファリア)管弦楽
団の金管メンバー10名と指揮者ミヒャエル・フォルスターにより結成された金管
アンサンブル、wes10brassのデビュー・アルバム。バードからレッド・ツェッペ
リンまで、まさに英国尽くし。

ARS 38485 \2180
エール・ド・ブラヴール トランペットとピアノのための20世紀フランス音楽
アンドレ・ジョリヴェ(1905-1974):エール・ド・ブラヴール
ジャック・イベール(1890-1962):即興曲
フィリップ・ゴベール(1879-1941):カンタービレとスケルツォ
マルセル・ビッチ(1921-):ドメニコ・スカルラッティの主題による4つの変奏曲
レイモン・ガロワ=モンブラン(1918-1994):サラバンドとフィナーレ
ジャン・バティスト・アルバン(1825-1889):チロルの歌による変奏曲
ジョルジュ・エネスコ(1881-1955):伝説
アンリ・トマジ(1901-1971):三部作
アルテュール・オネゲル(1892-1955):イントラーダ
ジャン・フランセ(1912-1997):ソナティネ
マヌエル・リヒテンヴェーラー(トランペット)
カタリン・サルカディ(ピアノ)
録音:2008年9月29日-10月8日、ヴィンディシュガルステン(オーストリア)、文
化館
マルメ音楽アカデミーでホーカン・ハーデンベルガーに師事したオーストリアの
トランペット奏者、マヌエル・リヒテンヴェーラー(1983年生まれ)のソロ・デ
ビューCDと思われます。




<MEMBRAN>
NCA 60210 \1500
Bach in Kothen
バッハ:フランス組曲 ロ短調 BWV.814、ホ長調 BWV.817
バッハ:イギリス組曲 イ短調 BWV.807
クラウス&ライナー・フェルドマン(ギター・デュオ)

NUOVA ERA 232888 2枚組 \1650
チマローザ:歌劇「トラキアの愛人たち」
バシア・レチツカ(S)
カルロ・ガイファ(T)
ロドルフォ・マラカルネ(T)
ラエルテ・マラグティ(B)
マリア=グラツィア・フェッラチーニ(S)
エドウィン・レーラー指揮
スイス・イタリア語放送管弦楽団

NUOVA ERA 232889 2枚組 \1650
ドニゼッティ:歌劇「オリーヴォとパスクワーレ」
マリオ・キアッピ(B)
ガストーネ・サルティ(B)
エヴァ・チャポ(S)
ベネデッタ・ペッキオーリ(A)
テレサ・ロッキーノ(M.S)
ブルーノ・リガッチ指揮
スイス・イタリア語放送管弦楽団

NUOVA ERA 232890 2枚組 \1650
ベッリーニ:歌劇「ザイラ」
カティア・リッチャレッリ(S)
シモーネ・アライモ(B)
ラモン・ヴァルガス(T)
アレクサンドラ・パパジャコウ
ルイージ・ローニ
パオロ・オルミ指揮
カターニャ・ベッリーニ・マッシモ劇場管弦楽団

NUOVA ERA 232891 2枚組 \1650
ヴィヴァルディ、ストラデッラ、フレスコバルディ、コレッリ、
ジェミニアーニ、D・スカルラッティ、ボンポルティ、カステッロ、
トレッリ、ポルポラ、プラッティ他の作品
イル・ジャルディーノ・アルモニコ他




<MEMORIES>
チェリビダッケ+ミケランジェリ夢の競演集が復活します!
長らく品切れでご迷惑をお掛けしておりました……

ME1018/1019 2枚組 \3380
ステレオ・モノラル
ミケランジェリ(P)+チェリビダッケ指揮
ラヴェル、シューマン:ピアノ協奏曲 ミュンヘンフィル、1992年4月、10月
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」フランス国立管1974年10月
グリーグ:ピアノ協奏曲+アンコール シュトウットガルト放送響1972年10月*
グリーグのみモノラル
お互いが尊敬しあっていたチェリビダッケとミケランジェリ。両者とも希代の唯
美主義者として知られます。解釈上は一歩も譲らないものの最高の演奏を成し遂
げようとする意気込み、情熱が鎹となって、奇跡的な名演揃いです。特に両者の
活動最後期である、ラヴェル、シューマンは異形とも言える超個性的名演です。

ME1039/1040 2枚組 \3380
ステレオ・モノラル
ミケランジェリ(P)+チェリビダッケ指揮
CD1(ステレオ)
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」1969年5月、スウェーデン放送響、
ラヴェル:ピアノ協奏曲 1982年4月、ロンドン響
CD2(モノラル)
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番 1981年3月ミュンヘンフィル、
シューマン:ピアノ協奏曲 1967年11月スウェーデン放送響
奇跡の共演第2集。異常に張り詰めた緊張感の中で生れる審美のひと時。聴き手
は瞬く間に桃源郷へと誘われます。いずれも両者が得意とするレパートリーだけ
に素晴らしい名演ばかり。完璧主義者同士のコラボとして希少極まりないもので
す。

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09-11 No.9

2009年11月07日 11時06分34秒 | Weblog

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★ダイレクト・トランスファー CD-Rのお知らせ★
2006年秋に発売を開始した当シリーズもおかげさまで約230タイトルを発売
する事ができましたが、3月よりマスター制作にDSD録音を採用する事にいた
しました。これまでより更に生々しい音質をお届けする事が出来るようにな
りましたのでご期待下さい。

DSD録音の商品番号は78CDR-3000番を使用します。また今後、これまで発売し
ました78CDR-1000番台のタイトルを随時DSD録音の新マスターで再発売を行な
う予定です。商品番号は下3桁は共通で使用いたします。従来の78CDR-1000番
台の商品は、当面は販売を継続いたします。

DSD録音のサンプラーも販売を開始いたしましたので、ご利用下さい。

■製作者からのメッセージ
DSD録音になったグッディーズ・ダイレクト・トランスファーCDR!
従来のCDを高音質化するさまざまな試みが盛んな中で、「グッディーズ・オリ
ジナル企画」のダイレクト・トランスファーCDRは、2009年2月発売新譜から
DSD録音を採用することになりました。DSD録音によって、これまでのSP復刻
からさらに飛躍し、SPレコードの直接再生と区別がつかないところに到達し
たと自負しています。DSD録音は従来の方式に較べて中音から低音にかけての
音の形が明瞭になり、高音は一皮剥けた感じです。LPとは比較にならない強
大な音響勢力を持つSPレコードをカスタムメイドの直熱真空管フォノイコラ
イザーを使用し、またノイズ除去と共に失われる音楽情報に最も気を配り一切
のノイズリダクションを使用していないのは従来通りです。(新 忠篤)

===================================

●2009年11月現在での店頭取り扱い店

富士レコード社 古書センター店
101-0051
東京都千代田区神田神保町2-3 古書センター9階
TEL.03-3264-8546 FAX.03-3264-8256

イディア・クラシック
101-0051
東京都千代田区神田神保町3-11 よりたてビル 1F
TEL.03-5275-7806 FAX.03-5275-7807

コンセール 夕陽ケ丘
557-0012
大阪府大阪市西成区聖天下2-11-18
TEL&FAX. 06-6656-2768

プレミアムジーク
231-0023
神奈川県横浜市中区山下町90-1 ラコスタ横浜山下公園 1F
TEL.045-633-6305 FAX.045-633-6306

ワルティ堂島
530-0001
大阪府大阪市北区梅田1丁目3番1-B100 大阪駅前第1ビルB1F
TEL.06-6344-3940 FAX.06-6344-7967

===================================

★ダイレクト・トランスファー CD-R 2009年11月新譜 5点発売★
発売予定:2009年11月下旬 価格:各1枚 \1500(税込)
※セット販売ではありません。1枚づつお申し込みいただけます。

待望のカザルスのバッハ:無伴奏チェロ組曲の第1番&第6番がダイレクト・トラ
ンスファー・シリーズに加わり、全6曲が揃いました。今月はその記念として
バッハの名演奏を5点発売します。SP時代ならではの濃い演奏のものばかり
です。(新 忠篤)

78CDR-3224
J.S.バッハ:
無伴奏チェロ組曲第1番ト長調 BWV1007
無伴奏チェロ組曲第6番ニ長調 BWV1012
パブロ・カザルス(チェロ)
英HIS MASTER'S VOICE DB8590/97
(1938年6月2-4日パリ,アルベール・スタジオ録音)
レコード史上の金字塔、カザルスのJ.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲全6曲ダイレク
ト・トランスファー・シリーズで完成。パブロ・カザルス(1876-1973)はスペイ
ンのカタルーニャ地方の町エル・ベドレルに生まれた偉大なチェロ奏者。バルセ
ロナ音楽院でチェロ、ピアノ、楽理、作曲を学んだ。1890年バルセロナでバッハ
の無伴奏チェロ組曲の楽譜に出会った。1899年23歳でパリにデビュー, 1904年
バッハの無伴奏チェロ組曲を初めて公開演奏した。1905年ピアノのコルトー、
ヴァイオリンのティボーとトリオを結成。1908年コンセール・ラムルー管弦楽団
で指揮デビューした。カザルスのバッハ:無伴奏チェロ組曲全6曲は2曲ずつ録音
された。第1巻は組曲2番と3番で1936年録音(78CDR-3004)。第2巻はここに収録
の組曲1番と6番で1938年録音。第3巻は組曲4番と5番(78CDR-3070)で1939年4月
にパリで録音された。1930年代のカザルスのSPはどれを聴いても圧倒的な感銘
をうける。

78CDR-3225
J.S.バッハ:
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番ト短調 BWV1001
ヨーゼフ・シゲティ(ヴァイオリン)
日本コロムビア J7825/6(英COLUMBIA LX127/8と同一録音)
(1931年2月3日ロンドン録音)
定評のあるシゲティのJ.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータ
の全曲録音の原点にあたる演奏。録音時シゲティは39歳だった。ハンガリー生ま
れのヨーゼフ・シゲティ(1892-1973)はブダペスト音楽院でイェノ・フバイ(1858
-1937)に師事した。1905年ベルリンで大ヴァイオリニスト、ヨーゼフ・ヨアヒム
(1831-1907)に認められた。1917年から24年スイスのジュネーヴ音楽院で教え、
1940年にアメリカに移住した。シゲティはSPレコードにこのJ.S.バッハ:無伴
奏ヴァイオリン・ソナタ第1番と第2番(78CDR-3041)の2曲を録音し、いずれも
この名曲の全曲初録音であった。

78CDR-3226
J.S.バッハ:
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番ニ短調 BWV1004
アドルフ・ブッシュ(ヴァイオリン)
伊DISCO GRAMMOFONO DB1422/4
(1929年11月8日ベルリン録音)
この曲の世界初録音。アドルフ・ブッシュ(1891-1952)はドイツの名ヴァイオリ
ニスト。1912年20歳の時ウィーンのコンツェルトフェライン(ウィーン交響楽団)
のソロ・ヴァイオリンに抜擢され、1918年ベルリン高等音楽院の教授になった。
その頃弦楽四重奏団を組織している。ブッシュは電気録音以前のラッパ吹き込み
時代にドイツのポリドールにソロと弦楽四重奏の録音を残していた。さらに電気
録音時代になってベートーヴェンの弦楽四重奏曲やソナタをHMVに録音した。こ
のバッハのパルティータ第2番は世界初録音。録音時ブッシュは38歳だった。
第2次世界大戦直前にアメリカに渡った。ダイレクト・トランスファー・シリー
ズではブッシュの名演奏を多数発売している。

78CDR-3227
J.S.バッハ:
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番ハ長調 BWV1005
ユーディ・メニューイン(ヴァイオリン)
英HIS MASTER'S VOICE DB1368/70
(1929年11月13日ロンドン、クイーンズ・ホール第3スタジオ"C"録音)
※第4面(トラック4)に大きなキズ音が7回入ります。ご了承下さい。
ユーディ・メニューイン(1916-1999)はニューヨーク生まれ。4歳からヴァイオリ
ンの手ほどきを受け7歳でサンフランシスコ交響楽団との共演でデビューした。
その後パリでジョルジュ・エネスコ(1881-1955)、ベルリンでアドルフ・ブッシュ
(1891-1952)に師事した。神童メニューインが13歳でバッハの無伴奏に取り組ん
だ記念すべきこの曲の世界初レコード。15歳年長の師アドルフ・ブッシュがパル
ティータ第2番(78CDR-3226)をベルリンで録音した5日後のもの。メニューインは
同曲を5年後の1934年にパリで2回目の録音(HMV DB2284/86)をしている。

78CDR-3328
J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調 BWV1041
ブロニスワフ・フーベルマン(ヴァイリン)
イッサイ・ドブローウェン指揮
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
英COLUMBIA LX329/30
(1934年6月13日ウィーン録音)
20世紀前半の巨匠フーベルマンはバッハを弾いても個性豊かなスタイルを保って
いた。ヴァイオリンを自在に操り、聴き手を自らの世界に引き込んでいく魔術的
な演奏家ブロニスワフ・フーベルマン(1882-1947)はポーランド生まれ。1892年
10歳の時に大ヴァイオリニスト、ヨーゼフ・ヨアヒム(1831-1907)の指揮でベル
リンにデビューし、1895年ブラームスのヴァイオリン協奏曲を作曲家の前で弾い
て作曲者を唸らせた。フーベルマンは活動拠点をウィーンに置いていたが、ナチ
スの台頭後パレスチナに移り、ドイツを追われたユダヤ系の音楽家のためにオー
ケストラを組織した。それが現在のイスラエル・フィルである。このダイレクト
・トランスファー・シリーズには全盛期のフーベルマンの演奏が多数出ている。

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09-11 No.8-1

2009年11月07日 11時06分14秒 | Weblog
<Paradizo>
PA 0008 \2280
(1)パレストリーナ/フランチェスコ・ロニョーニ(1620):
Pulchra es amica mea
(2)チプリアーノ・デ・ローレ(1515/16-1565)
/リチャード・ロニョーノ(1592)編:アンコール・ケ・コル・パルティール
(3)ジョスカン・デプレ(c1440-1521):
イン・テ・ドミネ・スペラヴィ(オリジナルのフロットラのリコーダー・コンソ
ート演奏版)
(4)ピエール・サンドリン(c1490-after 1561)/ドーロン・シェルヴィン編:
ドゥルス・メモワール
(5)ジャック・アルカデルト(c1505-1568)/ディエゴ・オルティス編:
オ・フェリーチ・オッキ・ミエイ
(6)アルカデルト(ヴィンチェンツォ・ルッフォ):
オ・フェリーチ・オッキ・ミエイ
(7)ピエール・サンドリン/ヤン・ファン・ルブリン(1537-48)編:
ドゥルス・メモワール
(8)ピエール・サンドリン/オリジナルシャンソンのヴィオール・コンソート演
奏版:ドゥルス・メモワール
(9)ジャコモ・フォリアーノ(1468-1548)/オリジナル・フロットラのリコーダー
・コンソート・ヴァージョン:ラモール・ドーナ・キオ・テ・ポルト
(10)チプリアーノ・デ・ローレ/ドーロン・シェルヴィン編:
アンコール・ケ・コル・パルティール
(11)デ・ローレ/オリジナル・マドリガーレのヴィオール・コンソート演奏版:
アンコール・ケ・コル・パルティール
(12)ジョヴァンニ・ピエルルイージ・ダ・パレストリーナ/フランチェスコ・ロ
ニョーニ編(1620):ヴェスティーヴァ・イ・コッリ
(13)チプリアーノ・デ・ローレ/ジローラモ・ダッラ・カーザ編(1584):
ベン・キ・シ・モストラルシェル
(14)チプリアーノ・デ・ローレ/ジョヴァンニ・バッティスタ・スパーディ編:
アンコール・ケ・コル・パルティール
(15)マルチェット・カーラ(1470-1525):
Cantai mentre nel core
(オリジナル・フロットラのリコーダー・コンソート演奏版)
(16)パレストリーナ/ドーロン・シェルヴィン編(2009):
イオ・ソン・フェリート
(17)パレストリーナ/バルトロメオ・デ・セルマ・イ・サラヴェルデ編(1638):
ヴェスティーヴァ・イ・コッリ
(18)マルケット・カーラ/アンドレア・アンティコ編(1517):
カンタイ・メントレ・ネル・コーレ
(19)ピエール・サンドリン/ディエゴ・オルティス(1553):
ドゥルス・メモワール
(20)ピエール・サンドリン/ディエゴ・オルティス(1553):
ドゥルス・メモワール
?オルランド・ディ・ラッソ(1532-1594)/ドーロン・シェルヴィン編(2009):
ある日のスザンナ
スキップ・センペ(チェンバロ)、ジュリアン・マルティン(Rec)、
ジョス・チートハム(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
ドーロン・シェルヴィン(コルネット)、カプリッチョ・ストラヴァガンテ
録音:2009年
スキップ・センペ率いるカプリッチョ・ストラヴァガンテの新譜は、15,16世紀に
書かれた声楽作品を、当時の人々や現代の人々が器楽演奏用に編曲・装飾したも
の。声で聴いても独特の魅力溢れるこれらの作品を、ヴィオールのセンシティヴ
な音色で奏でると、極上の癒しの世界が広がります。コルネットの音色も神々し
く、しかし穏やか。様々な楽器が参加しているので色々な音色がたのしめます。
センペやチートハム、マルティンは2009年のラ・フォル・ジュルネでも来日し、
少しずつではありますがファンを獲得しつつある若手。新しき古楽の旗手たちに
よる魅惑の世界をお楽しみください。




<Arte Verum>
ARV 007 \2280
G.B.ペルゴレージ:スターバト・マーテル
同:室内カンタータ「オルフェオ」
(レチタティーヴォNel chiuso centro、アリアEuridice, e dove, e dove sei?、
レチタティーヴォSi, che pieta non v'e、アリアO, Euridice, n'andro
festoso)
バーバラ・ヘンドリックス(ソプラノ)
ウルリカ・テンスタム(メゾ・ソプラノ)
ドロットニングホルム・バロック・アンサンブル
録音:2009年1月7-10日
2009年のラ・フォル・ジュルネ音楽祭公演演目。ヘンドリックスは、そのますま
す磨きのかかった声で我々を魅了しました。音楽祭にあわせて、スターバト・マ
ーテルのみが収録された限定盤(ARV.007SPE/現行盤)が急遽発売されましたが、
ここに新たに室内カンタータ「オルフェオ」が収録された通常盤がリリースされ
ます。

QEC 2007 3枚組 \2300
2007年エリザベート王妃国際音楽コンクール【ピアノ】上位入賞者
[CD1]
(1)プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第2番ト短調OP.16/アンナ・ヴィニツカヤ(pf)
(2)ラフマニノフ:
ピアノ協奏曲第3番 ニ短調op.30/イーリャ・ラシュコヴィツキー(pf)
[CD2]
(1)ミゲル・ガルベス=タロンシェール(b.1974):L
a Luna y la Muerte/リープレヒト・ヴァンベッケフォールト(pf)
(2)クリス・デフォールト(b.1959):DedicatioVI/ワディム・コロデンコ(pf)
(3)ラヴェル:夜のガスパール/アンナ・ヴィニツカヤ(pf)
(4)ドビュッシー:
前奏曲集第1巻より「デルフォイの舞姫」、「アナカプリの丘」、
「雪の上の足あと」、「西風の見たもの」/
リープレヒト・ヴァンベッケフォールト(pf)
(5)ショパン:ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調op.35/リム・ヒョー=スン
[CD3]
(1)モーツァルト:
ピアノ協奏曲第9番変ホ長調KV271/プラメナ・マンゴーヴァ(pf)
(2)シューベルト:ピアノ・ソナタ イ短調 D537/プラメナ・マンゴーヴァ(pf)
(3)シューマン:幻想小曲集op.12/フランチェスコ・ピエモンテージ(pf)
2007年のエリザベート王妃国際音楽コンクール【ピアノ】の上位入賞者たちのラ
イブ録音。2009年秋に来日のあったヴィニツカヤの演奏や、ラ・フォル・ジュル
ネ音楽祭などで人気急上昇のプラメナ・マンゴーヴァによるモーツァルトのピア
ノ協奏曲が入っているのも魅力です。
1位 アンナ・ヴィニツカヤ(ロシア)Anna VINNITSKAYA [Russian Federation]
2位 プラメナ・マンゴーヴァ(ブルガリア)Plamena MANGOVA [Bulgaria]
3位 フランチェスコ・ピエモンテージ(スイス)
4位 イーリャ・ラシュコヴィツキー(ロシア)
5位 リム・ヒョー=スン
6位 リープレヒト・ヴァンベッケフォールト(ベルギー)

QEC 2009 3枚組 \2300
2009年のエリザベート王妃国際音楽コンクール【ヴァイオリン】の上位入賞者
[CD1]
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 op.35 ニ長調/レイ・チェン(Vn)
ショスタコーヴィチ:
ヴァイオリン協奏曲第1番 イ短調 op.77(99)/イリアン・ガルネ(Vn)
[CD2]
W.A.モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第4番 ニ長調KV218/キム・スヨン(Vn)
タルティーニ=クライスラー編:悪魔のトリル/ヨン・スヨン(Vn)
パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第1番 ニ長調 op.6/ロレンツォ・ガット(Vn)
[CD3]
ベートーヴェン:
ヴァイオリン・ソナタ第10番 ト長調 op.96/ニキタ・ボリソグレブスキ(Vn)
ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ ト短調/キム・スヨン(Vn)
イザイ:ソナタ ホ長調 op.27/6/チェン・ジアフェン(Vn)
クロード・ルドゥ(b.1960):V…/レイ・チェン(Vn)
ユン=ホヮ・チョ(b.1973):アグネス/ニキタ・ボリソグレブスキ(Vn)
[ボーナスCD]
ストラヴィンスキー:ディヴェルティメント/ヴィネータ・サレイカ(Vn)
エネスコ:ソナタ第3番/ロレンツォ・ガット(Vn)
プロコフィエフ:5つのメロディ/チェン・ジアフェン(Vn)
シュニトケ:ア・パガニーニ/チョイ・イェ=ユン
2009年のエリザベート王妃国際音楽コンクール【ヴァイオリン】の上位入賞者
たちのライブ録音。
1位 レイ・チェン(オーストラリア)
2位 ロレンツォ・ガット(ベルギー)
3位 イリアン・ガルネ(モルダヴィア)
4位 キム・スヨン(韓国)
5位 ニキタ・ボリソグレブスキ(ロシア)
6位 ヨン・スヨン(韓国)

QEC 2008 2枚組 \2080
2008年エリザベート王妃国際コンクール【声楽】の上位入賞者たちのライヴ演奏
1位 スツァボルクス・ブリックナー(ハンガリー)/テノール
2位 イザベル・ドゥレー(仏)/メゾ・ソプラノ
3位 ベルナデッタ・グラビアス(ポーランド)/メゾ・ソプラノ
4位 アンナ・ケイシアン(ジョージア州)/ソプラノ
5位 ユーリ・ハラデツキ(ベラルーシ)/テノール
6位 ガブリエル・フィリポネ(フランス)/ソプラノ
入賞 エリザベス・ベイリー(英)/ソプラノ
入賞 ライラ・クレール(カナダ)/ソプラノ
入賞 チャンガン・リン(韓国)/バリトン
入賞 ミシェル・ロジエール(カナダ)/メゾ・ソプラノ
入賞 タチアーナ・トレノギナ(ロシア)/ソプラノ
入賞 ユン・ナン・ヨン(韓国)/ソプラノ
2008年エリザベート王妃国際コンクール(声楽)の上位入賞者たちの演奏の記録。
参加者の国籍も幅広いだけに、内容もフランスのオペラ・アリアからチャイコフ
スキーの歌曲まで、ヴァラエティに富んでいます。どれも熱演なだけに、大変充
実したセットとなっています。




<JVC XRCD>
JMXR 24212(XRCD) \3465
ヨハネス・ブラームス(1833-1897):
交響曲第1番 ハ短調 作品68
ルドルフ・ケンペ(指揮)
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1975年5月,ビュルガー・ブロイケラー
音質も満足で3楽章の木管のリアルな音などぞくっとさせられました。これほど
小細工、はったりない演奏も稀で、一聴後、大変な幸福感につつまれました。
自然な高揚感がまた素晴らしい!やはり古くから名演と言われるものは名演でご
ざいました。

JMXR 24214(XRCD) \3465
ヨハネス・ブラームス(1833-1897):
ハイドンの主題による変奏曲 作品56a
交響曲第3番 ヘ長調 作品90
ルドルフ・ケンペ(指揮)
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1975年11月13,15日、ビュルガー・ブロイケラー
古くから名盤として知られるだけあり、すこぶる美しい演奏で、音質も弦と木管
のかけ合いなど絶品の質感。久々復活のハイドン変奏曲も名声部の動きが手にと
るようにわかり、こんなにも緻密な演奏であったとは!ちなみにハイドン変奏曲
は近ごろ珍しく、全変奏にトラックが打たれています。




<HUNGAROTON>
=バルトーク・ニュー・シリーズ=
HSACD 32513(SACD-Hybrid) 2枚組 \4050
[CD 1]
バルトーク:
弦楽四重奏曲第1番Op.7(1908-1909, BB 52, Sz 40)
弦楽四重奏曲第3番(1927, BB 93, Sz 85)
弦楽四重奏曲第5番(1934, BB 110, Sz 102)
[CD 2]
バルトーク:
弦楽四重奏曲第2番Op.17(1915-1917, BB 75, Sz 67)
弦楽四重奏曲第4番(1928, BB 95, Sz 91)
弦楽四重奏曲第6番(1939, BB 119, Sz 114)
ミクロコスモス弦楽四重奏団
ガーボル・タカーチュ=ナジ(第1Vn)
ゾルターン・トゥシュカ(第2Vn)
シャーンドル・パップ(Va)
ミクローシュ・ペレーニ(Vc)
録音:2008年1月11-17日、3月3-5日、4月20-26日、6月15-19日
フェニックス・スタジオ(セッション)
HUNGAROTONの壮大なるプロジェクト「バルトーク・ニュー・シリーズ」に、いよ
いよ最重要作品、弦楽四重奏曲全曲が登場します。演奏を手がけるのは、大家ペ
レーニが率いる注目のアンサンブル、その名もミクロコスモス・クァルテット。
自らの語法を確立しつつあった頃の第1番に始まり、最盛期の最後にあたる第6番
まで、バルトークが27歳から58歳までのおよそ30年間に書き綴られた6つの弦楽
四重奏曲は、それぞれがその時期の異なる作風を代表することや、内容の重要性
からもしばしばベートーヴェンのそれに比較され、このジャンルの金字塔と呼ぶ
にふさわしいものです。
屈指の名作だけに新旧さまざまな団体による個性豊かな名盤が目白押しですが、
ペレーニ以下ハンガリーのベテラン勢によるアプローチは、たとえば第2番や
第5番では民俗調の主題やリズムの扱いにバルトークと同じ絶対的な血の強みを
感じさせるいっぽう、第3番、第4番あたりでの切れ味にも不足しておらず、この
先のスタンダードとして通用する強力な内容といえるでしょう。2008年の最新
録音でSACDハイブリッド盤仕様。

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09-11 No.8-2

2009年11月07日 11時05分39秒 | Weblog
<BIS>
BIS SA 1693(SACD-Hybrid) \2500
ベートーヴェン:
(1)ピアノ協奏曲第4番ト長調 Op.58(1808年改訂版)
(2)ピアノ協奏曲ニ長調 Op.61(作曲者自身によるヴァイオリン協奏曲の編曲)
ロナルド・ブラウティハム(Pf)、
アンドルー・パロット(指)ノールショピングSO
ベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番は1808年に作曲者自身の独奏で初演されま
したが、譜面に書かれているものよりはるかに多くを弾いたと弟子のチェルニ
ーも証言しています。この改訂稿は、ベートーヴェン研究で名高いバリー・ク
ーパーが書き写したもの。通常版より煌きに満ち、ヴィルトゥオジックで洗練
されているとのことで期待できます。カップリングは4番と同時期に作曲された
ヴァイオリン協奏曲を後年ピアノ協奏曲に書き直したもの。両方をブラウティ
ハム(通常のコンサートグランド使用)で味わえるのも豪華です。

BIS SA 1482(SACD-Hybrid) \2500
(1)ショスタコーヴィチ:ピアノ三重奏曲第1番ハ短調 Op.8
(2)同:同第2番ホ短調 Op.67
(3)シュニトケ:ピアノ三重奏曲
ケンプ・トリオ【フレディ・ケンプ(Pf)、ピエール・バンセー(Vn)、
アレクサンドル・シャウシヤン(Vc)】
人気ピアニスト、フレディ・ケンプ率いるピアノトリオによる最新盤はショスタ
コーヴィチの2篇とシュニトケ。ショスタコーヴィチの第1番は彼最初の室内楽作
品で、生前は未発表だったもの。初期ショスタコーヴィチならではの尖った音楽
が楽しめます。シュニトケの作品は1985年、アルバン・ベルク生誕百年を記念し
て書かれた弦楽三重奏を7年後にピアノ三重奏へ編み直したもの。若くて切れ味
の良い三人組が、屈折した世界を見事に演じています。

BIS SA 1662(SACD-Hybrid) \2500
(1)バーンスタイン:セレナード(プラトンの「饗宴」による)
(2)ブロッホ:バール・シェム(ハシディズムの生活のよる3つの情景)
(3)バーバー:ヴァイオリン協奏曲 Op.14
ワジム・グルーズマン(Vn)、ジョン・ネシリング(指)サンパウロSO
BISが力を入れるヴァイオリニスト、グルーズマンがアメリカの協奏作品に挑戦。
ジャズのテイストも加味されたバーンスタイン、ユダヤ色濃厚なブロッホ、叙情
的なバーバーまで盛りだくさん。グルーズマンの濃い味わいも独特でシェーンベ
ルクとボダンツキーの血を引くネシリングの指揮も冴えます。

BIS SA 1777(SACD-Hybrid) \2500
(1)デュティユー:遥かなる遠い国へ
(2)同:ザッハーの名による3つの詩節
(3)ルトスワフスキ:チェロ協奏曲
(4)同:ザッハー変奏曲
クリスティアン・ポルテラ(Vc)、
ヤーク・ヴァン・ステーン(指)ウィーン放送SO
若手注目株のポルテラが、同時代の偉大な先人たちへのレスペクトでかためたア
ルバム。デュティユーとルトスワフスキの協奏曲はロストロポーヴィチのために
作曲され、彼の決定的名演の残る作品。小品はスイス出身で20世紀音楽の大擁護
者となったパウル・ザッハーの70歳の誕生日を祝って1976年に競作されたもの。
20世紀音楽に鋭い感性を示すポルテラの腕が光ります。

BIS 1767/8 6枚組 \4750
シュニトケ:交響曲全集
(1)交響曲第0番(1956/7)
【オーワイン・アーウェル・ヒューズ(指)ケープ・フィル】
(2)第1番(1972)【レイフ・セーゲルスタム(指)ロイヤルストックホルム・フィル】
(3)第2番「聖フロリアン」(1979/80)
【レイフ・セーゲルスタム(指)ロイヤルストックホルム・フィル】
(4)第3番(1981)【エリ・クラス(指)ロイヤルストックホルム・フィル】
(5)第4番(1984)【オッコ・カム(指)ストックホルム・シンフォニエッタ】
(6)第5番 [コンチェルト・グロッソ第4番](1988)
【ネーメ・ヤルヴィ(指)エーテボリSO】
(7)第6番(1992)【尾高忠明(指)BBCウェールズ・ナショナル管】
(8)第7番(1993)【尾高忠明(指)BBCウェールズ・ナショナル管】
(9)第8番(1994)【リュー・ジア(指)ノールショピングSO】
(10)第9番[ラスカトフ補筆完成](1997)
【オーワイン・アーウェル・ヒューズ(指)ケープ・フィル】
かつて知る人ぞ知る存在だったシュニトケを1990年代に世界的ブームにした大き
なキッカケとなったBISの全曲録音シリーズが待望のセット発売。彼の交響曲は
完成されたもので8作ありますが、学生時代の習作(0番)と、スケッチで残された
ものを現代作曲家ラスカトフが判読して補筆完成させた第9番まで全10篇をまと
めて聴くことができる超スグレモノ。それも6枚組2枚価格という破格値。シュニ
トケの作品は大編成のものが多く、この先これ以上の水準で全集が出るのも難し
い時勢であると申せましょう。20世紀の歴史として持っていたいセットです。




<ALIA VOX>
AVSA 9870(SACD-Hybrid) \2750
「イスタンブール-カンテミル著「文字を使う表記法による音楽書」、
および、セファラードとアルメニアの伝承曲」
1タクシーム(即興)
2作曲者不詳(古代):
マカーム・ウッザル・ウスル・デウリ・ケビール(カンテミルオウル手稿譜118)
3セファラード(トルコ):
「小鳥たち」(イサーク・レヴィ編第1巻59番)/「バラの茂み」
(イサーク・レヴィ編第3巻41番)
4タクシーム(即興)
5カンテミル:
マカーム・ムハッイェル・ウスル・ムハンメス(カンテミルオウル手稿譜285)
6アルメニア民謡:歌と踊り
7タクシーム(即興)
8ババ・メスト:
マカーム・ヒュセイニー・セマーイー(カンテミルオウル手稿譜268)
9セファラード(スミルナ):「私が知らなかった愛」
10タクシーム(即興)
11作曲者不詳(古代):
マカーム・シューリ・セマーイー(カンテミルオウル手稿譜256)
12楽師アショト(アルメニア):ラメント
13セファラード(トルコ):「恩寵に満てる聖母」
14タクシーム(即興)
15エディルネ・リ・アフメド:マカーム・(ヒュセイニー・)
ウスル・チェンベル(カンテミルオウル手稿譜96)
16サヤト・ノヴァ(アルメニア):タクシーム(即興)とマカーム
17タクシーム(即興)
18アリ・ハジェ(アリ・ホジャ):
マカーム・ウッザル・ウスル・ベレウサン(カンテミルオウル手稿譜148)
19セファラード(スミルナ):「太鼓腹の独り者」
20タクシーム(即興)
21作曲者不詳(古代):
マカーム・ヒュセイニー・サキール・アーア・リザー
(カンテミルオウル手稿譜89)
ジョルディ・サヴァール(指)、エスペリオンXXI
録音:2009年2月12-15日カタルーニャ自治州カルドーナ城参事会教会
アルバム「東洋=西洋(1000-1600)」でも取り上げられたディミトリエ・カンテ
ミル(1673-1723)は、大貴族の一族であったモルダヴィア公コンスタンティンの
息子。10代半ばからモルダヴィア公になるまで居住したイスタンブールで、各国
の歴史や言語(11ヶ国語を話し書けた)、東洋の音楽理論などを学び、トルコ音楽
に関する論文を書いています。また、独自の記譜法を考案し、自作を含む数々の
曲を書き残しました。
兄アンティオフの跡を継いでモルダヴィア公となりましたが、ロシア軍を包囲し
てトルコが勝利した1711年のプルート川の戦い(大北方戦争(1700-21年)の1局面)
において、 モルダヴィアに侵攻したピョートル1世軍に降伏したため、戦後ロシ
アに亡命し、ロシア帝国で公爵、宮廷顧問官として、後半生を過ごしました。
モスクワに移ってからは、ラテン語でオスマン帝国史を書いたり、ルーマニア語
でトルコ音楽入門を編纂したり、モルダヴィアの古い宮廷の習わしや民衆の伝統
について編纂したりと、多方面への学術的関心、特にルーマニア音楽に関する貢
献で、後世に知られています。
なお、手稿譜の名として定着しているカンテミルオウルはカンテミルのトルコ語
での読みになります。「文字を使う表記法による音楽書」という題名のこの手稿
には、自身の約40曲になる作品を含め、器楽曲が約350曲が収められており、オ
スマン・トルコ時代の貴重な資料となっています。
サヴァール率いるエスペリオンXXIは、文化的、音楽的に、西と東が、それまで
保っていた同質性の点において離れ始めた瞬間を、イスタンブールという都市
を通して、この手稿譜から7曲、タクシームという即興曲を8曲、他に、セファ
ラードとアルメニアの伝承曲を取り上げ、今の我々の魂に響き渡らせてくれます。



<Mariinsky>
MAR 0505(SACD-Hybrid) \1850
ラフマニノフ:
(1)ピアノ協奏曲第3番ニ短調 Op.30
(2)パガニーニの主題による狂詩曲 Op.43
デニス・マツーエフ(Pf)、
ワレリー・ゲルギエフ(指)マリインスキー劇場管弦楽団
[録音:2009年2月 マリインスキー劇場コンサートホール(セッション録音)]
1998年に行われた第11回チャイコフスキー国際コンクール、ピアノ部門で優勝し
たデニス・マツーエフ。ゲルギエフの超お気に入りで、その強い希望もあって録
音されたラフマニノフの協奏曲集がマリインスキー・レーベルから登場します。
第3番は雄大なテンポによる演奏で、ゲルギエフの伴奏ともに近年稀に見る大き
な音楽に圧倒されます。もちろんマツーエフの技巧は全く危なげな所がなく、
ギレリスを思わす鋼鉄のタッチとクリアな音色で曲を征服。独奏、指揮、オーケ
ストラと三拍子揃った滅多にないラフ3の豪華新録音と申せましょう。パガニー
ニの主題による狂詩曲も、有名な第18変奏でのゲルギエフならではの華麗な世界
に注目です。




<ARTHAUS>
101387(DVD-Video) 2枚組 \6280
101388(Blu-ray) \5650
※日本語字幕あり
ショスタコーヴィチ(1906-1975):ムツェンスク郡のマクベス夫人 4幕の歌劇
演奏 :ボリス・イズマイロフ…ヴラディーミル・ヴァネーエフ(Br)/カテリーナ
・イズマイロヴァ…ジャンヌ=ミシェル・シャルボネ(S)/ジノーヴィ・イズマ
イロフ…フセヴォロド・グリヴノフ(T)/セルゲイ…セルゲイ・クニャーエフ(T)
/司祭…ジュリアン・ロデスク(Br)/ソネートカ…ナターシャ・ペトリンスキー
(Ms)他
フィレンツェ五月祭管弦楽団&合唱団
ジェームス・コンロン(指揮)
レフ・ドディン(演出)/ディヴィッド・ボロフスキ(装置・衣装)
2008年フィレンツェ五月祭劇場ライヴ収録/収録時間 :170分
字幕:露・英・独・仏・伊・西・日
不幸な結婚生活を理由にして、女性の本能のままに生きるカテリーナ。彼女は、
あのマクベス夫人のように極悪非道の犯罪に手を染めることすらも厭いません。
ニコライ・レスコフの小説では、カテリーナはまるで怪物のように描写されてい
ますが、ショスタコーヴィチはそこにロシアの人民の意志派運動の象徴を見出し
ました。しかしながらこのオペラを見たスターリンが激怒。 20年以上も上演禁
止になってしまったのはご存知の通りです。エロスと風刺に満ち溢れた作品では
ありますが、この上演ではあまり強烈な演出は行っておりません。あの有名な
第1幕第3場の夜這いのシーンでも、観客席から見えるのは、揺れ動く電灯のみ。
全ては見る人の想像力にかかっていると言えるでしょう。あくまでも普通のおば
さん然としたシャルボネが要所要所に見せる愛くるしい仕草と女らしさには、
ついついぐっと来てしまうこと間違いありません。また、低音唸るオーケストラ
の響きにも注目。これがイタリアのオーケストラの底力なのでしょうか。全曲息
つく間もなく見終えてしまうことでしょう。

101377(DVD-Video) \5650
101378(Blu-ray) \5650
※日本語字幕あり
※世界初!4幕ヴァージョン収録!
プッチーニ(1813-1901):エドガール
演奏 :エドガール…ホセ・クーラ(T)/フィデーリア…アマリッリ・ニッツァ(S)
/ティグラーナ…ユリア・ゲルセワ(Ms)/フランク…マルコ・ヴラトーニャ(Br)
/グァルティエーロ…カルロ・チーニ(B)
トリノ王立劇場管弦楽団&合唱団 他
ヨラム・デヴィッド(指揮)
ロレンツォ・マリアーニ(演出)
マウリツィオ・バロ(舞台装置・衣装)/クリスティアン・ピノー(照明)
2008年、トリノ王立歌劇場ライヴ収録/収録時間 :157分
字幕:英・独・仏・西・伊・日
プッチーニの第2作目にあたるこのオペラ「エドガール」は、フランスの詩人ミュ
ッセの「杯と唇」という詩劇を基に F.フォンターナが台本を書き、1884年から
4年かけて作曲。その翌年4月21日にミラノ・スカラ座で初演されましたが、すぐ
に改訂され、 92年にフェラーラで改訂版が演奏されています。こちらの版は細々
ながら演奏されていましたが、初稿版はほぼ120年の間失われていました。
今回、作曲家の孫娘であるシモネッタ・プッチーニの協力を得て、アメリカの
プッチーニ研究家、リンダ.B.フェアタイルがオリジナル・スコアから 40分ほど
の終幕を再構築。当初の形である4幕版に戻して演奏しています。純粋な女性と
強情な女性、殺人と偽の死、多少散漫な粗筋ではありますが、劇的効果と美しい
メロディに横溢したこの作品。なんと言っても世紀のロブスト・テノール、ホセ
・クーラの名唱なしでは成立いたしません。

101481(DVD-Video) \3480
ブルックナー(1824-1896):交響曲第7番ホ長調
演奏 :フランツ・ウェルザー=メスト(指揮)/クリーヴランド管弦楽団
2008年9月セヴェランス・ホールライヴ収録
1918年に設立されたクリーヴランド管弦楽団は今やアメリカのみならず、世界で
もTOPランクのオーケストラとして知られます。ジョージ・セルが鍛え上げ、マ
ゼールによって人気を高め、ドホナーニによって響きを練り上げられたこのオー
ケストラ。現在はこのウェルザー=メストが新たな魅力を開花させています。こ
のブルックナーは、世界で最も美しく、また音響的にも優れているといわれる
ホールの一つであるセヴェランス・ホールでの演奏です。冒頭の美し過ぎる響き
を聴いただけで、これがどれほどまでに素晴らしい演奏なのかを瞬時に判断でき
るに違いありません。ボーナス映像では、ウェルザー=メストが英語とドイツ語
でブルックナーに寄せる思いを熱く語っています。

101380(DVD-Video) \5650
アダン(1803-1856):ジゼル
演奏 :ジゼル…アナ・ラグーナ
アルブレヒト・・・リュック・ボウイ
ヒラリオン・・・イヴァン・オウズリー
バチルダ・・・ヴァネッサ・マッキントッシュ
ミルタ・・・レーナ・ヴェネグレン
リチャード・ボニング(指揮)
モンテ・カルロ国立歌劇場管弦楽団
1987年スタジオ収録/収録時間 :89分
王子アルブレヒトに裏切られた村娘ジゼルは、亡霊となって愛する人を苦しめる
・・・そんな悲恋物語も、解釈が変わればこのような不思議で悪夢のようなお話
に変わってしまいます。拘束されて暴れるジゼル、精神に異常をきたして錯乱す
るジゼル、このお話に夢を求める人にはこのスウェーデンの鬼才ダンサー&振付
師マッツ・エックの解釈は受け入れがたいものでしょう。しかし注意深く見てい
ると、やはり全ての根底にあるのは愛。物語の最後で無垢のままに横たわるアル
ブレヒトに誰しもが深い憐憫の情を抱かずにはおれないでしょう。ジゼルを踊る
アナ・ラグーナ(マッツ・エック夫人)のパワフルな身体能力に圧倒されつつ、
この奇妙な物語にのめり込んでください。

101352(Blu-ray) \5650
※日本語字幕あり
R.ワーグナー(1813-1883):歌劇「タンホイザー」
演奏 :タンホイザー…ロバート・ギャンビル(T)/エリーザベト…カミラ・ニュ
ルンド(S)/ヴェーヌス…ヴァルトラウト・マイヤー(S)/ヴォルフラム・フォン
・エッシェンバッハ…ローマン・トレーケル(Br)/領主ヘルマン…スティーヴン
・ミリング(B)/ヴァルター…マルセル・レイヤン(T)
ベルリン・ドイツ交響楽団
フィリップ・ジョルダン(指揮)
演出…ニコラス・レーンホフ/装置…ライムンド・バウアー/照明…ドゥアン・
シューラー
2008年バーデンバーデン祝祭劇場ライヴ収録/収録時間 :263分(オペラ 205分+
ドキュメンタリー 58分)
字幕:英・独・仏・西・伊・日
ヴェーヌスの愛欲に溺れた主人公タンホイザーと、彼を愛する純潔なる乙女エリ
ーザベト、彼女をひっそりと見守るタンホイザーの親友ヴォルフラム。中世のミ
ンネゼンガー(愛を歌う者)たちの歌合戦を軸に、聖と俗の重なり合った世界にお
ける彼らの綾なす心を描き出すワーグナーの力作。タンホイザーを演じる実力派
ギャンビルの演技は心憎いばかりに軟弱で、こちらも芸達者トレーケル扮する
ヴォルフラムの気高さと見事なまでに相反。名演出家レーンホフによるシンプル
かつ練られた演出は、ユーモラスでありながらも、人間の心理のひだをくまなく
掬い上げた納得の行くもの。パリ(ウィーン)版の演奏。バッカナールの不気味な
場面も見ものです。収録されたドキュメンタリーも秀逸で、オペラ「タンホイザ
ー」の全てが理解できることでしょう。

101374(Blu-ray) 4枚組 \9680
ワイマール国民劇場 R.ワーグナー:ニーベルングの指環 Blu-ray Disc BOX
前夜劇「ラインの黄金」(101354)/第1夜「ワルキューレ」(101356)/第2夜「ジ
ークフリート」(101358)/第3夜「神々の黄昏」(101360)

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09-11 No.7-1

2009年11月06日 16時26分32秒 | Weblog
<Decca>
●Originals
4782132 \1350
ベートーヴェン:三大ソナタ集
1.ピアノ・ソナタ第8番ハ短調Op.13《悲愴》
2. 同 第23番ヘ短調Op.57《熱情》
3. 同 第14番嬰ハ短調Op.27‐2《月光》
4.ロンド第2番ト長調Op.51‐2
クラウディオ・アラウ(ピアノ)
録音:1963年9月(1、4)、1962年6月(3) 以上バッハザール、
1965年9月 コンセルトへボウ大ホール(2)、以上アムステルダム
巨匠クラウディオ・アラウが、1960年代に行ったベートーヴェンのピアノ・ソナ
タ旧録音から、「ロンド第2番」を含む4曲をカップリング。80-90年代にかけて
の晩年行った彼の集大成として名高い録音とも遜色のない、堂々たる威容のベー
トーヴェンをお楽しみください。また、《月光》は、《ハンマークラーヴィア》
と並んで再録音が果たせず、この旧録音が新全集にも収録されたエピソードも有
名です。

4782122 \1350
ロシア・ロマンティック管弦楽名曲集
1.グリンカ:《ルスランとルドミラ》序曲
2.ハチャトゥリアン:《ガイーヌ》-剣の舞
3.同:《スパルタクス》-アダージョ
4.ボロディン:《イーゴリ公》-だったん人の踊り
5.同-だったん人の行進
6.リャードフ:ババ・ヤガーOp.5
7.同:キキモラOp.63
8.チャイコフスキー:大序曲《1812年》Op.49
オランダ王立海軍軍楽隊メンバー キーロフ歌劇場管弦楽団 
指揮:ワレリー・ゲルギエフ"録音:1993年5月 コンセルトへボウ、ハーレム 
デジタル録音
グリンカ《ルスランとルドミラ》序曲、ハチャトゥリアン《剣の舞》、ボロディ
ン《だったん人の踊り》、など、ロシアの5人の作曲家による傑作を、ゲルギエ
フとキーロフ歌劇場管弦楽団による演奏で新たにカップリングした管弦楽名曲集
です。ゲルギエフが豪快な指揮ぶりでオーケストラをドライヴし、チャイコフス
キー《1812年》ではオランダ王立海軍の軍楽隊も加わって、壮麗な演奏を繰り広
げています。

4782120 \1350
ガーシュウィン名曲集
1.・ラプソディ・イン・ブルー
2.パリのアメリカ人
3.ピアノ協奏曲ヘ調
ピッツバーグ交響楽団
アンドレ・プレヴィン(ピアノ&指揮)
録音:1984年5月ハインツホール、ピッツバーグ デジタル録音
時流行していたジャズの要素を採り入れて、音楽史に新たな1ページを刻んだガ
ーシュウィンの傑作《ラプソディ・イン・ブルー》。パリの風物描写とガーシュ
ウィン自身を対置させた、機知に富んだジャズ的な名曲《パリのアメリカ人》。
そして、シンフォニック・ジャズの異色作として知られるへ調のピアノ協奏曲。
アメリカ・クラシック音楽の古典に位置付けられるガーシュウィンの代表作3曲
を、プレヴィンとピッツバーグ交響楽団のスィング溢れる演奏で収録した一枚
です。

4782119 \1350
ブラームス:ドイツ・レクイエムOp.45
シャルロッテ・マルギオーノ(ソプラノ) ロドニー・ジルフリー(バリトン) 
モンテヴェルディ合唱団 
オルケストル・レヴォリューショネル・エ・ロマンティーク 
指揮:ジョン・エリオット・ガーディナー
録音:1990年10月 デジタル録音
発表当時、モンテヴェルディ合唱団のあまりにみごとな歌声が大評判となった巨
匠ガーディナー指揮のブラームス《ドイツ・レクイエム》。オリジナル楽器のオ
ーケストラを使っているものの、前衛的に響く訳ではなく、歌詞同様、音楽もす
んなりと耳に入ってくる、「ドツレク」愛好者の必聴番です。

4782121 \1350
パーセル:歌劇《ディドとエアネス》全3幕
ジェシー・ノーマン、へレン・ウォーカー、エリザベス・ゲール、
マリー・マクラフリン(ソプラノ)
デッラ・ジョーンズ、パトリシア・カーン(メゾ・ソプラノ)
トーマス・アレン(バリトン)パトリック・パワー(テノール)他 
イギリス室内管弦楽団 
指揮:レイモンド・レッパード
録音:1985年5月 ロンドン デジタル録音
ウェルギリウスの『アエネーイス』にある、トロイの王子エネアスとカルタゴの
女王ディドの物語を題材にしたパーセルのオペラで、彼の全作品中、厳密な意味
では唯一のオペラであるとともに、イギリス・バロック・オペラの記念碑的作品
です。当盤は、ジェシー・ノーマンがディドを歌って話題になった、巨匠レイモ
ンド・レパードの再録音。綿密な時代考証を行った古楽的オーケストラの音色
と、この大歌手の歌唱の間に、不思議な調和が生まれているのは、名演奏家た
ちならではの至芸と言えるでしょう。中でも、ノーマンの貫祿が光る最後のア
リアは本当に感動的です。




<Deutsche Grammophon>
●Originals
4778620 \1350
マーラー:交響曲第9番二長調
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:レナード・バーンスタイン
録音:1979年10月4-5日 フィルハーモニー、ベルリン ライブ録音
1979年10月、バーンスタインは、宿敵・帝王カラヤンの牙城ベルリンに乗り込
み、生涯でただ1度だけのベルリン・フィルとの共演を果たしました。それは、
アメリカとヨーロッパの音楽の頂点が火花を散らして激突した、戦後クラシック
音楽史上最大の事件でもありました。その伝説の名演の記録が、マーラー生誕
150年にあたる2010年を先取りして、待望の再プレスとなります。マーラーを今
日、ベートーヴェンに次ぐ人気交響曲作家として不動の地位に押し上げた最大
の功労者バーンスタインの一期一会の奇跡を、節目の年にあらためてゆっくり
ご堪能ください。今回、長時間収録で1枚に収録され、ミッド・プライスでの発
売!となります。

4778621 2枚組 \2550
シューマン:交響曲全集
CD1
交響曲第1番変ロ長調Op.38《春》/同 第2番ハ長調Op.61/
《ゲノフェーファ》Op.81序曲
CD2
交響曲第3番変ホ長調Op.97《ライン》/同 第4番二短調Op.120/
《マンフレッド》Op.115序曲
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ラファエル・クーベリック
録音:1963年2月(Op.38、Op.120)、1964年2月(Op.97、Op.115)、
1964年9月(Op.61、Op.81) 以上イエス・キリスト教会、ベルリン
複雑な和声と対位線で編まれたスコアを、人工的に聴きやすくいじるのではなく、
ストレートかつ厳格な解釈で最後まで押し切った巨匠クーベリックのシューマン
交響曲全集。優美なレガートと豊麗なアンサンブルを基調としたカラヤン色が強
まっていく前の、フルトヴェングラー色に近いベルリン・フィルの演奏にもご注
目ください。

4778618 \1350
1.ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第32番Op.111
2.シューマン:交響的練習曲Op.13
3.ショパン:夜想曲第16番変ホ長調Op.55‐2
4.同:練習曲第8番へ長調Op.10‐8
5. 同 第10番変イ長調Op.10‐10
6. 同 第18番嬰ト短調Op.25‐6
イーヴォ・ポゴレリチ(ピアノ)
録音:1981年9月5-8日 ヘラクレスザール、ミュンヘン デジタル録音
鬼才ポゴレリチは、持ち前の伝統に背を向けた解釈で、ベートーヴェンの最晩年
の傑作ソナタでも、分厚く構築的な解釈を避け、全体を一篇の詩にまとめるかよ
うなピアニッシモの歌を披露しています。また、シューマンの交響的練習曲も、
もユニークである点はベートーヴェンと同じですが、こちらは内省的なトーンで
弾き始め、聴き手を少しずつ多様な変奏へと引き込んでゆき、みごととしか言い
ようがない華麗なフィナーレを現出します。

4778624 \1350
フランス・バロック作品集
1.マレ:聖ジュヌヴィエーヴ・デュ・モン教会の鐘
2.レベル:リュリ氏へのトンボー
3.クープラン:4声のソナタ 《スルタン妃》
4.マレ:ソナタ ハ長調《ラ・マレジェンヌ》
5.ルクレール:序曲二長調Op.13‐2
6.同:トリオ(序曲)イ長調Op.14
ヘンク・ボウマン(チェンバロ) ムジカ・アンティクヮ・ケルン 
指揮:ラインハルト・ゲーベル
録音:1978年1月17-20日 ベートーヴェンザール、ハノーファー
ヴァイオリンのラインハルト・ゲーベルが主宰するドイツの老舗古楽アンサンブ
ル、ムジカ・アンティクヮ・ケルンは、年月を重ねるごとに、その先鋭なアンサ
ンブルにますます磨きをかけている珍しいグループです。マレ、クープラン、ル
クレールなどフランスバロック黄金期の名曲を集めた当盤でも、フランス人アン
サンブルの優美で香り高い演奏の対極とも言うべき、鋭い衝撃に満ちた演奏を展
開しています。

4778619 \1350
ブラームス:歌曲集
1.愛の歌、ワルツOp.52(18曲)
2.新・愛の歌、ワルツOp.65(15曲)
3.3つの四重唱Op.64
エディット・マティス(ソプラノ) 
ブリギッテ・ファスベンダー(メゾ・ソプラノ) 
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン) 
ペーター・シュライアー(テノール) 
カール・エンゲル、ヴォルフガング・サヴァリッシュ(ピアノ
)録音:1981年9月15-18日 ベルリン
録音当時、望みうる最高のブラームス演奏家たちが一堂に会したブラームスの歌
曲集。マティス、ファスベンダー、シュライアー、そしてフィッシャー=ディー
スカウという類まれな音楽性と知性の持ち主たちを、名手エンゲルと巨匠サヴァ
リッシュがみごとに支えた決定盤です。適切な発声と、歌詞への深い理解の類ま
れな調和を、優美で洗練されたピアノ伴奏に乗せてお届けします。

4778730 5枚組 \3880
ブーレーズ・コンダクツ・ストラヴィンスキー
CD1
バレエ《火の鳥》全曲/幻想曲《花火》Op.4
オーケストラのための4つのエチュード
CD2
バレエ《ぺトルーシュカ》/同《春の祭典》
CD3
幻想的スケルツォOp.3/カンタータ《星の王》/交響詩《うぐいすの歌》
バレエ《兵士の物語》
CD4
管楽器のための交響曲/詩篇交響曲/3楽章の交響曲
CD5
エボニー・コンチェルト/クラリネット・ソロのための3つの小品
コンチェルティーノ(弦楽四重奏版)
15人の器楽奏者のための《8つのミニチュア》
協奏曲変ホ長調《ダンバートン・オークス》/エレジー(ヴィオラ・ソロ版)
フュルステンベルクのマックス公の墓碑銘/弦楽四重奏のための二重カノン
CD6
パストラールOp.1/ベルレーヌの2つの詩/バーリモントの2つの詩
3つの日本の抒情詩/わが幼き頃の思い出(3つの小さな歌曲)
プリバウトカ(戯歌)/猫の子守歌/4つの歌曲/チーリン・ボン
パラーシャの歌(マブラ)/シェイクスピアの3つの歌曲
ディラン・トマスの追悼のために/J.F.K.のための悲歌
ヴォルフ:2つの聖歌曲
ジェラール・コセ(ヴィオラ:CD5) ミシェル・アリニョン(クラリネット:CD5) 
フィリス・ブリン=ジュルソン(ソプラノ:CD6) ベルリン放送合唱団(CD4) 
シカゴ交響楽団(CD1) クリーヴランド管弦楽団&合唱団(CD2、3) 
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(CD4) 
アンサンブル・アンテルコンタンポラン(CD5、6) 
指揮:ピエール・ブーレーズ
録音:1980-1996年 デジタル録音
ストラヴィンスキー演奏のスペシャリストとして、これまでに発表した全ディス
クが決定盤として賞賛される巨匠ピエール・ブーレーズ。彼が1980年から1996年
にかけてDGに残した全録音をまとめた豪華6枚組をお届けします。彼の名声を決
定づけた3大バレエはもちろん、めずらしい協奏曲や室内楽の数々、そして長ら
く廃盤になっていたソプラノのブリン=ジュルソンとの歌曲集まで、幅広いジャ
ンルを網羅した完全無欠のラインナップになっています。




<VENEZIA>
CDVE04377 4枚組 \2700
ラフマニノフ:2種のピアノ協奏曲全集 自作自演 他
CD.1
(1)パガニーニの主題による狂詩曲 op.43
レオポルド・ストコフスキー指揮フィラデルフィア管弦楽団 1941年
(2)ピアノ協奏曲第1番 嬰ヘ短調 op.1  1939/1940年
(3)ピアノ協奏曲第4番 ト短調 op.40   1941年
ユージン・オーマンディ指揮フィラデルフィア管弦楽団  
CD.2
(4)ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 op.18   1929年
レオポルド・ストコフスキー指揮フィラデルフィア管弦楽団
(5)ピアノ協奏曲第3番 ニ短調 op.30   1939/1940年
ユージン・オーマンディ指揮フィラデルフィア管弦楽団
以上、セルゲイ・ラフマニノフ(ピアノ)
CD.3
(6)パガニーニの主題による狂詩曲 op.43
ヴラディーミル・ポンキン Vladimir Ponkin
指揮レニングラード・フィル 1983年
(7)ピアノ協奏曲第1番 嬰ヘ短調 op.1
(8)ピアノ協奏曲第4番 ト短調 op.40
CD.4
(9)ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 op.18
(10)ピアノ協奏曲第3番 ニ短調 op.30
ゲンナジー・プロヴァトロフ Gennadi Provatorov 指揮
ソビエト国立交響楽団 1984年
以上、ヴィクトル・エレシュコ(Victor Eresko : ピアノ)

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09-11 No.7-2

2009年11月06日 16時25分47秒 | Weblog
<ACOUSENCE>
ACOCD21309 2枚組 \4650
ワーグナー:シンフォニック・リング
CD.1 「ラインの黄金」「ワルキューレ」
CD.2 「ジークフリート」「神々の黄昏」
ジョナサン・ダーリントン指揮 Jonathan Darlington
デュースブルク・フィル Duisburger Philharmoniker
ライヴ録音
ニーベルングの指輪を、フリードマン・ドレスラーFriedmann Dresslerが管弦
楽曲集として編さんし、コンサート用にアレンジした作品です。
同じくコンサート用アレンジとしては ヘンク・デフリーヘル Henk de
Vlieger によるもの(エド・デ・ワールト指揮オランダ放送フィル RCA)がよく
知られています。
チェリストとしても著名なドレスラーはデュースブルク・フィルとの共演も多く、
このオーケストラの特性を良く理解したアレンジを行っています。
ダーリントンは、ともすれば冗長になりがちな管弦楽だけにアレンジされた
この作品を、もとの物語の持つ複雑な骨格を見通しよく、色彩感溢れる演奏で
一気に聴かせます。
※このアルバムは今後SACDでの発売予定があるとの事です。



<TACET>
TACET 185 2枚組 \4650
ハイドン:6つの弦楽四重奏曲 op.50, Hob.III 44-49(プロイセン四重奏曲)
(1)弦楽四重奏曲op.50-1 Hob.III 第44番 変ロ長調
(2)弦楽四重奏曲op.50-2 Hob.III 第45番 ハ長調
(3)弦楽四重奏曲op.50-3 Hob.III 第46番 変ホ長調
(4)弦楽四重奏曲op.50-4 Hob.III 第47番 嬰ロ短調
(5)弦楽四重奏曲op.50-5 Hob.III 第48番 ヘ長調
(6)弦楽四重奏曲op.50-6 Hob.III 第49番 ニ長調
アウリン弦楽四重奏団 Auryn Quartet
2009年録音
アウリン弦楽四重奏団は 1982年、ケルンで20歳代前半の現メンバーにより結成
されました。古典から現代曲まで幅広いレパートリーを持ち、明確で緊張感ある
演奏が特徴的です。




<NAXOS>
クリスマス・タイトル緊急発売!
8.572102
IN TERRA PAX 地に平和を-クリスマス・アンソロジー
1.ホルスト(1874-1934):クリスマスの朝
2.ジュベール(1927-):かくも麗しいバラはない/3.マティア
ス(1934-1992):サー・クリスマス
4.ハウエルズ(1892-1983):ここに小さな扉がある
5.ハウエルズ:穢
れなきバラ/6.フィンジ(1901-56):地に平和を/
7-9.ウォーロック(1894-1930):3つのキャロル/
(ティルリー・ティルロー/バルラロウ/プラタナスの木の下で)
10.レイトン
(1929-1988):キリスト降誕祭の賛歌
11.ラター(1945-):なんて甘い音楽
12.ガードナー(1917):明日は踊りましょう
13.マティアス:ひとりのみどり子が生まれた
14-17.ヴォーン・ウィリアムス(1872-1958):
四季の民謡から「冬」(子どもたちのクリスマスの歌/クリスマスの宴の歌/ベツ
レヘムにて/神の祝福)
演奏:ジュリア・ドイル (ソプラノ)…1.6.8.10/ロデウィック・ウィリアムス
(バリトン)…5.6/マーク・ウィリアムス(オルガン、チェレスタ、ピアノ)/ロ
ンドン市合唱団
ボーンマス交響楽団/ヒラリー・デイヴァン・ウェットン(指揮)
1年で最も大切な祝祭日であるクリスマスのために古来から様々な合唱作品が書
かれてきたのはご存知の通りです。荘厳な祈りから小さな子どもたちの素朴な歌
まで、この神聖な日のために数えきれないほど多くの歌が歌われてきました。イ
ギリスのキャロルは、最初は 13世紀頃にフランスから伝えられた小さな舞曲が
発祥。14世紀から15世紀に100曲あまりが作曲され主に女子修道院で歌われたよ
うです。そんな素朴な歌が、時代を経るに従って複雑な声部を纏い、壮麗な形へ
と発展していくのですが、その根底に流れるのは全て「喜び、感謝」の気持ちで
す。街の喧噪を離れ、一人静かに良き日に思いを馳せるための極上の1枚です。



<Dacapo>
クリスマス・タイトル緊急発売!
8.226058 \1780
シュッツ (1585-1672):クリスマス物語 SWV435/復活の物語 SWV450
1-19.クリスマス物語 SWV435/20-29.復活の物語 SWV450
演奏:福音史家…アダム・リース (テノール)/天使…エルゼ・トルプ(ソプラノ)
/ヘロデ…ヤコプ・ブロッホ・イェスペルセン(バス)…1-19/福音史家…ヨハン
・リンデロート(テノール)…20-29/アルス・ノヴァ・コペンハーゲン/コンサ
ート・コペンハーゲン/ザ・シリウス・ヴィオールズ/ポール・ヒリアー(指揮)
☆このシュッツの「クリスマス物語」(クリスマス・オラトリオとも称される)は
30分程の作品で、バッハの作品のような壮大で輝かしい響きは持っていませんが、
その分、端正で敬虔な祈りの心をストレートに表す素朴な美しさに満ちています。
全体は大きく8つの部分に分かれ、福音史家の語りと天使、羊飼い、博士らの歌
が交互に奏されます。各々の部分は密接に結びつき、驚くほどに繊細な心を伝え
てくれる名作と言えるでしょう。前作、ルカ受難曲(8.226019)で心洗われる演奏
を聴かせてくれたポール・ヒリアーとアルス・ノヴァ・コペンハーゲン。ヴィオ
ラ・ダ・ガンバの名手ヒッレ・パール率いるアンサンブル「ザ・シリウス・ヴィ
オールズ」の参加もこの演奏に華を添えます。




<Tactus>
TC CAT 2010(カタログ付き限定盤/特別価格) \1450
タルティーニ:
3声のためのソナタ ニ長調B.d2/同イ短調B.a1/同ニ長調B.d10/同ニ短調B.d2
/同ハ長調B.c3/同ト長調B.g3/ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ第7番
ト長調B.g2/同ソナタ ト短調B.g5《悪魔のトリル》
マルコ・ロリャーノ(ヴァイオリン)、アンサンブル・レスピーギ
イタリア音楽の宝庫"タクトゥス(Tactus)"の2010年版最新カタログをセットにし
た特別仕様盤が、完全数量限定&スペシャル・プライスで登場!
ルッジェーロ・リッチ、リッカルド・ブレンゴーラ、サルヴァトーレ・アッカル
ドといった世紀の巨匠たちからヴァイオリンを学んだマルコ・ロリャーノは、
バロック・ヴァイオリンの神様エンリコ・ガッティを送り出したタクトゥスが大
プッシュする要注目の逸材であり、このタルティーニの「悪魔のトリル」はパガ
ニーニの「24のカプリース」(TC 781602)などと並ぶロリャーノの代表盤、すな
わちレーベルの現在の看板そのものなのである!
ロリャーノのタルティーニを"耳"で愉しみ、タクトゥスのカタログを"目"で愉し
む。1度で2度愉しめるイタリア音楽ファン必聴必携の特別アイテムです!

TC 772801 \2180
コッリ:ハープのための作品集 ――
前奏曲とワルツ/フランス風アリアと変奏/ハープ・ソナタ変ロ長調Op2-1/
同ト長調Op.2-2/同ハ短調Op.2-3/狩/ハープ・ソナタ変ホ長調Op.2-4/
同ヘ長調Op.2-5/同ハ長調Op.2-6
フロラレーダ・サッキ(ハープ/エラール1816)
イタリア出身の音楽一族"コッリ一族"に生まれ、ドゥセックにより波乱に満ちた
生涯に巻き込まれた女流音楽家ソフィア・ジュスティーナ・コッリ(1775-1830?)
の無伴奏ハープ作品集。
ハイドンの「嵐」の初演に参加するなど一流の音楽家に成長したソフィアは、
1792年にドゥセック(ドゥシーク)と結婚。
ソフィアはその後もハーピスト、作曲家として活動を続けるものの、父と夫の
共同経営会社が破産すると夫のドゥセックは妻を捨てて瞬く間にドイツへ逃亡
してしまうなど、波乱の人生を過ごしたことでも知られている。
自身のハーピストとしての演奏経験が反映されたソフィアの作品は、いずれも
気品に満ちた旋律が特徴的。1816年に製作されたエラールのハープが、18世紀か
ら19世紀を強く生き抜いた女流音楽家の音楽を美しく響かせる ――。

TC 672249 \2180
ヴィヴァルディ:オーボエと通奏低音のための協奏曲集Vol.3 ――
オーボエ協奏曲イ短調RV.462/同ハ長調RV.452/同ヘ長調RV.456/
同変ロ長調RV.464/同ハ長調RV.448/同変ロ長調RV.465/同イ短調RV.463
パオロ・グラツィア(オーボエ)、アンサンブル・レスピーギ
ボローニャ国立音楽院を首席卒業、特別栄誉賞受賞という輝かしい経歴を持ち、
現在は名門ボローニャ国立歌劇場管弦楽団の首席奏者を務めるイタリアのトップ
・オーボイスト、パオロ・グラツィアのヴィヴァルディ第3弾。
母国ヴィヴァルディの作品を、ダブル・リード特有の瑞々しく豊潤で魅惑的な音
色で丁寧に奏でるグラツィアのオーボエは間違いなく世界トップ・レベル。アン
サンブル・レスピーギの洗練されたサウンドとのコンビネーションも絶妙。"こ
れぞオーボエ!"という美しい音色をたっぷりと味わえます。

TC 560301 \2180
コルテッリーニ:5声のマドリガーレ集第3巻(世界初録音)
ピエール・パオロ・スカトリン(ディレクター)、ボローニャ室内合唱団
ボローニャで生まれボローニャで没したカミッロ・コルテッリーニ(1561-1630)
は、同地の音楽一家に生まれ、ボローニャの市民音楽グループ"コンチェルト・
パラティーノ"でコルネット奏者、音楽監督として活躍。
コルテッリーニが1586年に完成させたマドリガーレ集第3巻。同世代のモンテ
ヴェルディやジェズアルドの存在感に隠れがちだが、トロンボーン奏者、コル
ネット奏者として培ったコルテッリーニの和声感が発揮された「マドリガーレ」
は、当時のボローニャで誕生した傑作の1つである。

TC 611801 \2180
ライナルディ:カンタータ、デュエットと哀歌(世界初録音) ――
Chi dice che il foco/Lectio II/Lectio III/Mentre nel mar cadea/
Il vento de' sospiri/Il Peccator contrito/Lorinda al mio ritorno/
Costanza in amore/Nonm te ne vien pieta?/Pallido muto e solo/
Che dici amore?
ロジータ・フリザーニ(ソプラノ)、クリスティーナ・ジャンニコラ(ソプラノ)、
ローマバロッカ・アンサンブル
当時有数の"建築家"としてだけでなく"音楽家"としての姿にもスポットライトが
当てられ、ローマを中心に再評価が進むカルロ・ライナルディ(1611-1691)。
ライナルディ・プロジェクトの一環として収録されたライナルディの声楽と古楽
アンサンブルよる宗教作品は世界初録音。"建築家"と"音楽家"。天からニ物を与
えられたライナルディの豊かな音楽的才能を現代に伝える貴重な録音です。

TC 560204 \2180
バンキエーリ:
ジェメッリ・アルモニーチ/メタモルフォジ・ムジカーレ(音楽的変容)
レオポルド・ダゴスティーノ(ディレクター)、アンサンブル・ヒポテシス
16世紀後半-17世紀前半にかけてのイタリア、ボローニャで理論家、オルガニス
トとして重要な役割を果たしたアドリアーノ・バンキエーリ(1568-1634)。
ここでは1609年に作曲された宗教音楽「ジェメッリ・アルモニーチ」、1601年
に作曲された世俗音楽の曲集「メタモルフォジ・ムジカーレ」をミックス。両
ジャンルに精通していたイタリア音楽界きっての理論家の手腕が、イタリアの
アンサンブルによって1つのストーリーとして描かれている。

TC 970301 \2180
カスタニェッティ:オルガン、チェンバロのための作品集 ――
ラグタイム/ノエル/トッカータ第1番/おお、こうべは血にまみれ/《涙の流
れるままに》による変奏曲/トッカータ第2番/人よ、汝の罪の大きさを嘆け/
カンティレーナ・ジャポニカ/木曽節/パスピエとジーグ
ステファノ・イノチェンティ(オルガン&チェンバロ)
1977年モデナ出身のリッカルド・カスタニェッティは、パルマ音楽院のディプロ
マでオルガン演奏法と作曲法の1等賞を獲得した経歴の持ち主。
伝統的な手法、ヘンデルのテーマによる変奏曲、さらには日本の民謡の旋律など
を用いたユニークな作品を次々と発表しているイタリアのオルガン界に現れた
ホープである。

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09-11 No.6

2009年11月05日 20時43分57秒 | Weblog

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<audite>
=ドイチュラントラジオ・クルトゥーア=
AU 95629 \1850
モノラル
ヨハン・シュトラウス2世:
・ワルツ「美しく青きドナウ」Op.314
・喜歌劇「女王陛下のハンカチーフ」序曲
録音:1950年6月6-8日
・チック・タック・ポルカOp.365-喜歌劇「こうもり」
・入り江のワルツOp.411-喜歌劇「ヴェネツィアの一夜」
録音:1952年10月28日
・ワルツ「春の声」Op.410
・皇帝円舞曲Op.437
・ワルツ「芸術家の生活」Op.316
録音:1950年6月6-8日
・ポルカ「浮気心」Op.319
録音:1952年10月28日
・常動曲Op.257
・(ヨゼフ・シュトラウス共作)ピチカート・ポルカ
・トリッチ・トラッチ・ポルカOp.214
録音:1950年6月6-8日
フェレンツ・フリッチャイ(指)RIAS交響楽団
収録場所:ベルリン-ダーレム、イエス・キリスト教会(スタジオ・セッション
・モノラル)
ヨハン・シュトラウスをたいへん得意としていた名匠フリッチャイ。エディショ
ン・フェレンツ・フリッチャイ第12集は、オペレッタ「こうもり」(AU23411)に
つづいて、ヨハン・シュトラウスのワルツとポルカ集。
フリッチャイによるシュトラウスのワルツ、ポルカといえば、改称後のベルリン
放送響と1961年におこなったセッション録音をはじめ、1950年代初めのベルリン
・フィルとの録音などが知られています。このたびのRIAS響とのセッション録音
は、「美しく青きドナウ」「芸術家の生活」など一部をのぞき、ほとんどすべて
が初めて日の目をみるものです。ウィーン仕込みにも引けを取らぬ、浮かれ、騒
ぎと退廃的な美。オーストリア=ハンガリー帝国が解体される目前の1914年にハ
ンガリーに生まれ、時代の空気や流儀を吸収する環境にあったフリッチャイの音
楽作りは、ここでの演奏にも活きています。
これまでどおりベルリンRIAS収録によるドイチュラントラジオ・クルトゥーアの
正規音源からの復刻で、音質も折り紙つきです。




<SKARBO>
DSK 4094 \2300
ベートーヴェン:セレナーデ ニ長調 Op.25
レーガー:セレナーデ ト長調 Op.141、ニ長調 Op.77
ミシェル・デボスト(Fl)リン・ラムゼー(Va)マサメ・タカコ(Vn)
ミシェル・デボストの最新録音(2008年6月)。クリーヴランド管弦楽団の弦楽器
奏者とのセレナーデ、これが最後の録音になるかもしれません。重厚で晦渋なイ
メージのあるレーガーですが、とても聴きやすいチャーミングな曲です。

DSK 4092 \2300
パッタピオ・シルヴァ(1881-1907):
初恋Op.4、ロマンスOp.2、ポルカOp.8、オリエンタルOp.6、
ロマンス・ファンタジーOp.5、悲しいロマンスOp.1、マズルカOp.3、
イディリオOp.7、ワルツOp.9
マシュー=アンドレ・ライヒェルト(1830-1880):
パラの思い出Op.10、感性の豊かな女性Op.8、タランチュラOp.3、
性格的なロンドOp.14
ジョアキン・アントニオ・ダ・シルヴァ・カラドJr:性格的な小品
ジャン=ルイ・ボマディエ(Picc)マリア・ジョゼ・カラスケイラ(Pf)
19世紀にリオ・デ・ジャネイロで活躍した3人のブラジルの作曲家の音楽を名手、
ボマディエが超絶技巧ときらびやかな音色で1枚のCDにまとめ上げました。

DSK 1086 \2300
グリーグ:叙情小曲集第8集Op.65, 第9集Op.68&第10集Op.71気分Op.73
ダニエル・プロッパー(Pf)

DSK 4941 \2300
ジャン・クラ(1879-1932):
ヴァイオリンとピアノのためのデュオ
4つの小品-変奏曲つきのアリア、ハバネラ、エヴォカション、牧歌
親密な詩-アイスランドで、フーゲッタつきの前奏曲、水の流れるままに、瞑想、
朝の家
ジャン=ピエール・フェレ(Pf)マリ=アニク・ニコラ(Vn)
ジャン・クラはフランスの軍人,作曲家。音楽好きの父の影響で,6歳から作曲
を始め,作曲はほぼ独学で修得した。海軍学校に17歳で進学し,19歳で卒業。
1900年,20歳の時にアンリ・デュパルクと運命的な出会いがあった。クラはデュ
パルクを生涯の師とし,デュパルクは彼の才能を高く評価した。作風はドビュッ
シーやラヴェルの影響下にありながらも,保守的なロマン派の情緒を併せ持つ。

DSK 1049 \2300
ジャン・クラ:海辺で、水の流れるままに、
レオン・ボエルマン(1862-1897):海の上で
ドビュッシー:西風の見たもの、帆、喜びの島
ラヴェル:洋上の小船
ジャン=フランチェスコ・マリピエロ:シエスタ
オーベール・ルムラン:カモメ、大船団、グリーンランド、アラスカ、
インドの入り江
ジャン=ピエール・フェレ:海の呼び声、飛び込み
ジャン=ピエール・フェレ(Pf)

DSK 4078 \2300
バーバー:トッカータ・フェスティーヴァ
ボエルマン:中世の情景
ヴィドール:ハルモニウムとピアノのための6つのデュオ
ウジェーヌ・ジゴ:ハルモニウムとピアノのための小品
ジャン=ピエール・フェレ(Pf)フレデリク・ルドロワ(Org,harmonium)




<Medici Arts>~Euro Arts
20 56958(DVD-Video) \2900
20 56954(Blu-ray) \4250
原語:スペイン語
字幕:英、仏、西、日
ドキュメンタリー「エル・システマ」-音楽が人生を変える!
監督:パウル・シュマツニー、マリア・ストッドマイヤー
新鋭指揮者ドゥダメルの活躍で注目を集めているベネズエラの画期的音楽教育シ
ステム、エル・システマを取り上げたドュメンタリー映像。
「エル・システマ」とは、ベネズエラ・ボリバル共和国の元文化国務大臣、ホセ
・アントニオ・アブレウ博士が立ち上げた音楽教育システム。現在、ベネズエラ
では25万人におよぶ若者たちがこのシステムによりクラシック音楽の演奏を行っ
ています。治安悪化が著しく凶悪犯罪の増加が問題となっているベネズエラ。ま
た貧困が社会問題となり子供たちを犯罪から救うため、1975年、アブレウ博士は
社会活動とクラシック音楽を結びつけ、「演奏技術の習得」ではなく、共同作業
に参加させるため演奏を開始。活動開始から30年過ぎ、国立オーケストラ「シモ
ン・ボリバル・ユースオーケストラ」を生み出し、今をときめく名指揮者グスタ
ーボ・ドゥダメル、ベルリン・フィル最年少コントラバス奏者エディクソン・ル
イスを輩出しています。
ドキュメンタリーでは、最も危険な地域とされるバリオに立つ音楽学校での 彼
らの日常を通して、「エル・システマ」が彼らの人生をどう変えたのか、クラシ
ック音楽が社会になにをもたらすのかを描いています。



<Spectrum Sound>
歴史的録音復刻レーベルの真打ちが登場しました。アメリカのスペクトラム・サ
ウンドです。驚くきは、その使用装置の豪華さで、EMT、マイクロのリファレン
スは言うに及ばず、FMアコースティック、ウェスタン・エレクトロニックなど世
界の逸品総浚え!もちろん、機械が良いから良い音であるとは限りませんが、ス
ペクトラム・サウンドに限ってはとんでもなく素晴らしい音質です。こんなに落
ち着いてとげとげしさがなく、濃厚な音質は今までにないものです。まさに高級
音質。今敢えてこの復刻レーベルをご紹介する所以でございます。

CDSM 002JT \2080
日本語解説付
限定盤
(1)ハイドン:チェロ協奏曲第2番
(2)シューマン:チェロ協奏曲
エンリコ・マイナルディ(vc)
フリッツ・レーマン(指揮)
(1)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
(2)ベルリンRIAS交響楽団
録音:(1) 1951年9月27日 (2)1952年6月30日 ベルリン
使用音源 :LPM 18222
世界初CD化!『チェロの貴族』と言われたマイナルディが弾く、人間性の高い演
奏で知られるハイドン、シューマンのコンチェルト。本当に重厚なレーマンの伴
奏も演奏を印象深くしているようです。やはりこの年代のものはLP復刻が一番
か!?と思わせる堅さのない、落ち着いたそれでいて鮮度の高い素晴らしい復刻音
です。ぜひご一聴を!

CDSM 006JT \2080
(1)(2)ステレオ
日本語解説付
世界初CD化
限定盤
(1)ブラームス:チェロ・ソナタ第1番
(2)ブラームス:チェロ・ソナタ第2番
(3)ブラームス:チェロ・ソナタ第1番
ルートヴィヒ・ヘルシャー (チェロ)
(1)(2)イエルク・デームス(P)
(3)ハンス・リヒター・ハーザー(P)
(1)(2)録音:1958年6月18日-19日, ドイツのハノーヴァー、ベートーヴェン・
ザール
(3)1954年頃
使用音源:(1)(2)SLPM 138012 (3)LPM18178
1907年生まれ1996年に亡くなったヘルシャーは、フルトヴェングラーの共演など
で知られたドイツを代表する大チェリスト。そのうれしいステレオ復刻。奥ゆか
しく品格溢れる実にすばらしいブラームスでございます。リヒター=ハーザーと
組んだモノラル演奏の(3)は輪をかけて渋く、逆にインパクト大!復刻音質がま
た大変すばらしく、これ以上ちょっといくまいと言うほどの出来栄えです。

CDSM 003JT 2枚組 \3050
日本語解説付
限定盤
使用ケースはDVDのものとなります
CD.1
(1)ドビュッシー : チェロとピアノのためのソナタ ニ短調
(2)モーツァルト : ホルン協奏曲第3番 変ホ長調 K.447(フィッシャー編曲版)
(3)ブレヴァル : チェロ・ソナタ ハ長調
(4)フランクール :
アダージョ・カンタービレ-アレグロ・ヴィーヴォ(トローウェル編曲版)
(5)クープラン : パストラーレ(カサド編曲版)
(6)パウル・ヒンデミット : チェロ・ソナタ作品11-3
CD.2
(1)ラヴェル : ハバネラ形式による『小品』
(2)J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲 第1番 ト長調 BWV1007
(3)J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲 第6番 ニ長調 BWV1012
(4)コダーイ : 無伴奏チェロ・ソナタ 作品8
レオン・ポマーズ(ピアノ)
マクシミリアン・ピルツァー(指揮) Castle Hill Festival Orchestra
世界初CD化(CD 1, CD 2(1))
録音:1951-1953年
使用音源 : U.S.A Period SPL 543, 741, 582, TE 1093 Thrift Edition BOX
初出LP
シュタルケルの、1950-1952年頃の録音と推定される米国のピリオド録音。シュ
タルケルのベスト演奏と評価される1950年代初プレスの録音。彼は必要ないビブ
ラートとかポルタメントを抑え、感情移入を最大限節制し、自分の感情を調節し
た後自由な表現力を通じて音楽を演奏した訳だ。その代表的な演奏が正にピリオ
ド時期の録音でもある。今回復刻したのはその歴史的な音源である。バッハの
無伴奏チェロ組曲6番以外は世界初CD化!

CDSM 001JT \2080
限定盤
(1)シューベルト:アルペジオーネ・ソナタ
(2)J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第6番 ニ長調 BWV1012
(3)J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番 ト長調 BWV1007
ダニール・シャフラン(チェロ)
(1)ディーター・ツェヒリン(P)
使用音源 :(1)東独ETERNA 7 20 026 のオリジナル初期盤 
録音: 1958年,東ベルリン
使用音源 :(2)東独ETERNA 7 20 038のオリジナル初期盤 
録音: 1958年,東ベルリン
使用音源 :(3)MELODIYA D 2764/5 のオリジナル初期盤 
録音: 1953年11月5日
シャフランの情熱的な演奏が魅力のアルペジオーネ・ソナタ。そして、J.S.バッ
ハの無伴奏組曲第6番は衝撃的なアタックから開始される快演。最後に初CD化と
なる第1番。シャフラン独特の芸風がこれぞとばかり聴ける内容です。

CDSM 005JT \2080
限定盤
(1)シューベルト : アルペジオーネ・ソナタ イ短調
(2)シューマン : アダージョとアレグロ 作品70
(3)シューマン : 5つの民謡風の小品集作品102
(4)シューマン : 幻想小曲集 作品73
(5)フォーレ : 夢のあとに(編曲 : カザルス)
(6)ブロッホ : 祈り
(7)ホアキン・ニン : グラナダの女
(8)ショパン : ノットゥルノ
アントニオ・ヤニグロ(チェロ)
エウジェニオ・バニョーリ(ピアノ)
録音:1954年7月, ウィーン・コンツェルトハウス
使用音源 : 米 ウェストミンスター XWN 18016((1)-(4)), 18004((5)-(8))
Blue Silver Label オリジナル初期盤(発売 : 1955-56年)
チェロの復刻の得意なスペクトラム・サウンドの真骨頂。1918年生まれ1989年に
亡くなった指揮者と思われていたヤニグロの立派なチェリストとしての名録音。

CDSM 004JT \2080
日本語解説付
限定盤
ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調 作品125『合唱』
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮) 
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、ウィーン・ジングアカデミー
イルムガルト・ゼーフリート(ソプラノ)
ロゼッテ・アンダイ(アルト)
アントン・デルモータ(テノール)
パウル・シェフラー(バス)
録音:1953年5月31日, ウィーン楽友協会大ホール  モノラル(ライヴ)(ムジーク
フェラインロトヴァイザー放送収録)
使用音源 : 独フルトヴェングラー協会盤 F 669.056 初出 2LP MONO(独エレクト
ローラプレス)
1953年5月31日、ウィーン楽友協会大ホールにおけるフルトヴェングラー、ウィ
ーンフィルの第九。復刻者の興味深い解説が読み応え充分で、音質も見事!

CDSM 007JT \2080
ステレオ
限定盤
(1)ブルックナー :交響曲第9番ニ短調(原典版)
(2)ウェーバー: 「魔弾の射手」 序曲
ヨゼフ・カイルベルト(指揮)
(1)ハンブルク国立フィルハーモニー管弦楽団
(2)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:(1)1958年4月(ステレオ)(2)1956年10月31日、
ハンブルク、オスター通りスタジオ
* 使用音源:(1)独テレフンケン SLT 43043 Black Silver STEREO の
オリジナル初期盤
平林直哉氏のグランド・スラムのアプローチとはまた違った、こちらもすばらし
い復刻。落ち着いた音がアナログを感じさせます。




<Coviello CLASSICS>
COV 30914(SACD-Hybrid) \2350
ブルックナー:交響曲第6番イ長調
マルクス・ボッシュ(指)
アーヘン交響楽団
2003年収録の第8番でスタートして以来、すでに6作を数え、佳境を迎えるボッ
シュ&アーヘン響によるブルックナー交響曲全曲シリーズの第7弾。これまでの
シリーズを通じて、ドイツ有数の古都アーヘンにそびえる大伽藍、聖ニコラウス
教会でのライヴということで、大聖堂のゆたかな残響が魅力を引き立てるボッ
シュのブルックナー。全体で1時間を越えるチェリビダッケは異例にしても、最
近ではノリントン盤の51分10秒に次ぐ52分21秒という演奏時間が示すように、
その快速テンポも注目されるところです。
2002年よりアーヘン市の総音楽監督に就任して以降、にわかに注目を集めるボッ
シュの快進撃に当分の間目が離せそうにありません。

COV 30910(SACD-Hybrid) \2350
メンデルスゾーン:交響曲第1番ハ短調Op.11
メンデルスゾーン:交響曲第5番ニ長調Op.107「宗教改革」
マルクス・ボッシュ(指)
アーヘン交響楽団
ブルックナー・シリーズで注目されるボッシュ率いる手兵アーヘン交響楽団。ア
ニヴァーサリーを迎えた2009年にあらたにメンデルスゾーンの交響曲全集プロ
ジェクトをスタートさせます。第1弾は通常の5曲のうち、作曲順では最初の2曲
にあたる第1番と第5番「宗教改革」を収めており、これまで同様に大聖堂におけ
るライヴとなっています。
1969年生まれのボッシュは、ヴィースバーデン歌劇場のカペルマイスター(1996
年-2000年)、ザールブリュッケン歌劇場の監督(2000年-2002年)を歴任、2002年
よりアーヘン市の総音楽監督に就任して、その瞠目に値する活動はすでに広く
知られるところです。
ボッシュは過去に、1990年に自らが結成し、芸術監督のポストにあるグループ、
ヴォカペッラとオラトリオ「エリア」の録音を行い、デッサウのオケと交響曲
第2番「讃歌」のレコーディングもおこなっていますが、進境著しい彼らの新録
音シリーズの登場はおおいに期待をつなぐものといえるでしょう。

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09-11 No.5-1

2009年11月05日 20時43分34秒 | Weblog
<STRADIVARIUS>
STR 33724 \2180
カッチーニ:愛の歌
不詳:サルタレッロ
ジュリオ・カッチーニ(1550頃-1618):Mentre che fra doglie e pene(*)
アレッサンドロ・ピッチニーニ(1566-1638頃):トッカータ第2番
ジュリオ・カッチーニ:Queste lagrim'amare(*)
不詳(ピエトロ・パオロ・ライモンドの曲集 から):カッサンドラ
ジュリオ・カッチーニ:Titolo: Sfogava con le stelle(*)
不詳(ピエトロ・パオロ・ライモンドの曲集 から):ヴォルタ
ジュリオ・カッチーニ:Non ha 'l cielo cotanti lumi(*)
アレッサンドロ・ピッチニーニ:トッカータ第6番
ジュリオ・カッチーニ:Amor io parto(*)
不詳(ピエトロ・パオロ・ライモンドの曲集 から):バレット
ジュリオ・カッチーニ:Dalla porta d'oriente(*)
ジョヴァンニ・ジローラモ・カプスベルガー(1575頃-1661):トッカータ第1番
ジュリオ・カッチーニ:Tutto 'l di piango(*)
不詳(ピエトロ・パオロ・ライモンドの曲集 から):コッレンテ・フランチェーゼ
ジュリオ・カッチーニ:Odi Euterpe(*)
ジョヴァンニ・ジローラモ・カプスベルガー:前奏曲第1番
ジュリオ・カッチーニ:Alme luci beate(*)
ジョヴァンニ・ジローラモ・カプスベルガー:
ラ・フォリアによるパルティータ「ロマネスカ」
ジュリオ・カッチーニ:Torna deh torna(「ロマネスカ」のバスによる)(*)
ジョヴァンニ・ジローラモ・カプスベルガー:コッレンテ第10番
ジュリオ・カッチーニ:Al fonte al prato(*)
ジョヴァンニ・ジローラモ・カプスベルガー:前奏曲第5番
ジュリオ・カッチーニ:Se voi lagrime a pieno(*)
ジョヴァンニ・ジローラモ・カプスベルガー:サラバンダ
ジュリオ・カッチーニ:Se in questo scolorito(*)
ジョヴァンニ・ジローラモ・カプスベルガー:ガリャルダ第10番
ジュリオ・カッチーニ:Belle rose purpurine(*)
アレッサンドロ・ピッチニーニ:トッカータ第4番
ジュリオ・カッチーニ:Ohime begli occhi(*)
クロディーヌ・アンセルメ(ソプラノ(*))
パオロ・ケリーチ(リュート、アーチリュート、テオルボ)

STR 33784 \2180
ビウエラのための曲集
ルイス・デ・ミラン(1500頃-1560頃):
ファンタシア第10番/パバナ第1番-第6番/ファンタシア第11番/同第8番
ルイス・デ・ナルバエス(1500頃-1555/1560):
皇帝の歌(原曲:ジョスカン・デ・プレ)/「牛の番」による4つのディフェレン
シア
「牛の番」によるさらに3つのディフェレンシア
バハ・デ・コントラプント/「クラロス伯爵」による22のディフェレンシア
モーロの王は散歩していた
アロンソ・ムダラ(1500頃-1580):
ルドヴィコの手法によるハープを模したファンタシア/アレクサンドルのパバナ
ガリャルダ/ジョスカンのミサの「プレニ」/ギターのためのファンタシア
エンリケス・デ・バルデラバノ(1500-1556):
ソネト第2番/ファンタシア第4旋法/ソネト第1番
ディエゴ・ピサドル(1509/10-1557以後):パバナ
ミゲル・デ・フエンリャナ(1535-1578):
ティエント第2旋法/ジョスカンのミサ・デ・エルクレスのデュオ
エステバン・ダサ(1537頃-1591/1596):
Gritos daba la morenica so el olivar/ファンタシア第22番
ディエゴ・ピサドル:サン・フアンの手法
マッシモ・ロナルディ(ビウエラ)

STR 33852 \2180
エクス・ノーヴォ・アンサンブル 30°
サルヴァトーレ・シャッリーノ(1947-):反転空間[Lo spazio inverso](1985)
クラウディオ・アンブロジーニ(1948-):俗語論[De vulgari eloquentia](1984)
アルド・クレメンティ(1925-):スケルツォ(1985)
シツヴァーノ・ブッソッティ(1931-):鷲の協奏曲[Concerto a l'Aquila](1986)
フランチェスコ・ペンニージ(1934-2000):
疑問があるなら[Se appare il dubbio](1996)
ミケーレ・ダッロルガノ(1957-):ゼロ(2009)
ロレンツォ・フェッレーロ(1951-):3つの簡潔な歌(2009)
エクス・ノーヴォ・アンサンブル
カルロ・テオドロ(チェロ) カルロ・ラザーリ(ヴァイオリン、ヴィオラ)
ダヴィデ・テオドロ(クラリネット) ダニエレ・ルッジェーリ(フルート)
アルド・オルヴィエート(ピアノ)

STR 33485 \2180
【未案内旧譜】
オネゲル(1892-1955):ヴァイオリンとピアノのための作品集
ヴァイオイン・ソナタ(第0番)ニ短調 H.3(1912)
ヴァイオリン・ソナタ第1番 H.17(1916-1918)
ヴァイオリン・ソナタ第2番 H.24(1919)
コンクール用小品 H.179(1945)/アリオーソ H.214
ウルフ・ヴァリン(ヴァイオリン)
パトリシア・パニー(ピアノ)

STR 33502 \2180
【未案内旧譜】
ドメニコ・スカルラッティ(1685-1757):ソナタ全集 Vol.3 イベリアのナポリ
[オルガン・ソナタ](*)
ニ長調 F.235 K.287/ニ長調 F.236 K.288/ト長調 F.276 K.328
[チェンバロ・ソナタ](+)
ハ長調 F.366 K.420/ハ長調 F.367 K.421/ハ長調 F.109 K.159
ハ長調 F.404 K.460/ハ長調 F.405 K.461/ホ短調 F.340 K.394
ト長調 F.421 K.477
セルジョ・ヴァルトロ(オルガン(*)、チェンバロ(+))

STR 33822 \2180
雅に、巧みに 後期ルネサンスの技巧的声楽・器楽作品集
バルトロメオ・セルマ・イ・サラベルデ(1570頃-1638頃):
パレストリーナの「野山は花のにぎわい」によるディミニューション
ジョヴァンニ・バッティスタ・ボヴィチェッリ(1550頃-1597頃):
チプリアーノ・デ・ローレの「別れの時には」によるディミニューション
フロレンティオ・マスケーラ(1540頃-1584): カンツォーナ第15番
ジョヴァンニ・バッティスタ・ボヴィチェッリ:
アヴェ・ヴェルム(パレストリーナの「私は傷付き」によるディミニューション)
ジョルジョ・マイネリオ(1535-1582):パッセメッツォ・モデルノ
リッカルド・ロニョーニ(1550頃-1620以前):
「主、来臨のとき」によるディミニューション
アウレリオ・ヴィルジリアーノ(活躍:1600頃):
チプリアーノ・デ・ローレの
「美しく澄んだ青空がのぞいたら」によるディミニューション
ジョルジョ・マイネリオ:サルタレッロ・モデルノ
フランチェスコ・ロニョーニ・タエッジョ(1585-1624頃):
パレストリーナの「私は傷付き」によるディミニューション
ジョヴァンニ・バッサーノ(1560年頃-1617):
パレストリーナの「私は傷付き」によるディミニューション
フランチェスコ・ロニョーニ・タエッジョ:ソナタ第2番
ジョヴァンニ・バッティスタ・ボヴィチェッリ:
パレストリーナの「私は傷付き」によるディミニューション
ジョヴァンニ・バッサーノ:
パレストレリーナの「Cosi le chiome」によるディミニューション
ジョルジョ・マイネリオ:ラ・ビリアルダ(ビリヤード)
ジョン・ダウランド(1563-1626):私の命よ [ボーナス・トラック]
マイケル・チャンス(カウンターテナー)
モニカ・ハジェット(ヴァイオリン)
ブルース・ディッキー(コルネット[ツィンク])
ガラテア
パウル・ベイエル(指揮)
ディミニューションとは、一つの長い音符を多数の短い音符に分割する形で様々
なパターンの装飾を行う変奏法のこと。チャンス、ハジェット、ディッキーがそ
れぞれ声、ヴァイオリン、コルネットで技巧合戦を繰り広げそうな予感がします。

STR 33826 \2180
ドメニコ・スカルラッティ(1685-1757):ソナタ全集 Vol.11
チェンバロのための練習曲(ソナタ)集 Part 2
ト長調 K.2 F.518/ニ短調 K.3 F.519 L.378/ヘ長調 K.6 F.522
K.9 F.525 L.413「パストラーレ」/ハ短調 K.11 F.527 L.352
ト長調 K.13 F.529/ト長調 K.14 F.530/ホ短調 K.15 F.531 L.374
ヘ長調 K.16 F.531/ヘ長調 K.17 F.533 L.384 P.73/ニ短調 K.18 F.534
ヘ短調 K.19 F.535 L.383 P.79/イ長調 K.24 F.540
ヘ短調 K.25 F.541 L.481/ロ短調 K.27 F.538 L.449
エミリア・ファディーニ(チェンバロ)
ドメニコ・スカルラッティ没後250年であった2007年に続き2009年11月にも来日
しているスカルラッティの権威にしてチェンバロ界の大御所、ファディーニ女史
が当シリーズに久々の登場。

STR 33848 \2180
シュポア(1874-1859):
ヴァイオリンとハープのためのソナタ ホ短調 WoO.27(1806)
ハープとフルートのための協奏ソナタ ホ長調 Op.113(1806)
「Je suis encore dans mon printemps」による
ハープのための変奏曲 Op.36(1807)
ハープのための幻想曲ハ短調 Op.35(1807)
ハープとフルートのための協奏ソナタ ホ長調 Op.114
(モーツァルトの「魔笛」の主題によるポプリ;1811)
アルパルラ
ダヴィデ・モンティ(ヴァイオリン)
マリア・クリスティーナ・クレアリー(ハープ)
「そのとき瞳は閉じられ」というような意味のアルバム・タイトルが付けられて
います。フルート・パートもヴァイオリンで演奏。オリジナル楽器による世界初
録音とのことですが、これがピリオド楽器を意味しているのかどうかは現在不明
です。

STR 33849 \2180
ハイドン(1732-1809):弦楽四重奏曲集
ト長調 Op.77 No.1 Hob.III:81(1799)
ヘ長調 Op.77 No.2 Hob.III:82(1799)
ニ短調 Op.42 Hob.III:43(1785)
アレア・アンサンブル
フィオレンツァ・デ・ドナティス、アンドレア・ロニョーニ(ヴァイオリン)
ステファノ・マルコッチ(ヴィオラ) マルコ・フレッツァート(チェロ)
ピリオド楽器使用。





<REGIS>
RRC 1315 \880
ア・(パーフェクト・)イタリアン・テナー フランコ・コレッリ
オペラ・アリア集
ヴェルディ(1813-1901):
「アイーダ」から Se quel guerrier io fossi.. Celeste Aida
「エルナニ」から Merce diletti amici.. Come rugiada al cespite
「ロンバルディア人」から La mia letizia infondere
「運命の力」から La vita inferno.. O tu che seno in angeli
「トロヴァトーレ」から
Deserto sulla terra,Ah, si ben mio..Di quella pira(*)
ジョルダーノ(1867-1948):
「アンドレア・シェニエ」から
Un di all'azzuro spazio,Come un bel di di maggio
「フェドーラ」から
Amor ti vieta,Mia madre, la mia vecchia madre.. Vedi io piango
マスカーニ(1863-1945):
「カヴァレリア・ルスティカーナ」から Mamma quel vino e generoso
「ロダレッタ」から Se Franz dicesse il vero
チレア(1866-1950):「アドリアーナ・ルクヴルール」から La dolcissima effige
プッチーニ(1858-1924):
「西部の娘」から Una parola sola!.. Or son sei mesi
「蝶々夫人」から Addio fiorito asil/「トスカ」から E lucevan le stelle
「トゥーランドット」から Non piangere Li?,Nessun dorma
フランコ・コレッリ(テノール)
ロレッタ・ディ・レリオ(ソプラノ)
トリノRAI管弦楽団
アルトゥーロ・バジーレ(指揮)
録音:1954-1957年 原盤:Cetra, EMI

RRC 1316 \880
イギリス連作歌曲集
ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958):「ウェンロックの断崖で」(全6曲)
ウォーロック(1894-1930):(*)
「だいしゃくしぎ」(全4曲)/睡蓮/Mourn No Moe/Chopcherry
My Gostly Fader/5つのナーサリー・ジングル/鳥たち/眠り/美しい五月
ジェイムズ・グリフェット(テノール)
ハフナー弦楽四重奏団
ベリル・ボール(ピアノ)
メアリー・マードック(イングリッシュホルン)
メアリー・ライアン(フルート)
録音:ADD 原盤:PCA 初出:ASV(*)

RRC 1317 \880
英国の偉大なる大聖堂のオルガン Vol.2
バッハ(1685-1750):トッカータとフーガ ニ短調(ドリア旋法)(*)
フランク(1822-1890):パストラーレ(*)
アラン(1911-1940):リタニア(+)
ボエルマン(1862-1897):ゴシック組曲 から トッカータ(+)
ピエトロ・ヨン(1886-1943):トッカティーナ(#)
レーガー(1873-1916):トッカータ ニ長調(#)
ヘンデル(1685-1759)/ディ0ンリー編曲:
オペラ「ベレニーチェ」より メヌエット(**)
伝承曲/ディ0ンリー編曲:ロンドンデリー・エア(**)
スーザ(1854-1932)/ロースソーン編曲:星条旗よ永遠なれ(++)
ワーグナー(1813-1883))/ロースソーン編曲:ヴァルキューレの騎行(++)
フランク:コラール第3番(##)
バッハ/ファレル編曲:主よ、人の望みの喜びよ(***)
ヴィドール(1844-1937):オルガン交響曲第5番 から トッカータ(***)
アラン・ウィクス(*)、フランシス・ジャクソン(+)、ノエル・ロースソーン(#/++)、
クリストファー・ディーンリー(**)、バリー・ローズ(##)、
ティモシー・ファレル(***)
(オルガン)
録音:1975年、カンタベリー大聖堂(*)/1974年、ヨーク・ミンスター(+)
1976年、リヴァプール、英国国教会大聖堂(#)/1974年、セント・ポール大聖堂(**)
1985年、コヴェントリー大聖堂(++)/1974年、ギルドフォード大聖堂(##)
1974年、ウェストミンスター・アビー(***)

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09-11 No.5-2

2009年11月05日 20時42分53秒 | Weblog
<CRD>
CRD 3526 \1350
武満徹(1930-1996):ピアノ独奏作品集
フォー・アウェイ(1973)
リタニ-イケル・ヴァイナーの追憶に(1989)
子供のためのピアノ小品(1979)
遮られない休息(瀧口修造の詩による;1952、1959)
雨の樹 素描(1982)
閉じた眼 II(1989)
ピアノ・ディスタンス(1961)
ロマンス(1948/1949)
雨の樹 素描 II-オリヴィエ・メシアンの追憶に(1992)
閉じた眼 I(1979)
ポール・クロスリー:A Vision of Takemitsu(1999)
ポール・クロスリー(ピアノ)
録音:ロンドン、セント・ジョンズ・スミス・スクエア
新録音。メシアンに強い影響を受けた武満と、メシアンに才能を見い出されたイ
ギリスのピアニスト、ポール・クロスリー(1944-)。彼らは親友であり、クロス
リーは武満の音楽の優れた解釈者でした。1990年、八ヶ岳コンサートホールで撮
られた二人のスナップ写真がジャケットになっています。

CRD 3325 \1350
【新装再発売】
ヴィヴァルディ(1678-1741):
ヴァイオリン協奏曲集「四季」Op.8 Nos.1-4 RV269,315,293,297
ヴァイオリン協奏曲「海の嵐」Op.8 No.5 RV253
ヴァイオリン協奏曲「喜び」Op.8 No.6 RV180
サイモン・スタンデイジ(ヴァイオリン)
イングリッシュ・コンサート
トレヴァー・ピノック(指揮)
録音:1972年

CRD 3412 \1350
【新装再発売】
夏が続くうちは楽しい 春と夏の祭りに関する中世音楽と伝承音楽
Kalenda maya / Ce fut en mai / Estampie reale / Miri it is while sumer
ilast
Ye have so longe keepyt o / Me lyketh ever lenger the bet
Chominciamento di gioia / Unter den linden / Amor mi fa cantar
L'alma mia piange / Cuckoo's nest / Morris Dance Trunkles / The cuckoo
The Merry Sherwood rangers
セント・ジョージズ・カンツォーナ
ジョン・サズコット(指揮)
録音:1982年5月7-8日、ロンドン、クラーケンウェル、聖ジェイムズ教会





<GRIFFIN>
GCCD 4037 \1250
【低価格帯】
英国王室の式典のための音楽
ホルスト:I Vow to Thee, My Country[ジュピター](Royal duty)
Love Divine[Blaenwern](Royal duty)
S・S・ウェズリー:Wash Me Throughly(王室洗足式)
ヒルトン:Lord, for Thy Tender Mercy's Sake(王室洗足式)
Give Rest, O Christ(コンタキオン)(戦没者追悼式)
クロフト:O God, Our Help in Ages Past(戦没者追悼式)
マッキー:I Will Lift up Mine Eyes(マーガレット王女の結婚式)
ジェイムズ:Hen Wlad fy Nhadau(ウェールズ国歌)(立太子式)
マサイアス:立太子記念祭ファンファーレ(立太子式)
マンセル・トマス:皇太子のためのラプソディ(立太子式)
Gwyn a Gwridog, Hawddgar Iawn[Hail the day that sees Him rise]
(立太子式)
デイヴィッド・ウィン:到着のファンファーレ(立太子式)
神よ、プリンス・オヴ・ウェールズを祝福したまえ(立太子式)
ウォルトン:Set Me as a Seal(アンドルー王子の結婚式)
テンプル/ネアリー編曲:Make Me a Channel of Your Peace(ダイアナ妃の葬儀)
Abide With Me[Eventide](王室の葬儀)
ウェストミンスター・アビー聖歌隊
ロンドン・ブラス
マーティン・ネアリー(指揮)
スランダフ大聖堂聖歌隊
ウェールズ・ナショナル・オペラ・ブラス

GCCD 4003 \1250
【旧譜・低価格帯へ移行】
ヘンリー8世の時代の音楽
ヘンリー8世(1491-1547):
真の愛/名高き貴公子/ああ、奥様/愛が支配するならば
さようなら奥様/恵みを懇願する者は
コーニッシュ:ああ、ロビン/ホルンを吹き鳴らせ、狩人たちよ
フェヴァン、ゼンフル、リシャフォール、ファン・ヒゼヘム、イザーク、
ペゼンティ、
イザーク、ナルバエス、クーパー、ファン・ヴィルダー、作曲者不詳の作品
トリニティ・バロック
ジュリアン・ポッジャー(指揮)
フォーバリー・コンソート
アラン・クランプラー(指揮)
ホルベイン・コンソート
マーティン・ポープ(指揮)
ゲスト:スティーヴン・プレイヤー(リュート、パーカッション、
ルネサンス・ギター)
録音:1995年4月2-6日、ヘアフォードシャー、レオミンスター・プライオリー

GCCD 4026 \1250
【旧譜・低価格帯へ移行】
聖母をたたえて
ビクトリア:マニフィカト第1旋法
グレゴリオ聖歌:王の御旗は進む/主はよみがえりぬ/来たれ聖霊
ラッスス:スターバト・マーテル(クラーク・ウェアリング校訂)
リスト:アヴェ・マリア/サルヴェ・レジナ
ブルックナー:完璧に美しい/エサイの杖は
メンデルスゾーン:アヴェ・マリア
ウェストミンスター大聖堂聖歌隊
スティーヴン・クレバリー(指揮)
アンドルー・ライト(オルガン)
録音:1981年、ウェストミンスター大聖堂



<CORO>
COR 16076 \1350
ヘンデル:ディクシト・ドミヌス ステッファーニ:スターバト・マーテル
アゴスティーノ・ステッファーニ(1654-1728):スターバト・マーテル(1727)(*)
ヘンデル(1685-1759):ディクシト・ドミヌス[主は言われた]BWV232(1707)(+)
エリン・マナハン・トマス、グレース・ダヴィドソン(ソプラノ)
ルース・マッシー(アルト(+))
ジェレミー・バッド、マーク・ドベル(テノール)
ロブ・マクドナルド(バス(*))
イーモン・ドゥーガン(バス(+))
シックスティーン(合唱&管弦楽)
ハリー・クリストファーズ(指揮)
録音:2009年5月、ロンドン、ケンティッシュ・タウン、殉教者聖サイラス教会
ステッファーニはドイツで活躍したイタリア人作曲家・聖職者・外交官。ミュン
ヘンの宮廷オルガニストやハノーファー選帝侯の宮廷楽長等を務めました。作品
は得意の室内二重唱曲やオペラ等世俗音楽が大半ですが、「スターバト・マーテ
ル」は教会音楽の分野に残した代表作で、6声と管弦楽のための壮麗な作品。ス
テッファーニは一世代下のヘンデルの才能を高く評価し、彼のハノーファー選帝
侯の宮廷楽長任命に手を貸したと伝えられています。「ディクシト・ドミヌス」
はヘンデルがイタリアで書いた5声と弦楽のための詩篇曲(詩篇109)。古楽ファン
のみならず合唱ファンにも人気のある若々しい勢いのある作品で、まさにシック
スティーンにぴったりです。

COR 16066 \1350
【旧譜・再案内】
2009年英グラモフォン・アウォード、ダブル受賞!
ヘンデル(1685-1759):
戴冠式アンセム(1727)
司祭ザドク HMV258/汝の御手は強くあれ HMV259
王は喜び HMV260/わが心は歌う HMV261
オラトリオ「ソロモン」HWV67 から シバの女王の入場
オラトリオ「メサイア」HWV56 から
ハリー・クリストファーズ(指揮)シックスティーン
激戦を勝ち抜いたバロック声楽部門、そして年間最優秀アーティスト賞。2009年
はシックスティーン(1977年創設)にとって記念すべき年となりました。
「戴冠式アンセム」はヘンデルが英国王ジョージ2世の戴冠式のために書いた音
楽。なかでも「司祭ザドク」は歴代国王の戴冠式で必ず演奏されてきた重要な曲。

COR 16074 \1350
ウィーン流で ハプスブルク帝国宮廷の音楽
レオポルト1世(1640-1705):ああ、何と正しいことか
(アントニオ・チェスティ(1623-1669)のオペラ「黄金のりんご」より)
フランチェスコ・カヴァッリ(1602-1676):
オペラ「ジャゾーネ」から 不幸な者よ、私は何を聞く?
ジャック・ド・サン・リュク(1616-1710):Francois Ginter のトンボー
ヨハン・ハンリヒ・シュメルツァー(1623-1680):
オペラ「愛の強さ」から 流れよ、流れよ、涙の小川
ヨハン・ヤコプ・フローベルガー(1616-1667):
パルティータ「Auf die Mayerin」FbWV605
レオポルト1世:「思い違いの兄妹愛」から
どれほど私は押さえ付けられていることか
ゲオルク・ムッファト(1653-1704):シャコンヌ
アントニオ・サルトリオ(1630-1680):オペラ「オルフェオ」から 冷酷な蛇が
ヨハン・カスパル・ケルル(1627-1693):トッカータ
アントニオ・サルトリオ:オペラ「オルフェオ」から 私は恋をしているが不幸だ
アントニオ・ドラーギ(1635-1700):オペラ「タジェアのレニーダ」から 運命が
ヨハン・シェンク(1656-1717頃):「ドナウのこだま」から ソナタ第6番
ヨハン・ヨゼフ・フックス(1660-1741):
オラトリオ「救済の泉」から 私は知っている
オペラ「オルフェオとエウリディーチェ」から 小さなつばめ
ル・ジャルダン・セクレ
エリザベス・ドビン(ソプラノ)
ソフィー・ヴァンデン・エインデン(テオルボ、バロックギター)
デイヴィッド・ブルンデン(チェンバロ)
ロミーナ・リシュカ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
マリアン・ミネン(チェロ、バス・ド・ヴィオロン)
録音:2009年5月、ロンドン、ケンティッシュ・タウン、殉教者聖サイラス教会
音楽を愛し、自ら作曲・演奏、宮廷楽団を大幅に拡大して音楽の発展に取り組ん
だハプスブルク家の神聖ローマ皇帝レオポルト1世の時代のウィーン宮廷の音楽。
2007年、イギリスのアーリー・ミュージック・ネットワーク・ヤング・アーティ
スツ・コンペティションで優勝した若手アンサンブル、ル・ジャルダン・セクレ
のデビューCDです。

COR 16072 5枚組 \4050
バッハ・コレクション
バッハ(1685-1750):クリスマス・オラトリオ BWV248[*]
リンダ・ラッセル(ソプラノ)
キャサリン・ウィン=ロジャース(アルト)
マーク・パドモア(テノール:福音史家)
マイケル・ジョージ(バス:ヘロデ)
リビー・クラブトリー(天使、こだま)
シックスティーン(合唱)
シンフォニー・オヴ・ハーモニーアンド・インヴェンション(管弦楽)
ハリー・クリストファーズ(指揮)
バッハ:カンタータ集[+]
第50番「今ぞ救いと力は来たれり」BWV50
第34番「おお、永遠の炎、おお、愛の源よ」BWV34(*)
第147番「心と口と行いと生活もて」BWV147(+)
ジリアン・フィッシャー(ソプラノ(+))
デイヴィッド・ジェイムズ(カウンターテナー(*/+))
イアン・パートリッジ(テノール(*/+))
マイケル・ジョージ(バス(*/+))
シックスティーン(合唱)
シンフォニー・オヴ・ハーモニーアンド・インヴェンション(管弦楽)
ハリー・クリストファーズ(指揮)
バッハ:ミサ ロ短調 BWV232[#]
キャサリン・デュボスク、キャサリン・デンリー(ソプラノ)
ジェイムズ・ボウマン(カウンターテナー)
ジョン・マーク・エインズリー(テノール)
マイケル・ジョージ(バス)
シックスティーン(合唱)
シンフォニー・オヴ・ハーモニーアンド・インヴェンション(管弦楽)
ハリー・クリストファーズ(指揮)
COR 16017(2CD)[*]、16039[+]、16044(2CD)[#]の3点をスリップケースに収めた
セット。




<ARTA>
F 10180 2枚組 \2700
【特別価格】
ピリオド楽器オーケストラによるドヴォルジャークの交響曲
交響曲第7番ニ短調 Op.70(*)/交響的変奏曲 Op.78(+)
交響曲第8番ト長調 Op.88(+)/オペラ「ヴァンダ」Op.25 序曲(*)
プラハ・ワルツ集 S.Op.(*)/ポルカ「プラハの学生たちのために」Op.53(*)
ムジカ・フロレア
マレク・シュトリンツル(指揮)
録音:2004年6月17日、プラハ、チェコ国民銀行コングレス・センター(*)
2005年11月5日、プラハ、ルドルフィヌム、ドヴォルジャーク・ホール(+)
指揮者マレク・シュトリンツルと、彼がバロック音楽の演奏を目的として1992年
に創設したチェコのピリオド楽器オーケストラ、ムジカ・フロレアは、西欧の一
流どころに匹敵する高水準の演奏が古楽ファンに高く評価されています。そんな
彼らがドヴォルジャークまで演奏していたとは驚きですが、聴いてみたところ結
果は予想以上。モダーン楽器ではシャープに響いてしまうところでもドヴォル
ジャークの音楽自体が持つ「素朴な力強さ」が発揮され、今までにない印象が残
ります。特に管楽器の音色とトゥッティでの全体のサウンド・バランスにその傾
向が顕著で、第8番第4楽章でホルンの咆哮する部分など、「おお、こうじゃな
くっちゃ!」と思えるところがいくつもあります。ピリオド楽器云々にかかわら
ず、ドヴォルジャークの音楽に「ボヘミア的なもの」を求めるリスナーにはきっ
と満足していただけることでしょう。




<PROPRIUS>
PRCD 2052 \2180
スウェーデンのシンフォニック・オルガン
ヴァルデマール・オーレーン(1894-1982):アレグロ・フェスティヴォ
ベドジフ・ヤナーチェク(1920-2007):
おお、イエス・キリスト、慈悲の泉よ/トッカータ
ユングヴェ・ショルド(1899-1992):アダージョ
ヒルディング・ルーセンベリ(1892-1985):幻想曲とフーガ
スタファン・ストルム(1964-):光は暗闇の中で輝く
ヒルディング・ルーセンベリ:幻想曲ニ短調
ユーハン・ヘルミク・ルーマン(1694-1758)/ベドジフ・ヤナーチェク編曲:
ドロットニングホルムの音楽(1744)より 3曲
ハラルド・フリュクレーヴ(1882-1919):交響的小品
アンデシュ・ヨンソン(オルガン)
録音:マルメ(スウェーデン)、聖ヨハネ教会

PRCD 2052 \2180
スウェーデンのシンフォニック・オルガン
ヴァルデマール・オーレーン(1894-1982):アレグロ・フェスティヴォ
ベドジフ・ヤナーチェク(1920-2007):
おお、イエス・キリスト、慈悲の泉よ/トッカータ
ユングヴェ・ショルド(1899-1992):アダージョ
ヒルディング・ルーセンベリ(1892-1985):幻想曲とフーガ
スタファン・ストルム(1964-):光は暗闇の中で輝く
ヒルディング・ルーセンベリ:幻想曲ニ短調
ユーハン・ヘルミク・ルーマン(1694-1758)/ベドジフ・ヤナーチェク編曲:
ドロットニングホルムの音楽(1744)より 3曲
ハラルド・フリュクレーヴ(1882-1919):交響的小品
アンデシュ・ヨンソン(オルガン)
録音:マルメ(スウェーデン)、聖ヨハネ教会

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09-11 No.4-1

2009年11月02日 19時12分08秒 | Weblog
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<Deutsche Grammophon>
4778095 \1850
ショパン:ワルツ全集
1. 《華麗なる大円舞曲》 変ホ長調 作品18
2. ワルツ 変イ長調 作品34の1
3. ワルツ イ短調 作品34の2
4. ワルツ ヘ長調 作品34の3
5. ワルツ 変イ長調 作品42
6. ワルツ 変ニ長調 作品64の1
7. ワルツ 嬰ハ短調 作品64の2
8. ワルツ 変イ長調 作品64の3
9. ワルツ 変イ長調 作品69の1遺作
10. ワルツ ロ短調 作品69の2遺作
11. ワルツ 変ト長調 作品70の1遺作
12. ワルツ ヘ短調 作品70の2 遺作
13. ワルツ 変ニ長調 作品70の3 遺作
14. ワルツ 変イ長調 遺作 KK IVa-13
15. ワルツ 変ホ長調 遺作 KK IVb-10
16. ワルツ 変ホ長調 遺作 KK IVa-14
17. ワルツ ホ長調 遺作 KK IVa-12
18. ワルツ ホ短調 遺作 KK IVa-15
19. ワルツ イ短調 遺作 KK IVb-11
アリス=紗良・オット(ピアノ)
録音:2009年8月ベルリン、テルデックス・スタジオ
2008年《超絶技巧練習曲集》で劇的なデビューを果たしたピアニスト、アリス=
紗良・オットのDGレーベル第2弾はショパンのワルツ全集!
「ショパンのワルツには深い愛着を覚えます」とアリス=紗良・オットは言う。
「ワルツは彼の作曲家人生すべての軌跡を反映しているし、ポーランドとフラン
スの間で引き裂かれた個性、そして生涯を通じたアイデンティティの探求を映し
出しています。私も日本人とドイツ人の間で、同じような分裂を覚えます。私が
完全に自分の国にいると感じるのは、音楽のなかでだけです」。無垢で傷つきや
すい感性のピアニスト、ショパンの色彩感溢れるピアニズムを多彩なタッチで描
き出す珠玉の一枚です。

4778092 \1850
ヒラリー・ハーン/バッハ:ヴァイオリン&ヴォイス
1. マタイ受難曲 BWV244-第51曲 アリア〈私のイエスを返してくれ!〉
2. カンタータ 第140番《目覚めよ、とわれらに声が呼びかける》 BWV140-
第3曲 二重唱〈いつ来てくださるのですか、私の救いよ〉
3. カンタータ 第204番《私は自分の中で満ち足りている》 BWV204-
第4曲 アリア〈この広い大地の宝が〉
4. カンタータ 第32番《慕わしいイエス、私の願いよ》 BWV32-
第3曲 アリア〈ここ、父の住み家に〉
5. カンタータ 第205番《破れ、砕け、こぼて墓穴を》 BWV205-
第9曲 アリア〈心地よい西風よ〉
6. ミサ曲 ロ短調 BWV232-〈私たちはあなたを讃美します〉
7. カンタータ 第157番《あなたを離しません、祝福してくださらなければ》
BWV157-第4曲 アリア〈そうだとも、私はイエスに固くすがる〉
フラウト・トラヴェルソ:ヘンリク・ヴィーズ
8. カンタータ 第59番《私を愛する人は、私の言葉を守るだろう》 BWV59-
第4曲 アリア〈すべての王国をもつ世も〉
9. カンタータ 第58番《ああ神よ、いかに多き胸の悩み》 BWV58-
第3曲 アリア〈私は苦難の中でも満ち足りている〉
10. カンタータ 第117番《讃美と栄光がいと高き宝にあるように》 BWV117-
第6曲 アリア〈慰めと助けは、いつかは必ず欠ける〉
11. カンタータ 第158番《平安がお前にあるように》BWV158-
第2曲 アリアとコラール〈世よさらば、私はお前に疲れた〉
12. マタイ受難曲 BWV244-第39曲 アリア〈憐れんでください
ヒラリー・ハーン(ヴァイオリン)
クリスティーネ・シェーファー(ソプラノ)、マティアス・ゲルネ(バリトン)
北谷直樹(チェンバロ&オルガン)、ロザリオ・コンテ(テオルボ)
クリスティン・フォン・デル・ゴルツ(チェロ)
フラウト・トラヴェルソ:ヘンリク・ヴィーズ
ミュンヘン室内管弦楽団、指揮:アレクサンダー・リープライヒ
録音:2009年4月ミュンヘン
アリアやデュエットのヴォーカル・ラインにつけられた魔法のようなヴァイオリ
ン・オブリガート、個性的で非凡なアルバムが登場!
「彼女は、オブリガートが声楽のパートナーであること、バッハのアリアが細や
かな室内楽であることを片時も忘れず、真の主役であるバッハの作品に、誠実に
向かっているのである。一種静かな構えの中で紡がれる潤いに満ちた調べには、
「オブリガートの幸福」とでもいうべき内的なはずみさえ、感じることができ
る。この上なく聡明で、品格の高いバッハ演奏である。」

4778465 \1850
ペルゴレージ:《ディキシト・ドミヌス》
《サルヴェ・レジーナ》 イ短調 ソプラノ、弦楽合奏と通奏低音のための
《コンフィテボール・ティビ、ドミネ》 ソプラノ、コントラルト、弦楽合奏、
合唱と通奏低音のための
《Chi non ode e chi non vede》ソプラノ、弦楽合奏と通奏低音のための
《ディキシト・ドミヌス》 ソプラノ、2つの合唱と2つのオーケストラのための
ラヘル・ハルニッシュ(ソプラノ)、ユリア・クライター(ソプラノ)、他
スイス放送合唱団、モーツァルト管弦楽団、
指揮:クラウディオ・アバド
ペルゴレージ生誕300年。
2010年生誕300年を迎えるイタリアの作曲家、ジョヴァンニ・バッティスタ・ペ
ルゴレージ(Giovanni Battista Pergolesi, 1710年1月4日- 1736年3月17日)。
後世のモーツァルトと並ぶほどの才能を持ちながら26歳という若さで夭折した
ペルゴレージの作品集。
今回もハルニッシュ、クライターらの強力なソリスト陣の参加と、第1弾にはな
かった合唱も入り、知られざる佳曲をアバドが端正に描いていきます。

4778610 \1850
フォン・オッター/フレンチ・バロック・アリア集
シャルパンティエ:歌劇《メデア》から
ラモー:歌劇《イポリートとアリシー》から
ラモー:歌劇《エベの祭り、または抒情詩の才人》から
ランベールの世俗歌曲から
アンネ・ゾフィー・フォン・オッター(メッゾ・ソプラノ)
レザール・フロリサン 指揮:ウィリアム・クリスティ
ABBAなどのポップスからバロック・オペラまで幅広いレパートリーを持つ現代最
高のメッゾの一人、フォン・オッター。高評価を得たバッハ・アリア集に続くア
ルバムはフレンチ・バロック・アリア集です。
共演のウィリアム・クリスティ指揮のレザール・フロリサンは数々のフランス・
バロック・オペラの復活蘇演を手がけ、その道のエキスパートとして高い評価を
えています。シャルパンティエ、ラモーのオペラの他に、ランベールのエール・
ド・クール(世俗歌曲)が収録される予定です。

4778091 \1850
ターフェル/バッド・ボーイズ  
1.ボーイト:《メフィストフェーレ》-私は悪魔の精(口笛のカンツォーネ)
2.プッチーニ:《トスカ》-三人の密偵と馬車一台で
3.ドニゼッティ:《愛の妙薬》-さあ皆の衆、聞いた、聞いた
4.ヴェルディ:《オテロ》-行け!お前の目的はもう分っている
5.ウェーバー:《魔弾の射手》-言うな、言うな、誰かに止めに入られてたまるか
6.ガーシュウィン:《ポーギーとベス》-そんなことどうでもいいさ
7.ヴァイル:《三文オペラ》-メキメッサーのモリタート
8.サリヴァン:《ラディゴアー、または魔女の呪》-夜の風が吠えるとき
9.ソンドハイム:《スウィーニー・トッド》-エピファニー
10.C.M.シェーンベルク:《レ・ミゼラブル》-スターズ
11.ポンキエッリ:《ジョコンダ》-おお、記念碑!
12.ロッシーニ:《セビリャの理髪師》-陰口はそよ風のように
13.ベートーヴェン:《フィデリオ》-ああ!ちょうどよい機会だ!」
14.グノー:《ファウスト》-金の小牛は常に生きて(金の小牛の歌)
15.モーツァルト:《ドン・ジョヴァンニ》K.527-ドン・ジョヴァンニ、お前と
晩餐をともにするよう
ブリン・ターフェル(バス・バリトン)
スウェーデン放送交響楽団&合唱団 指揮:ポール・ダニエル
録音:2009年5月23-29日 ストックホルム、スウェーデン・ラジオ、
ベルヴァルドホール
実生活では極めてジェントルなブリン・ターフェルが、オペラやミュージカルの
悪役たちが歌う名曲を、不敵な低音で妖しく歌い上げた1枚。現代最高のバス・
バリトンが完全に役に入りきった名芝居は、暗闇の中に一人でいるときには決し
て会いたくないと思うほど、圧倒的な完成度と説得力を持った仕上がりになって
います。

734577(DVD-Video) 2枚組 \6450
ロッシーニ:歌劇《ラ・チェネレントラ》 
演出:チェーザレ・リェーヴィ
ボーナス映像:舞台裏&インタビュー
エリーナ・ガランチャ(アンジェリーナ)
ローレンス・ブラウンリー(ドン・ラミーロ)
シモーネ・アルベルギーニ(ダンディーニ)
アレッサンドロ・コルベッリ(ドン・マニフィコ)
ジョン・レリエ(アリドーロ)
メトロポリタン歌劇場管弦楽団&合唱団
指揮:マウリツィオ・ベリーニ
収録:2009年5月 ニューヨーク メトロポリタン歌劇場
なぜかこのところリリースの続く《チェネレントラ》。10月リリースでご案内し
たリセウ歌劇場のポップな演出と比べ、今作はMETのオーソドックスで壮麗な舞
台のもと、ガランチャが期待以上の美しさ、圧倒的な歌唱でシンデレラ役を歌い
上げています。

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