クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

08-09 No.15

2008年09月12日 09時26分12秒 | Weblog
<Hyperion>
CDA 67624 \2180
アルカン:チェロ・ソナタ ホ長調Op.47
ショパン:チェロ・ソナタ ト短調Op.65
アルバン・ゲルハルト(チェロ)、スティーヴン・オズボーン(ピアノ)
チェロの貴公子アルバン・ゲルハルトとスコットランドの風雲児スティーヴ
ン・オズボーンの強力タッグによる最新盤は、アルカン&ショパンのチェロ
・ソナタ集という期待度満点のプログラム!
歴史に輝く名作だけでなく、19世紀の知られざるチェロ作品の発掘に並々な
らぬ情熱を注ぎ続けているゲルハルト。
その飽くなき探究心の成果は、2つの「ロマンティック・チェロ・コンチェル
ト・シリーズ」や「レーガー:チェロ作品全集」などで確実に証明されてお
り、ヒューイットやアムランと並び立つハイペリオンの柱としてその双肩に
懸かる期待は大きい。
"ショパン"と"アルカン"。この2人には19世紀の同世代の作曲家という部分だ
けでなく、共にチェロ・ソナタを当時の大チェリストであるオーギュスト・
フランショームのために作曲したという共通点を持っている。
アルカンのチェロ・ソナタもピアノ作品と同じく非常に高度なテクニックを
要求される難曲であるがため演奏機会に恵まれずあまり知られてこなかった
が、その完成度と作品の持つ煌びやかで濃厚な魅力は間違いなく19世紀を代
表するチェロ作品である。
そしてショパンのチェロ・ソナタもアルカンと同様にチェロとピアノの両方
に高度なテクニックが求められる作品であり、その大半がピアノ作品だった
ショパンの作品の中でも一味違った輝きを放っている。
またショパンとアルカンのチェロ・ソナタでは、チェロ以上にピアノが重要
な役割を担う部分が少なくないだけにオズボーンの存在は頼もしい限り。
19世紀の大チェリスト、オーギュスト・フランショームのために書かれた2つ
のチェロ・ソナタに、現代の天才アルバン・ゲルハルトがどのように挑むの
か?楽しみが尽きないゲルハルトのアルカン&ショパンに乞うご期待!

CDA 67701/2 2枚組 \4360
ヘンデル:セレナータ《パルナス山の祭典》HWV.73
キャロリン・サンプソン(ソプラノ)、ルーシー・クロウ(ソプラノ)、
レベッカ・アウトラム(ソプラノ)、ダイアナ・ムーア(メゾ・ソプラノ)、
ルース・クレッグ(アルト)、ピーター・ハーヴェイ(バス)、
マシュー・ホールズ(指揮)、キングズ・コンソート
1980年の創設から音楽監督ロバート・キングとのコンビで数多くの名演、名
盤を生み出してきたヨーロッパ屈指のピリオド・オーケストラ、キングズ・
コンソート。今回、2005年からキングズ・コンソートに副音楽監督として加
わっていたマシュー・ホールズがロバート・キングに代わって音楽監督に就
任!
新音楽監督マシュー・ホールズによるキングズ・コンソート新体制での最初
のリリースは、ヘンデルのセレナータ「パルナス山の祭典」の全曲録音。
「アレグザンダーの饗宴」や「聖チェチーリアの頌歌」と同時期の作品であ
るこのセレナータ「パルナス山の祭典」とは、自らの弟子でもあった第1王女
アンとオラニエ公との結婚の祝賀のために作曲されたヘンデルの知られざる
傑作である。
ソリストにはソプラノのキャロリン・サンプソン、ルーシー・クロウ、バス
のピーター・ハーヴェイといった豪華メンバーが集結。祝賀のために作曲さ
れた「パルナス山の祭典」は、キングズ・コンソートの新たな船出を祝うと
いう意味でも相応しい選曲である。マシュー・ホールズとキングズ・コンソ
ートの新コンビに期待したい!

CDA 67677 \2180
ブゾーニ:ピアノ作品集 ――
リスト(ブゾーニ編):
コラール《アド・ノス、アド・サルタレム・ウンダム》による幻想曲とフーガ
モーツァルト(ブゾーニ編):
アンダンティーノ(ピアノ協奏曲第9番変ホ長調K.271の第2楽章)
ブゾーニ:対位法的幻想曲
ヘイミッシュ・ミルン(ピアノ)
独創的なプログラムやコンセプトを持った作品集を世に送り出してきたメト
ネルの世界的権威でありイギリスのベテラン・ピアニスト、ヘイミッシュ・
ミルンの最新作はブゾーニのピアノ作品集。ピアニスト、作曲家、理論家と
しても優れた実力を持っていたブゾーニだが、最も有名なのはやはり"トラン
スクリプション"だろう。
ミルンは今回の作品集を録音するにあたって、ブゾーニが特別な存在として
意識し敬意を表していたJ・S・バッハ、モーツァルト、リストの3人に着目。
そしてリストとモーツァルトそれぞれの作品からのトランスクリプション、
バッハの「フーガの技法」の未完成フーガに基づいた難曲「対位法的幻想曲」
の3作品を収めたヘイミッシュ・ミルン流のブゾーニ・アルバムが完成となっ
たのである。ブゾーニの弟子であるグィド・アゴスティを師に持ち、ブゾー
ニの孫弟子としてその系譜を受け継ぐミルンの新たな録音。"メトネル"に続
き"ブゾーニ"の権威としての称号が加わることになるだろう。

CDS 44331/42 12枚組 \14650
ブラームス:室内楽作品全集 ――
DISC-1 ―
弦楽六重奏曲第1番変ロ長調Op.18、
同第2番ト長調Op.36
〔ラファエル・アンサンブル〕
DISC-2 ―
弦楽五重奏曲第1番ヘ長調Op.88、
同第2番ト長調Op.111
〔ラファエル・アンサンブル〕
DISC-3 ―
弦楽四重奏曲第1番ハ短調Op.51-1、
同第2番イ短調Op.51-2
〔ニュー・ブダペスト弦楽四重奏団〕
DISC-4 ―
弦楽四重奏曲第3番変ロ長調Op.67
〔ニュー・ブダペスト弦楽四重奏団〕、
ピアノ五重奏曲ヘ短調Op.34
〔ピアーズ・レーン(ピアノ)、ニュー・ブダペスト弦楽四重奏団〕
DISC-5 ―
ピアノ四重奏曲第1番ト短調Op.25、
同第3番ハ短調Op.60
〔マルク=アンドレ・アムラン(ピアノ)、
レオポルド弦楽三重奏団〕
DISC-6 ―
ピアノ四重奏曲第2番イ長調Op.26
〔マルク=アンドレ・アムラン(ピアノ)、レオポルド弦楽三重奏団〕
DISC-7 ―
ピアノ三重奏曲第1番ロ長調Op.8
〔フロレスタン・トリオ〕、
ホルン三重奏曲変ホ長調Op.40
〔スティーヴン・スターリング(ホルン)、アンソニー・マーウッド(ヴァイオ
リン)、スーザン・トリオ(ピアノ)〕
DISC-8 ―
ピアノ三重奏曲第2番ハ長調Op.87、同第3番ハ短調Op.101
〔フロレスタン・トリオ〕、
クラリネット三重奏曲イ短調Op.114
〔スーザン・トリオ(ピアノ)、リチャード・ホスフォード(クラリネット)、
リチャード・レスター(チェロ)〕
DISC-9 ―
クラリネット五重奏曲ロ短調Op.115
〔シア・キング(クラリネット)、ガブリエリ弦楽四重奏団〕、
クラリネット・ソナタ第1番ヘ短調Op.120-1
〔シア・キング(クラリネット)、クリフォード・ベンソン(ピアノ)〕
DISC-10 ―
チェロ・ソナタ第1番ホ短調Op.38、同第2番ヘ長調Op.99
〔スティーヴン・イッサーリス(チェロ)、ピーター・エヴァンス(ピアノ)〕、
クラリネット・ソナタ第2番変ホ長調Op.120-2
〔シア・キング(クラリネット)、クリフォード・ベンソン(ピアノ)〕
DISC-11 ―
ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調Op.78、同第2番イ長調Op.100、
同第3番ニ短調Op.108
〔クリシア・オソストヴィッツ(ヴァイオリン)、スーザン・トムズ(ピアノ)〕
スケルツォ ハ短調WoO.2
〔クリシア・オソストヴィッツ(ヴァイオリン)、サイモン・クロフォード=
フィリップス(ピアノ)〕
DISC-12 ―
ヴィオラ・ソナタ第1番ヘ短調Op.120-1、同第2番変ホ長調Op.120-2
〔ローレンス・パワー(ヴィオラ)、サイモン・クロフォード=フィリップス
(ピアノ)〕、ヴィオラ三重奏曲イ短調Op.114〔ローレンス・パワー(ヴィオラ)
サイモン・クロフォード=フィリップス(ピアノ)、ティム・ヒュー(チェロ)〕
初期の名盤や最近リリースされた強力タイトルなどハイペリオンの豊富なカ
タログの中から選りすぐられた"ブラームス"の室内楽作品がボックス・セット
で登場!
アムランとレオポルド弦楽三重奏団のコンビによる「ピアノ四重奏曲集」、
フロレスタン・トリオの「ピアノ三重奏曲集」、俊英ローレンス・パワーの
「ヴィオラ・ソナタ集」、名手シア・キングの「クラリネット・ソナタ集」
などなど充実度は抜群!
そして廃盤となった現在でも名盤の誉れが高いイッサーリス1度目の「チェロ
・ソナタ集」が聴けるのはこのブラームス・ボックスのみ。ブラームス・ファ
ン、ハイペリオン・ファン必携!

CDA 67657 \2180
シューベルト:
歌曲集《白鳥の歌》D.957/鳩の便りD.965a/秋D.945/冬の夕べD.938
ロベルト・ホル(バス・バリトン)、ロジャー・ヴィニョールズ(ピアノ)
オランダ生まれの現代を代表するリート歌手、ロベルト・ホルがハイペリオ
ンに初登場!偉大なるリートの巨星が歌曲王国ハイペリオンでの最初のプロ
グラムとして選んだのは、シューベルト最後の歌曲集「白鳥の歌」。
シューベルトの死後ウィーンの楽譜出版者ハスリンガーによって、ハイネと
レルシュタープの詩による歌曲13曲とザイドルの詩による「鳩の便り」が1つ
にまとめられ出版が行われた「白鳥の歌」だが、ロベルト・ホルはここに2つ
の歌曲を加えた形で1つの"歌曲集"を形成。
1890年代まで手稿譜が発見されず、レルシュターブの詩を題材とした歌曲で
ありながらも「白鳥の歌」には加えられなかった「秋」。そしてシューベル
トの死の年である1828年に作曲された「冬の夕べ」を一連の歌曲の最後に据
えるというアイディアはリートの巨匠と呼ばれるロベルト・ホルならでは!

CDA 67573 \2180
タネーエフ:弦楽三重奏曲集 ――
弦楽三重奏曲変ホ長調Op.31/同ロ短調/同ニ長調
レオポルド弦楽三重奏団〔イザベル・ファン・クーレン(ヴァイオリン)、
ローレンス・パワー(ヴィオラ)、ケイト・グールド(チェロ)〕
シャンドスからリリースされた2枚の交響曲集(CHAN 9998/CHAN 10391)の録音
などの登場によって一気に知名度を高めたロシアの音楽家タネーエフ。
当時のロシアでは珍しい編成でもあった「弦楽三重奏」のために書かれた作
品は洗練されたフォルムの音楽内容だけでなく、師であるチャイコフスキー
からも絶賛された対位法の大家としてのタネーエフの実力を示すという重要
な役割も備えている。
このタネーエフの弦楽三重奏曲集を演奏するのは、英国の有望株ローレンス
・パワーを擁するレオポルド弦楽三重奏団。2005年のロイヤル・フィルハー
モニック協会賞受賞に代表されるように、その成熟されたスタイルと演奏は
国際的にも高い評価を得ている。ロシア音楽ファン要チェック。

CDA 67669 \2180
ヒエロニムス・プレトリウス(1560-1629):マニフィカトとモテット集 ――
第4旋法のマニフィカト/おお、善きイエスよ/太陽の昇る地平から/ベネ
ディクティオ・メンサ/ガウデーテ・オムネス/第2旋法のマニフィカト/
おお、汝らみな/ラウダーテ・ドミヌム/イエスは彼女が泣き/主の祈り/
第5旋法のマニフィカト
アンドルー・カーウッド(指揮)、カージナルズ・ミュージック
タリスの宗教作品集(CDA 67568)が2007年グラモフォン賞の古楽部門賞に輝い
た実績を持つアンドルー・カーウッド率いるカージナルズ・ミュージックに
とって約1年振りとなる新録音は、プレトリウスの宗教合唱作品集。
ルネサンス時代の音楽家でハンブルクの聖ヤコビ教会でオルガン奏者を務め
たヒエロニムス・プレトリウス(テレプシコーレ舞曲集の作曲者ミヒャエル・
プレトリウスとは別人)。
プレトリウスの宗教合唱作品は、当時の北ドイツにヴェネツィア楽派の手法
を取り入れた画期的な作品としても名高い。カージナル・ミュージックの極
上のハーモニーが、傑作"第5旋法のマニフィカト"や初めて録音されるプレト
リウスの作品が持つ魅力と価値を知らせてくれる。また音楽史の資料として
も価値ある作品集である。

CDA 67679 \2180
ランドル・トンプソン(1899-1984):
平和な王国/アレルヤ/最後の祈り/精霊のミサ/フェア・ウェル
ジェームズ・バートン(指揮)、オックスフォード・スコラ・カントルム
合唱作品でその名を知られる20世紀アメリカの作曲家ランドル・トンプソン。
あのエマ・カークビーを輩出した1960年創設のイギリスの混声合唱団オック
スフォード・スコラ・カントルムによる新録音は、旧約聖書の1つイザヤ書
のテキストを題材として作曲された「平和な王国」がメイン・プログラム。
またクーセヴィツキーからの依頼によって作曲され1940年7月に初演が行わ
れた「アレルヤ」は、ここ日本でもランドル・トンプソンの代表作品として
アマチュアからプロの合唱団で広く歌われている。ちなみに解説(英文)は、
アメリカの人気作曲家モートン・ラウリッドソン(ローリゼン)によるもの。

CDA 67716 \2180
ウェストミンスター寺院のクリスマス・キャロル ――
伝承曲(ピアソール編):甘き喜びに
プーランク:クリスマスの4つのモテット
レイトン:クリスマス・キャロル
ウォルトン:今の時期にはいつも
ラヴィーノ:イエスの降誕
ラッター:おやすみなさい、イエスよ
チルコット:羊飼いのキャロル
ドーヴ:3人の王/伝承曲(クレオバリー編):7つの喜び
グルーバー(ボーワーズ=ブロードベント編):きよしこの夜
伝承曲(オドンネル編):3隻の船
ヘッド:ベツレヘムへの小径
マサイアス:アヴェ・レクス
ロバート・クウィニー(オルガン)、
ジェームズ・オドンネル(指揮)、 ウェストミンスター寺院聖歌隊
カトリックの聖堂である「ウェストミンスター大聖堂」の聖歌隊による素晴
らしい演奏を発表してきたハイペリオン。現在ハイペリオンが継続的にリリ
ースを行っているイギリス国教会の「ウェストミンスター寺院」聖歌隊によ
る7枚目と8枚目の録音が同時リリース。
ウェストミンスター寺院聖歌隊のクリスマス・アルバムには、「甘き喜びに」
や「きよしこの夜」といった長く親しまれる定番作品から、大御所ラッター、
チルコットやレイトン、ドーヴといったイギリスの人気作曲家たちによるク
リスマス・キャロルを収録。楽しく、ユニーク、そして厳かなクリスマス・
アルバムに仕上がっている。今年のクリスマスにオススメ!

CDA 67704 \2180
ウェストミンスター寺院のメアリー女王とエリザベス女王 ――
タイ:全ての者よ、手を叩き
マンディー:天なる父の声
タリス:ヴィデーテ・ミラクルム
シェパード:リベラ・ノス・サルヴァ、セカンド・サーヴィス
バード:
おお神よ我に教え給え、主よ怒りたもうな、おお主よ御身のしもべエリザベ
スが
ホワイト: 主は汝の声を聞き
ジェームズ・オドンネル(指揮)、 ウェストミンスター寺院聖歌隊
クリスマス・アルバムと同時リリースとなるもう1枚のウェストミンスター寺
院聖歌隊の最新盤は、メアリー1世とエリザベス1世の時代における宗教や政
治の混乱の中で生まれた音楽がテーマ。
カトリックを擁護しプロテスタントを弾圧したメアリー1世の統治下で生み
出された音楽と、その跡を継ぎ中道政策を打ち出したエリザベス1世の時代
での音楽を英国屈指の聖歌隊の歌声で聴き比べることが出来る。

CDD 22067 2枚組(1枚価格) \2180
ベルリオーズ:オラトリオ《キリストの幼児》Op.25,H.130
ジェーン・リグビー(メゾ・ソプラノ)、アラステア・マイルズ(バス)、
ジェラルド・フィンリー(バリトン)、ジョン・エイラー(テノール)、
グウィン・ハウエル(バス)、ピーター・エヴァンス(テノール)、
ロバート・プールトン(バリトン)、
マシュー・ベスト(指揮)、コリドン・シンガーズ&オーケストラ
新約聖書に記されている王位を奪われることを恐れたヘロデ王の幼児大虐殺
と、その手から逃れるためにエジプトへ向ったキリストの物語を題材とした
三部構成のベルリオーズの大作「キリストの幼児」。
ベルリオーズが自らの名を伏せて作品を発表するなど、いわく付きのオラト
リオをマシュー・ベスト&コリドン・シンガーズ、そしてフィンリーやエ
ヴァンスなど一流歌手たちの演奏で。
1994年10月2日-5日の録音。CDA 66991/2からの移行再発売。





<Helios>
CDH 55350 \1280
ホルスト:管弦楽のための組曲《惑星》H.125
マシューズ:冥王星―再生をもたらす神
ホルスト:
ヴィオラと小オーケストラのための叙情的断章、海王星-神秘の神(スコア通
りの演奏)
マーク・エルダー(指揮)、ハレ管弦楽団&女声合唱団
H「冥王星」付きの世界初録音として全世界から注目を集め大ブームを巻き起
こしたエルダー&ハレ管の「惑星」がヘリオスから新装登場!
2006年に惑星から準惑星へと位置づけが変わってしまった「冥王星」だが、
コリン・マシューズによって作曲された音楽の「冥王星」は不変。委嘱&初
演団体の演奏によるこの"冥王星付き惑星"こそが本家本元の大本命盤!
2001年3月27日-28日の録音。CDA 67270からの移行再発売。

CDH 55325 \1280
羊飼い達が野宿で夜番をしながら-イギリスのクリスマス音楽 ――
ビーズリー:羊飼い達が野宿で夜番をしながら
作曲者不詳(ダベントリー編):レット・アン・アンセム・オヴ・プライズ
スミス:羊飼い達が野宿で夜番をしながら
へレンダール:牧歌
作曲者不詳:(バッツ編):
Hark! how all the welkin rings、Hush! my dear, lie still and slumber
キー:羊飼いたちは見た
アーノルド:あめにはさかえ
クラーク:羊飼い達が野宿で夜番をしながら
ヘンデル:あめにはさかえ
ジャーマン:羊飼い達が野宿で夜番をしながら
ウェスリー:《世の人忘るな》によるロンド
マシューズ:み空をはせゆくみ使いたちよ
ヘンデル:Hymning seraphs wake the morning
フォスター:羊飼い達が野宿で夜番をしながら
ピーター・ホルマン(指揮)、
プサルモディ、パーリー・オヴ・ インストゥルメンツ
ヘリオス(Helios)からのクリスマス・アルバムは、1940年から1830年にかけ
て教区教会や礼拝堂で歌われた音楽をテーマとするイギリスのクリスマス音
楽集。
「羊飼いらが(While shepherds watched)」を題材とした様々な作曲家たちの
クリスマス・キャロルが、この録音ために結成されたプサルモディのハーモ
ニーで響く。1996年7月18日-20日の録音。CDA 66924からの移行再発売。




<MEMORIES>
MR2077/78 2枚組 \3380
モノラル
ヴェルディ:レクイエム
フリッツ・ライナー指揮
シカゴ・リリックオペラ管、合唱団、
レオニー・リザネク(S)、レジーナ・レズニク(Ms),
ダヴィッド・ロイド(T),ジョルジオ・トッツィ(Bs)
1958年4月3日シカゴ・リリック・オペラにおけるライヴ
巨匠ライナーは、デッカにウィーンフィルとこの曲を晩年にスタジオ録音し
ておりますが、異形とも言える遅いテンポで荘重に鳴らしきった怪演として
定評があります。当ライヴは、それよりも5年ほど前シカゴ響音楽監督在任中
に同地の名門オペラハウス、シカゴ・リリック・オペラに客演した珍しいラ
イヴです。遅いテンポは相変わらずで、物々しさもそのままです。オペラ・
ハウスでのコンサートゆえに独特の音響に特徴があります。リザネクの名唱
が聴き物です。トッツィはデッカ盤でも歌っており、ライナーの厚い信用が
窺い知れます。

MR2079/80 2枚組 \3380
モノラル
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番(セル指揮NYP,1955年12月4日)、
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲(ワルター指揮NYP、1941年2月2日)、
ベルク:ヴァイオリン協奏曲(ミトロプーロス指揮NYP、1945年12月11日)、
ベートーヴェン:
ヴァイオリン協奏曲(タクセン指揮デンマーク放送響、1956年10月4日)
ヨゼフ・シゲティ(VN)
求道ヴァイオリニスト、シゲティによる究極の名協奏曲ライヴ。共演者も豪
華そのものです。セルが律儀できりっとした伴奏で支えるモーツァルトも謹
厳そのもの。ワルターとはセンチメンタリズムすれすれの絶唱。ベルクは深
刻でかつここまで美しい演奏は他にないのでは?もちろんミトロプーロスの
狂ったようなオーケストラ・ドライヴも凄いの一言。そして、ベートーヴェ
ンも儀式のような厳かさが光ります。

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