クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

06-11 No.11-1

2006年11月22日 18時10分04秒 | Weblog
<Synnara>
PECD 0001 \2080
ヘンデル:「リナルド」,「セルセ」
ドニゼッティ:「ルクレツィア・ボルジア」
ビゼー:「カルメン」
サン=サーンス:「サムソンとデリラ」
チャイコフスキー:「オルレアンの少女」
グルック:「オルフェオとエウリディーチェ」
トーマ:「ミニヨン」
モーツァルト:「フィガロの結婚」
パーセル:「ディドーとエネアス」
マイヤベーア:「ユグノー」
アーレン:「オズの魔法使い」
からのアリア
デイヴィッド・DQ・リー(CT)
管弦楽伴奏
デイヴィッド・DQ・リーは韓国生まれのカウンターテナー。13歳でカナダに移
住、現在はモントリオール在住。類い稀なカウンターテナーの美声の持ち主で
す。彼がシンナラからCDをリリース。これがなかなかオモシロイ選曲。オペラ
アリア集とはいえ、彼の本来の持ち役となりそうなのはヘンデルの2曲だけ。
それ以外は大半が女声向けのアリアなのです。しかもいずれも歌が上手い!
「カルメン」のハバネラの中性的な魅力にはゾクゾク来ること間違いなし、さ
らに官能度の増している「サムソンとデリラ」の“あなたの声に心は開く”で
は、もはや女声では不可能な怪しさすら発しているほど。さらに「フィガロの
結婚」のケルビーノの“恋とは何かご存知のあなた”、「ディドーとエネアス」
の嘆きの歌、「ユグノー」のユルバンの華やかなアリアなど、どれも実に高度
な歌唱です。最後はミュージカル「オズの魔法使い」の“虹の彼方に”をしっ
とりと歌いあげてます。全12曲、たっぷり楽しめます!




<LSO Live>
LSO 0593(SACD-Hybrid) 2枚組 \3050
ベートーヴェン:「フィデリオ」
レオノーレ:クリスティーン・ブルーワー(S)
フロレスタン:ジョン・マック・マスター(T)
ロッコ:クリスティン・ジグムントソン(Bs)
マルツェリーネ:サリー・マチューズ(S)
ドン・ピツァロ:ユハ・ウーシタロ(B)
ヤキーノ:アンドルー・ケネディ(T)
ドン・フェルナンド:ダニエル・ボロウスキ(Bs)ほか
サー・コリン・デイヴィス(指)
ロンドン交響楽団合唱団&ロンドン交響楽団
録音:2005年5月23-25日、バービカンセンター ライヴ
プロデューサー:ジェームス・マリンソン
エンジニア:ジョナサン・ストークス、ニール・ハッチンソン
御大サー・コリン・デイヴィス、円熟のベートーヴェンの「フィデリオ」!
デイヴィス自身「今まででもっとも多い回数演奏してきたオペラ」と語るこの
「フィデリオ」、演奏の度に絶賛を受けながら、ますますの彫りを深くしてい
くのですから頭が下がります。CDとしては、1995年のバイエルン放送交響楽団
との録音以来、ちょうど10年ぶり、こちらはライヴですので、デイヴィス本来
の熱気がと、77歳の円熟がたっぷり。歌手は、日本ではまだ知られていない人
が多いものの、実はかなりの高水準。クリスティーン・ブルーワーは、米国イ
リノイ州出身のドラマティック・ソプラノ。北米とことに英国での人気が高く、
既にBBC交響楽団イゾルデを歌ったCDもあります。ジョン・マック・マスター
は、今大きな注目を浴びているテノール。カナダ東端のニューブランズウィッ
ク出身。近年は徐々にドラマティックな役に挑戦、この秋にはトリスタンも初
めて歌っています。カナダ出身のドラマティック・テノール、ジョン・ヴィッ
カーズやベン・ヘップナーに続く存在として、期待の星です。また、フィンラ
ンドのバスバリトン、ユハ・ウーシタロに、アイスランドのバス、クリスティ
ン・ジグムンドソンと、男声低音も極めて充実。ワグネリアンには、歌手の実
力を測るにも絶好のCDです。
なお、「レオノーレ」序曲第3番は挿入せず、そのまま「フィデリオ」全曲を
演奏しています。




<Preiser>
PRCD 90728 2枚組 \3760
ブルックナー:交響曲第9番ニ短調 (マルテ版)
ペーター・ヤン・マルテ(指)
ヨーロピアン・フィルハーモニー管弦楽団
チェリビダッケの再来かと一部で注目されていたペーター・ヤン・マルテ。オ
ルガニストからチェリビダッケに出会い指揮者に転向。独自の音楽観を持つ異
色異才の存在です。
ブルックナーの第9番については、音楽学者たちによってつくられた版に満足
できなかった彼は、自ら第4楽章を作曲して演奏し、賛否両論の嵐を巻き起こ
しました。
今年のブルックナー・フェスティバルでは交響曲第9番がさまざまな角度から
掘り下げられ、ペーター=ヤン・マルテとヨーロピアン・フィルハーモニー管
弦楽団が演奏をしています。交響曲第3番(PRCD90715)に続いて長大で大胆な
演奏が繰り広げられていることが期待できます。




<naive>
V 5048 \2080
アクサントゥス-トランスクリプションvol.2
「冬」-ヴィヴァルディ:『四季』より「冬」
「リタニー」-シューベルト:万霊節の日のための連祷D.343
「死の大地」-プロコフィエフ:『アレクサンドル・ネフスキー』より
「別離と忌避」-マーラー:『若き日の歌』第12曲
「温室にて」-ワーグナー:『ヴェーゼンドンク歌曲集』より第3曲
「葬送の歌」-シューベルト:『死と乙女』
「道しるべ」-シューベルト:『冬の旅』より第20曲
「夜と夢」-シューベルト:『夜と夢』D.827
「恋人の青い眼」-マーラー:『さすらう若人の歌』より第4曲
「贖罪の歌(詩篇88篇)」-J.S.バッハ:
『フランス組曲』第1番ニ短調(BWV812)よりサラバンド
「バビロンの流れのほとりに(詩篇137篇)-J.S.バッハ:『イギリス組曲』
第3番ト短調(BWV 808)よりサラバンド
「イェルサレム(詩篇122篇)」-J.S.バッハ:パルティータ第1番変ロ長調
(BWV 825)よりメヌエットII
「雪の上の足跡」-ドビュッシー:『前奏曲集』第1集より第6曲
「魅惑の笛」-ラヴェル:歌曲集『シェエラザード』より
「つれない人」-ラヴェル:歌曲集『シェエラザード』より
「If, like the moonノ」(源為義の短歌/11世紀)-スクリャービン:24の
前奏曲op.11より第13曲
「The Moon Appears」(サッフォーの詩)-スクリャービン:3つの小品op.45
より「アルバムの綴り」
「眠りの森の美女のパヴァーヌ」-ラヴェル:『マ・メール・ロワ』より第1曲
「妖精の園」-ラヴェル:『ラ・メール・ロワ』より第5曲
ロランス・エキルベイ(指)アクサントゥス室内合唱団
ソランジェ・アニョルハ(ソプラノ独唱)
ブリジット・エンゲラー(Pf)、ル・モン・デュ・ルイユ(通奏低音)
「トランスクリプション」(V 4979)で世界を仰天させた、エキルベイ&アク
サントゥスの十八番、名曲合唱編曲集の第2弾の登場です!今回は第1弾よりさ
らにパワーアップ、冒頭のヴィヴァルディから超絶技巧の合唱をこれまた超越
的な美しさで聴かせてくれます。また、今回は原曲が声楽のものも多数収録。
シューベルトの「道しるべ」や「夜と夢」は、声楽パートと原曲のピアノのパ
ート、すべてが声のみで演奏されています。「夜と夢」の神々しいまでの美し
さと優しさは、オリジナルによる演奏とは違った新しい魅力に満ちています。
6曲目の「葬送の歌」は『死と乙女』の死のパートのみを編曲したものです。
とにかく癒されたい人に聴いて頂きたい1枚です。

V 5066 \2080
ローラン・コルシア-doubles joux(二人のたのしみ)
ラインハルト=グラッペリ:マイナー・スウィング
ミシェル・ポルタル:マイナー・ワルツ
ラヴェル:ブルース
ドビュッシー:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ
ヴィエニャフスキ:カプリース=エチュード第1番
ローラン・コルシア:マイナー・タンゴ
バルトーク:二つのヴァイオリンのためのデュオ(第35,18,28,44番)
ギデオン・クライン:デュオ
ラインハルト=グラッペリ:ティアーズ
ミシェル・ルグラン:シェルブールの雨傘(テーマ)
マスネ:エレジー
ルイジ・デンツァ:si vour l’aviez compris
ローラン・コルシア(Vn)
フロリン・ニクレスク(Vn)、ミカエル・ヴェンデベルク(Pf)、
ミシェル・ポルタル(バンドネオン)、ネマーニャ・ラドゥロヴィク(Vn)、
タチアナ・ヴァシリーエヴァ(Vc)、クリストフ・ラルティユー(G)、
ジャン=フィリップ・ヴィレ(Cb)、ピエール・ブサージュ(Cb)、
ジャン=ルイ・オーベール(声)
「ヴァルスーズ」(V 4978)でも確実な技術でおしゃれな音楽をたのしませて
くれたローラン・コルシアのナイーヴレーベル第2弾。コルシアは、かの名優
ジェラール・ドパルデュの娘と交際しているということで、フランスでは一流
の色男ヴァイオリン弾きとして有名。ドビュッシーのソナタなどはクラシック
の王道の曲ではありますが、彼の手にかかるとまるで即興のジャズ。名曲の新
しい魅力をたっぷりと味わわせてくれます。最後の2曲に参加しているジャン
=ルイ・オーベールは、’70年代のフランスで一世を風靡したバンド、
TELEPHONEのヴォーカリスト。薬物中毒などに苦しみましたが人種差別反対や
エイズ撲滅の運動の旗手でもあります。いかにも「フランス」という感じのお
しゃれなセンスが光ります。クラリネットの大家、ミシェル・ポルタルによる
作品に、自身もバンドネオンで参加しているところもポイントです。

V 5055(1CD+1ボーナスDVD(PAL)) \2080
ロス・インポシブレス-メキシコ、スペイン、イタリア各地に伝わる音楽集-
サ・クィ・トゥーロ(作曲者不詳、コアンブラ、1643年)
ホアカラス(ルカス・ルイス・リバヤス1677/ペペ・ハビクエイラによる即興)
ラ・ロローナ(泣き女)(メキシコの伝統音楽)
リチェルカーダ1+2(ディエゴ・オリッツ1553)
ファララン(作曲者不詳、1556年)
マリツァパロス(作曲者不詳、ペルー、1730年)
バスチャオ(作曲者不詳、コアンブラ、1643年)
ラ・ディア・スパニョーラ(ニコラ・マッテイ)
モレスカ(即興)
ファンダンゴ(サンチャゴ・デ・ムルシア、メキシコ、1730年)
ヴィリャンシーコ(Forget me)(カタルーニャの伝統音楽)
エスパニョレータス(マドリード、1677年)
ラ・ロロンチータ(メキシコの伝統音楽)
ファンダングイート(メキシコの伝統音楽)
クリスティーナ・プルハル(指)ラルペッジャータ
キングズ・シンガーズ
メキシコには、18世紀初頭に生きたスペインのバロックギター奏者サンチャゴ
・デ・ムルシアの手稿譜が残されています。その曲のタイトルは「ロス・イン
ポシブレス」。これは、イタリアでは16世紀から続く伝統をもつ「ロマネスカ」
というジャンルと同様の音楽でした。南米からはるか遠くヨーロッパまで、
16-17世紀という時代に、すでに音楽が伝えられていたのです。この事実に注目
したプルハルは、当時の南米とヨーロッパの音楽における共通点を探求するこ
とを決意。時空を超えて、我々の祖先が紡いでいた音楽の根底に流れる共通の
テーマをこのアルバムに込めています。
クリスティーナ・プルハルはアルファレーベルでもお馴染みの女性ギター奏者、
指揮者。このたびナイーブからリリースが決まりました。佐藤豊彦の愛弟子の
一人で、ハーグ王立音楽院にてギターを学びました。ルネッサンスリュート、
バロックギター、リュート、テオルボ、バロックハープなど幅広く楽器をこな
し、また指揮者としてもその名声を高めています。2000年に「ラルペッジャー
タ」を設立、世界の名手たちとアンサンブルを繰り広げています。





<VAI>
VAI DVD 4390 \3650
「シュワルツコップ ウィーンの夕べ」
スッペ:「美しきガラテア」序曲
J.シュトラウス:「ウィーン気質」から,「ウィーンの森の物語」 Op.325,
ヨゼフ・シュトラウス:うわ言ワルツ Op.212,騎手ポルカ Op.278
ホイベルガー:「オペラ舞踏会」から
ツェラー:「小鳥売り」から,「鉱夫長」から
レハール:「メリー・ウイドー」から
ジーツィンスキー:ウィーンわが夢の街
エリザベート・シュヴァルツコップ(ソプラノ)
ウィリー・ボスコフスキー(指揮)カナダ放送管弦楽団
収録:リージョン・オール、
NTSC、白黒、4:3、モノラル、字幕 英仏独伊
1963年10月31日に放送されたシュヴァルツコップの映像。シュヴァルツコップ
はDVD化された映像そのものが少なく、また彼女の得意としたウィーンのオペレ
ッタを歌った映像はほとんどないので、これは大変貴重である。白黒のモノ音
声でも、シュヴァルツコップが「オペラ舞踏会」の“別室へ行きましょう”を
歌う姿は最高。しかも伴奏はボスコフスキー、ヴァイオリンを持ちながら洒落
た指揮を繰り広げている。「ウィーンの森の物語」 では、ツィターを用いず、
ボスコフスキーのヴァイオリンが聞ける。カナダ放送のスタジオ収録。一部の
曲ではセット、衣装を用いている。

VAI DVD 4360 \4050
フランスの名バリトン、スゼーの映像!
「ジェラール・スゼーの芸術 第2集」
フォーレ:漁師の歌,マンドリン,オーロラ,五月,永久に
デュパルク:悲しき歌,ロズモンドの館,フィディレ
ドビュッシー:美しき夕暮れ,操り人形
R.シュトラウス:帰郷,セレナーデ,献呈
リュリ:「アマディス」から
アーン:蜜蜂が蜜吸うところで
シューベルト:舟人,影法師
ラッペルズ:つっかえつっかえながら話す恋人たち
オヴァーリエ:青い鳥 ほか
ジェラール・スゼー(バリトン)
ダルトン・ボールドウィン(ピアノ)
収録:リージョン・オール、
NTSC、白黒、4:3、モノラル、字幕 英仏
第1集(VAIDVD4312)に続くスゼーの芸術第2集。カナダ放送による、3回の放送
収録をDVD化。(放送日順に、1956年2月9日、1960年10月18日、1967年2月9日)。
「ビロードの声」と讃えられたフランスの名バリトン、ジェラール・スゼー
(1918-2004)の美しい歌曲の数々が映像で見られる。フランス歌曲はもちろ
んのこと、シューベルト、シュトラウスといったドイツ・リートでも、気品の
ある歌い方は素晴らしい。

VAI DVD 4379 \4050
ブリス:バレエ「チェックメイト」
ゴードン:バレエ「放蕩者の成りゆき」
サドラーズ・ウェルズ・ロイヤル・バレエ(ニネット・ド・ヴァロワ 振付)
バリー・ワーズワース(指揮)
サドラーズ・ウェルズ・ロイヤル・バレエ管弦楽団
収録1982年、リージョン・オール、
NTSC、カラー、4:3、モノラル、87分
二つの英国のバレエを収録。サー・アーサー・ブリス(1891-1975)の「チェック
メイト」は1937年にサドラーズ・ウェルズ・ロイヤル・バレエによって初演、
これはニネット・ド・ヴァロワの振付もそのままのオリジナル通りの上演。
「放蕩者の成りゆき」は、ギャビン・ゴードン(1901-1970)が1935年に発表した
バレエ。ニネット・ド・ヴァロワ(1898-2001)は、アイルランド生まれ、コ
ヴェントガーデンのバレエ団、ディアギレフのロシアバレエ団を経て、1931年
からサドラーズ・ウェルズ・バレエを率いた伝説的人物。

VAI DVD 4384 \4050
オッフェンバック(ロザンタール編):バレエ「ゲテ・パリジェンヌ」
(特典映像:フレデリック・フランクリンのインタビュー)
モンテカルロ・ロシア・バレエ団
振付 レオニード・マシーン
収録:1950年(本編)、
リージョン・オール、NTSC、白
黒,カラー、4:3、モノラル、87分、字幕 英
本編は、1950年に収録された、モンテカルロ・ロシア・バレエ団による「ゲテ
・パリジェンヌ」。アレクサンドラ・ダニロワ、フレデリック・フランクリン
ら、往年のダンサーが出演している。音楽はアフレコで、演奏者は不明。特典
として、フレデリック・フランクリンのインタビュー(36分)、収録したヴィ
クター・ジェッセンについての映像を2つ収録。





<MEMORIES>
ME1078/82 5枚組 \3380
カラヤン指揮ベルリンフィル
CD1 交響曲第1番、交響曲第3番「英雄」(1977年11月ライヴ)
CD2 交響曲第2番、交響曲第8番(1977年11月ライヴ)
CD3 交響曲第4番、交響曲第7番(1977年11月ライヴ)
CD4 交響曲第6番「田園」1977年10月ライヴ、交響曲第5番1988年12月ライヴ
CD5 交響曲第9番「合唱」1976年8月ライヴ
カラヤンが気力体力、そして芸術性の頂点を迎えた70年代後半。同時にベルリ
ンフィルも妙技の極限を示していました。いずれもファンには堪えられぬカラ
ヤン節が冴え渡ります。全9曲がここまで高水準という全集は他にありませんこ
とでしょう。「田園」、「第7番」の超快速と切れ味は背筋が凍るほどです。「エロ
イカ」は堂々たる威容で立派そのもの。第1番、第2番、第8番などの小ぶりの曲
では、スタイリッシュそのもの。「運命」のみ80年代の演奏ですが、こちらは濃
厚で大袈裟な表情付けがたまりません。「第9」はさすが分りやすいお祭り的盛
り上がりで聞かせてくれます。

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06-11 No.11-2

2006年11月22日 18時09分16秒 | Weblog
<ドイツHMTH>
ハノーヴァー音楽大学と独占契約樹立・同音大自主制作盤

HMTH0513 \2180
マーラー:交響曲第5番
大植英次指揮
ハノーヴァー音大管
2003年6月ハノーヴァー音大大ホールライヴ
ミネソタ管との凱旋公演でも取り上げた、マーラーの第5番は大植の切り札。
全曲を通じて70分強というかなりの快速です。びしっと引き締まった演奏です
が教条的な詰まらなさは皆無。その情熱的なアプローチは、とかく内省的演奏
に評価が偏りがちな状況に一石を投じるもので、若き日のメータを思わせる新
鮮でグラマラスなマーラー像を打ち出しております。

HMTH0514(仮番号) \2180
ショスタコーヴィッチ:交響曲第5番「革命」
ベルク:ヴァイオリン協奏曲
大植英次指揮
ハノーヴァー音大管、
アンドレイ・ビエロフ(Vn)
2006年5月26,27日
最新ライヴ。大阪フィルでもショスタコーヴィッチを熱心に取組んでおります
が、畢生の名作「革命」ライヴの登場は嬉しい限りです。そのエネルギッシュ
で華麗なサウンドは正に新時代を代表するマエストロ大植の真骨頂。カプリン
グがベルクの協奏曲というのも泣かせます。ソリストのビエロフは、1981年ウ
クライナ出身でドイツに移住。ハノーヴァー国際コンクールで優勝。2002年の
ロン・ティボー・コンクールでは2位という実力で、今年3月には来日公演も行
っております。アメリカ・ツアーではあのボルボがスポンサーとなっており、
注目されています。
*当商品は、まだ品番が確定でないため、仮番号でご案内しております。

HMTH0500 \2180
ブラームス:ドイツ・レクイエム
リュッツ・コーラー教授指揮
ハノーヴァー音大管
リュッツ・コーラー氏はハノーヴァー音楽大学指揮課教授。大植とともにドイ
ツを代表する音楽大学の教育指導に粉骨砕身しております。

HMTH0501 \2180
ベートーヴェン:「エグモント」よりの音楽、交響曲第7番
リュッツ・コーラー教授指揮
ハノーヴァー音大管

HMTH0502 \2180
ドヴォルザーク:交響曲第8番、ウェーベルン:夏の風の中で
リュッツ・コーラー教授指揮
ハノーヴァー音大管

HMTH0503 \2180
ハノーヴァー音楽大学ピアノ課教授による演奏
曲目、演奏家多数

HMTH0504 \2180
シュッツ・ゼレンカ、ハイドン、メンデルスゾーン他収録曲多数
ハノーヴァー音楽大学室内合唱団

HMTH0505 \2180
バルトーク:管弦楽のための協奏曲他
リュッツ・コーラー教授指揮
ハノーヴァー音大管

HMTH0506 \2180
ケージ:ピアノ作品集
Music for Marcel Duchamp, Experience No.1 (for 2 Pianos),Two pieces,
Etudes Aus-trales no.1, Mysterious adventure, In a landscape,
Music for amplified toy pianos, Music of changes III, Dream,
The perilous night, No. 1, 2, 5, 6, 14.10.99 (Water Music),
Five, 0:00 Darlen Bakke . Martin Dorrie . Bernd Goetzke.
Christof Keymer. Tim Ovens. Tatjana Prelevic . Gerrit Zitterbart
イェデ・メンゲ(P)

HMTH0507 \2180
ヴィオレタ・ディネスク作品集
ルーマニア出身の女流現代作曲家の名作集

HMTH0508 \2180
Klaus Becker - Oboe, Dag Jensen - Fagott, Andrea Lieberknecht - Flote,
Zvi Meniker -Cembalo
バロック名作集
Telemann, Bach, Quantzの作品

HMTH0509 \2180
ハノーヴァー音楽大学ジャズ課ビックバンド
ジャズ・ビックバンドの名曲

HMTH0510 2枚組 \4360
ハノーヴァー音楽大学ピアノ課教授による演奏
収録曲目多数

HMTH0511 \2180
ハノーヴァー音楽大学ジャズ合唱団
ジャズ合唱の名曲集





<日本フィルハーモニー交響楽団>
「渡邉暁雄と日本フィル」CD全集
JPFO-0001 26枚組 \25000
渡邊暁雄(指揮)
日本フィルハーモニー交響楽団

CD1(JPFO-0001)
ハイドン:交響曲第100番「軍隊」(1957/12/20)スタジオ録音
モーツァルト:パントマイム「レ・プティ・リアン」のための音楽より
(1988/11/25 405定期)
モーツァルト:交響曲第41番「ジュピター」(1966/1/14 112定期)

CD2(JPFO-0002)
ベートーヴェン:交響曲第1番(1982/12/15 348定期)
ベートーヴェン:交響曲第4番(1963/10/31 71定期)

CD3(JPFO-0003)
ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」(1982/11/17 347定期)
シューベルト:交響曲第5番(1959/6/24 16定期)

CD4(JPFO-0004)
ドヴォルジャーク:弦楽セレナーデ(1962/6/12 46定期)
ブラームス;交響曲第1番(1979/4/24 311定期)

CD5(JPFO-0005)
ドヴォルジャーク:交響曲第7番(1962/3/29 41定期)
ドヴォルジャーク:交響曲第8番(1966/2/25 115定期)

CD6(JPFO-0006)
R.シュトラウス:交響詩「英雄の生涯」(1964/5/28 85定期)
ヒンデミット:交響詩「画家マティス」(1963/10/31 71定期)

CD7(JPFO-0007)
マーラー:交響曲第1番「巨人」(1979/1/24 308定期)
マーラー:交響曲第2番「復活」第1楽章(1978/4/8/ 301定期)

CD8(JPFO-0008)
マーラー:交響曲第2番「復活」第2-第5楽章
(1978/4/8/ 301定期)

CD9(JPFO-0009)
マーラー:交響曲第5番(1980/4/24 322定期)

CD10(JPFO-0010)
フランク:交響曲(1962/6/26 47定期)
ラヴェル:バレエ「ラ・ヴァルス」(1963/6/13 66定期)
ラヴェル:バレエ「ダフニスとクロエ」(1960/11/28 27定期)

CD11(JPFO-0011)
イベール:祝典序曲(1966/6/26 47定期)
プーランク:舞踊組曲「牝鹿」(1957/12/3)スタジオ録音
デュカス:交響詩「ペリ」(1967/9/14 144定期)
ドビュッシー:「映像」よりイベリア(1984/1/30 359定期)

CD12(JPFO-0012)
コダーイ:ガランタ舞曲(1962/6/12 46定期)
バルトーク:舞踏組曲(1965/2/12 94定期)
コープランド:エル・サロン・メヒコ(1969/10/22 187定期)
コープランド:ダンス・シンフォニー(1987/3/27 390定期)

CD13(JPFO-0013)
シベリウス:交響曲第1番(1957/10/9)スタジオ録音
シベリウス:交響詩「タピオラ」(1986/2/28 379定期)
シベリウス:交響詩「フィンランディア」(1976/9/7 27定期創立20周年記念)

CD14(JPFO-0014)
シベリウス:交響曲第2番(1976/9/7 27定期創立20周年記念)
シベリウス:交響曲第3番(1962/8/7)スタジオ録音

CD15(JPFO-0015)
シベリウス:交響曲第4番(1987/11/30 フィンランド音楽の夕べ)
シベリウス:交響曲第5番(1965/10/13 106定期)

CD16(JPFO-0016)
シベリウス:交響曲第6番(1962/7/11)スタジオ録音
シベリウス:交響国第7番(1963/6/13 66定期)
シベリウス:交響詩「エン・サガ」(1965/10/22 107定期)

CD17(JPFO-0017)
ルトスワフスキー:オーケストラのための書(1980/11/18 327定期)
ニールセン:序曲「ヘリオス」(1979/1/24 308定期)
ニールセン:交響曲第2番「四つの気質」(1967/2/15 134定期)

CD18(JPFO-0018)
ニールセン:交響曲第5番(1980/9/24 325定期)
ニールセン:交響曲第6番「シンフォニア・センプリーチェ」
(1984/2/27 630定期)

CD19(JPFO-0019)
クラミ:カレワラ組曲(1963/12/20 75定期)
ペッテルソン:交響曲第7番(1984/11/22 367定期)

CD20(JPFO-0020)
チャイコフスキー:幻想序曲「ロメオとジュリエット」(1967/3/14 136定期)
チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」(1962/3/16 40定期)

CD21(JPFO-0021)
スクリャービン:交響曲第4番「法悦の詩」(1967/11/10 148定期)
R=コルサコフ:スペイン奇想曲(1976/11/15 286定期)
R=コルサコフ:交響組曲「シェエラザード」(1966/2/15 114定期)

CD22(JPFO-0022)
ストラヴィンスキー:バレエ音楽「ペトルーシュカ」(1959/6/24 16定期)
ストラヴィンスキー:バレエ音楽「春の祭典」(1966/9/30 125定期)

CD23(JPFO-0023)
ショスタコーヴィチ:交響曲第1番(1962/5/18 44定期)
ショスタコーヴィチ:交響曲第9番(1966/5/25 121定期)

CD24(JPFO-0024)
芥川也寸志:オスティナート・シンフォニカ(1967/5/25 141定期)
武満徹:樹の曲(1961/5/22 33定期)
小山清茂:管弦楽のための鄙歌第2番(1978/6/8 303定期)
矢代秋雄:交響曲(1977/4/19 291定期)

CD25(JPFO-0025)
池辺晋一郎:「トライアス」-シンフォニーII(1979/7/4 314定期)
柴田南雄:シンフォニア(1960/12/12 28定期)
野田暉行:交響曲(1966/12/8 130定期)

CD26
(JPFO-0026サン=サーンス:ヴァイオリン協奏曲第3番(1962/9/3 *)
サービス盤)
モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番(1956/5/25 **)
*ヴァイオリン:石井志都子、**ピアノ:田村宏
(上記2曲共スタジオ録音)
スタジオ録音と明記していないものは、全てライヴ録音です。

今年50周年を迎えた日本フィル、4月と7月に自主制作盤の新譜をご案内したば
かりだが、メモリアル・イヤーの最後を締めくくるのにふさわしいボックス・
セットが登場した。日本フィル創立指揮者である渡邊暁雄と日本フィルの集大
成ともいえる非常に濃い内容に、ファンならずとも興味を抱かずはいられまい。
その中身たるや、渡邊氏の得意プログラムのシベリウスやニールセンといった
ものから、ドイツ=オーストリー系の名曲、そしてストラヴィンスキーなどの
近現代作曲家の作品、最後には日本人作曲家名曲など垂涎のプログラムばかり
である。特に小山清茂の管弦楽のための鄙歌第2番は日本フィルの委嘱で作曲
された曲である。今でも「暁先生」として楽団員はもとより、事務局そして
ファンまでにも尊敬されつづけている、日本の名匠「渡邊暁雄」を存分にご堪
能ください。
オリジナル・マスターから起因するノイズなどがございますが、予めご了承下
さい。尚、当商品は日本フィルWeb上で11/29発売として先行予約を受け付けて
おりますが、正式な発売日は案内されておりません。

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