クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

06-11 No.13-1

2006年11月24日 16時19分52秒 | Weblog
<CLASSICO>
CLASSCD526 \1850
プーランク:小象ババールの物語/
メシアン:「鳥の小スケッチ」から黒うたどり/
ドビュッシー:子供の領分
マレーネ・タストゥム(P)、トマス・ヴィニング(語り)
2003年7月・2004年7月録音
タストゥムはデンマーク王立音楽院、フィンランド音楽院で学び、2003年デビュ
ー演奏会を開きました。リズムの生き生きとした躍動感のある演奏です。

CLASSCD561 \1850
「ベンソン、ベンソンとシェーンベルクを弾く」
ニルス=ヴィゴ・ベンソン(1919-):
トッカータop. 10/パルティータop. 38/ソナタ第3番op. 44/11楽器のための室
内協奏曲op. 52
シェーンベルク:6つの小さいピアノ曲op. 19/組曲op. 25
ニルス=ヴィゴ・ベンソン(P)、
ゲオルク・ヴァサヘーリ(P)、ヘルマン・D. コッペル(P)、
ラヴァーズ・フリースホルム指揮
コペンハーゲン・コレギウム・ムジクム
1942-1951年録音(原盤:HMV)
ベンソンは生地コペンハーゲンの王立デンマーク音楽院の学生だった1939年に
作曲家・ピアニストとして最初に演奏会に出演して以来、ずっと両方の活動を
行ってきました。ヒンデミットやジャズの影響を受け、多調や偶然性を用いる
作品も書いています。

CLASSCD562 \1850
「ハーボエレ地域の民謡の伝統-古いデンマーク音楽の伝統」
ハンス・アドルフ・ブロアソン(1694-1764)(ボー・グレンベッシ編曲):
賛美歌集「信仰のたぐいまれな至宝」と「白鳥の歌」から
ハーボエレグループ【ラース・トズベルウ(Br)、ダニカ二重奏団(メレデ・ホ
フマン(Ob)、アスゴ・トロエルセン(Org))】2002年録音
これらの歌の旋律は口頭で伝えられ、1840年頃、ブロアソンの歌を歌った歌手
たちと親しかった人々を知っていた賛美歌学者たちによって書き留められたよ
うです。グレンベッシはこの地方出身の作曲家・オルガン奏者で、それぞれの
歌のあとにオーボエとオルガンによる変奏を加えました。

CLASSCD563 \1850
「ロセンボルウ城での夕べ-クリスティアン4世とフレゼリク3世の宮廷の音楽」
ホルボーン(?-1602):夜警
フレスコバルディ:フィレンツェのアリア
プレトリウス:パッサメッツォ
ダウランド:デンマーク王のガイヤルド
メルラ(1594/95-1665):シャコンヌ
ロック(1621/22-77):パヴァーヌ/アルマンド他
王立デンマーク・ブラス、
ヴィゴ・マンゴア(Lute)、ブルレスケ、
クリスティアン・ブール=モアテンセン(Lute)他
2006年8月録音
フレゼリク2世は世界最古のオーケストラである王立劇場管弦楽団を創立し、そ
の子クリスティアン4世の居城には多数の音楽家たちが集まりました。ダウラン
ドは1598年から1606年までクリスティアン4世に雇われてリュートを演奏しまし
た。

CLASSCD614 \1850
ブラームス:ソナタ第3番へ短調/16のワルツop. 39
リケ・サンベルウ(P) 2004年7月録音
サンベルウは1977年コペンハーゲンで生まれ、デンマーク王立アカデミーでア
ンネ・エランとホセ・リベラに、その後マスタークラスでバドゥラ=スコダら
に学びました。デンマークの作曲家コッペルの作品をデンマーク放送シンフォ
ニエッタと録音していますが、独奏はこれが最初のCDとなります。

CLASSCD654 \1850
トゥイレ(1861-1907):ピアノと木管のための六重奏曲変ロ長調op. 6/
シューマン:ピアノ四重奏曲変ホ長調
ユトラント・アンサンブル
トゥイレは「ミュンヘン楽派」と呼ばれる新ロマン主義の代表的作曲家で、こ
の六重奏曲はミュンヘン王立音楽学校で学んでいた時の作品です。ユトラント
合奏団は10人の演奏者から成り、木管五重奏、弦楽三重奏とピアノのほか、10
人目は曲目によって変わります。

CLASSCD660 \1850
「北欧の旋律」
カール・ミカエル・ベルマン(1740-95):3つの歌
グリーグ:抒情小曲集第1集
クーラウ:アイルランドの旋律による変奏曲op. 105
ペート・リネマン(1858-1930):4つの民謡(op. 23-2から)
ヨアシム・アンデルセン(1847-1909):
I. ダンストレムによる6つのスウェーデン語のポーランドの歌
デュオ武満【マリアンネ・レド(Fl)、アネアス・ボービュエ(G)】
2005-2006年録音
クーラウの作品(「夏の名残りのばら」による)以外は北欧の民謡に基づいて
いるか、それにインスピレーションを受けて書かれました。ベルマンはスウェ
ーデン王グスタヴ3世の保護を受け、作詞作曲した歌を吟遊詩人のスタイルで
演奏し、市民社会でも人気がありました。

CLASSCD661 \1850
「思い出の武満徹」
武満徹(1930-69):
海へ/無伴奏フルートのための「巡り」/ギターのための4つの小品「すべては
薄明のなかで」
久田典子(1963-):Phase III
新実徳英(1947-):メロスII
福士則夫(1945-):夜は紫紺色に明けて
デュオ武満【マリアンネ・レド(Fl)、アネアス・ボービュエ(G)】
2006年2月ライヴ録音
二人が1993年に「海へ」を初めて演奏して以来、この作品が二人を連想させる
ようになったため、デュオ武満と命名されました。武満の死後10年の2回の演奏
会のライヴ録音で、久田作品は委嘱作です。

CLASSCD673 \1850
「水の作品集」
エリック・ホイッタクル(1970-):水の夜
フランチェスコ・カリ(1966-):窓の上の雨
モーテン・ポウルセン(1973-):海の祈り
ヤーコ・メンティエルヴィ(1963-):すすり泣く水兵他
フレミング・ヴィネキル指揮
ヒュムニア室内合唱団他
2004年録音
アメリカ、イタリア、デンマーク、ノルウェーなどの国々の現代作曲家たちの
水にちなんだ作品が収録されています。1983年のこの合唱団は、特にデンマー
クの現代の合唱曲に力を入れています。

CLASSCD679 \1850
「ホルメンの歌劇場でのホルンボー」
ヴァン・ホルンボー(1909-96):
ファンファーレop.121/ノットゥルノop.19/医学四重奏曲op.70/金管のための
協奏曲op.157/エギルのバラードop.185他
デンマーク王立ウインズ&ブラス
2006年録音
2005年にコペンハーゲンのホルメンに新しい歌劇場が開場し、このアンサンブ
ルはここでの最初の録音にデンマークを代表する作曲家ホルンボーの6曲を選び
ました。3曲は初録音で、3曲はデンマーク王立管弦楽団の団員のために書かれ
たものです。

CLASSCD682 \1850
「夕べの歌-ヴァイオリンとオルガンのための音楽」
ヨーゼフ・ガブリエル・ラインベルガー(1839-1901):
ヴァイオリンとオルガンのためのソナタop. 166/オルガン・ソナタ第4番イ短調
/ヴァイオリンとオルガンのための3つの小品(op. 150から)
サカリ・テッポネン(Vn)、
インゲ・ベック(Org)
2006年8月録音
ラインベルガーはリヒテンシュタインで生まれ、ミュンヘンでオルガン奏者、
オルガンと作曲の教師として活動しました。他のジャンルの作品は忘れられま
したが、オルガン曲は再評価されています。

CLASSCD683-84 2枚組 \2700
「オルガン音楽の30年」
J.S.バッハ:
18のライプツィヒ・コラールから「いざ来たれ異教徒の救い主よ」(3曲)/
「シュープラー・コラール」から「目覚めよ、と呼ぶ声あり」
レーガー:幻想曲とフーガニ短調op.135b
ロイプケ(1834-1858):ソナタハ短調op. 94「詩編第94番」
メシアン:「聖三位一体の神秘への瞑想」より
フランク:英雄的小品他
アノス・リボ(Org)
1972-2004年録音
リボは1937年に生まれ、1966-1973年オーフスの聖パウロ教会、1973年からオー
フス大聖堂のオルガン奏者、1965-2002年オーフス王立音楽院のオルガン教師を
務めました。広いレパートリーを持ち、ヨーロッパの多くの国で演奏しました。

CLASSCD69394 2枚組 \2700
ベートーヴェン:「ソナタ・変奏曲全集」
チェロ・ソナタ第1番-第5番/ヘンデルの「ユダ・マカベア」による変奏曲ト長調
WoO45/モーツァルトの「魔笛」の主題による変奏曲へ長調op.66/モーツァルト
の「魔笛」のの主題による変奏曲変ホ長調WoO46/
ヘンリク・ブレンストルプ(Vc)、
マリー・レアベシ(P)
2005-2006年録音
ブレンストルプは独奏者として活動するほか、ヨーロッパ室内管弦楽団に所属
し、弦楽六重奏団「コペンハーゲン・クラシック」の創設メンバーです。現代
音楽にも関心を持ち、ポウル・ルーザースとノアデントフトのチェロ協奏曲の
デンマーク初演を行いました。

CLASSCD694 \1850
レイフ・カイソ(1919-2001):レジーナ・チェリ/アヴェ・マリア
ヤコブ・ロレンツェン(1968-):ラテン語のモテット集
C.E.F.ヴァイゼ(1774-1842):われらの父/ニールセン:春の生け垣は緑
スヴェン・S. シュルツ(1913-98):真夏の歌
ペアニレ・セイルン(1979-):道路の色
イェンス・ヨハンセン(1952-):天の父他
ヘレ・ヘイオ・モゲンセン
指揮ユトラント音楽院少女合唱団、
イェルゲンセン(Org)、トラウドノ(P)他
2006年1月録音
デンマークの主に現代の作曲家による合唱曲が収録されています。この合唱団
は1993年に音楽院の児童合唱団から結成され、現在13歳から19歳の生徒約35人
から成っています。

CLASSCD696 \1850
ヨハン・スヴェンセン(1840-1911):ヴァイオリン協奏曲イ長調op. 6
ニルス・ガーゼ(1817-90):「マリオッタ」序曲
ランゲ=ミュラー(1850-1926):ヴァイオリンと管弦楽のためのロマンス
シンディング(1856-1941):ヴァイオリンと管弦楽のための「伝説」op. 46
オレ・ブル(1810-80):農場訪問
ミヒャエル・イェルデン(Vn)、
マーティン・エルムクイスト指揮
ルクセンブルク・フィルハーモニア
2006年7月・2月ライヴ録音
ガーゼとランゲ=ミュラーはデンマーク、他の3人はノルウェーの作曲家です。
1971年シュトゥットガルトで生まれたイェルデンは有名なテノール歌手ゲオル
クの息子で、オドノポゾフとV. クリモフに学び、ヴィルトゥオーソ的なレパ
ートリーと20世紀作品の演奏で好評を博しています。

CLASSCD70810 3枚組 \3650
J.S.バッハ :クリスマス・オラトリオ
ペア・エネヴォル指揮
トリニタティス・カントーリ室内合唱団・室内管
マリア・ケオーアネ(S)、アンドレア・ペレグリニ(A)、
ボー・クリスティアン・イェンセン(T)、モーテン・フランク・ラーセン(Br)、
2005年12月録音
コペンハーゲンのトリニタティス教会と密接な関係のあるこの合唱団は、エネ
ヴォルと同教会のオルガン奏者ベネルップによって創設され、1993年に最初の
演奏会を行いました。1999年には東京で4回の演奏会を開きました。

CLASSCD5000-01 2枚組 \2700
ルズヴィ・ホルベア(1684-1754):
粗忽者/丘の上のイェッペ/迷う人/フランスのジャン/エラスムス・モンタヌス
/仮面舞踏会/他
様々な俳優たち
ホルベアはノルウェー生まれのデンマークの劇作家で、デンマーク王立劇場を
創立しました。その劇の抜粋27場面がライヴ録音されています。付随音楽がつ
いている部分もありますが、大部分はせりふだけです。

CLASSCD5002 \1850
「王立歌劇場レパートリー・シリーズ、ポウル・レイシャード(バリトン)」
モーツァルト:
「魔笛」から「私は鳥刺し」「娘か女か」「パ、パ、パ、パパゲーナ」
オネゲル:オラトリオ「火刑台上のジャンヌ・ダルク」から
トマス・モーリー:「お気に召すまま」から
ジョン・アディソン:「芸人」から他
ポウル・レイシャード(Br)他
1952-1983年録音
レイシャード(1913-1985)は、デンマークの俳優・歌手です。1940-50年代は主
に喜劇、大戦後はもっと幅広い役や映画で人気を博し、「魔笛」のパパゲーノ
も歌いました。半分位はせりふだけの場面です。

CLASSCD5008-10 3枚組 \3650
イェンス・クリスティアン・ホストルップ(1818-92):喜歌劇「隣人たち」
ポウル・レウモド、モゲンス・ヴィエド他
ホストルップはデンマークの作家で、デンマークの劇作家ヘイベルウとオース
トリアの劇作家フェルディナント・ライムントの影響を受けて喜歌劇を書き始
めました。デンマークの大学のために多数の歌曲も作りました。

CLASSCD5013 \1850
グスタヴ・ヴィエズ (1858-1914):劇「小競り合い」
クララ・ポントッピダン、シグリズ・ネイエンダム他
ヴィエズはデンマークの劇作家・小説家で、彼がサテュロス劇と呼んだ一連の
作品で記憶されています。「小競り合い」の上演には特有の難しさがあるにも
かかわらず、王立劇場で大成功を収めました。




<HARMONIC RECORDS>
フランスの懐かしいレーベルHARMONIC RECORDSです。古楽や現代を中心とした
ラインナップは80-90年代にはファンからは熱く支持されておりました。現在
ほとんど新譜は出ていないようですが、以下の商品は供給可能とのことです。
最近評価の高いジェラール・プーレや古楽ファンに人気のヴェラール指揮アン
サンブル・ジル・バンショワ、オルガンのアブリゼル等が主要アーティスです
が、他にバドゥラ=スコダやルイサダの名前も見えます。

レーベル・カタログ
H/CD8401 \1680
「J.S. バッハとその世紀」
パッヘルベル:シャコンヌニ短調
ヨハン・ペーター・ケルナー:わが心の切なる願い
ゲオルク・フリードリヒ・カウフマン:我らが救い主イエス・キリスト
ヨハン・ゴットフリート・ワルター:今ぞ我ら聖霊に願いまつる
J.S. バッハ:
主イエス・キリスト、我らを顧みたまえBWV726/ああ神よ、天より見たまえ
BWV741/フーガ「わが魂は主をあがめ」BWV733他
ジャン=シャルル・アブリゼル(Org)

H/CD8505 \1680
ドビュッシー:
前奏曲集第1巻から
「沈める寺」「亜麻色の髪の乙女」「雪の上の足跡」/版画/喜びの島/ベルガ
マスク組曲
パウル・バドゥラ=スコダ(P)

H/CD8506-7 2枚組 \3360
ドビュッシー:前奏曲集第1・2巻
アラン・プラネス(P)

H/CD8613 \1680
フランソワ・クープラン:
小教区用ミサ曲(2つのミサ曲から成るオルガン曲集第1曲)
ジャン=シャルル・アブリゼル(Org)、
マルセル・ペレス指揮アンサンブル・オルガヌム

H/CD8614 \1680
マルク・モネ:
どしん!(PATATRAS!)/歌/リゴードン/マルク・モネの闇
ポール・メファノ指揮アンサンブル2e2m

H/CD8616 \1680
フランコ・ドナトーニ:息吹/こだま/影/日誌/刃
ルカ・プファフ指揮
アンサンブル・アルテルナンス、
アルマン・アングステ(バスCl)、アラン・メニエ(Vc)

H/CD8717 \1680
バルトーク:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ/
コダーイ:ヴァイオリンとチェロの二重奏曲op. 7
ジェラール・プーレ(Vl)、
クリストフ・ヘンケル(Vc)

H/CD8718 \1680
ブクステフーデ:「オルガン曲全集第1集」
前奏曲BuxWV137/140/148/153/コラールBuxWV190/199/219/
第1旋法のマニフィカトBuxWV203/イエス・キリスト、汝はたたえられよBux
WV188/シャコンヌBuxBW160
ジャン=シャルル・アブリゼル(Org)

H/CD8719 \1680
「バラード、ロンドー、哀歌集」
デュファイ:新年の日/太陽で飾られたうるわしの乙女/純なやさしい心/
バンショワ:私はいつもそうは思わない/悲しい楽しみと苦しい喜び他
ドミニク・ヴェラール指揮
アンサンブル・ジル・バンショワ

H/CD8721 \1680
パスカル・デュサパン:「独奏・独唱曲集」
期間/同様に/もまた/神に/もし/ミミ他
アンサンブル・アクロシュ・ノート
【アルマン・アングステ(Cl)、アラン・メニエ(Vc)、フランソワーズ・クブレ
(S)他】

H/CD8822 \1680
シューマン:ダヴィド同盟舞曲集op. 6/フモレスケop. 20
ジャン=マルク・ルイサダ(P)

H/CD8823 \1680
コダーイ:無伴奏チェロ・ソナタop. 8/
ラヴェル:ヴァイオリンとチェロのためのソナタ/
ヨハン・ハルヴォルセン(1864-1935):
ヴァイオリンとチェロのためのパッサカリアト短調(ヘンデルのパッサカリア
の自由な編曲)
クリストフ・ヘンケル(Vc)、
ジェラール・プーレ(Vn)

H/CD8824 \1680
デュカス:
悲しい前奏曲/牧神のはるかな嘆き/変奏曲、間奏曲と終曲/ソナタ変ホ短調
ジャン=フランソワ・エッセール(P)

H/CD8825 \1680
「ギョーム・ド・マショー:バラード、ロンドー、ヴィルレ、モテット集」
愛する人よ、あなたのやさしい姿/やさしくしとやかなお方/愛する人よ、見な
いで/やさしい恋人よ、私の願いを聞いて他
ドミニク・ヴェラール指揮
アンサンブル・ジル・バンショワ

H/CD8826 \1680
ブクステフーデ:「オルガン曲全集第2集」
前奏曲BuxWV149/150/コラールBuxWV182-184/189/
トッカータBuxWV155-157/テ・デウムBuxWV218/
我汝に感謝す、愛する主よBuxWV194
ジャン=シャルル・アブリゼル(Org)

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06-11 No.13-2

2006年11月24日 16時19分17秒 | Weblog
H/CD8830 \1680
ブクステフーデ:「オルガン曲全集第3集」
前奏曲BuxWV136/138/139/144/
コラールBuxWV177/178/186/192/195/200/202/211/214/221/
第1旋法のマニフィカトBwxWV204/前奏曲BuxWV158/
パッサカリアBuxWV161
ジャン=シャルル・アブリゼル(Org)

H/CD8934 \1680
ブクステフーデ:「オルガン曲全集第5集」
前奏曲BuxWV142/147/162/163/
コラールBuxWV181/185/187/193/201/207/213/
第9旋法のマニフィカトBuxWV205/カンツォネッタBuxWV169他
ジャン=シャルル・アブリゼル(Org)

H/CD9035 \1680
ブラームス:「オルガン曲全曲」
前奏曲とフーガト短調/フーガ変イ短調/コラール前奏曲とフーガ「おお嘆き、
おお心の悲しみ」/前奏曲とフーガイ短調/11のコラール前奏曲op. 122
ジャン=シャルル・アブリゼル(Org)、
ルネ・シレール(Br)

H/CD9142 \1680
C.P.E. バッハ:「オルガン・ソナタ集」
7つのソナタWq. 70/ソナタニ短調Wq. 69
小糸恵(Org)

H/CD9243 \1680
J.S. バッハ:「無伴奏チェロ組曲集第1集」
第1-3番BWV1007-1009
アラン・ムニエ(Vc)

H/CD9350 \1680
J.S. バッハ:「オルガン曲集」
トッカータとフーガハ長調BWV564/コラール「主イエス・キリスト、我を顧み
たまえ」BWV709/幻想曲ト長調BWV572/コラール「おお主なる神、我を憐れみた
まえ」BWV721/パストラーレヘ長調BWV590/幻想曲とフーガハ短調BWV537他
ジャン=シャルル・アブリゼル(Org)




<ORF>
CD422 \2080
ギュンター・カホヴェツ(1940-):
プレヤーデンII(ピアノと61人のオーケストラ奏者のための)
ルナ・アルカライ(1928-):
ダンテの詩(3つの配置とエピローグ-合唱と管弦楽のための)
ローベルト・ショルム(1913-87):交響曲第4番op. 74
ブルーノ・マデルナ(1920-73):
四つ辻(4つの打楽器と4群の管弦楽のための)
ブルーノ・マデルナ指揮
ウィーン放送交響楽団、
ギュンター・カホヴェツ(P)、ORF合唱団、ローラント・アルトマン、
フロムけいこ、ゲラルト・フロム、ルドルフ・ヴィマー(Perc)
1968・1972年録音
マデルナはヴェネツィア生まれの作曲家ですが、優れた指揮者としても知られ
ております。1971年からミラノ放送交響楽団の主席指揮者を務め、多数の作品
を初演しました。1954年ベリオと共にミラノに電子音楽スタジオを創立し、大
戦後の現代音楽の指導的音楽家の一人でした。

CD439(SACD-Hybrid) \2080
「トレドを通って-ナポリのタランテラとカンツォーネ集」
作曲者不詳:私の心
ヴィラールト(1490頃-1562):何の値打ちもない、だらしのないお婆さんたち
ジョヴァンナ・ダ・ノーラ(1520頃-1592):私たちはジプシー
アルフィオ・アンティコ(1956-):子供たち
ピノ・ヴィットリオ(1954-):イスキテラのタランテラ他
アッコルドーネ
録音:2001年古楽音楽祭「レゾナンツェン」でのライヴ録音
収録されている曲の約半数は作曲者不詳ですが、この録音のために演奏者たち
は南イタリアに行って口伝えの伝統を調査しました。作曲者アンティコとヴィ
ットリオは歌と楽器を担当しているメンバーです。

CD440 \2080
「聞けないもの-ウィーンの電子音楽」
ヴォルフガング・ミッテラー:
「ゆっくりとした粉砕」による変奏曲-プリペアード・ピアノと生の電子音の
ための
ディーター・カウフマン:
グラン・ジュ-アコーディオンと電子音響の共演のための
ミン・ワン:黄色い危険
カタリーナ・クレメント:コンクリート(第7部の一部と第8部)他
セッポ・グリュントラー(G)、アルフレート・メリヒャー(アコーディオン)、
ロー・フリークエンシー管弦楽団他
オーストリア現代音楽協会は、現在ウィーンで作られている多様な電子音楽を
示すためにこのCDを制作しました。生の電子音楽、放送に関連した作品、器楽
合奏に取り入れられた電子音、サンプリング、即興演奏など様々な手法が用い
られています。

CD442 \2080
ヴォルフラム・ワーグナー(1962-):
「来たれ、創造主なる聖霊」-ソプラノと19の独奏楽器のための室内交響曲
室内管弦楽のための幻想的情景
大管弦楽のための交響曲
ペーター・コイシュング指揮コントラプンクテ、
クリスティーン・ホイットルシー(S)、
ヨハネス・カリツケ指揮低地オーストリア・トーンキュンストラー管
1997年3月,1999年2月,2001年6月録音
ウィーンで生まれたワーグナーはエーリヒ・ウルバナー、ハンス・ツェンダー
らに学び、ウィーン音楽大学で教えています。1991年にオラトリオ「ヨブ」が
初演されてから、あらゆるジャンルの作品を委嘱されるようになりました。こ
こに収録された作品は調性のある深刻なものですが、スイング感があったりで、
どこかアメリカ映画のサントラ風でもああります。

CD443 2枚組 \4160
J.S.バッハ:フーガの技法(フォルテピアノ版)
ヴァルター・リーマー(フォルテピアノ)
リーマーは、現代ピアノでの独奏や室内楽の分野でも活動しています。アメリ
カのフォルテピアノ専門家リチャード・フラーと知り合ったことがきっかけと
なり、フォルテピアノに関心を持つようになりました。

CD444 \2080
パウル・ヴァルター・フュルスト(1926-):作品集
6つの窓/
ヴィオラ、チェロと管弦楽のための協奏曲op. 58/
八重奏のためのカプリッチョop. 64a/
ファゴットと2群の弦楽オーケストラのための「連続」op. 62/
ドリアン・グレー-管弦楽のための組曲op. 35a
ダンツマイア指揮オーストリア現代音楽アンサンブル
ハインリヒ・コル(Vn)、ルドルフ・レオポルト(Vc)、
アルフレート・エシュヴェ指揮、
低地オーストリア・トーンキュンストラー管
ウィーン八重奏団、
ミヒャエル・ヴェルバ(Fg)、ボズィッチ指揮、
ローター・ツァグロセク指揮ウィーン放送管
1981-2005年録音
フュルストは1954-61年ミュンヘン・フィルの独奏ヴィオラ奏者、1961-90年ウィ
ーン州立歌劇場のヴィオラ奏者で、その間にウィーン・フィルの支配人も務め
ています。1998年に作家・作曲家・音楽出版者協会(AKM)会長に就任しました。

CD446 \2080
ヨハンナ・ドデラー(1969-):
ヴァイオリンと管弦楽のために
2台のピアノと管弦楽のためのボレロ
管弦楽のためのロンダーネ
パトリツィア・コパチンスカヤ(Vn)、
ウルフ・シルマー指揮ウィーン演奏協会
ヨハネス・クトロヴァッツ、エドゥアルト・クトロヴァッツ(P)、
アンドレス・オロスコ=エストラーダ指揮ウィーン演奏協会
トーマス・カルプ指揮フォーラルベルク響
2005年4月、2004年11月、2001年4月録音
ドデラーはベアト・フラーとエーリヒ・ウルバナーに学び、ウィーンでフリー
の作曲家として歌劇、管弦楽曲、室内楽曲などを作曲しています。楽器の音色
の美しさを大切にした真摯な音楽です。

CD449(SACD-Hybrid) \2080
「J.S. バッハ:ヴァイオリン・ソナタ集」
ヴァイオリン・ソナタハ短調BWV1017/無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番
ニ短調BWV1004/ヴァイオリン・ソナタト長調BWV1019
ヒロ・クロサキ(黒崎広嗣)(Vn)、ヴォルフガング・グリュクサム(Cemb)
2005年6月トリゴナーレ音楽祭でのライヴ録音
黒崎はウィーン音楽院で学んだ後ナタン・ミルシテインに師事し、ヴィエニャ
フスキ・コンクールとクライスラー・コンクールに入賞しました。長年バロッ
ク・ヴァイオリンとその奏法を研究し、ロンドン・バロックなどの合奏団のリ
ーダーを務めています。

CD450 \2080
「トリゴナーレ音楽祭2005」
ダウランド:「ラクリメ、又は7つの涙の曲集」から10曲
ブクステフーデ:
カンタータ「安らぎと喜びもてわれは逝く」から/主をたたえよ
シュメルツァー(1620頃-1680):フェルディナント3世の死への哀歌
ヨハン・クリストフ・バッハ:
独唱カンタータ「ああ、たっぷりと水さえあれば」他
ジョルディ・サヴァール(指揮、Gamb)、エスペリオンXXI
アンドレアス・ショル(C-T)、コンチェルト・ディ・ヴィオーレ、
バーゼル・コンソート
2005年6月録音
この古楽音楽祭は2003年に始まり、オーストリア南部のケルンテン州で毎年開
催されます。1750年以前に作曲された知られていない作品を初演することや、
知られていない演奏家をデビューさせることを目的としています。

CD451 2枚組 \4160
アントニオ・チェスティ(1623-69):「パスティッチョ」
(歌劇「黄金のりんご」「アルジア」「ティート」「オロンテア」「ドリア人」
「セミラミ」からアリアとデュエット集)
ジュディス・ネルソン(S)、ルネ・ヤーコプス(C-T)、木村美穂子(Vn)、
ウィリアム・クリスティー(Cemb, Org)他
1980年インスブルック古楽週間でのライヴ録音
チェスティはバロック中期のヴェネツィア楽派を代表する作曲家で、15曲の歌
劇を作曲しました。パスティッチョは寄せ集めという意味で、様々な歌劇から
ヤコブが選んだアリアが並べられています。

CD453 \2080
ショパン:
バラード第1番ト短調/3つのマズルカop. 59/アンダンテ・スピアナートと華麗
な大ポロネーズ変ホ長調
ラヴェル:夜のガスパール
リスト:ウィーンの夜会
インゴルフ・ヴンダー(P)
ヴンダーは1985年オーストリアで生まれました。2005年にルイジ・ボルガート
が製作したピアノを知り、「夜のガスパール」に最適だと感じてイタリアのロ
ニゴに行って録音しました。この作品が要求する透明な音と敏捷な動きが見事
に表現されています。2005年のショパン・コンクールで本選に進めなかった出
場者の中で最も注目された一人です。

CD454 \2080
プッチーニ:菊の花
アントン・ガッチャ(1882-1922):弦楽四重奏曲へ長調op. 6
ウェーベルン:弦楽四重奏のための緩徐楽章
ジヌス四重奏団
2001年7月録音
ガッチャはウィーン大学で学んだ後にウィーン音楽アカデミーでローベルト・
フックスに師事し、ずっと当地の大学予備学校で教えました。この作品はロマ
ン派的作風ですが、後に新ウィーン楽派や新古典主義に近づくことになります。

CD455 \2080
「ウィーン・モーツァルト・イヤー2006記念CD」
モーツァルト:
モテット「踊れ、喜べ、汝幸いなる魂よ」KV165/主日のための晩課KV321
ヘルベルト・ラウエルマン(1955-):
「われらの父」-混声合唱とオルガンのための瞑想曲(モーツァルト・イヤー
委嘱作品)
イルディコ・ライモンディ(S)、カテリナ・ベラノヴァ(S)、
ガブリーレ・ジマ(Ms)、アレクサンダー・カインバッハー(T)、
クレメンス・ザンダー(Br)、
アンドレアス・ピクスナー指揮
聖アウグスティヌス合唱協会合唱団&管弦楽団、
ミヒャエル・グロホトルスキー指揮
ウィーン室内合唱団
2006年4月録音
第3曲は2006年ウィーン・モーツァルト年のために委嘱された作品です。ラウエ
ルマンはウィーンで生まれ、1987年からウィーン音楽大学で教えていて、新し
く慣習的でない素材を用いることを好んでいます。

CD456(SACD-Hybrid) \2080
「フランチェスコ・バルトロメオ・コンティ(1682-1732):作品集」
「モレナ山脈のドン・キッショッテ」序曲/独唱カンタータ「不幸なディドーネ」
「クレタのテセオ」序曲/シンフォニアイ長調/独唱カンタータ「トランペット
とトロンボーン」
ウルリケ・ホーフバウアー(S)、
クリストフ・ハマー(指揮、Cemb)、
ミュンヘン新宮廷合奏団
2006年1月ライヴ録音
バロック時代のウィーンの宮廷には多数のイタリアの作曲家や演奏家たちが招
かれました。テオルボ奏者コンティはその一人で、歌劇、オラトリオ、カンタ
ータなどを作曲しています。

CD457 3枚組 \6240
「メルク修道院国際バロック週間2003・2004」
J.S. バッハ:
カンタータ「いざ、晴れやかなラッパの鳴り渡る響きを」BWV207a
ヴァーゲンザイル(1715-77):
オルガンと2つのヴァイオリンのための協奏曲へ長調
作曲者不詳:生活のパッサカリア
ルチッラ・ガレアッツィ:
ああ、美しい生活/ガルガノのタランテラ(プーリア民謡)
アタナシウス・キルヒャー(1601-80):ナポリのタランテラ
ジョヴァンニ・ジローラモ・カプスペルガー(1580頃-1651):
第1旋法のトッカータ他
デュファイ:ミサ「もし顔が青いなら」
ヴァーゲンザイル:シンフォニアト短調WV418
ビーバー(1644-1704):ミサ ex B
W.F. バッハ:シンフォニアヘ長調/
C.P.E. バッハ:シンフォニア変ロ長調Wq182-2/
ホセフ・デ・トレス(1665頃-1738):
非常に神聖なカンタータ「飛べ、愛の深い小蜂」「神の蜂の巣」他
J.S. バッハ:カンタータ「神のみわざは善きかな」BWV99
トン・コープマン(指揮、Org)、アムステルダム・バロック管・合唱団、
デボラ・ヨーク(S)、
ロベルト・センシ指揮ウィーン・ピッコロ・コンチェルト、
エンリコ・バイアノ(Org)、
ルチッラ・ガレアッツィ、マルコ・ビスリー(歌)、
クリスティナ・プルハー指揮アルペッジャータ
ヒリヤード・アンサンブル
ジョヴァンニ・アントニーニ指揮ジャルディーノ・アルモニコ
フィリップ・ヘレヴェッヘ指揮コレギウム・ヴォカーレ・ヘント、
ジビラ・ルーベンス(S)、シュテファニー・ホウツェール(A)、
トーマス・バウアー(T,Bs)、
2003年6月・2004年5月ライヴ録音
メルクはウィーンの西方にある都市で、ここに11世紀に創設されたベネディク
ト派修道院とその周辺で毎年バロック週間が開催されます。コープマンら古楽
の代表的な演奏者たちが出演しています。

CD462(SACD-Hybrid) \2080
グイド・モリーニ:オデュッセイア
アッコルドーネ
アッコルドーネで歌と打楽器を担当しているマルコ・ベアスレーがホメロスの
叙事詩を基に台本を書き、チェンバロを担当しているモリーニが作曲しました。
オデュッセイアは人生の象徴として描かれ、自分の旅の経験を語ることによっ
て現在と将来の世代に幸福への道を示そうとします。

CD463(SACD-Hybrid) \2080
「ニコラス・ゴンベール(1495頃-1560頃)第1集」
ミサ「何と美しく」/アヴェ・マリア/めでたし天の女王/聖母マリア/我らに平
安を与えたまえ/けがれなく
トーマス・E. バウアー指揮
ザ・サウンド・アンド・フュアリ(音と熱狂)
2005年ライヴ録音
ゴンベールはフランドル楽派の作曲家で、ジョスカン・デ・プレに学び、高度
の模倣の技術を発展させました。この合唱団は2000年にバウアーが「ヴォーカ
ルゾリステン・ラティスボナ」という名で創設しました。

CD464 \2080
スメタナ:歌劇「売られた花嫁」(抜粋と思われます)
クリスティアネ・カイザー(S)、ミヒャエル・ケーニヒ(T)、
マルク・ピオレ指揮ウィーン・フォルクスオーパー合唱団・管他
2005年4月ライヴ録音
ピオレは1962年パリで生まれ、ウィーンで学び、2003-2005年ウィーン・フォル
クスオーパーの音楽監督を務め、2004年ヴィースバーデンのヘッセン州立歌劇
場の音楽総監督に就任しました。特に「椿姫」「カルメン」「蝶々夫人」で成
功を収めています。

CD465(SACD-Hybrid) \2080
「リ・フィオリ-カプスベルガー作品集」
ジョヴァンニ・ジローラモ・カプスペルガー(1580頃-1651):
ヴィラネッラ集第6巻「花」からヒヤシンス/嘆く愛/水仙/時計草/ジャスミン/
真珠他/「シンフォニア集第1巻」からシンフォニア第2番/第7番/第6番他
ヴィヴァンテ
2005年12月録音
カプスペルガーは、ヴェネツィアやローマでテオルボ、キタローネ、リュート
の奏者、作曲家として活動しました。キタローネ曲集なども出版しましたが、
世俗歌曲を集めたヴィラネッラ集は特に人気がありました。

CD467 \2080
「聞けないもの-ケルンテンの現代音楽」
ゲルト・キュール(1952-):鼎談
ゲルハルト・ランペルスベルク(1928-2002):オーボエと13楽器のための音楽
ディーター・カウフマン(1941-):子守歌
アルフレート・シュティングル(1952-):消滅して-破壊の物語
シュテファン・キューネ(1956-):小人-合奏のためのミゼレーレ
ブルーノ・シュトロブル(1949-):
t.o.r. 2-クラリネットとアコーディオンのための悲歌
ヴォルフガング・リープハルト(1958-):ぼやけた音色の構造
クラングフォルム・ウィーンのメンバー、ゲルハルト・テュレチェック(Ob)、
アダム・ミシアク (Vc)、クラウス・クフリング(Org)、ナマステ二重奏団、
ブルーノ・シュトロブル指揮クレアティフ合奏団他
ケルンテンはオーストリア南部の州名で、1977年にカウフマンの発議によりケ
ルンテン国際現代音楽協会が設立されました。シュトロブルが会長を務め、セ
ミナーや音楽祭を開催していて、このCDもその活動の一環です。

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06-11 No.12-1

2006年11月24日 11時36分25秒 | Weblog
<NAXOS> 各1枚 \880
8.557062
ラフマニノフ(1873-1943):<2台のピアノのための音楽>
交響的舞曲/組曲第1番「幻想的絵画」/組曲第2番
演奏/ピーター・ドノホー(ピアノ)、マーティン・ラスコー(ピアノ)
作曲者自身が優れたピアニストだったため、ピアノ音楽の表現は無限大。交響
的舞曲はオーケストラ作品の編曲であり、2つの組曲はオリジナル作品。オー
ケストラのように圧倒的なサウンドが、2人のイギリス人ピアニストによって
展開されていく一枚です。

8.557373
シューベルト(1797-1828):
<シューベルト・ドイツ語歌曲全集第22集-「感傷主義」の詩人たち第5集>
ルードヴィヒ・コーゼガルテンの詩による歌曲集 - 愛の精霊/発見/愛のた
めのすべて/忠誠の誓い/幻影/幻覚/夕べ/月夜/夜の歌/夕べに菩提樹の
下で(第1作)/同(第2作)/あこがれ/ルイーゼの答え/ローザに(その1)
/同(その2)/沈みゆく太陽に寄せて/星「暗黒の何と心地よいこと」/イ
ーデンの夜の歌/イーダから/イーデンの白鳥の歌/白鳥の歌
歌・演奏/リューディア・トイシャー(ソプラノ)、
マルクス・ウルマン (テノール)、トーマス・バウアー(バリトン)、
ウルリッヒ・アイゼンロール(フォルテピアノ)
※ドイツ語歌詞、英語対訳はwebsiteでご覧いただけます。
澄んだ声のトイシャー、のびのびと歌い上げるウルマン、そしてやや思索的な
雰囲気のバウアー。この3人に加え、フォルテピアノで独特の雰囲気をもたらす
アイゼンロール。まるでひとつのチームと化した4人が、宴のように歌い上げ
ていくこの一枚は、落ち着いてシューベルトが聴きたい方に最適でしょう。

8.557524
<ロバート・クラフト・コレクション:シェーンベルク作品集第5集>
シェーンベルク(1874-1951):
5つの管弦楽曲/チェロ協奏曲ニ長調(G.M.モンの「クラヴィア協奏曲ニ長調」
による) 
ブラームス(1883-1897):
ピアノ四重奏曲第1番(シェーンベルクによる管弦楽編曲)
演奏/ロバート・クラフト(指揮)
ロンドン交響楽団(5つの管弦楽曲)、フィルハーモニア管弦楽団、
フレッド・シェリー(チェロ……チェロ協奏曲)
Koch Internationalからの移行発売。かつては米Columbiaに主要作品を録音し
ていたクラフト。2つの編曲作品は「作品」と呼べるほど独創的なものであり、
音色旋律という手法を使った「5つの管弦楽曲」も含め、シェーンベルクの音
色感を探る一枚です。

8.557582
ヒナステラ(1916-1983):
バレエ音楽「パナンビ」(全曲)
バレエ音楽「エスタンシア」(全曲版世界初録音)
演奏/ジゼレ・ベン=ドール(指揮)
ロンドン交響楽団、ルイス・ガエタ(語り、バス=バリトン)
※西語歌詞、英語対訳はwebsiteでご覧いただけます。
英Conifer Classicsから発売され、マニアの間で話題になった名盤の移行再発
売。組曲での録音ばかりだった「エスタンシア」の全曲が目玉であり、アルゼ
ンチンのコープランドと呼ばれたこの作曲家の実像に迫っています。民族音楽
的な要素や映画音楽風の親しみやすさもあり、「春の祭典」などがお好きなリ
スナーにもおすすめです。

8.557616
J.S.バッハ(1685-1750):<バスのための教会カンタータ集>
われ喜びて十字架をになわんBWV.56/われは満ち足れりBWV.82/平安、汝とと
もにあれBWV.158
歌・演奏/ハンノ・ミュラー=ブラハマン(バス=バリトン)、
ヘルムート・ミュラー=ブリュール(指揮)
ケルン室内管弦楽団、
ティナ・シェレール(ソプラノ) 、ダニエル・ロテルト(フルート)、
コレギウム・ヴォカーレ・シーゲン、他
※ドイツ語歌詞、英語対訳はwebsiteでご覧いただけます。
1970年に生まれ、バロック・オペラからワーグナーまでを歌いこなすバス=
バリトン歌手が、心癒されるような落ち着いた声で歌うカンタータ集。まる
でJ.S.バッハの思惑通りに、聴きながら祈りを捧げてしまうような雰囲気に
満ちています。初めて教会カンタータを聴く方にもおすすめできる、親しみ
やすさを持った一枚です。

8.557671
C.シュターミッツ(1745-1801):
トリオ・ソナタOp.14-4/トリオ・ソナタOp.14-5/トリオ・ソナタOp.14-2/
トリオ・ソナタOp.14-1
演奏/ドナルド・アームストロング(指揮)
ニュージーランド交響楽団室内管弦楽団
1776年にパリで出版されたOp.14の作品集は、弦楽四重奏でも弦楽合奏でも演
奏可能なシンフォニア。モーツァルトのディヴェルティメントを思わせる爽
快さにあふれ、まさに18世紀のスタイルを伝えてくれる音楽だと言えるでしょ
う。モーツァルト・ファンには無条件でおすすめできる一枚です。

8.557781
<聖霊のための詩篇集>
G.M.ギャレット:
詩篇第126番「主がシオンの捕われ人を連れ帰られると聞いて」/詩篇第93番
「主こそ王」 
ゴス:詩篇第127番「主御自身が建ててくださるのでなければ」 
ハウエルズ:
詩篇第122番より「おお、エルサレムの平和を求めよう」/詩篇第121番「目を
上げて、わたしは山々を仰ぐ」 
H.スマート:詩篇第65番「沈黙してあなたに向かい、讃美をささげます」 
W.マティアス:
詩篇第67番より「神よ、すべての民があなたに感謝をささげますように」 
T.アットウッド:
詩篇第41番「いかに幸いなことでしょう。弱いものに思いやりのあるひとは」
クロフト:埋葬の弔辞 
N.エジソン:詩篇第137番「バビロンの流れのほとりに」 
ベアストウ:詩篇第114番「イスラエルはエジプトを」 
チルコット:詩篇第102番より「わが祈りを聞きたまえ」 
ラーキン:詩篇第111番「わたしは心を尽くして主に感謝を捧げる」 
S.ウェズリー:詩篇第42番「鹿が谷川を慕いあえぐように」 
パリー:
詩篇第122番より「主の家に行こう、と人々が言ったとき、わたしは嬉しかっ
た」 
※英語歌詞付
歌・演奏/ノエル・エジソン(指揮)
エローラ・セント・ジョンズ聖歌隊、マシュー・ラーキン(オルガン)
キリスト教のミサなどで歌われることの多い、 詩篇が歌詞となっている讃美
歌。特にイギリスの作曲家によるものを集めたこの一枚には、教会での結婚式
などで聴いたことのあるメロディも含まれています。讃美歌を歌いたい合唱団
の方、家庭で教会の雰囲気を気軽に味わいたいという方にもおすすめです。

8.557857
チャルディ(1818-1877):<フルートのための音楽>
フルートと管弦楽のための大協奏曲(ロベルト・ファブリッチアーニによる
改訂・オーケストレーション、ツェルボーニ社出版)/フルートと管弦楽の
ための幻想曲「アルノのこだま」(ロベルト・ファブリッチアーニによる改訂
・オーケストレーション、ツェルボーニ社出版)/カンツォネッタ「わたしの
お母さん」によるフルートと弦楽のためのスケルツォ「ヴェネツィアの謝肉
祭」(ロベルト・ファブリッチアーニによる改訂・オーケストレーション)
/フルートとピアノのための幻想曲「北のナイチンゲール」/フルートとピ
アノのための悲歌「心の溜め息」/フルートとピアノのためのカプリッチョ
「運命の女」/フルートとピアノのためのポルカ・マズルカ「ディ・チ?」
/フルートとピアノのためのナポリのストルネッロによる小幻想曲
演奏/ロベルト・ファブリッチアーニ(フルート)、
マッシミリアーノ・ダメリーニ(ピアノ)、
シュテファン・フラース(指揮)
フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州立交響楽団
“フルートのパガニーニ”という異名をとり、その超絶技巧的かつ華やかな作
品で19世紀のイタリア音楽史を彩っているチャルディ。フルートを演奏する方
なら「ロシアの謝肉祭」などでおなじみでしょうが、まだまだ多くの作品があ
ります。ミラノ・スカラ座のオーケストラに在籍したほか、ソリストとして世
界的な活躍をしている奏者のソロをお楽しみください。

8.557895
ベートーヴェン(1770-1827):<弦楽三重奏曲集第1集>
弦楽三重奏曲Op.3/セレナードOp.8
演奏/アティラ・ファルヴァイ(ヴァイオリン)、
ヤーノシュ・フェヘールヴァーリ(ヴィオラ)、
ジェルジ・エーデル(チェロ)
弦楽四重奏曲に隠れているものの、より凝縮された美を感じさせる弦楽三重奏
曲。音楽による会話ともいえるこのシリーズを、コダーイ・クヮルテットのメ
ンバー3人が演奏します。弦楽四重奏曲全集の続編となるものであり、誠実な
演奏が大きな特徴です。

8.557920
ヴィヴァルディ(1678-1741):
<ヴァイオリン協奏曲集「和声と創意の試み」第1集 -「四季」、他>
第1番「春」/第2番「夏」/第3番「秋」/第4番「冬」/第5番「海のあらし」
/第6番「喜び」
演奏/チョー=リャン・リン(ヴァイオリン)、セジョン、
アンソニー・ニューマン(ハープシコード&ポルタティフ・オルガン)
1960-70年代に、斬新なJ.S.バッハの演奏で一世を風靡したニューマンが、
1995年に結成されたニューヨークのアンサンブルをリード。ドロシー・ディレ
イ門下で、新鮮な才能としてCDデビューも飾ったヴァイオリニストを迎え、
ヴィヴァルディの名曲に新しい光を当てています。しかも決して極端な表現
ではなく、スタンダードな雰囲気でありながら活気がある印象を与えてくれ
ます。

8.557937
ソレル(1729-1783):<ハープシコード・ソナタ全集第12集>
ソナタ ハ長調(ルビオ番号なし)/ソナタ第130番/ソナタ第121番/ソナタ
第63番/ソナタ第67番/ソナタ第125番/ソナタ第44番/ソナタ第107番/ソナ
タ第79番 
※ソナタのナンバリングはルビオ版による
演奏/ギルバート・ローランド(ハープシコード)
イギリスにおけるハープシコード演奏のベテランとなった奏者が、音楽の構成
力をアピールするような演奏を展開。リリースごとに評価を高めているソレル
の膨大な作品シリーズ最新盤。D.スカルラッティと並ぶ才能だけに注目される
べき作曲家であり、その華麗な音楽は新しい聴き手を獲得するだけの魅力を持
っています。

8.557990
マーラー(1860-1911):交響曲第5番
演奏/ジェームス・デプリースト(指揮)ロンドン交響楽団
マニアの間では知る人ぞ知る名匠でしたが、東京都交響楽団のシェフになって
名前が広く知られ、今や「のだめカンタービレ」にも登場した人気指揮者のマ
ーラー。ショスタコーヴィチなどを得意とする指揮者だけに、マーラーの解釈
も実に充実。自信に満ちているその演奏は、スタンダードなものとして広くお
すすめできます。

8.557992
<サクソフォーンと管弦楽のための印象>
テオドラキス(1925- ):
クレタ小協奏曲(編曲:サンプロヴァラキス)/アダージョ スカルコッタス
(1904-1949):小協奏曲(編、オーケストレーション:サンプロヴァラキス)
アントニウー(1935- ):コンチェルト・ピッコロ 
アレキシアディス(1960-):フリギアの連祷
テニディス(1936- ):ポントスの狂詩曲 
ハジダキス(1924-1994):クノール氏(モナ・リザの微笑より) 
※全曲世界初録音
演奏/セオドア・ケルケゾス(サクソフォーン)、
マイロン・ミカイリディス(指揮)テッサローニキ州立交響楽団
ギリシャの奏者によるお国ものですが、図らずもギリシャの代表的な作曲家が
並ぶ一枚に。ボスニアの内戦へ捧げたテオドラキスの「アダージョ」、近年マ
ニアに高い評価を得ているスカルコッタス、映画音楽やワールド・ミュージッ
ク・シーンでも知られるハジダキスなど、見落とされがちなこの国の音楽文化
に接することができるでしょう。

8.559280
バーンスタイン(1918-1990):
バレエ音楽「ディバック」(全曲)
バレエ音楽「ファンシー・フリー」(全曲)
演奏・歌/アンドリュー・モグレリア(指揮)
ナッシュヴィル交響楽団、
メル・ウルリッヒ(バリトン)、マーク・ライジンガー(バス)、
アビー・バーク(歌)、シュテファン・クンマー(ピアノ)、
ロジャー・スペンサー(コントラバス)、
サミュエル・D・バッコ(ドラムス) 
「ディバック」はユダヤ教のさまよう霊をモティーフにした不気味なバレエ音
楽であり、「ウエスト・サイド・ストーリー」のジェローム・ロビンズ振付で
上演された意欲作。ジャズやミュージカルに通じるダンサブルなバレエ音楽
「ファンシー・フリー」は、自作自演も複数あるほどの人気作品であり、この
録音では歌手による冒頭のジャズ・ナンバーも収録しました。

8.570075
ラヴェル(1875-1937):バレエ音楽「ダフニスとクロエ」(全曲)
演奏・歌/ローラン・プティジラール(指揮)
ボルドー・アキテーヌ国立管弦楽団、ボルドー歌劇合唱団、
サミュエル・コールズ(フルート)
幻想的で古代ギリシャの美を思わせるこのバレエ音楽を、克明に音を描き出し
た新鮮なアプローチで演奏。ワインの生産地として有名な地方のオーケストラ
は、まだまだ知名度が低いもののなかなかの実力派。ロマンティック・オペラ
的な表現も特徴です。同時発売の作品集(下記)にもご注目を。

8.570138
プティジラール(1950- ):
12人の寺院の守護者(ラジオ・フランス委嘱作品)/大管弦楽と弦楽のための
詩(ラ・フィラテューラ[ミュールズ]委嘱作品)/ユーフォニア*
演奏/ローラン・プティジラール(指揮)
ボルドー・アキテーヌ国立管弦楽団、
リュブリャナ放送交響楽団* 
パリを拠点に作曲家・指揮者として活躍。ナクソスにも「エレファント・マン」
(8.557608-09)の録音があるプティジラールのオーケストラ作品は、メシアン
や武満などと同様のデリケートさを持っています。現代フランスを代表する一
人であり、特にベルリオーズが創作した未来小説「ユーフォニア」による作品
が注目されます。

8.570217-18 2枚組
ショスタコーヴィチ(1906-1975):バレエ音楽「黄金時代」(全曲)
演奏/ホセ・セレブリエール(指揮)
ロイヤル・スコティッシュ管弦楽団
ショスタコーヴィチ生誕100年におくるナクソスのトリは、魅力的な小品が多数
あるバレエ音楽の全曲版。1930年に初演された際の記録をベースに、第3幕の
冒頭には「二人でお茶を(タヒチ・トロット)」を挿入。アイヴズや20世紀ロ
シア(ソヴィエト)音楽を得意とする指揮者が、鮮烈に描き出す演奏です。


<NSXOS HISTORICAL> 各1枚 \880
8.111064
モーツァルト(1756-1791):
レクィエム(ジュスマイヤー版)(録音:1941年12月4日・5日、ローマ)
※歌詞はラテン語です。ブックレットに歌詞は付いておりません。
演奏・歌/ヴィクトル・デ・サバタ(指揮)
ローマRAI管弦楽団・合唱団、
コスタンティーノ・コスタンティーニ(合唱指揮)、
ブルーノ・エルミネロ(合唱指揮)、
ピーア・タッシナーリ(ソプラノ)、
エベ・スティニャーニ(メゾ・ソプラノ)、
フェルッチョ・タリアヴィーニ(テノール)、
イタロ・ターヨ(バス)
ウォード・マーストン復刻。モーツァルト没後150年の1941年に演奏された記録
であり(初出は伊CETRAのSP)、当時のイタリアを代表する歌手、演奏家たちが
集結。ほの暗く、ゆったりとしたテンポで進む演奏は、深く聴き手の心に刻み
込まれます。

8.111065
<コルトーのSP録音集第4集-ショパン選集>
ショパン(1810-1849):
ピアノ・ソナタ第2番「葬送行進曲つき」
(録音:1928年6月5日、12月11日、ロンドン)
同第3番(録音:1933年7月6日、ロンドン)
3つのポーランドの歌(リスト編曲)(録音:1939年3月10日、ロンドン)
華麗な大ポロネーズ(短縮版)(録音:1923年2月5日、ニュージャージー)
ポロネーズ第6番「英雄」(録音:1933年7月4日-5日、ロンドン)
同第7番「幻想ポロネーズ」(録音:1947年10月15日、ロンドン) 
演奏/アルフレッド・コルトー(ピアノ)
マーク・オバート=ソーン復刻。しっかりと存在感があるサウンドで聴くコル
トーのショパンは、一部は英HMVのSPをソースに復刻。またSPでは発売されな
かった音源もいくつかあり、このピアニストの優雅さと華麗さ、自在なタッチ
を聴くには最適の一枚になりました。

8.111116
<モイセイヴィッチのピアノ録音集第10集:アコースティック録音集1916-1925>
ラモー:ガヴォットと6つの変奏 
ダカン:かっこう 
D.スカルラッティ(タウジヒ編曲):牧歌と奇想曲 
シューベルト(リスト編曲):セレナード「聞け、聞け、ひばりを」 
ウェーバー:無窮動(ソナタ第1番より) 
シューマン:夢のもつれ/春の夜に(リスト編曲) 
ブラームス:8つの小品-第2番「奇想曲」 
ドリーブ:パスピエ(付随音楽「歓楽の王」第6番より) 
モシュコフスキ:幻想曲集-第4番「女道化師」 
ルビンシテイン:舟歌第1番 
ムソルグスキー:
ゴパーク(歌劇「ソロチンスク[ソロチンツィ]の定期市」より) 
スクリャービン:2つの左手のための小品-第2番「夜想曲」 
パルムグレン:
24の前奏曲-第19番「鳥の歌」/同-第12番「海」/フィンランドのリズム-
第5番「西フィンランドの踊り」 
レシェティツキ:練習曲形式のアラベスク 
ドビュッシー:
ミンストレル(前奏曲集第1集より)/月の光(ベルガマスク組曲より)/雨の
庭(版画より) 
ラヴェル:水の戯れ 
メンデルスゾーン:ピアノ協奏曲第1番
(録音:1916-1925年、イギリス、ヘイズ)
演奏/ベンノ・モイセイヴィッチ(ピアノ)、
[メンデルスゾーン]
ランドン・ロナルド(指揮)ロイヤル・アルバート・ホール管弦楽団
ウォード・マーストン復刻。シリーズ10枚目となるこの一枚は、バロックから
スクリャービンまで幅広い小品を網羅。20代後半から30代前半にかけての演奏
であり、その新鮮さが時代を超えて伝わってきます。若さにあふれた、それで
いて破綻のないピアニズムは、この奏者の節度を知るための大切な証でしょう。

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06-11 No.12-2

2006年11月24日 11時35分52秒 | Weblog
<CPO>
777093-2 \1480
プロコフィエフ(1891-1953):<作曲家によるバレエ音楽ピアノ編曲集>
バレエ音楽「放蕩息子」
バレエ音楽「ボリステネスの岸辺で(ドニェプルの岸辺で)」
演奏/マリア・イワノワ(ピアノ)
ピアノの名手でもあった作曲者が、自らリサイタルで演奏するために作られた
ピアノ版を再現。オーケストラによる原曲と比較し、その構造も手に取るよう
にわかるでしょう。もちろんプロコフィエフ・ファンは必聴。彼のピアノ・ソ
ナタなどがお好きな方にもおすすめです。

777162-2 2枚組 \4200
ミヨー(1892-1974):<ピアノと管弦楽のための作品全集>
エクスの謝肉祭/バラード/5つの練習曲/ピアノ協奏曲第1番/田園の幻想曲
/ピアノ協奏曲第2番/ピアノ協奏曲第3番/ピアノ協奏曲第4番/
ピアノ協奏曲第5番
演奏/ミヒャエル・コルスティック(ピアノ)、
アラン・フランシス(指揮)
SWRカイゼルスラウテルン放送管弦楽団
いくつかは録音があるものの、全集という形でリリースされるのは珍しいピア
ノ協奏曲と、その他の作品集。機知に富んだその作風は、交響曲など他のジャ
ンルと変わりなく、“転調のサーカス”とでも評したくなるような楽しさが、
全編にあふれています。

777180-2 \2100
ロッティ(c.1667-1740):<晩祷のための詩篇集>
ディクシット・ドミヌス(主は言われた)(詩篇第109番)/ラウダーテ・プエ
リ(子らよ、主を誉めたたえよ)(詩篇第112番)/クレディディ(われはなお
も信じたり)(詩篇第115番)/ラウダーテ・ドミヌム(すべての国よ、主を賛
美せよ)(詩篇第116番)
歌・演奏/マティアス・ユング(指揮)
バツドルファー宮廷楽団 ザクセン・ヴォーカル・アンサンブル、
バルバラ・クリスティーナ・シュトイデ(ソプラノ)、
アネカトリン・ラーブス(ソプラノ)、
ダフィート・エルラー(アルト)、
トビアス・ベルント(バス)
イタリアのヴェニスに生まれ、ドレスデン宮廷楽団のメンバーやサン・マルコ
大聖堂の音楽監督も務めたロッティは、バロックと古典派音楽の橋渡し役とし
て知られています。このCDには、2年ほど在籍したドレスデン時代の作品ほかを
収録。ヴェネツィア楽派としての誇りも感じさせる作品集です。

777199-2 \2100
ペッテション(1911-1980):ヴァイオリン協奏曲第2番(改訂版)
演奏/イザベレ・ファン・コイレン(ヴァイオリン)、
トーマス・ダウスゴー(指揮)スウェーデン放送交響楽団
1970年代後半に作曲された長大な作品。約50分もの間途絶えることなく、気分
のテンションが張り続けているその音楽は、交響曲などと同様にこの作曲家の
作風を代表するものです。1999年の改訂版を使った録音であり、クレーメルや
アルゲリッチなどとの共演も多い奏者の壮絶な演奏も聴きものです。

777214-2 \1480
F.ベンダ(1709-1786):<ヴァイオリン・ソナタ集>
ヴァイオリン・ソナタ ハ長調/同イ短調/同ヘ長調/同ホ長調/同ハ長調/
同変ホ長調
演奏/アントン・シュテック(バロック・ヴァイオリン)、
クリスティアン・リーガー(ハープシコード) 
ボヘミア地方に生まれ、華麗なヴァイオリンの作品と演奏テクニックで当時の
音楽シーンを熱狂させたベンダ。ロココ風の装飾なども駆使したヴァイオリン
・ソナタは人気作品であり、モーツァルトの時代を側面から知るためにも最適
の音楽だと言えるでしょう。ビーバーのソナタ(777124-2)などで注目が集ま
るシュテックのまばゆい演奏にも注目です。

777238-2 \1480
<ブレーメンのクリスマス>
来たれ、諸民族の救い主よ/神の御子は今宵しも/山を越えマリアは行く/私
はどのようにあなたを迎えよう/夜は深まり/おお救い主よ、天の扉を開け/
おおいとしき御子、おおやさしきイエス/ばらは咲きいで/天より下りて/イ
エス・キリストよ、汝はたたえられよ/もろびと声上げ/主の馬槽のそばにわ
れは立ち/喜び踊れわが心よ/ひとりの御子われらに生まれたり/マリアの子
守歌/来てキリストを称えよう/大地と星空に喜びあれ/いと高きところ、神
に栄光あれ/愛らしいナイチンゲール、目を覚まして!/天使は天国の歌を持
ち/優しいお顔の幼子よ/静かに、静かに/もうすぐ暗くなります/高き天よ
り、汝天使が来たる/この超越/おお、いと聖なる/きよしこの夜
歌・演奏/ドロテー・ミールズ(ソプラノ)、
ヴァルトラウト・ホフマン=ムヒャー(アルト)、
マティーアス・ゲルヘン(バス)、ティム・フィッシャー(ギター)、
ベアーテ・レレケ(オルガン、通奏低音)、
ヴォルフガング・バウムグラッツ(ザウアー・オルガン)、
ヴォルフガング・ヘルビッヒ(指揮)
ブレーメン大聖堂合唱団、ブレーメン室内交響楽団 
ヨーロッパ音楽史でも重要な役割を担ってきたブレーメンの街で、150年前に
結成された合唱団を記念する一枚。そのハーモニーにはろうそくの炎のような
あたたかみがあり、落ち着いたクリスマスの雰囲気にあふれています。

777247-2 12枚組 \12600
ペッテション(1911-1980):交響曲全集(全15曲)
ルツィカ:ペッテションのオマージュ
演奏/トーマス・ザンデルリンク(指揮)、
ペーテル・ルツィカ(指揮)、
マンフレート・トロヤーン(指揮)、
ヨハン・アルネル(指揮)、
ゲルト・アルブレヒト(指揮)、
アラン・フランシス(指揮)、
マンフレッド・ホーネック(指揮)、
ベルリン放送交響楽団、ベルリン・ドイツ交響楽団、
ハンブルク州立フィルハーモニー管弦楽団、
ザールブリュッケン放送交響楽団、BBCスコティッシュ交響楽団、
ハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団、
スウェーデン放送交楽団、スウェーデン放送合唱団、
エリック・エリクソン室内合唱団、
ジョン=エドワード・ケリー(アルト・サクソフォーン) 
壮大かつ長大な交響曲を発表し、20世紀のスウェーデン音楽シーンで独特の強
烈な存在を誇示しているペッテション。それぞれが音楽誌からも絶賛されてき
ましたが、集大成と言えるこの全集は20世紀音楽ファン必携の重要アイテム。
ドイツやスウェーデンのオーケストラを中心とした演奏は、極限の緊張感も見
事に再現しています。



<LPO(ロンドン・フィルハーモニー)>
LPO-0015 \1850
ハワード・ブレイク(b.1938):
「スノーマン」
(レイモンド・ブリッグスの原画によるハワード・ブレイク脚本・音楽) 
ポール・パターソン(b.1947):「3匹の子ブタ」
(ロアルド・ダールとドナルド・スタロックによる脚本)
「赤ずきんちゃん」(改訂版)
(ドナルド・スタロックによるロアルド・ダールの「へそまがり昔話
(Revolting Rhymes)」からの出典)
(録音:2006年5月6日、7日、イギリス、アビー・ロード第1スタジオ)
演奏・歌/クリス・ジャーヴィス(ナレーター)、
サム・オリバー(トレブル)、
デイヴィッド・パリー(指揮)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
(コンサート・マスター:ピーター・シェーマン) 
世界的に人気の高いキャラクターが、お話しと音楽になりました。絵本もアニ
メも大ヒットしたスノーマンの物語を、“スノーマンの作曲家”としてすでに
親しまれているハワード・ブレイクの音楽と共に。また「チャーリーとチョコ
レート工場」の原作者でもあるロアルド・ダールのストーリーも追加し、各
キャラクターのイラストを掲載したスリップ・ケースに。英語リスニングの教
材やプレゼントにも最適の一枚です。クリス・ジャーヴィスは、BBCテレビの
子供番組でおなじみ。



<FIRST EDITION>
FECD0024 \2100
A.チェレプニン(1899-1977):
ピアノ協奏曲第2番(録音:1961年5月10日)/
交響曲第2番(録音:1965年1月)/組曲(録音:1954年5月9日)#  
※全曲世界初録音、#ルイヴィル管弦楽団委嘱作品
演奏/ロバート・ホイットニー(指揮)
ルイヴィル管弦楽団、アレクサンドル・チェレプニン(ピアノ) 
チェレプニン賞を設置したことでも知られる作曲家が、自作自演で聴かせる協
奏曲はパワフルな作風。近年、交響曲やピアノ協奏曲が再評価されているだけ
に、世界初録音のこの音源は、時代を伝える意味もあって注目されるでしょう。
(ピアノ協奏曲、組曲はモノラル録音)

FECD0030 \2100
黛敏郎(1929-1997):
プリペアド・ピアノと弦楽のための小品(録音:1963年4月)
交響詩「輪廻(さむさーら)」(録音:1966年5月11日)
弦楽のためのエッセイ(録音:1980年11月4日) 
※全曲世界初録音
演奏/ロバート・ホイットニー(指揮)、
遠藤明(指揮……エッセイ)
ルイヴィル管弦楽団、ベンジャミン・オーウェン(ピアノ) 
アナログ・レコード時代には、珍しい海外録音としてマニアの注目を集めてい
た音源がCDに。ケージの影響を受けつつ前衛的には至らない「プリペアド・ピ
アノ協奏曲」、「涅槃交響曲」などに通じる「輪廻(さむさーら)」など、
1950年代から60年代初期にかけての注目作を集めました。



<MARCO POLO DVD>
2.220002 \3050
何占豪/陳鋼:
ミュージック&ダンス・フィルム「梁山伯と祝英台(蝶の恋人達)」
(マリッキ・ハコラ監督による)
エクストラ[蝶の恋人達ドキュメンタリー「蝶の音色」(マリッキ・ハコラ監
督による。作曲家の陳鋼、ヴァイオリニストの西崎崇子、指揮者ジェイムズ・
ジャッド、上海華東師範大学助教授ツゥン・カン・メイ、振付家ドウ・ドウの
インタビュー)/ヴァイオリン協奏曲「梁山伯と祝英台(蝶の恋人達)」(音
楽のみ、画面は山の風景の静止画)]
演奏/西崎崇子(ヴァイオリン)、
ジェイムズ・ジャッド(指揮)
ニュージーランド交響楽団、
ドウ・ドウ(振付)、ディン・ユエ・ホン&ドウ・ドウ(ダンサー)、
マリッキ・ハコラ(監督)
NTSC方式(リージョン・コード0)、
画像構成比16:9Anamorphic、
音声方式:PCMステレオ/ドルビー・デジタル5.1/DTS5.1、
70分(フィルム:30分、ドキュメンタリー:40分)、
英語字幕付き(ドキュメンタリーのみ)、片面二層ディスク 
中国を代表する名曲として知られ、そのロマンティック&エキゾティックな音
楽は、徐々に愛聴者を増やしている作品の映像化。もともとバレエ作品ですが
ここでは映画仕立てになっており、さらに演奏者も楽器を携えて登場します。
ドキュメンタリーでは貴重なインタビュー満載。大ヒットした「トゥーランド
ット」にも通じるオリエンタルなメロディで、ファンが増えそうです。



<ARTHAUS MUSIK DVD>
101253 \4900
モーツァルト(1756-1791):
歌劇「偽の女庭師」(伊語歌詞)
(ライヴ収録:2006年、ドイツ、シュトゥットガルト州立歌劇場)
歌・演奏/ダニエル・オールマン、アレクサンドラ・ラインプレヒト、
ノーマン・シャンクレ、チェリア・コステア、ヘレーネ・シュナイダーマン、
イレーナ・ベスパロヴァイテ、ルドルフ・ローゼン、
ローター・ツァグロセク(指揮)
シュトゥットガルト州立管弦楽団、ジャン・ジュルドゥイユ(演出)
NTSC方式、画像構成比16:9、音声方式:PCMステレオ、139分、伊・英・独・仏
・西語字幕付き、片面二層ディスク(DVD9)
「ニーベルングの指環」サイクル(CD、DVD)やマーラーの「復活」(CD)など
で、その実力が音楽ファンに浸透してきているツァグロセク。「魔笛」の来日
公演でも注目されたシュトゥットガルト州立歌劇場での上演は、鮮烈なステー
ジ・デザインなどヴィジュアル面も注目され、演劇シーンの異才ジュルドゥイ
ユが新しいモーツァルトを創造します。「フィガロの結婚」を思わせるコミカ
ルなストーリーですが、この作品を初めて観る方にもおすすめです。

102107 \3050
ブリテン(1913-1976):
歌劇「オペラを作ろう、または小さな煙突掃除人」
(ペトル・ヴァイグルによるオペラ・フィルム、英語歌詞)
歌・演奏/フェリシティ・パーマー、ケイト・フラワーズ、
スティーヴン・リチャードソン、ジョン・グレアム・ホール、
リサ・ミルネ、リアム・シェーナ、ジュリア・キャンベル、
ケヴィン・ブルーマー、ナイジェル・ウォール、
フランチェスカ・マッシー、エドワード・ヨー、
サイモン・ハルシー(指揮)
バーミンガム市交響合唱団&交響青少年合唱団、コウル弦楽四重奏団、
ネットル&マーカム(ピアノ・デュオ)、ヒュー・セレディグ(打楽器)、
ペトル・ヴァイグル(脚本・監督)、他
NTSC方式、画像構成比4:3Letterbox、音声方式:PCMステレオ、100分、
英・独・仏・西語字幕付き、片面二層ディスク(DVD9)
この作品は「小さな煙突掃除人」という聴衆参加型のミニ・オペラと、参加す
るための練習やメイキングを「オペラを作ろう」としてまとめたというユニー
クなもの。機知に富んだブリテンの楽しい音楽とアイデアが、映画仕立ての映
像になって登場しました。なかなか上演されないだけに貴重な資料としても
注目されます。演技は俳優が務め、歌の部分を歌手陣が担当していますが、映
像には登場しません。


<JUXTAPOSITIONS>
DVD9DS18 \2080
※日本語字幕付き
アペルギス(1945- ):
フィルム「頭脳の中の嵐」(1974年から2005年にかけてのアペルギスの創作の
多様性を追い、芸術的アプローチを探るドキュメンタリー。キャサリン・マキ
シモフ監督)[音楽抜粋:プロフィル(2001)/14のジャクタシオン(2002)
/アルテール・ファス(2004)/レシタシオン(1982)/ジグ・バング(2004)
/ル・コール・ア・コール(1979)/アヴィ・ド・タンペット(2004)]/
フィルム「赤ずきんちゃん」(17世紀シャルル・ペローによる物語の原文を使
用した、演奏家6名による音楽劇。ジャン=バプティスト・マテュー監督)
演奏・歌/[頭脳の中の嵐]ソニア・ヴィダー=アサートン(チェロ)、
フランソワーズ・リヴァラン(ザルブ&声)、
リオネル・パントル(バリトン)、ジャン=リュク・ファフシャン(ピアノ)、
ジャン=リュク・プルヴィエ(ピアノ)、
ドナティエンヌ・ミシェル=ダンサク(ソプラノ)、
ピエール・ボー(声)、エレーヌ・シュワルツ(声)、
ヴィオレーヌ・シュワルツ(声)、ロマン・ビショフ(バリトン)、
ジョアンヌ・ソーニエ(ダンサー&俳優)、
ジョルジュ=エリー・オクトルス(音楽監督)
アンサンブル・イクトゥス [赤ずきんちゃん]
アンサンブル・レフレックス
NTSC方式、画像構成比16:9、音声方式:LPCMステレオ、
ドルビー・デジタル5.1(頭脳の中の嵐)、102分、
英・独・仏・西・日本語字幕付き、片面二層ディスク(DVD9)
ギリシャのアテネに生まれてパリを拠点とするアペルギスは、特に「音楽によ
る舞台劇」という分野で次々に作品を発表。声のパフォーマンスと言うべき作
品で評価されていますが、ここに収録された2つのドキュメンタリー&パフォー
マンスは、それを映像体験するのに十分でしょう。作曲者のインタビューもま
じえた「頭脳の中の嵐」は多彩な作品のセレクション。有名な童話を舞台作品
化した「赤ずきんちゃん」は、演奏者が仮面を付けて歌い、弾くという、見て
いるだけで楽しい映像です。

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