クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

11-12 No.9-1

2011年12月09日 15時14分12秒 | Weblog
<Decca>
4783564 ¥1850
A.マイヤー/ソング・オブ・リーズ(葦の歌)
1.クルークハルト:葦の歌
2.シューマン:3つのロマンスOp.94
3.ヘルツォーゲンベルク:オーボエとホルン、ピアノのための三重奏曲Op.61
4.H.シュタインメッツ:リーベスラフ・アイネス・ファウン
5.M.ベッカー:前奏曲‐即興
6.ヴァイスマン:オーボエとピアノのための変奏曲Op.39
アルブレヒト・マイヤー(オーボエ、イングリッシュ・ホルン)
タベア・ツィンマーマン(ヴィオラ) 
マリー=ルイーズ・ノイネッカー(ホルン) マルクス・ベッカー(ピアノ)
録音:2011年9月8日 イエス・キリスト教会、ベルリン
名手マイヤーの待望の新譜は19-20世紀ドイツのオーボエ室内楽作品集。ヴィオ
ラのT.ツィンマーマンら錚々たる名手を迎え、隅々まで精緻で優美な掛け合い
を聴かせてくれます。

4783590 2枚組(1枚価格) ¥1850
J.ウィリアムズ&ボストン・ポップス/ア・セレブレーション
CD1
1.《スター・ウォーズ》-メイン・テーマ/2.《E.T.》-フライング・テーマ
3.《スーパーマン》-行進曲/4.同-愛のテーマ/5.《レイダース》-行進曲
6.《炎のランナー》-メイン・テーマ/7.《風と共に去りぬ》-タラのテーマ
8.《避暑地の出来事》-メイン・テーマ
9.《ピンクパンサー》-メイン・テーマ/10.ネヴァー・オン・サンデー
11.《セントルイスで会いましょう》-トロリー・ソング
12.《雨に唄えば》-メイン・テーマ/13.オスカーへの挨拶
14.《未知との遭遇》組曲
CD2
1.《キャンディード》序曲
2.《ニューヨーク・ニューヨーク》-メイン・テーマ/3.《真夜中の音楽》-
4.《キャッツ》-メモリー
5.《アニーよ、銃をとれ》-ショウほど素敵な商売はない/6.《ジジ》(抜粋)
7.スリーピー・ラグーン/8.ムーンライト・セレナーデ/9.サテンドール
10.イン・ザ・ムード/11.シング・シング・シング
12.《コーラスライン》序曲/14.76本のトロンボーン
15.アンチェインド・メロディ/16.アメリカ・メドレー
ボストン・ポップス・オーケストラ 
指揮:ジョン・ウィリアムズ
録音:1980-88年
一時代を築いたジョン・ウィリアムズ&ボストン・ポップスの名演を集めた豪華
2枚組。今やアメリカの古典となった名曲の数々を名門ボストン・ポップスのゴ
ージャスなサウンドでお楽しみください。

4783589(14CD+DVD) ¥6380
フェリアー/センチュリー・エディション
CD1
グルック:歌劇《オルフェオとエウリディーチェ》(短縮版)
キャスリーン・フェリアー(オルフェオ)アン・エアーズ(エウリディーチェ)
ゾー・ヴラコプーロス(愛の神) 
グラインドボーン音楽祭合唱団 サウザーン・フィルハーモニー管弦楽団 
指揮:フリッツ・スティードリー
CD2
J.S.バッハ:マタイ受難曲 BWV244
エルシー・サダビー(ソプラノ)エリック・グリーン(テノール)
ウィリアム・パーソンズ(バス) 
バッハ合唱団 ジェイクス管弦楽団 指
揮:レジナルド・ジェイクス
録音:1947年-1948年〈モノラル録音〉
CD3
グルック、ヘンデル、バッハ、メンデルスゾーン、ペルゴレージ作品集
グルック:我、エウリディーチェを失えり/ヘンデル:汝が芸術を汚したのか
J.S.バッハ主よ憐れみたまえ
ヘンデル:オンブラ・マイ・フ/主を見捨てる者たちに禍あれ
同:おお、主の御前に心しずめ
ペルコレージ:スターバト・マーテル
ロンドン交響楽団 
指揮:サー・マルコム・サージェント、ナショナル交響楽団 
指揮:サー・マルコム・サージェント、ジェイクス管弦楽団 
指揮:レジナルド・ジェイクス、ボイド・ニール管弦楽団 
指揮:ボイド・ニール、ジョーン・テイラー(ソプラノ)
ノッティンガム・オリアナ合唱団 
ボイド・ニール弦楽合奏団 指揮:ロイ・ヘンダーソン
CD4
シューマン:歌曲集《女の愛と生涯》Op.42/同:小さな民謡Op.51-2
同:献呈Op.25-1/ブラームス:サッフォー風の賛歌Op.94-4/たよりOp.47-1
シューベルト:糸を紡ぐグレートヒェンD.118/同:若い尼僧D.828
同:音楽に寄すD.547/ミューズの子D.764、ガニュメートD.544
あなたは私を愛していないD.756/笑いと涙 D.777
グルーバー:清しこの夜/神のみ子は今宵しも
ジョン・ニューマーク、ベンジャミン・ブリテン(ピアノ) 
ボイド・ニール弦楽合奏団、指揮:ボイド・ニール
CD5
ブラームス:歌曲集《4つの厳粛な歌》Op.121
ショーソン:歌曲集《愛と海の詩》Op.19/ハワード・ファーガソン:発見
ウィリアム・ワーズワース:赤い空、風、雲
エドムンド・ラッブラ:
詩編第6編《主よ、あなたの怒りをもって、わたしを責めず》
同:詩編 第23編《主はわたしの牧者であって》
同:詩編 第150編《主をほめたたえよ》
BBC交響楽団 指揮:サー・マルコム・サージェント、
ハレ管弦楽団、指揮:サー・ジョン・バルビローリ、
エルネスト・ラッシュ(ピアノ)
CD 6
スタンフォード:仙境の湖/同:雨の日/パリー:恋はたわごと
ヴォーン・ウィリアムズ:真昼のしずけさ
ブリッジ:幸せな日よ、去ることなかれ/ウォーロック:睡り
同:君と契る日/民謡(ブリテン編):おお、うるわしきものよ
同:ニューカッスルから来たんじゃないわね/同(ヒューズ編):可愛いキティー
パーセル(ブリテン編):ベツレヘムのベス/パーセル:聞け、こだまする大気が
ヘンデル:恋に悩むウミガメのように/同:いかにヴィジョンが変わったのか
ヴォルフ:隠棲/同:花作り/同:古画に寄せて/同:旅先にて
イェンセン:祭壇/J.S.バッハ:我を忘れたもうな
同: ああ、我が生涯を限る最期の時刻の/同:汝は我が傍に
フレデリック・ストーンフィリス・スパーミリセント・シルバージョン・
ニューマーク(ピアノ)
CD 7
J.S.バッハ:御父の右に座したもう主よ
同:懺悔と悔悟は罪の心をふたつに押ししつぶし/同:事終わりぬ
同:神の子羊/ヘンデル:万軍の主よ、帰りたまえ
同:おお、汝、よき音信を告げし者/同:天なる父/同:主は辱められたり 
マイケル・ドブソン(オーボエ・ダモーレ)
アンブローズ・ガントレット(ヴィオラ・ダ・ガンバ) 
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:サー・エードリアン・ボールト
CD8:イギリス民謡集
俺の仲間/船漕ぎ/南の風/あたしはボンネットを青で飾ってもらうの
私の坊やウィリー/私の心は私だけが/むずがる幼子/愛しい人と歩こう
牝羊を丘に集めよ/おお、うるわしきものよ/柳の歌/口ごもる恋人たち
キルター:紅の花が眠れば/同:歓びの庭/おなじ:ひな菊に寄す
同:丘を越えて/ふくらむ白百合の蕾のように/堤も山も/私だけに乾杯して
思い出の庭園/私は呪う/フィリス・スパー、
ジョン・ニューマーク(ピアノ)
CD9:エディンバラ音楽祭のフェリアーとワルター
私にとってのエディンバラ音楽祭(フェアリーの語り)
シューベルト:若い尼D.828/おなじ:満月は輝きD.797‐3b
同:あなたは私を愛していないD.756/同:死と乙女 D.531
同:ズライカID.720/同:君は我がやすらい D.776
ブラームス:まどろみはいよいよ浅くOp.105‐2
同:死はさわやかな夜Op.96‐1/同:たよりOp.47‐1/同:永遠の愛Op.43‐1
シューマン:歌曲集《女の愛と生涯》Op.42
ブルーノ・ワルター(ピアノ)
CD10
ブラームス:アルト・ラプソディOp.53/同:2つの歌Op.91/同:4つの厳粛な歌
マーラー:亡き子をしのぶ歌
フィリス・スパー、ジョン・ニューマーク(ピアノ)
マックス・ギルバート(ヴィオラ) 
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:クレメンス・クラウス、
アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団
指揮:オットー・クレンペラー
CD11
ブラームス:愛の歌Op.52/新・愛の歌Op.65/ブリテン:春の交響曲
イルムガルト・ゼーフリート、ジョー・ヴィンセント(ソプラノ)
ユリウス・パツァーク、ピーター・ピアーズ(テノール)
ホルスト・ギュンター(バス・バリトン)
クリフォード・カーゾン、ハンス・ガル(ピアノ) 
アムステルダム・コンセルトへボウ管弦楽団 
指揮:エドゥアルト・ファン・ベイヌム
CD12
マーラー:交響曲第2番ハ短調《復活》
ジョー・ヴィンセント(ソプラノ) 
アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団 
指揮:オットー・クレンペラー
CD13
マーラー:交響曲《大地の歌》/同:リュッケルト歌曲集より
ユリウス・パツァーク(テノール) 
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 
指揮:ブルーノ・ワルター
CD14
J.S.バッハ:カンタータ第11&67番
カンタータ・シンガーズ ジェイクス管弦楽団 
指揮:レジナルド・ジェイクス
ボーナスDVD
アン・オーディナリー・ディーヴァ
キャスリーン・フェリアー(アルト)他
録音:1946-52年
キャスリーン・フェリアーは1912年イングランドのランカシャーに生まれ、
1953年ロンドンで死去したイギリスの名アルト歌手。病気のため41歳という若
さで世を去りましたが、主にコンサート歌手として活躍し、録音でもワルター
指揮によるマーラーの《大地の歌》や《亡き子をしのぶ歌》などの名唱は、
今なお決定盤と称えられています。フェリアーの歌声は、コントラルト特有の
深い豊かな共鳴の中に、清冽で透明感ある気品が漂うものでした。彼女の生誕
100年を記念したこの15枚組には、そうしたフェリアーの美点を余すところな
く伝える決定盤が精選されています。


4783577 5枚組 ¥2680
ロストロポーヴィチ/ザ・デッカ・コンプリート・レコーディング
CD1
シューベルト:アルぺジョーネ・ソナタ イ短調D.821
シューマン:民謡風の5つの小品Op.102/ハイドン:チェロ協奏曲第1番ハ長調
CD2
ブリテン:無伴奏チェロ組曲第1番Op.72/同 第2番Op.80
CD3
チェロ交響曲Op.68/フランク・ブリッジ:チェロ・ソナタ
ドビュッシー:チェロ・ソナタ ニ短調
CD4
ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第1番ヘ長調Op.5‐1
同 第4番ハ長調Op.102‐1/同 第5番ニ長調Op.102‐2
CD5
同 第2番ト短調Op.5‐2/同 第3番イ長調Op.69
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ) 
イギリス室内管弦楽団 指揮&ピアノ:ベンジャミン・ブリテン
録音:1961-68年
20世紀最大のチェリストとして君臨したムスティスラフ・ロストロポーヴィチ
が、デッカとフィリップスに残した全録音を集めた5枚組。ベートーヴェン、
シューベルト、シューマン、ドビュッシーなどチェロの古典の他、盟友ベン
ジャミン・ブリテンの作品および、彼がピアノと指揮の両面で伴奏を務めた
録音も多数収録。チェロ学習者はもちろん、すべての音楽ファンにお薦めの
内容になっています。

4783493 ¥1850
ベートーヴェン:
(1)交響曲第1番ハ長調作品21 
(2)序曲 《プロメテウスの創造物》 作品43
(3)交響曲第2番ニ長調作品36
(4)《レオノーレ》序曲第3番 作品72a

4783494 ¥1850
ベートーヴェン:
(1)交響曲第3番変ホ長調作品55《英雄》
(2)歌劇《フィデリオ》序曲 作品72
(3)交響曲第4番変ロ長調作品60

4783495 ¥1850
ベートーヴェン:
(1)《コリオラン》序曲 作品62
(2)交響曲第5番ハ短調作品67《運命》 
(3)交響曲第6番ヘ長調作品68《田園》

4783496 ¥1850
ベートーヴェン:
(1)《エグモント》序曲 作品84 
(2)交響曲第7番イ長調作品92
(3)序曲《アテネの廃墟》作品113
(4)交響曲第8番ヘ長調作品93

4783497 ¥1850
ベートーヴェン:交響曲第9番
(1)《命名祝日》序曲 作品115 
(2)劇付随音楽《シュテファン王》序曲 作品117
(3)交響曲第9番二短調作品125《合唱》
カテリーナ・ベラノーヴァ(ソプラノ)、
リリ・パーシキヴィ(メッゾ・ソプラノ)、
ロバート・ディーン・スミス(テノール)、
ハンノ・ミュラー=ブラッハマン(バス・バリトン) 
ゲヴァントハウス合唱団
ゲヴァントハウス児童合唱団 MDR放送合唱団
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団 
指揮:リッカルド・シャイー
録音:2007年-2009年
2005年にライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団のカペルマイスターに就任
以来、メンデルスゾーン、シューマン、バッハのディスクをリリースし、精力
的な活動を続けているシャイーが2007年から2009年にかけて取り組んできたベ
ートーヴェン録音。8曲の序曲を含んだ全集BOXの形で最初に発売されましたが、
今回はバラで発売されることになりました。驚くべきことに、シャイーにとっ
てのベートーヴェン録音はこれが初めてとなるものです。バッハ・シリーズ同
様、ベートーヴェンを知り尽くしたオーケストラに新たな息吹を吹き込んだ、
モダン・オーケストラによる入魂の名演です。




<cpo>
777560-2 ¥2450
C.P.E.バッハ:オラトリオ「荒野のイスラエル人」
グドルン・シドニー・オットー(ソプラノ)/ニール・グラムス(ソプラノ)
ヘルマン・オズヴァルト(テノール)
ミヒャエル・ショッパー(バス・バリトン)
ザルツブルク・ホーフムジーク
ヴォルフガンク・ブルンナー(指揮)
1768年、C.P.E.バッハ(1714-1788)は、それまで寵愛を受けていたフリードリ
ヒ大王の元を離れ、テレマンの後任楽長としてハンブルクに向かいました。
その地で彼は一層宗教音楽に関心を持ち、到着してすぐにオラトリオ「荒野の
イスラエル人」を完成させました。これは、彼の芸術性を示す一種の名刺代わ
りともなるため、主題は中立的なものを選び、持ちうる限りの表現を駆使して
の、極めて劇的な作品を創り上げたのです。最初の音から迫力満点であり、ま
た深い精神性も持ち合わせています。

777728-2 ¥1700
ヘルツォーゲンベルク:無伴奏合唱作品集
1.6つの歌曲 Op.10/2.7つの歌 Op.57/3.詩編 第116番 Op.34
4.感謝祭に寄せて(典礼のための歌 第5部)Op.99/5.4つのコラール・モテット Op.102
ライニッシェ・カントライ
ヘルマン・マックス(指揮)
cpoレーベルが集中的に取り組んでいる、ヘルツォーゲンベルクの作品復興が
着々と進行しています。今回は彼の合唱作品集です。若い頃はピアニストとし
て活躍していたヘルツォーゲンベルク、その作品も室内楽がほとんどでしたが、
親しい友人の音楽学者フィリップ・シュピッタの影響を受けて、次第に合唱作
品へも関心が向くようになったのです。シュピッタは彼に様々なアドバイスを
与え、多くのテキストも紹介しました(フィリップの弟フリードヒリも、ヘル
ツォーゲンベルクにオラトリオの台本を提供しています)。そんなヘルツォー
ゲンベルクの合唱曲ですが、彼は詩を声高に歌い上げることはしません。彼の
音楽は常に思慮深く内省的です。しかしヘルツォーゲンベルクの心の中には滔
々と燃え滾るパトスが宿っていたのでしょう。時としてまろび出る熱き感情の
迸りは驚くほどの独自性を感じさせられるものです。

777354-2 ¥2450
アントン・エーベルル:ピアノ協奏曲集
1.ピアノ協奏曲 Op.32/2.ピアノ協奏曲 Op.40
パオロ・ジャコメッティ(フォルテピアノ…2)
福田理子(フォルテピアノ…1)
ケルン・アカデミー
ミヒャエル・アレクサンダー・ヴィレンズ(指揮)
ウィーン生まれの作曲家、ピアニスト、教師エーベルル(1765-1807)のピアノ
協奏曲です。彼は幼い頃からピアノの才能に恵まれ、モーツァルトを始めとし
た大音楽家たちの指導もあって、まずは一流のピアニストとして活躍。ヨーロ
ッパ中を演奏旅行して評判となりました。作曲家としても200以上の作品を書
いたのですが、残念ながらそれらはほとんど残存しておりません。作品によっ
ては、モーツァルトの名前で公表されたものもあったりで、彼の全貌を知るに
はまだまだ資料が不足しているのが残念です。このピアノ協奏曲は、当時「ベ
ートーヴェンのライバル」と評された彼の資質を最もよく表すもので、18世紀
末に特有な典雅なスタイルを保ちながらも、独創的な部分も感じさせるという
優れた作品です。フォルテピアノの美しい響きも聞きものです。

777715-2 ¥2450
イタリアのオーボエ協奏曲集
1.サンマルティーニ(1700?-1775):オーボエ協奏曲 ト長調
2.ベッリーニ(1801-1835):オーボエ協奏曲 変ホ長調
3.ロッシーニ(1792-1868):序奏、主題と変奏曲 ハ長調
4.ドニゼッティ(1797-1848):
イングリッシュホルンと管弦楽のための協奏曲 ト長調
5.ピロッティ(1784-1838):
イングリッシュホルンと管弦楽のための協奏曲 ヘ長調
6.アギラー(1761-1808):オーボエ協奏曲 ハ長調
ディエゴ・ディニ・チアッキ(オーボエ&指揮)
パドヴァ・ヴェネト管弦楽団
イタリアのオーボエ協奏曲で最初に成功作をものにしたのは、かのヴィヴァル
ディでしょう。彼はおよそ30曲ものオーボエ協奏曲(どれもが超絶技巧を駆使
したもの)を書き、そのどれもが高く絶賛されました。この伝統は19世紀まで
続き、このジャンルで並ぶ国のない成功を収めることになったのです。もとも
と歌心に満ち溢れたイタリアという国の風土と、オーボエの優雅さが合致した
これらの作品は、まさに「歌うように」甘美なメロディに満ちています。ベッ
リーニ、ロッシーニ、ドニゼッティと言った名オペラ作曲家にぴったり合った
作品ともいえるでしょう。他の3人の曲も極上のもの。オーボエとは少しだけ
違う響きを持つイングリッシュホルンの音色にも注目してください。名手チ
アッキが完璧に吹きこなしています。

999907-2 ¥2450
テレマン:管楽のための協奏曲集 第7集
1.オーボエ協奏曲 ハ短調 TWV 51:c2
2.2つのクラリネット(シャリュモー)とヴァイオリンのための協奏曲
ヘ長調 TWV 43:F2
3.2つのフルートとファゴットと弦楽のための協奏曲 イ長調 TWV 53:A1
4.ブロックフレーテとファゴットと弦楽のための協奏曲 ヘ長調 TWV 52:F1
5.クラリネット(シャリュモー)と弦楽のための協奏曲 ニ短調 TWV 43:d1
6.コルノ・ダ・カッチャと弦楽のための協奏曲 ニ長調 TWV 51:D8
ラ・スタジオーネ・フランクフルト
ミヒャエル・シュナイダー(指揮)
大好評、テレマン(1681-1767)の管楽のための協奏曲集も、あと1集を残すのみ
となりました。この第7集でもいつものように驚くばかりの多彩な音楽が楽し
めます。今回収録された6曲も、初期に書かれた短いオーボエ協奏曲 TWV 51:
c2に始まり、アイゼナハ宮廷楽長に就任した頃の作品であるヘ長調 TWV 52:F1
をはさみ、その後ハンブルク市の音楽監督に就任するまで、長年の活動の履歴
のようなものがよく表れています。いつものようにシュナイダーとラ・スタジ
オーネ・フランクフルトは、大胆な解釈によって、これらの作品の面白みを
表現し尽くしています。「18世紀に書かれた最高に面白い音楽」とシュナイ
ダーが語るテレマンの音楽。ぜひ酔いしれてください。

777488-2 ¥2450
ヘンデル:合奏協奏曲集 Op.3 全6曲
コンチェルト・コペンハーゲン
ラルス・ウルリク・モルテンセン(指揮)
コンチェルト・コペンハーゲン(通称ココ)は、1991年にデンマークとスウェー
デンの音楽家たちによって結成され、活発な音楽活動を続けるスカンジナビア
屈指の古楽アンサンブルです。1999年からチェンバロ奏者ラルス・ウルリク・
モルテンセンを音楽監督として迎え入れてから一層の高い評価を受けていて、
数多くの録音でも知られています。今作ではヘンデル(1685-1759)の「合奏協
奏曲」Op.3の6曲を密度の濃い演奏で聴かせます。この作品は、出版業者がヘ
ンデルのオペラやオラトリオの幕間の曲を勝手に編纂し、無許可で出版してし
まったため、有名なOp.6の12曲に比べて若干知名度は劣りますが、どれもがコ
レッリやジェミニアーニの流れを組むイタリア様式で書かれた素晴らしい作品
であり、とりわけオーボエの扱いが巧みで、しなやかで美しいメロディに満ち
ています。第4番はそのままオーボエ協奏曲としても演奏されます。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

11-12 No.9-2

2011年12月09日 15時13分52秒 | Weblog
<TUDOR>
TUDOR 7183(SACD-Hybrid) ¥2080
ブラームス:
ハイドンの主題による変奏曲 Op.56a
セレナード第1番 ニ長調 Op.11
ハンガリー舞曲第1番,第3番,第10番
ロビン・ティチアーティ(指揮)
バンベルク交響楽団
録音:2010年9月7-11日、バンベルク,68'44
素晴らしいブラームス。これほど若く瑞々しく柔らかく、喜ばしさとデリケー
トな感性、そして上質な味わいを湛えたブラームスは極めて稀だ。ロビン・
ティチアーティは1983年、ロンドンに生まれた、まだ20代の指揮者。しかしそ
の才能は十代から注目されており、既に20代前半には英国音楽界の一線で活躍。
日本でも2008年5月にザルツブルク音楽祭のプロダクションによる「フィガロの
結婚」を指揮、エイジ・オブ・エンライトメント管弦楽団を率いて見事なモー
ツァルトを演奏し、耳の鋭い人たちから賞賛されていた。今回は、ティチアー
ティが首席客演指揮者を務めるバンベルク交響楽団を指揮してのブラームス。
快速でありながら往年の巨匠指揮者たちが持っていたような弾む広がりを持つ
変奏曲もさることながら、若書き扱いされることも少なくないセレナード第1番
が「初期交響曲」と呼ぶに相応しい傑作であることをティチアーティは明確に
示している。この演奏を聞けば誰もが、21世紀半ば偉大な指揮者の「若き日の
足跡」がここにあることを認めることだろう。SACDによってバンベルク交響楽
団が未だ残すドイツ・ローカルの音色が堪能できるのも魅力だ。

TUDOR 7159(SACD-Hybrid) ¥2080
ウェーバー:
クラリネット協奏曲第1番 ヘ短調 Op.73
クラリネット協奏曲第2番 変ホ長調 Op.74
クラリネット小協奏曲 ハ短調/変ホ長調Op.26
カール=ハインツ・シュテッフェンス(クラリネット)
ラドスラフ・スルク(指揮)バンベルク交響楽団
録音:2009年12月21-23日、バンベルク
カール=ハインツ・シュテッフェンスの新録音は、ウェーバーのクラリネット
協奏曲全曲。シュテッフェンスは1961年、ドイツ最西部のトリーアの生まれ。
2001年から2007年までベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のソロ・クラリ
ネット奏者を務めたことで名高い。ラドスラフ・スルクはポーランド生まれの
ヴァイオリニスト、指揮者。バイエルン放送交響楽団のコンサートマイスター
を務めた後、2004年に大阪で指揮者デビューを果たす。

TUDOR 7185 ¥2080
リュリ:
「ファエトン」-序曲、エールと舞曲
「アティス」-序曲、エールと舞曲
「アルミード」-序曲、シャコンヌ、エールと舞曲
ドミニク・キーファー(指揮)
カプリッチョ(バロック・オーケストラ)
録音:2011年3月10-13日、ラインファイデン,63'04
マッジ:協奏曲集(TUDOR7173)、テレマン:管弦楽作品集(TUDOR7177)、ヘルテル:
作品集(TUDOR7182)に続くカプリッチョ(バーゼル・バロック・オーケストラ)の
CD第4弾。
リュリのオペラ3作から、管弦楽曲を抜き出したもの。カプリッチョは1999年に
創設されたバロック・オーケストラ。スイスの団体らしく、ドイツ風の演奏よ
りは明るく柔らかめ、フランスの団体よりは素朴な温もりがある演奏。肩肘張
らない心地よいリュリを聞くには打ってつけのCD。




<KAIROS>
13032KAI ¥2250
ピエール・ジョドロフスキ(b.1971):
(1)ドローンズ-15楽器のための
(2)バーバーリズム-アンサンブルと電子音のための
(3)対話/非対話-フルートと電子音のための
(1)-(3)スザンナ・マルッキ指揮アンサンブル・アンテルコンタンポラン
(2)(3)IRCAM-ポンピドゥー・センター(電子音響)、(3)ソフィー・チェリエ(Fl)
録音:2007/2009年
ピエール・ジョドロフスキ(b.1971)はフランスのトゥールーズ地方出身でリヨ
ン音楽院に学んだ。IRCAMで研修員として電子音楽の研究を積み、電子音響と
アコースティック楽器を組み合わせた様々な作品を多数発表している。矢継ぎ
早に繰り出される様々な音響と不規則なリズムは高等なパンク・ロックか新手
のジャズを思わせ、その疾走感あふれる多彩な音響イヴェントに飽きることが
ない。一聴、ぐちゃぐちゃに聴こえる展開の中にふと抒情的なパッセージが聴
こえたりしてなかなか魅力的。ストラヴィンスキー、エリオット・シャープ、
マイルス・デイヴィスをミックスしたような音楽である。

13172KAI(DVD-Video) ¥2250
マウリツィオ・カーゲル(b.1931):
室内交響曲、
《勝ちそこないのための10の行進曲》より2つの行進曲、
《1934年12月24日に...》、《マレ・ノストゥルム》、
《クオドリベット》、《そよ風》、
《ウングイス・インカルナートゥス・エスト》、
《影の響き》、《バベルの塔》
アンサンブル・ズューデン、
コンパーニャ・オブリキュア、
ディヴェルティメント・アンサンブル、
アルトゥーロ・ディエメッケ指揮
ブエノスアイレス・フィルハーモニー管弦楽団、ほか
製作:2011年
字幕:ドイツ語・英語
マウリツィオ・カーゲル(b.1931)は現代音楽にパフォーマンス、演劇的要素を
持ち込んだ作品でケージとともに20世紀後半の現代音楽界に多大な影響を与え
た。そのカーゲルと同じアルゼンチン出身の映像作家ガストン・ソルニツキに
よって制作されたカーゲルの貴重なドキュメンタリー映画。作品のリハーサル
風景を中心にカーゲルの独白、演奏者と作曲家のやりとりなどで構成されてい
る。映像作品としても優れており、カーゲルの世界を知るのに最適。




<Signum Classics>
SIGCD 191 ¥2180
ブラームス(ヨゼフ・スヴェンセン編):
シンフォニア ロ長調(原曲:ピアノ三重奏曲第1番ロ長調Op.8)
C・シューマン(ヨゼフ・スヴェンセン編):3つのロマンス Op.22
R・シューマン(ヨゼフ・スヴェンセン編):間奏曲(F.A.E.ソナタより)
ブラームス(ヨゼフ・スヴェンセン編):スケルツォ(F.A.E.ソナタより)
ヨゼフ・スヴェンセン(ヴァイオリン&指揮)、マルメ歌劇場管弦楽団
スコットランド室内管の名誉指揮者であり、2007年からはスウェーデンのマル
メ歌劇場の首席指揮者を務めるノルウェーと日本のハーフ、ヨゼフ・スヴェン
センのオーケストレーションによる「ブラームス&シューマン夫妻の音楽」!
「シンフォニア ロ長調」とは、1853年に作曲されたブラームス初期の秀作「ピ
アノ三重奏曲第1番Op.8」に惹かれたスヴェンセンが、ヴァイオリニスト、指揮
者としての経験を活かして自らオーケストレーションを施し完成させた大作で
ある。
「ピアノ三重奏」から「シンフォニア」へと生まれ変わるブラームスの音楽。
スヴェンセンの指揮者、ヴァイオリニスト、作曲家としての手腕に期待したい。

SIGCD 272 ¥2180
プーランク:歌曲全集Vol.3 ――
歌曲集《歌の調べ》#/対話+++/+/マズルカ+++/ラ・グルヌイエール##
モンパルナス+++/ハイド・パーク+++/橋***/ひとつの詩+++/肖像画*
歌曲集《燃える鏡》#/.....だが、それは滅ぶこと*/手は心に負け+++
歌曲集《冷気と火》*/歌曲集《カリグラム》+++/ねずみ++/楽天家**
僕たち妹が欲しい+
トーマス・オリーマンス(バリトン)+++、
ジョン・マーク・エインズレー(テノール)*、
ローナ・アンダーソン(ソプラノ)+、サラ・フォックス(ソプラノ)#、
ジョナサン・レマル(バス・バリトン)**、リサ・ミルン(ソプラノ)++、
アン・マレー(メゾ・ソプラノ)##、ロバート・マーレイ(テノール)***、
マルコム・マルティヌー(ピアノ)
44年間という歳月の中で150曲を超える"歌曲"を作曲したフランシス・プーラン
ク(1899-1963)。
世界有数の歌い手たちの名唱と、名ピアニスト、マルコム・マルティヌーのプ
ログラミングが世界中で高く評価されてきたシグナム・クラシックス(Signum
Classics)の「プーランク歌曲全集」も第3巻に到達!
第3巻では"ジェラール・スゼーの再来"と激賞されるオランダの大器、トーマス
・オリーマンスが大活躍!豪華な声楽家たちの中でも特に"シューベルト歌い"
としての名声を確立したオリーマンスが歌う"プーランク"は要注目です。
2010年2月&9月の録音。

SIGCD 277(CD+DVD) ¥2180
アデス:ピアノと管弦楽、映像のための《イン・セヴン・デイズ》
ナンカロウ(アデス編):習作第6番*、習作第7番*
ニコラス・ホッジス(ピアノ)、
トーマス・アデス(指揮&ピアノ*)、
ロンドン・シンフォニエッタ、ロルフ・ヒンド(ピアノ)*
ラトル&ベルリン・フィルがその作品を積極的に取り上げているイギリスの俊
英作曲家トーマス・アデス(1971-)。「イン・セヴン・デイズ」は、ピアノと
オーケストラ、映像で聖書の天地創造の物語を描いたアデスの「ピアノ協奏
曲」。またアデスがピアノ・デュオ版にアレンジしたナンカロウの「自動ピア
ノのための習作」第6番&第7番では自らピアノを担当しており、作曲家、アレ
ンジャー、ピアニストとしてのアデスの才能に接することが出来る。
2011年3月&2011年2月*の録音。

SIGCD 274 ¥2180
ショスタコーヴィチ:チェロ・ソナタ ニ短調
ブリテン:チェロ・ソナタ ハ長調
プロコフィエフ:チェロ・ソナタ ハ長調
ジェイミー・ウォルトン(チェロ)、
ダニエル・グリムウッド(ピアノ)
イギリスの大チェリスト、ウィリアム・プリースの最後の弟子の1人、ジェイミ
ー・ウォルトンのシグナム第6弾は「20世紀のチェロ・ソナタ集」。
ショスタコーヴィチの「チェロ協奏曲第2番」(SIGCD 137)での緊迫感に満ちた
演奏に代表されるように、20世紀のチェロ作品はジェイミー・ウォルトンが得
意とするレパートリー。
1712年製の銘器グァルネリを手にするウォルトンが、20世紀を代表する3つの
チェロ・ソナタの深層を読み解く。2011年2月の録音。

SIGCD 270 2枚組 ¥3500
アレック・ロス:地球の出/ガイア賛歌/正義の太陽
シェアード・グラウンド/ポンティセリ/花
エクス・カシドラ、ジェフリー・スキッドモア(指揮)、
フィリップ・オノレ(ヴァイオリン)
ハイペリオンの「ラテン・アメリカのバロック音楽シリーズ」で高名なイギリ
スのピリオド・オーケストラ、エクス・カシドラとジェフリー・スキッドモア
による珍しい現代イギリスの作品集。
インドの作家ヴィクラム・セトの詩と歌詞を採り入れたアレック・ロスの音楽
は、テーマは"地球"という壮大なスケールで繰り広げられる。
2011年6月&7月の録音。

SIGCD 278 ¥2180
ラモー:クラヴサン曲集第1巻
《クラヴサン曲集と運指法》より 組曲ホ長調、組曲ニ長調
ジル・クロスランド(ピアノ)
ジル・クロスランドは、リシャルト・バクストとパウル・バドゥラ=スコダか
らピアノを学んだイギリスの女流ピアニスト。
バッハの「平均律クラヴィーア曲集」の全曲録音を完成させたクロスランドが、
次のステージに選んだのは、あのヒューイットも実践した"ピアノ"によるラモ
ー。クラヴサン(チェンバロ)からピアノへと楽器を変えたラモーの響きを愉し
みたい。2010年8月の録音。

SIGCD 276 ¥2180
古代の謎 - ユダヤの歌による旅 ――
伝承曲(ピットマン編):5つのユダヤの歌
ライトマン:私は他の蝶々を見なかった/ハーラップ:テヒリーム(詩篇)
ウィテカー&プリットマン:5つのヘブライの愛の歌/ファーバー:愛の橋
ヒラ・プリットマン(ソプラノ)、ジュリアン・ブリス(クラリネット)、
クリストファー・グリン(ピアノ)、トーマス・ボウズ(ヴァイオリン)、
アンデルス・カリユステ(ヴィオラ)
2009年のグラミー賞(クラシック現代作品部門)受賞アーティスト、ヒラ・プリ
ットマンが歌う「ユダヤの音楽」。
合唱、吹奏楽作品で有名なウィテカーが音楽、プリットマン自身が歌詞を担当
した共作「5つのヘブライの愛の歌」も収録。イギリスの天才クラリネット奏
者、ジュリアン・ブリスの参加も大きなポイントだろう!2010年11月の録音。

SIGCD 279 ¥2180
詩篇の祝祭 ――
アレグリ/バーンスタイン/バード/パリー/パーセル/ウェズリー
テンプル教会聖歌隊、
ジェームズ・ヴィヴィアン(指揮)、
サリー・プライス(ハープ)、グレッグ・モリス(オルガン)、
イアン・レ・グリース(オルガン)、ロバート・ミレット(打楽器)
12世紀後半に建立された英国国教会のロンドン・テンプル教会の聖歌隊が、ア
レグリからバーンスタインまで、4世紀半にもおよぶ時代の中で生まれた「ダ
ヴィデ詩篇」を歌う。
テンプル教会聖歌隊のハーモニーには、中世から受け継がれてきた伝統という
オーラが存在する。

SIGCD 261 ¥2180
J.S.バッハ:オルガン作品集 ――
トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調BWV.564
オルガン協奏曲第2番イ短調BWV.593
コラール《おお愛する魂よ、汝を飾れ》BWV.654
前奏曲とフーガ ロ短調BWV.544
コラール《天にましますわれらの父よ》BWV.682
前奏曲とフーガ ト長調BWV.541
コラール《ああ人よ、汝の大きな罪を嘆け》BWV.622
パッサカリアとフーガ ハ短調BWV.582
デイヴィッド・グード(オルガン)
J.S.バッハ存命中の1714年に製作されたフライブルク大聖堂のゴットフリート
・ジルバーマン・オルガンで聴くバッハのオルガン作品集。
デイヴィッド・グードは、英国有数の名門校イートン・カレッジでオルガニス
ト、鍵盤楽器の教員を務める音楽家。グードは歴史的な鍵盤楽器のコレクショ
ンの管理も行っており、これらの楽器の奏法にも精通している。
2010年7月の録音。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

11-12 No.8-1

2011年12月09日 15時13分20秒 | Weblog
<PRAGA>
PRDDSD 250285(SACD-Hybrid) ¥2780
1-4. リムスキー=コルサコフ(1844-1908):ピアノ三重奏曲 ハ短調(1897)
5-8. アントン・アレンスキー(1861-1906):ピアノ三重奏曲 ニ短調(1894)
キンスキー・ピアノ・トリオ
録音:2011年9月
師弟関係にあったリムスキー=コルサコフとアレンスキーのピアノ三重奏曲。
聴き比べてみると、リムスキー=コルサコフの中にブラームスの影響が、ア
レンスキーの中にシューマンやメンデルスゾーン、チェイコフスキースラヴ
民謡の影響が強く出ています。この作品が作られた当時の時代精神を感ずる
ことができる一枚。
キンスキー・ピアノ・トリオは、1998年に結成されたチェコの代表的な室内
アンサンブル。全員の非常に息の合ったタイミング、美しい音色、深い音楽
的抒情性を湛えたその演奏は、ヨーロッパ全土から注目を集められています。




<ALIUD>
ACDBB 056(SACD-Hybrid) ¥2250
1. リスト(1811-1886):3つの演奏会用練習曲より「ため息」
2. リスト:二つの演奏会用練習曲より「森のざわめき」
3. ショパン(1810-1849):2つのポロネーズより第1番 作品26-1
4. ショパン:ノクターン 作品9
5. リスト:カプリース・ワルツ 第2番
6. リスト:ロマンス
7. ショパン:幻想即興曲
8. ショパン:ノクターン 作品48-1
9. リスト:夜鳴き鶯 
10. リスト:愛の夢
11. ショパン:12の練習曲より「エオリアン・ハープ」
12. ショパン:小犬のワルツ
アンネーレン・レナエルツ(Hrp)
編曲:ヘンリエッテ・レニエー(1, 9, 10)、デ・ワイネ・フルトン(7)、
アンネーレン・レナエルツ(2, 3, 4, 5, 6, 11, 12)
録音:2010年11月
ショパンとリストによるピアノ名曲集をハープ用に編曲したもの。ピアノでは
表現することのできないハープの軽やかな温かい響きが心に沁みます。特にリ
ストの「森のざわめき」やショパンの「エオリアン・ハープ」は、まさにハー
ピストのために書かれたかのように、ハープの華麗なヴィルトゥオジティが映
えます。一押しの一枚。
アンネーレン・レナエルツはベルギー生まれ。既に23歳にしてヨーロッパ全土
で最高のハーピストと認められ、2010年12月にウィーンフィルのソロ・ハーピ
ストに任命されました。数々の国際コンクールで優勝を果たし、その深い音楽
性、色彩豊かな温かい音色、絶妙のタイミング力を高く評価されています。

ACDBH 053 ¥2250
1. ディルク・ブロッセ(1960-):戦争協奏曲
(ブリュッセル・フィルハーモニー管弦楽団、ディルク・ブロッセ)
2. ジーン・ロウエル(1914-2005):コンチェルト
(ブリュッセル・フィルハーモニー管弦楽団、
シルフェール・ファンデンブルーク指揮)
3. アウグスト・フェアベッセルト(1919-):二重奏曲
(ブリュッセル・フィルハーモニー管弦楽団、
シルフェール・ファンデンブルーク指揮)
4-7. ジャン・ファン・デア・ロースト(1956):コンチェルト・ドッピオ
(ソフィア・ソロイツ室内管弦楽団)
エディ・ヴァノーストハーズ(クラリネット)
ブリュッセル・フィルハーモニー管弦楽団、
ソフィア・ソロイツ室内管弦楽団
ブリュッセル・フィルなどでソロ・クラリネット奏者を務める傍ら、ゲント音
楽院の教授も務める名手、ヴァノーストハーズの力作。同郷ベルギー出身の作
曲家たちの作品を、厚い愛国心で聴かせます。

ACDBH 054(SACD-Hybrid) ¥2250
1. H. クワッカーナート:J.S.B.
2. H. クワッカーナート:ジャスト・ビフォー・ダウン
3. R. ロジャース、L. ハート:イット・ネヴァー・エンター・マイ・マインド
4. T. モンク:ラウンド・ミッドナイト
5. A. リード:フラット・ファイヴ・ブルーズ
6. G. クリフォード、H. バリス:アイ・サレンダー・ディアー
7. ワルツィング・マチルダ(トラディショナル)
8. H. クワッカーナート:W.A.M.
9. H. クワッカーナート:ローラ
10. A. リード:スタディー・イン・ブルー
11. J. スコフィールド:グレイ・アンド・ヴィスカレル
アンドリュー・リード・トリオ
〔ハンス・クワッカーナート(ピアノ)、エリック・ポーターマン(ドラム)、
アンドリュー・リード(ダブルベース)〕
録音:2010年2月
クラシック音楽の研鑽を積み、その理論を新しいジャズ開拓に応用したもの。
非常に洗練された和声と軽快なリズムが、ニューヨークのマンハッタンを思わ
せるような都会的雰囲気を醸し出しています。聴いているだけで心が和み、ど
こかのカフェでお茶しているよう。特に、W.A.M.はベートーヴェンのピアノソ
ナタOp. 2-3の和声に基づいており、ベートーヴェンがジャズ化するとこのよ
うになるのか!と面白い発見に出会えるでしょう。
アンドリュー・リード・トリオは、1966年に結成されました。最初のCD『ライ
ヴ・イン・デ・トゥール』で既に広く人気を集め、さらに『ウィンター・オブ
・マイ・ドリームス』で大ヒット。今やアメリカのジャズ界ではカッティング
・エッジです。





<APARTE>
AP 023(1CD+1DVD(PAL)) ¥3650
ベートーヴェン(1770-1827):
1-4. 交響曲第5番 op. 67 
5. プロメテウスの創造物 op. 43
デイヴィッド・グリマル(Vn)、レ・ディソナンス(アンサンブル)
(ボーナス映像DVD(PAL):全曲の演奏風景)
録音:2010年12月9日/ディジョン歌劇場オーディトリウム(ライヴ)
革新的なスピリッツに溢れるベートーヴェンの交響曲第5番に、レ・ディソナ
ンス率いるグリマルが挑戦。アンサンブルの中で他のパートとコミュニケー
ションを深めながら、究極の音楽を目指します。分散した社会を一つにまと
め、経済、環境など様々な問題に直面する市民を鼓舞し、その絆を深めていく
ことこそが、音楽の使命であると考えるレ・ディソナンス。彼らの音楽活動は、
路上生活者や社会的に疎外された人々の社会復帰を支援する非営利団体「Les
Margniaux」に捧げられています。また、作曲家、ソリスト、オーケストラお
よび室内管弦楽団の団員など、異なる分野で活躍する音楽家たちの相互交流、
若手のホープの支援も行い、レパートリーはいわゆるメジャーであるところの
バッハやベートーヴェンだけでなく、ブリース・ポーセットなどの現代作曲家
による作品まで及んでいます。ナイーヴから出ているリヒャルト・シュトラウ
スの『メタモルフォーゼン 23の独奏弦楽器のための習作』、シェーンベルク
の『浄められた夜』に捧ぐCDは熱狂を持って迎えられ、多くの音楽評論家から
絶大なる評価を受けました。また、ベートーヴェンの交響曲第7番とヴァイオ
リン協奏曲を収録したCDが2007年10月にリリースされた際には、テレラマ紙が
最高の評価を与えたほか、2010年のル・モンド賞のベスト・レコーディングス
部門に選ばれました。社会に働きかけていこうとする彼らの真摯な姿勢に打た
れ、フランス政府もバックアップしています。
デイヴィッド・グリマルはフランス第一線で活躍するヴァイオリニスト。パリ
国立音楽院を卒業後、アイザック・スターンやシュロモ・ミンツに学び、パリ
政治学院でも勉学に励みました。高潔な演奏姿勢、ピュアな音楽的感性を称え
られ、世界有数のオーケストラと共演を重ねてきました。また、ダルバヴィー、
ティエリー・エスケシュ、オスカー・ビアンキ、フィリップ・エルサン、アレ
クサンドル・ガスパロフなど、フランス国内外の著名な作曲家が彼のために作
品を書いており、作品初演も数多く行っています。さらに、近年リリースされ
たバッハのヴァイオリン・ソナタ全曲集(AM 181)は非常に高い評価を受け、ベ
ストランキングに入り、注目されました。
ソリストとしてのキャリアのみに甘んじることなく、様々な音楽家とのコラボ
レーションによる活動を発展させていくため、レ・ディソナンスを結成しまし
た。パリ中心部でコンサートを行い、収益は全て路上生活者などの支援に充て
ています。



<KII>
KKC 5183 ¥3000
[ambroisie]
AM 205
輸入盤・日本語解説書付
リスト:
(1)雪あらし-超絶技巧練習曲集より
(2)超絶技巧練習曲第10番ヘ短調
(3)ラ・カンパネラ
(4)オーベルマンの谷-巡礼の年第1年スイスより
(5)婚礼-巡礼の年第1年イタリアより
(6)エステ荘の噴水-巡礼の年第3年
(7)ペトラルカのソネット第123番
(8)ワーグナー(リスト編):イゾルデの愛の死
(9)鬼火-超絶技巧練習曲集より
ニコライ・ルガンスキー(Pf)
[録音:2011年6月/ポットン・ホール(イギリス)]
ニコラーエワの秘蔵っ子として注目されたニコライ・ルガンスキーも今年39歳、
巨匠への道を着実に歩んでいます。ナイーヴ/アンブロワジー・レーベル第1弾
はリスト作品集。ルガンスキーがしばしば披露しているレパートリーながら、
まとまったアルバムとしては初めて。練習曲を4篇、巡礼の年から4篇、さらに
ワーグナーの編曲という魅力的なラインナップで、ルガンスキーの超絶的テク
ニックを目の当たりに出来ます。正統派ロシア・ピアニズムの継承者ルガンス
キーは汗一滴、顔色ひとつ変えずにぞっとするほど難しい曲を弾くうえ、良く
響く音、入り組んだ声部の明快な弾き分けなど、まさに超人的。こうした技量
を駆使したリストは衝撃的で、人間の限界を超えた凄さを感じさせます。人気
の「ラ・カンパネラ」も絶品です。

KKC 5184/85 2枚組 ¥3800
[HMF]
HMC 902113/4
輸入盤・日本語解説書付
J.S.バッハ:管弦楽組曲(全4曲)
フライブルク・バロック・オーケストラ
[録音:2011年1-2月/パウルス・ザール(フライブルク)]
2012年1月に待望の初来日公演を果たす名人集団フライブルク・バロック・オ
ーケストラ。変わることのない鮮烈なサウンド創りと、ほとばしり出るよう
な音楽への熱い思いによって、演奏の度に新たな感動をもたらし、世界中の
音楽ファンを魅了し続けてきました。幅広いレパートリーを持つ彼らが、大
きな節目を前にして、“原点回帰”のごとく録音に臨んだのは、大バッハの
傑作「管弦楽組曲」全曲。各パートがソリストのように巧く、細かい所まで
完璧、古楽オーケストラの雄の実力を示してくれます。

KKC 5186 ¥3000
[HMF]
HMC 902095
輸入盤・日本語解説書付
(1)ヴィヴァルディ:チェロ協奏曲 へ長調 RV422
(2)同:チェロ協奏曲 ロ短調 RV424
(3)同:チェロ協奏曲 イ短調 RV419
(4)同:チェロとファゴットのための協奏曲 ホ短調 RV409
(5)同:協奏曲 ニ短調 RV565 -2つのヴァイオリン、チェロ、弦と通奏低音の
ための
(6)同:協奏曲 ハ長調 RV 114
(7)同:協奏曲 ト短調 RV416-2つのソロ・ヴァイオリン、オブリガート・
チェロとチェンバロのための
(8)同:「テンペのドリッラ」VR709よりシンフォニア
(9)カルダーラ:
シンフォニア第12 番 イ短調「我らの主、イエス・キリストの受難」
(10)同:シンフォニア第6番 ト短調「 苦痛を受けし聖エレナ」
ジャン=ギアン・ケラス(Vc)、
ゲオルク・カッルヴァイト(指)
ベルリン古楽アカデミー
[録音:2010年10月/テルデックス・スタジオ]
ケラスとベルリン古楽アカデミー夢の共演盤が実現しました。ケラス自身「初
めてコンサートで共演した時の電流が走ったような衝撃がホントに忘れられな
いんです」と語るほどの惚れこみようで、その共演はまさに霊感に満ち、まさ
に火花が散るよう。明るく爽やかなヴィヴァルディの音楽もケラスにぴったり
で、聴く人々に元気を与えてくれるアルバムです。

KKC 5187(SACD-Hybrid) ¥3000
[COVIELLO]
COV 21112
輸入盤・日本語解説書付
ヴィヴァルディ:
(1)四季(1726年マンチェスター手稿譜)
(2)トリオソナタOp.1の12「ラ・フォリア」
ダニエル・ゼペック(Vn、指)
ドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメン
[録音:2010 年3 月、2011年3月]
アルカント・カルテットのメンバーとしても活躍するダニエル・ゼペックが、
自身コンサートマスターを務めるドイツ・カンマーフィルを指揮してヴィヴァ
ルディの人気作に挑戦しました。ゼペックは各曲に添えられたソネットの内容
を重視、ヴァイオリンで丁寧に情景描写を行い、独自の物語を語ってくれます。
さらに1726年マンチェスター手稿譜を使用しているのも興味津々。聴きなれた
版との違いも楽しめます。トリオ・ソナタ「ラ・フォリア」ではパーカッショ
ンも加え、艶めかしい世界を繰り広げています。



<Musica Rediviva>
MRSACD 103(SACD-Hybrid) ¥2180
日本語解説付
NEW FAVOURITES~新しいお気に入り
スウェーデンの現代合唱曲
1.オーケ・マルムフォシュ:月かげ(1943)
2-5. インゲマー・リードホルム:
四つの合唱曲(時の柱、海、出で立つ、それから)(1953)
6.スヴェン・エリック・ベック:鹿が渇きを覚えるように(1973)
7.スヴェン・ダヴィッド・サンドストローム:
主よ、私の祈りをお聞きください(1986)
8.ブリッタ・ビューストローム:永遠の光(2001)
9-12. スヴェン・ダヴィッド・サンドストローム:四つの愛の歌(2008)
13.カーリン・レンクィスト:炎を持つ天使(2000)
14.ラース・エリック・ラーソン:どんな鳥も高く飛びすぎることはない(1969)
15. ヤン・サンドストローム:エサイの根(1999)
16.ラース・ヨハン・ヴェルレ:オルフェウス(1990)
17.ニルス・リンドベリ:君をなぞらえようか(1989)
18.ホーカン・パルクマン:ティタニア(1996)
19.スザンヌ・ローゼンベリ:吐息2000
20.ヤン・サンドストローム:高原を吹く風によせて(2002)
21.カーリン・レンクィスト:天の国(1998)
スウェーデン室内合唱団
(5.アンナ・ヨーブラント(ソプラノ)、
13.ジェフリー・コックス(オーボエ)、カーリン・ストール(ソプラノ)、
アンダース・エヴァールズ(カウンター・テナー)
21.マリア・パルムクィスト、アンナ・シェルソン、カーリン・ストール、
アンナ・ヨーブラント)
サイモン・フィップス(指揮)
録音:2011年5月13-15日、6月18-19日、オースタード教会、スウェーデン
プロデューサー:藤本-Berger里子
スウェーデン在住の日本人女性プロデューサー藤本-Berger里子氏が立ち上げ
たレーベルMusica Redivivaより実力派合唱団、スウェーデン室内合唱団の最
新録音が発売します。この合唱団、日本ではまだまだ無名ですが、ヨーロッパ
では話題となり近年注目されている合唱団です。スウェーデン室内合唱団は
2007年に結成されました。もともと1996年より活動を開始したサイモン・フィ
ップス・ヴォーカルアンサンブルを拡張、そして統合し現在の名称となりまし
た。当合唱団は2011年10月にはEBU(The European Broadcasting Union)主催の
合唱コンクールでグランプリ、そして決勝戦に参加した各部門の中で最優秀の
グループが貰える「銀の薔薇」を勝ち取りました。また2011年11月にはスペイ
ンのトロサフェスティバルでまたもグランプリ受賞。合唱界では最高峰のコン
クールの2つの受賞はまさに快挙です。その歌声を聴けば誰もが聴き惚れてし
まう神がった歌声です。また録音も非常に優秀で、合唱ファンはもちろんのこ
とオーディオ・ファンも充分満足できる内容となっております。日本語歌詞対
訳付きです。

MRCD 021 ¥2080
日本語解説付
1. ヘルマン・コントラクトゥス(1013-1054):
我等が救世主の聖母よ、マリア聖歌
2.トゥルネーのミサ(14世紀)-キリエ
3. ライオネル・パウアー(1370-1453):グロリア
4. スカラ・ミサ曲より(12世紀)-過越し祭の6日前
5. プリマ・オーテム
6. クヌート・ニューステッド(1915-):クレド
7. ヒルデガルト・フォン・ビンゲン(1098-1179):アヴェ・ゲネロサ
8. ウルガス写本(13-14世紀)より-サンクトゥス:
9. 讃美歌-アヴェ・マリア・ステラ
10. トーマス・パッケ(1463-1499):即興曲
11. ラス・ウルガスの写本より-アニュス・デイ
12. 讃美歌-ディグナ
スコーラ・ゴーティア
[へレーン・ステーンゴード・ラーション、ウルリケ・ハイデル、
クリスティーナ・ルンド、イヴォンヌ・カールソン]
録音:2011年6月17-19日、新エーレグリューテ教会、イェーテボリ、
スウェーデン
プロデューサー:藤本-Berger里子
スウェーデン屈指のレーベル、Musica Redivivaのもう一つの新譜は、女性四
重唱合唱団スコーラ・ゴーティアが歌うデヴァイン・ミステリーです。ス
ラ・ゴーティアは1999年にグループ結成以来スウェーデン国内で多数のコン
サートを行ってきました。レパートリーはグレゴリオ聖歌から14-15世紀の初
期ポリフォニーの世界までで、全ての曲を歴史的表記法に学び忠実に再現して
きました。中世の習慣に従って大きな譜面台一つを囲んで歌うスタイルは、お
互いの表情を絶妙にキャッチし、見事なまでのハーモニーを作り上げています。
スコーラ・ゴシティア
ウルリケ・ハイデルはドイツ、エアランゲン生まれ。音楽を学ぶためオランダ
に渡り、そこで教会音楽、オルガン、合唱ならびにオーケストラ指揮、アンサ
ンブル唱歌法を学びました。現在イェーテボリ、ハーガ教会のオルガニストと
して活躍しております。
ハンナ・ウィスカリ・グリフィス(ソプラノ・サキソフォン)はイェーテブル大
学、音楽演劇科にてサキソフォンを、ストックホルム王室音楽院にてスウェー
デンの伝統音楽を学びました。




<EUROARTS>
20 72454(Blu-ray) ¥4250
字幕:英・独・仏・伊・西
ドニゼッティ:「ルクレツィア・ボルジア」
エディタ・グルベローヴァ(S ルクレツィア・ボルジア)
パヴォル・ブレスリク(T ジェンナーロ)
フランコ・ヴァッサッロ(Br ドン・アルフォンソ)
アリス・クート(Ms マッフィオ・オルジーニ)
スティーヴン・ヒュームズ(Bs グベッタ)ほか
バイエルン国立管弦楽団
バイエルン国立歌劇場合唱団
ベルトラン・ド・ビリー(指揮)
演出:クリストフ・ロイ
装置:ヘンリク・アール
衣装:バーバラ・ドジーン
監督:ブライアン・ラージ
収録:2009年7月1,6日,ミュンヘン、国立劇場(ライヴ)
・特典映像:ドキュメンタリー「グルベローヴァ-ベル・カントの芸術」
ベルカントの女王、エディタ・グルベローヴァが満を持して臨んだドニゼッ
ティの傑作「ルクレツィア・ボルジア」。このたびブルーレイ1枚に収められ
コンパクトになって、現行の2枚組DVDよりプライスダウンしてのリリースと
なります。
グルベローヴァの歌う「ルクレツィア・ボルジア」では、近年、精力的に取り
組んで評判を取っていることを反映して、Nightingaleからも2010年にケルンで
行われた別プロダクションによるCDもリリースされていますが、ここでも巧み
な役作りで、さすがというほかない、圧倒的な存在感をみせつけています。
さらにド・ビリーの手堅い指揮と、ジェンナーロを演じる若手のブレスリクが
アクセントとなって、当舞台をいっそう魅力的なものとすることに貢献してい
ました。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

記事のタイトルを入力してください(必須)

2011年12月09日 15時12分49秒 | Weblog
<EMI CLASSICS>
●20TH CENTURY CLASSICS
CZSW-6783882 2枚組 ¥1050
ポール・デュカス(1865-1935):
CD1
交響曲ハ長調(全3楽章)
アリア―ヌと青ひげ第3幕への序曲
パリ音楽院管弦楽団、ジャン・マルティノン指揮
ペリ:ファンファーレ
ペリ:詩と踊り
パリ国立歌劇場管弦楽団、ピエール・デルヴォー指揮
CD2
ピアノ・ソナタ変ホ短調(全4楽章)
ジョン・オグドン(ピアノ)
ロンサールのソネットよりAmours, sonnet for voice and piano
フィリップ・ジャルスキー(カウンターテナー)、
ジェローム・デュクロ(ピアノ)
ヴィラネル
マイケル・トンプソン、フィリップ・フォウク
魔法使いの弟子ーゲーテのバラードによるスケルツォ
トゥールーズ・カピトール国立管弦楽団、
ミシェル・プラッソン指揮
近代フランスの作曲家。作品の数は少ないがどこにも属さないスタイルを確立。
有名な「魔法使いの弟子」の他、傑作といわれる交響曲ハ長調も収録。
ブリリアント・ボックス、12ページ・カラー・ブックレット

CZSW-6783932 2枚組 ¥1050
ジョルジュ・エネスコ(1881-1955):
CD1
交響曲第1番 変ホ長調 作品13(全3楽章)
交響曲第2番 イ長調 作品17(全4楽章)
モンテ・カルロ・フィルハーモニー管弦楽団、
ローレンス・フォスター指揮
CD2
交響曲第3番 ハ長調 作品21(全4楽章)
リヨン国立管弦楽団、ローレンス・フォスター指揮
ヴァイオリン・ソナタ 第3番 イ短調 作品25(全3楽章)
ヴァレリー・ソコロフ(ヴァイオリン)、
スヴェトラーナ・コシェンコ(ピアノ)
ルーマニアのヴィルトゥオーソ・ヴァイオリニストとして名高いエネスコの、
3つの交響曲と最も有名なヴァイオリン・ソナタをカップリング。
ブリリアント・ボックス、12ページ・カラー・ブックレット

CZSW-6783982 2枚組 ¥1050
アレクサンドル・グラズノフ(1865-1936):
CD1
ライモンダ 作品57
フィルハーモニア管弦楽団、ロヴロ・フォン・マタチッチ指揮
コンチェルト・バラータ 作品108
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ、ソビエト国立交響楽団
エフゲニー・スヴェトラーノフ指揮
交響詩ステンカ・ラージン 作品13
フィルハーモニア管弦楽団、アナトール・フィストゥラーリ指揮
演奏会用ワルツ第1番ニ長調作品47
フィルハーモニア管弦楽団、エフゲニー・スヴェトラーノフ指揮
CD2
四季 作品67
演奏会用ワルツ第2番ヘ長調作品51
フィルハーモニア管弦楽団、エフゲニー・スヴェトラーノフ指揮
ヴァイオリン協奏曲イ短調作品82(全2楽章)
ナタン・ミルシテイン、ピッツバーグ交響楽団
流れるようなメロディで知られるグラズノフは、19世紀の音楽と20世紀をつな
ぐロシアの架け橋的存在。交響詩「ステンカ・ラージン」は、はじめてCDで、
Stereoで登場!
ブリリアント・ボックス、12ページ・カラー・ブックレット

CZSW-6784032 2枚組 ¥1050
カール・アマデウス・ハルトマン(1905-1963):(Vol.2)
CD1
交響曲第7番(全2部)
交響曲第8番(全2楽章)
バンベルク交響楽団、インゴ・メッツマッハー指揮
CD2
ピアノ・ソナタ 27April 1945 (1947)
ジャズ風トッカータとフーガ(1928)
ソナティネ
小組曲
ジークフリート・マウザー(ピアノ)
誰のまねでもない独自のスタイルを生み出したドイツ出身ハルトマンの本シリ
ーズ第2弾。交響曲とピアノ曲をカップリング。
ブリリアント・ボックス、12ページ・カラー・ブックレット

CZSW-6784112 2枚組 ¥1050
パウル・ヒンデミット(1895-1963):(Vol.2)
CD1
室内音楽 第1番 12の独奏楽器のための協奏曲 作品24(フィナーレつき)
室内音楽 第2番 作品36-1 (ピアノ協奏曲)(全4楽章)
室内音楽 第3番 作品36-2(チェロ協奏曲)(全4楽章)
室内音楽 第4番 作品36-3(ヴァイオリン協奏曲)(全5楽章)
CD2
室内音楽 第5番 作品36-4(ヴィオラ協奏曲)(全3楽章)
室内音楽 第6番 作品46-1(ヴィオラ・ダモーレ協奏曲)(全3楽章)
室内音楽 第7番 作品46-2 (オルガンと室内管楽のための協奏曲)(全3楽章)
ラルス・フォークト(ピアノ)、ゲオルク・ファウスト(チェロ)、
コリヤ・ブラッハー(ヴァイオリン)、ヴォルフラム・クリスト(ヴィオラ)
ウェイン・マーシャル(オルガン)、
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、クラウディオ・アバド指揮
無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ 作品11-6
クリスティアン・テツラフ(ヴァイオリン)
10の楽器のためのソナタ(断章)
with Kornelia Brandkamp, Diemut Schneider, Ib Hausmann,
Jochen Ubbelohde, Dag Jensen, Julia Fischer, Daniel Hope,
Tatjana Masurenko, Alban Gerhardt, Rolf Jansen
20世紀ドイツを代表する作曲家。その作風は、ややドライでアカデミック、ユ
ーモアに欠けるなどと評されがちだが、ここに収録された室内音楽がそれが嘘
であることを証明している。
ブリリアント・ボックス、12ページ・カラー・ブックレット

CZSW-6784192 2枚組 ¥1050
カール・ニールセン(1865-1931)]:
CD1
交響曲第1番 ト短調 作品7 (全4楽章)
交響曲第2番 ロ短調 「四つの気質」作品16 (全5楽章)
デンマーク放送交響楽団、ヘルベルト・ブロムシュテッド指揮
CD2
交響曲第3番 二短調「おおらかな交響曲」作品27(全4楽章)
交響曲第4番「不滅」作品29(全4楽章)
バーミンガム市交響楽団、サイモン・ラトル指揮
デンマーク出身の最大の作曲家の本シリーズ第2弾!定評のある交響曲のジャ
ンルから4曲を収録。
ブリリアント・ボックス、12ページ・カラー・ブックレット

CZSW-6784242 2枚組 ¥1050
クシシュトフ・ペンデレツキ(1933-):
CD1
アナクラシス(1959)
ロンドン交響楽団、クシシュトフ・ペンデレツキ指揮
広島の犠牲者の追悼のための(1959-60)
フォノグラマ
デ・ナトゥーラ・ソノリス 第1 (1966)
カプリッチョ
ワンダ・ウィルコミンスカ、カンティクム・カントルム・サルモヌス
クラカウ・フィルハーモニー管弦楽団合唱団
ポーランド放送国立交響楽団、クシシュトフ・ペンデレツキ指揮
CD2
エマナティオーネン(1959)
チェンバロと室内管弦楽団のためのパルティータ(1971)
フェリージャ・ブルメンタル、
チェロ協奏曲 第1番 (1972)
ジークフリート・パルム、ポーランド放送交響楽団、
クシシュトフ・ペンデレツキ指揮
交響曲第1番(1973)
ロンドン交響楽団、クシシュトフ・ペンデレツキ指揮
3つのミニアチュアークラリネットとピアノのための(1956)
ザビーネ・マイヤー、アルフォンス・コンタルスキー
ポーランドを代表する現代作曲家。1960年の広島の犠牲者の追悼のためので
一躍注目をあびるようになった。本人の指揮による演奏を収録。
ブリリアント・ボックス、12ページ・カラー・ブックレット

CZSW-6784292 2枚組 ¥1050
マイケル・ティペット(1905-1998):
CD1
コレルリの主題による協奏的幻想曲(1953)
ユーディ・メニューイン、バース・フェスティヴァル・オーケストラ、
ティペット指揮
真夏の結婚より典礼の踊り 第1の踊り-第3の踊り(1946-52)
ボーンマス交響楽団、ルドルフ・バルシャイ指揮
ピアノ協奏曲 I-III
ジョン・オグドン(ピアノ)、フィルハーモニア管弦減楽団、
コリン・デイヴィス指揮
CD2
二重弦楽合奏のための協奏曲 (1938-39)
バース・フェスティヴァル・オーケストラ、モスクワ室内管弦楽団、
バルシャイ指揮
ディヴェルティメント(on Sellinger's Round)(1953-54 )
リトル・ミュージック(1946)
アカデミー室内管弦楽団、ネヴィル・マリナー指揮
ソング・フォー・ダヴ(1970)
スコットランド室内管弦楽団、マイケル・ティペット指揮
ブリテンとともに、20世紀イギリスを代表する作曲家。王立音楽学校で学び、
合唱指導なども行う。早くからゲイであることを公表。政治活動も行った。
ブリリアント・ボックス、12ページ・カラー・ブックレット

CZSW-6784342 2枚組 ¥1050
クルト・ワイル(1900-1950):
CD1
交響曲第1番(単一楽章)
交響曲第2番(全3楽章)
BBC交響楽団、ガリー・ベルティーニ指揮
ヴァイオリント管弦楽のための協奏曲作品12
フランク・ペーター・ツィンマーマン(ヴァイオリン)、
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
CD2
ワイル・オン・ブロードウェイ
「ヴィーナスのワンタッチ」、「ニッカーボッカー氏の休日」、
「ジョニー・ジョンソン」より
with Thomas Hampson, Elisabeth Futral, Jerry Hadley, Donald Maxwell,
Vernon Midgley, Simon Green, Brian Parsons, Christopher Dee,
Simon Keenlyside, Justin Lavender, Terry Edwards, Richard van Allen,
Michael Magee, Peter Sidholm, Stephen Adler, Simon Birchall,
Stuart Kale,
Jeffrey Carl, Michael Dore, Robert Fardell, Jeanne Lehman
London Sinfonietta Chorus, London Sinfonietta
John McGlinn
現代社会の批判と風刺で知られるワイル。最大のヒットは「三文オペラ」。
CD1には交響曲を、CD2にはブロードウェイ・ナンバーを収録。
ブリリアント・ボックス、12ページ・カラー・ブックレット

CZSW-6784392 2枚組 ¥1050
アレクサンダー・ツェムリンスキー(1871-1941):
CD1
森の対話
ソプラノ独唱と弦楽六重奏のための
ソリエ・イソコフスキ(ソプラノ)
2つの歌(バリトンと管弦楽のための)
アンドレアス・シュミット
モーリス・メーテルランクによる6つの歌 作品13
ヴィオレッタ・ウルマーナ(メゾ・ソプラノ)
交響的歌曲 作品20
マイケル・ヴォレ(バリトン)
以上、ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団、ジェームズ・コンロン指揮
CD2
田園舞曲作品1
4つのバラード
リヒャルト・デーメルの詩による幻想曲 作品9
アルバムの一様「ウィーンの想い出」
スケッチ
フーガト短調
以上 ジークフリート・マウザー(ピアノ)
ウィーン生まれで、ウィーンの楽壇に貢献した作曲家。シェーンベルクの友人
・師、メンターとしても知られる。シリーズ2作目は、管弦楽伴奏歌曲とピア
ノ曲をカップリング。
ブリリアント・ボックス、12ページ・カラー・ブックレット




<TRITO>
TD 0087 ¥1550
ジャナンドレア・ノセダのシューマン&シューベルト
シューマン(1810-1856):交響曲第2番ハ長調 Op.61(+)
シューベルト(1797-1828):交響曲第4番ハ短調 D.417(*)
カダケス管弦楽団ジャナンドレア・ノセダ(指揮)
録音:2009年4月29日(*)、2010年4月30日(+)、
サラゴサ(スペイン)、アウディトリウム、ライヴ

TD 0085 ¥1550
フェルナンド・ソル(1778-1839):ギターのための大型作品集
序奏、主題と変奏曲 イ長調 Op.20(12'45")
幻想曲ハ長調 Op.7(17'37")
ソナタ第1番ニ長調「グラン・ソロ」Op.14(10'05")
ソナタ第3番ハ長調「グラン・ソナタ」Op.22(21'16")
ジュゼッペ・カレール(ギター)
録音:2009年5月、ボルツァーノ(イタリア)、マリア・ハイム邸
使用楽器:1840年、パリ、ラコート製
演奏時間10分を超えるソルのギター独奏作品を、作曲者の死の翌年に製作され
たギターで演奏した注目すべき録音。ジュゼッペ・カレールはミラノのジュゼ
ッペ・ヴェルディ音楽院でルッジェーロ・キエザに、バーゼル音楽アカデミー
でオスカル・ギリアに師事したイタリアのギタリスト。2011年12月現在、ボル
ツァーノ(イタリア)のヴィヴァルディ音楽学校で教えています。近年は特に
18-19世紀のコンポーザー=ギタリストたちの作品を当時作られた楽器で演奏す
る企画に取り組んでいます。

TD 0069 ¥1550
ダビド・デル・プエルト(1964):視線 ギター作品集
夏のページ(2007)/瞬間のノート(2007)/2つの練習曲(2006)
冬組曲(2006)/2つの前奏曲(2003)/視線(2002)
エウヘニオ・トバリナ(ギター)
録音:2010年、ビトリア[ガステイス](スペイン)、
スタジオ・エル・カントン・デ・ラ・ソレダド




<ACTE PREALABLE>
AP 0238 ¥1800
ヴワディスワフ・ジェレンスキ(1837-1921):ピアノ作品集 Vol.2
ワルツ(オペラ「ゴプラナ」より)/ユモレスクとガヴォット(2つの小品)Op.18
2つのサロン小品 Op.11/奇想ワルツ Op.9/6つの性格的小品 Op.17
夢想 Op.48/オペラ「ゴプラナ」のポプリ
ヨアンナ・ワヴリノヴィチ(ピアノ)
録音:2010年11月29日、2011年2月13日、
ワルシャワ、国立第一総合音楽学校コンサートホール
ヴワディスワフ・ジェレンスキはポーランド盛期ロマン派音楽を代表する作曲
家の一人。レーベルのウェブサイトには世界初録音と表示されています。

AP 0246 ¥1800
アレクサンデル・タンスマン(1897-1986):
ピアノ曲集「幸せな時間」(1960)
第1巻(全15曲)/第2巻(全13曲)/第3巻(全10曲)
若いピアニストのための10の気晴らし(1946)
エルジビェタ・ティシェツカ(ピアノ)
録音:2011年3、6月、ウーチ・フィルハーモニー、
ヘンリク・チシ記念室内ホール
タンスマンが子供や10代のピアノ学習者のために書いた親しみやすいピアノ曲
集。「幸せな時間」は4巻から成り、巻ごとに徐々に難易度が上がる構成になっ
ています。エルジビェタ・ティシェツカが弾いたタンスマンの同趣向の曲集の
CD「ピアノを弾く子供たち」(AP 0205)は発売以来当レーベルのベストセラーの
一つとなっており、今回の発売も大いに注目されるところです。レーベルの
ウェブサイトには世界初録音と表示されています。

AP 0252 ¥1800
イレネウシュ・ウカシェフスキ(1938-):合唱作品集
天使(*)/すべて成就する[Tutto e compiuto](+)
永遠の夜の前にあなたの声を聴かせて(#)/ショパンとデート
Wykolysalem cie wsrod fal.../優しい淑女よ、歌わないで(#)
来たれ、主よ/ゆりかごの子守歌/ジティニュの夜/微笑んで、赤ちゃん
人権を見よ/私たちのイエス/三人の王/ようこそ、幼な児イエス
メロディー(パデレフスキのピアノ曲より)/あなたはペテロである
第一旅団/私たちは神に感謝する[Deo Gratias dicamus]
アリツィア・ギエントコフスカ(ソプラノ(#))
ウィエスワヴァ・ウーカシェフスカ(ソプラノ(+))
イザベラ・マンジェイ(ソプラノ(*))
イェジ・ステルマンスキ(テノール(+))
ポーランド室内合唱団
ヤン・ウーカシェフスキ(指揮)
録音:2011年5月24-26日、ソポト(ポーランド)、アウクスブルク福音教会
レーベルのウェブサイトには世界初録音と表示されています。曲名の日本語訳
は適切でないかもしれません。お許しください。

AP 0254 ¥1800
ALMOST IN THE AIR 古い楽器、新しいサウンド
植松伸夫(1959-):ロンフォール(RPG「ファイナルファンタジーXI」より)
ヤン・ティエルセン(1970-):Comptine d'un autre ete(映画「アメリ」より)
久石譲(1950-):菊次郎の夏(映画「菊次郎の夏」より)
グイード・ポンツィーニ(1985-):Forbidden Clouds
植松伸夫:ミュージック・ボックス(RPG「ファイナルファンタジーV」より)
ヤン・ティエルセン:Sur le fil(映画「アメリ」より)
ジョヴァンニ・ソッリーマ(1962-):Terra Aria
植松伸夫:ザナルカンドにて(RPG「ファイナルファンタジーX」より)
久石譲:もののけ姫(映画「もののけ姫」より)
坂本龍一(1952-):
Merry Christmas Mr. Lawrence(映画「戦場のメリークリスマス」より)
フィリップ・グラス(1937-):グラスワークス より オープニング
木村弓(*):いつも何度でも(映画「千と千尋の神隠し」より)
久石譲:Madness(映画「紅の豚」より)
マッシモ・モレッティ(1971-):Flows no. 9
フィリップ・グラス:Truman Sleeps(映画「トゥルーマン・ショー」より)
植松伸夫:ゴールドソーサー(RPG「ファイナルファンタジーVII」より)
MG_INC
グイード・ポンツィーニ(ヴィオラ・ダ・ガンバ) 
ミリアム・ファリーナ(ハープ)
録音:パルマ(イタリア)、カヴェア・スタジオ、時期の記載なし
ヴィオラ・ダ・ガンバで現代のノン・クラシカル・ミュージックを演奏すると
いう斬新な企画。グイード・ポンツィーニはチャップマン・スティックおよび
エレクトリック・ベースの演奏家として、またゲーム音楽の作曲家として知ら
れるイタリアの若きミュージシャン。意外なことに彼はパルマのアッリーゴ・
ボーイト音楽院でロベルト・ジーニにヴィオラ・ダ・ガンバを師事しており、
2010年、同音楽院で学ぶハーピスト、ミリアム・ファリーナとデュオ「MG_INC」
を結成し未知なるガンバ・サウンドの世界へ足を踏み入れました。そこでバリ
バリの現代音楽に行かないところが彼の才人たるところで、ご覧のとおりの魅
力的なプログラム。半分以上が日本人作曲家の作品というのもうれしいところ
で、日本のアニメやゲームの音楽がいかにヨーロッパで人気があるかをうかが
い知ることができます。(ブックレットに日本語文がないので、日本を中心に
売ろうという意図はなかったと思われます。)
(*)メーカーが作曲者を久石譲と誤認していたようで、外装、ブックレットと
もそのように書かれております。初回生産品の修正は行われないと思われます
が、なにとぞご了承ください。




<Musicon>
MCCD 32 ¥1800
ヤスナ・グラ修道院の音楽 Vol.32
ユゼフ・エルスネル(1769-1854):
ミサ ニ短調「あなたの民は尊敬の念に満ちて」(ポーランド語のミサ)Op.87
ミサ・ソレムニス ヘ長調(聖ヨゼフのミサ)Op.41
オルガ・クセニチ(ソプラノ)
ヨアンナ・ドブラコフスカ(アルト)
マチェイ・ゴツマン(テノール)
ヤロスワフ・ボダコフスキ(バス)
カントーレス・ミノーレス・ヴラティスラヴィエンシス(合唱)
ピオトル・カルペタ(合唱指揮)
カペラ・ヤスノグルスカ[カペッラ・クラロモンターナ](古楽アンサンブル)
ヤロスワフ・ヤシュラ(指揮)
録音:2007年11月、チェンストホヴァ(ポーランド)、
ヤスナ・グラ・バジリカ聖堂
エルスネルは作曲・指揮・教育・出版・事業等の多方面に才能を発揮し、19世
紀前半のポーランド音楽に最大の影響を与えた音楽家の一人。1799年から25年
にわたってワルシャワ国立歌劇場の監督を務め、1821年にはワルシャワ音楽院
を創設、ショパンやモニュシュコらの師となりました。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする