クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

09-08 No.9

2009年08月11日 13時57分50秒 | Weblog
<若林工房レーベル>
WAKA-4136 \2400
「楽興の時」-スクリャービン&ラフマニノフ
スクリャービン:
プレリュード(5曲)(ロ長調 作品16-1/嬰ハ短調 作品22-2/
ロ長調 作品22-3/嬰ト短調 作品16-2/ト短調 作品17-7)/
即興曲 ロ長調 作品14の1/
ピアノ・ソナタ 第2番 嬰ト短調 作品19 《幻想ソナタ》/
ラフマニノフ:楽興の時 作品16 (全6曲)
イリーナ・メジューエワ(ピアノ)
録音:2009年1月&4月、新川文化ホール(富山県魚津市)
日本を本拠地として充実した活動を続けるイリーナ・メジューエワの最新録音。
ベートーヴェンのソナタ全曲シリーズと並行して録音された今作品はお国もの
のスクリャービンとラフマニノフを集めた1枚。19世紀末から20世紀初頭にか
けて花開いたロシア文化「銀の時代」、ロシア・ピアノ音楽の最も濃密なエッ
センスをお楽しみいただきます。
「・・・スクリャービンとラフマニノフの若い時期につくられた曲を、イリー
ナ・メジューエワは“彼らの時”を追想するように、演奏しきっている。一音
一音を慈しみながらも、それらの音の尖に揺らいでいる望みの翻りまでも、照
らしてみせる・・・」 (萩原健次郎/ライナーノートより)





<Channel Classics>
CCSSA 29209(SACD-Hybrid) \2850
愛と狂気 - ヘンデル:アリア集 ――
歌劇《ベレニーチェ》より ベレニーチェのアリア - Chi t'intende?
歌劇《テーゼオ》より メデアのアリア - Moriro
協奏的四重奏曲
歌劇《リナルド》より アルミレーナのアリア - 涙の流れるままに
オーボエ協奏曲ト短調
歌劇《アマディージ》より メリッサのアリア - ああ、何と残酷な
カンタータ《魅惑的な唇に悩まされ》
歌劇《テーゼオ》より メデアのアリア - 甘い休息
オラトリオ《時の悟りと勝利》より 美のアリア - Io sperai
歌劇《アリオダンテ》より アリオダンテのアリア - 不貞の女め
カンタータ《私の胸は騒ぐ》-アダージョ、アリア
カンタータ《愛の妄想》-前奏曲
歌劇《リチャードI世》より コンスタンツァのアリア - 愛しい方、私のもとへ
ヨハネッテ・ゾマー(ソプラノ)、バート・シュニーマン(バロック・オーボエ)、
ムジカ・アンフィオン
同郷のフェルトホーフェン&オランダ・バッハ協会や、世界各国の古楽団体か
ら招かれ、その美しき歌声を響かせ続けている古楽系ソプラノ、ヨハネッテ・
ゾマーのヘンデル・アルバムは、バロック・オーボエの名手バート・シュニー
マン、オランダのピリオド・アンサンブル、ムジカ・アンフィオンとの共演に
よるアリア集。
ヘンデルがオペラの題材として好んで用いた"ギリシャ神話"と"ローマ神話"。
神話の世界で繰り広げれた喜怒哀楽の入り混じる人間模様が、ゾマーの歌声を
通じてドラマチックに、そして鮮明に浮かび上がる。
またこのゾマーとシュニーマンによる「アリア集」では、ソプラノはもちろん
のことヘンデルが特別な楽器と意識していた"オーボエ"が果たす役割も大きい。
ヘンデルの"アリア"によって、"ソプラノ"と"オーボエ"という異なる2つの存在
が恋に落ちる ――。

CCSSA 28809(SACD-Hybrid) \2850
カトナ・ツインズ - ファリャ ――
ファリャ:
歌劇《はかなき人生》より スペイン舞曲
バレエ音楽《恋は魔術師》
バレエ音楽《三角帽子》より 3つの小品
7つのスペイン民謡
クロード・ドビュッシーの墓碑銘のための讃歌
お前の黒い瞳
カトナ・ツインズ
〔ペーター・カトナ(ギター)、ゾルターン・カトナ(ギター)〕、
ファニータ・ラスカーロ(ソプラノ)、ダビド・ガルシア・ミル(打楽器)
スカルラッティからピアソラという驚異的なレパートリーと抜群のコンビネー
ションで聴衆を沸かせるハンガリー生まれの双子ギター・デュオ、カトナ・ツ
インズの新録音はマヌエル・デ・ファリャの作品集。
カトナ・ツインズのファリャには、2本のギターにソプラノや打楽器が加わる
などアレンジや編成も本格的。「恋は魔術師」や「三角帽子」、「スペイン舞
曲」など代表作をズラリと揃えたカトナ・ツインズのファリャが熱い!





<Satirino>
SR 091 \2300
J・S・バッハ:ゴルトベルク変奏曲BWV.988
ケネス・ワイス(チェンバロ)
2001年に設立されたフランスのハイ・クォリティ・レーベル、「Satirino
Records(サティリーノ・レコーズ)」。
最初のご案内は、スヴェーリンク音楽院でレオンハルトに学び、1990年-1993年
にはレザール・フロリサンでウィリアム・クリスティのアシスタントとして活
躍したアメリカの名チェンバリスト、ケネス・ワイスのゴルトベルク変奏曲の
ライヴ録音。
2008年10月12日にフランス、ポー市のサン・ルイ劇場で演奏されたケネス・ワ
イスの「ゴルトベルク変奏曲」。アリアから変奏へと進みながら自然に積み上
げられ形成されていくバッハの音楽は、ワイスの才気を感じさせる見事なもの。
演奏にはフィリップ・ユモーが1977年に製作した17世紀フランスのチェンバロ
のコピー・モデルを使用。2008年10月12日のライヴ録音。

SR 072 2枚組 \4600
スカルラッティ:チェンバロのための練習曲集K.1-30(30のソナタ)
ケネス・ワイス(チェンバロ)
ケネス・ワイスが弾くスカルラッティは、1738年に出版され「チェンバロのた
めの練習曲集」と題された30曲のソナタ。
ワイスは、555曲にも及ぶスカルラッティの「ソナタ」の中で最初の30曲(K.1-
K.30)となるこの「練習曲集」をフランスのラ・ロック・ダンテロン国際音楽祭
やスペインの音楽祭で取り上げて成功を収めるなど実績も十分。
ブルース・ケネディ、1989年製作のチェンバロを使用。
2007年5月20日-23日、バレンシア(スペイン)での録音。

SR 071 \2300
ヴォヤージュ ――
シューベルト:幻想曲ハ長調D.760,Op.15《さすらい人》
シューベルト(リスト編):影法師
リスト:ソナタ風幻想曲《ダンテを読んで》
ワーグナー(リスト編):歌劇《タンホイザー》序曲
シューベルト(リスト編):幻の太陽
フェレンツ・ヴィジ(ピアノ)
フェレンツ・ヴィジは、1974年にルーマニアのトランシルヴァニア地方で生ま
れ、パリでジェラール・フェレミーに師事した若手ピアニスト。
2000年サラトフ国際ピアノコンクール優勝、同じく2000年の浜松国際ピアノコ
ンクール入賞、2001年のルービンシュタイン・コンクール入賞を果たすなど、
東欧から現れた実力派として注目を集めている。2007年6月27日-29日、フラン
スでの録音。




<Buda>
860175 \2180
カウフマン:
チェロとギターのための《イディッシュ組曲》/ヴァイオリン、チェロとピア
ノのための《メモラ》/無伴奏チェロのための《ネシャマー》/カンタータ
《Ima Ou La Mere Depossedee》
ヴァージニー・コンスタン(チェロ)、レミ・ジュスルム(ギター)、
トリオ・エレジアク、スザンヌ・ラモン(チェロ)、
クリスチャン・ナダレ(指揮)、アンサンブル・ヴォーカル・ユニテ
ローザンヌ近郊のピュイで、ユダヤ人の父とプロテスタントの母との間に生ま
れたユダヤ系フランス人作曲家、セルジュ・カウフマン(1930-)の作品集。
カウフマンの作品集はベルギーのパヴァーヌ(Pavane)からもリリースされてお
り、このブダ(Buda)盤もユダヤの音楽を後世へと伝える重要な役割を持つ。




<Et'cetera>
OM 002(KTC 1902) \2300
トレチェント - 14世紀のイタリア音楽 ――
マショー:
恋人よ,私の心を連れ去って、私が嘆いてもしかたがない、恋人よ,目を向けな
いで、落胆し苦しんで
ボローニャ:木陰に花を見る時
フロレンティア:神の裁き、慈悲は期待できない、逃げろ,ジャンニ,酒飲みよ
フィレンツェ:ドンナ・ラルトルイ・ミラル(器楽)
ペルージャ:おお,お慈悲を、気になどしない、プラス・リース・デス・リース
作者不詳:トロット(器楽)
チコーニア:慈悲を,さもなければを死を、あなたの愛の炎を、泉のほとり
ジル・フェルドマン(ソプラノ)、ケース・ブッケ(リコーダー&フィドル)
中世ルネサンス、バロックのスペシャリストとして高名なソプラノ歌手ジル・
フェルドマンと天才リコーダー奏者ケース・ブッケ夫妻の創設したレーベル
「オリーヴ・ミュージック(Olive Music)」がエトセトラ(Et'cetera)から新装
登場!
この「トレチェント」はオリーヴ・ミュージックの代表作。ソプラノと笛のみ、
ほかに一切の伴奏なしで歌われる中世の歌が心地よい。
「OM 002」からの移行再発売。
※このディスクは「KTC 1902」として新装されていますが、弊社ではこれまで
通り日本語曲目表記オビ付き仕様の「OM 002」としてご提供させていただきま
す。

KTC 1903 \2300
デュファイ:シャンソン集 ――
よい日、よい月、よい年、そして何かよいこと/ああ、どうしたらよいのか?
/私は心をこめ、思いをこらして/私の心はいつも私を思いにふけさせる/
ああ、死なんばかりの悲しみ/あでびとは、塔のほとりに/あの気高い顔/
ああ、いとしい人よ/私の心は殉教者のように痛む/新年の日/燃えるような
眼差しが、恋人よ/さらばラノワのよき酒/まこと隠れもない貴公子の名を讃え
テトラクティス
〔ジル・フェルドマン(ソプラノ)、ケース・ブッケ(ヴィエール&フルート)、
マリア・クリスティーナ・クリアリー(ハープ)、ヤーネ・アクトマン(ヴィエー
ル)〕
ジル・フェルドマンとケース・ブッケ夫妻の古楽アンサンブル"テトラクティ
ス"が奏でるデュファイのシャンソン集も絶品。ジル・フェルドマンの持ち味
が活きるプログラムである。「OM 005」からの移行再発売。

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