<Urtext>
JBCC 165 \2180
対話-2本のギターのための日本とメキシコの音楽 ――
武満徹:広島という名の少年
バスケス:テンポラリー・スペース
下山一二三:対話第2番
武満徹:フォリオス
内藤明美:冬の旅
バスケス:メタモフォーゼス
エンリケ:詩集
武満徹:広島という名の少年
フアン・カルロス・ラグーナ(ギター)、佐藤紀雄(ギター)
メキシコ国内での抜きん出た実績はもちろんのこと、東京国際ギター・コンクー
ルでの優勝経験も持つメキシコを代表するトップ・ギタリスト、フアン・カルロ
ス・ラグーナ。世界規模で活躍中のラグーナが、親交のあるアンサンブル・ノマ
ドの音楽監督兼ギタリスト、佐藤紀雄とコンビを組んでのデュオ・アルバムは、
メキシコと日本のギタリストによる音楽の"対話"である。
武満徹の「広島という名の少年」がアルバムの最初と最後に、「フォリオス」が
中間の4曲目に演奏されアルバムの柱となり、20世紀メキシコの作曲家バスケス
やエンリケ、日本人作曲家の下山一二三や内藤明美の音楽がここに加わることに
よって、"メキシコ"と"日本"のギター音楽を繋ぐ作品集が形成されている。
来日公演やレコーディングによって、ここ日本でも注目度が高まっているメキシ
コのギタリスト、フアン・カルロス・ラグーナ。ギター・ファン要チェックです。
JBCC 158 \2180
ソプラノ、クラリネットとピアノのための作品集 ――
シューベルト:岩上の羊飼いD.965,Op.129
クロウス:雅歌
ゴリホフ:聖体、色のない月
シュポア:6つのドイツ歌曲Op.103
サラザール:3つのメキシコの歌
ジェシカ・リヴェラ(ソプラノ)、
エレアノール・ワインガルトナー(クラリネット)、
マーク・カーヴァー(ピアノ)
アメリカの作曲家ジョン・アダムズのオペラ「フラワリング・ツリー(花咲く
木)」でソリストとしてラトル&ベルリン・フィルとの共演を果たし、2007年の
グラミー賞に輝いたスパーノ&アトランタ響によるゴリホフの歌劇「アイダマ
ナール」では、ヌリア役を演じるなどその卓越した歌唱力と表現力が脚光を浴
びているソプラノ歌手ジェシカ・リヴェラ。
ここでジェシカ・リヴェラが歌うのは、シューベルトの名作「岩上の羊飼い」
に代表される"ソプラノ、クラリネット、ピアノ"の編成を持つ歌曲集。シュー
ベルト、シュポアから、ゴリホフの作品などをリヴェラが説得力のある歌声で
情緒豊かに歌い上げる。またメキシコ国立響の首席クラリネット奏者ワインガ
ルトナーとのコンビが醸しだすバランス、ハーモニーも絶妙。
なおジェシカ・リヴェラは、来る12月6日に行われる東京交響楽団の定期演奏会
(ジョン・アダムズ「フラワリング・ツリー」/日本初演)へ出演が予定されて
おり、その歌声への期待は高まるばかり。
<WEITBLICK>
SSS0095-2 \1980
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」
ジョルジュ・プレートル指揮
ウィーン交響楽団、ウィーン楽友協会合唱団
キム・ベグリー(T)、ロベルト・ホル(Br)、
クラシミラ・ストヤノヴァ(S)、キャサリン・ゲルドナー(Ms)
録音:2006年5月30日ムジークフェラインザール・ウィーン、
デジタル・ライヴ録音
※今年はウィーンフィル、ニューイヤーコンサート出演を皮切りに、WEITBLICK
からはマーラー第5、第6の凄演が登場し、音楽ファンを狂喜させました。一躍
注目を集める存在となった最後の巨匠プレートル。最新盤は、何と第9の登場
です。お相手はもちろんウィーン交響楽団!2006年ウィーン芸術週間のハイラ
イトとも言える名演です。巨匠も盛り上がって怒鳴る、唸る、足踏みするわで、
大変なノリの良さです。第1楽章、第2楽章の恐ろしい緊張感、第3楽章におけ
るしみじみとした、そして美しい音色が嬉しく、第4楽章は一撃突進の大迫力。
巨匠プレートルの情熱のバトンが閃き、演奏会初日故の高揚が止まりません。
まさに感性の芸術家プレートルの真骨頂です。来年早々には、何と「ブル8」
が予定されております。
英語、日本語、ドイツ語によるライナーノート付。
<MEMORIES>
MR2095/96 2枚組 \3380
モノラル
ハイドン:交響曲第101番「時計」
ストラヴィンスキー:組曲「プルチネルラ」(1949年改訂版)
ショスタコーヴィチ:交響曲第9番
シュトラウス:交響詩「ティル・オイレンシュピーゲル」
(以上、1956年12月21日ライヴ)
ベートーヴェン:交響曲第1番
シューベルト:交響曲第8番「未完成」
ワーグナー:「マイスタージンガー」第1幕前奏曲
(以上、1956年12月17日ライヴ)
クレンペラー指揮
トリノRAI交響楽団
巨匠クレンペラーが既にフィルハーモニア管と徐々に堅固な関係を確立しつつ
あった頃のライヴ。ヨーロッパの名門オケへの客演は繰り返され、トリノRAI
との貴重な共演がこれらの演奏です。聴き物はずばり「プルチネルラ」とショ
スタコ第9と申せましょう。プルチネルラはスタジオ録音もありますが、ラテ
ンのオーケストラを使った当ライヴの愉悦の魅力は抗し難いものがあります。
いつも通りの重心の座った名演です。そしてショスタコ第9!このCD化は極め
て歓迎されるべきもので、なるほどクレンペラーなら第5番や第8番ではなく、
第9番をやりたがるだろうと納得の諧謔性。やはり遅いテンポを採用し、卓越
したショスタコーヴィッチの作曲技術を白日の下にさらけ出します。
MR2097/98 2枚組 \3380
モノラル
ベートーヴェン:
交響曲第2番(1953年10月17日)
交響曲第3番「英雄」(1953年10月30日)
交響曲第9番
ミュンシュ指揮
ボストン響
アデーレ・アディソン(S)、フローレンス・コプレフ(A)、
ブレイク・スターン(T)、ドナルド・グラム(B)、
タングルウッド音楽祭合唱団、1958年8月10日
ミュンシュの第9がライヴで聴けます。かつて日本フィル客演ライヴが発売後
回収となり、多くのマニアが血眼で捜していることは有名です。こちらはタン
グルウッド音楽祭ライヴで、過密なコンサート・スケジュールの中、練習時間
もなかなか取れない厳しい状況という逆境がミュンシュに加勢し、凄い迫力で
正に一発ライヴの魅力にみちております。「英雄」、「第2」は意外とスタイ
リッシュで、丹精な造型。意図的なトランペットの強奏はヨッフムにも通じる
ドイツ系指揮者の特徴ですし、独特のスピード感はトスカニーニの影響も感じ
られます。音質も年代に比して良好。
<VIEW DVD>
VIEW 2414(DVD-Video) \2700
LA SCALA:A DOCUMENTARY OF PERFORMANCES
3世紀の歴史をもつ世界最高の歌劇場、スカラでの名演を収めたドキュメンタ
リー。1940年に上演されたノルマをはじめ、本番、リハーサル、初日、など
第二次世界大戦以降のパフォーマンスから選りすぐりの名場面を収録。
本編1時間+ボーナスフィーチャー。
ベッリーニ:「ノルマ」-Casta Diva(マリア・カニーリャ)
ヴェルディ:「リゴレット」-La donna e mobile(マリオ・デル・モナコ)
ロッシーニ:「セヴィリアの理髪師」-Lindoro`s Serenado
(ティト・スキーパ)
チレア:「アルルの女」-Lamento di Federico
(フェルッチョ・タリアヴィーニ)
マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」-Viva il vino
(マリオ・デル・モナコ)
ヴェルディ:「運命の力」序曲(アルトゥーロ・トスカニーニ)
他全21トラック
VIEW2419(DVD-Video) \2700
GREAT ARIAS WITH PLACIDO DOMINGO AND FRIENDS
1989年パリのUNESCO本部で開催された国連主催の難民支援コンサート「1989
クラシック・エイド・ガラ・コンサート」の映像。ドミンゴと仲間たちがア
リアの名曲を披露する。
本編1時間+ボーナスフィーチャー。
演奏:プラシド・ドミンゴ、シャーリー・ヴァーレット、ワン・ヤン・ヤン、
サイモン・エステス、バーバラ・ヘンドリックス
ロリン・マゼール指揮 フランス国立管弦楽団
ヴェルディ:「ルイザ・ミラー」-Quand le sere al placido(ドミンゴ)
プッチーニ:「トスカ」-Vissi d`arte(ヴァーレット)
ヴェルディ:「ドン・カルロ}-Tu che le vanita conoscesti
(ワン・ヤン・ヤン ドミンゴ指揮)
プッチーニ:「修道女アンジェリカ」-Senza mamma, o bimbo
(ヘンドリックス) 他
<UNIVERSAL>
※ブルーレイディスク対応プレイヤーでのみ再生できます。
Decca 0743302(Blue-ray disc) \3180
チャイコフスキー/バレエ「白鳥の湖」全曲
ゲルギエフ(指揮)
マリンスキー劇場バレエ
ロパート・キナ、コルスンツェーフ(2006)
Decca 0743301(Blue-ray disc) \3180
チャイコフスキー/バレエ「くるみ割り人形」全曲
ゲルギエフ(指揮)
マリンスキー劇場バレエ
ゴールプ、サラファーノフ(2006)
Decca 0743304(Blue-ray disc) \3180
ハチャトゥリアン/ バレエ「スパルタカス」全曲
グリゴローヴィチ(振付)
ボリショイ劇場バレエ
アコスタ、カプツオーワ(2007)
Decca 0743298(Blue-ray disc) \3180
チャイコフスキー/歌劇「エフゲニー・オネーギン」全曲
カーセン:演出
ゲルギエフ(指揮)
メトロポリタン歌劇場
ホロストフスキー
フレミング(2007)
Decca 0743299(Blue-ray disc) \3180
ロッシーニ/ 歌劇「セヴィリアの理髪師」全曲
サギ演出: ジェルメッティ
マドリード・レアル劇場
バーヨ、フロ-レス
2005 ステレオ
Decca 0743300(Blue-ray disc) \3180
ヴェルディ/ 歌劇「アイーダ」全曲
セフイレッリ演出:
シャイー(指揮)
スカラ座
ウルマーナ
アラーニャ
2006 ステレオ
Decca 0734492(Blue-ray disc) \3180
モーツァルト/ 歌劇「フィガロの結婚」全曲
グート演出:
アーノンクール(指揮)
ウィーン・フィル
ダルカンジェロ
ネトレプコ
2006 ステレオ
DGG 0734489(Blue-ray disc) \3180
ベッリーニ/ 歌劇「清教徒」全曲
セキ演出:
サマーズ
メトロポリタン歌劇場
ネトレプコ、カトラー
2007 ステレオ
DGG 0734490(Blue-ray disc) \3180
Opera Gala/ Live From Baden Bades
アンナ・ネトレプコ(S)
エレナ・ガランチャ(S)
ラモン・ヴァルガス(T)
リュドヴィク・テジエ(Br)
SWR南西ドイツ放送交響楽団
指揮:マルコ・アルミリアート
2007年7/8月、バーデン・バーデン祝祭劇場(ライヴ)
DGG 0734491(Blue-ray disc) \3180
The Berlin Concert Live
アンナ・ネトレプコ(S)
プラシド・ドミンゴ(T)
ロランド・ヴィラゾン(T)
ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団
マルコ・アルミリアート(指揮)
2006年7月7日ベルリン、ヴァルトビューネ
<MUSICAL CONCEPTS>
ALC1031 \900
ラフマニノフ: 交響曲第2番
ラフマニノフ: ヴォカリーズ
ラフマニノフ: スケルツォ
演奏:パーヴェル・コーガン(指揮)(レオニード・コーガンの息子)
モスクワ国立交響楽団
録音: 1990/10
ALC 1038 \900
ドヴォルザーク:
弦楽四重奏のための「糸杉」
歌曲「糸杉」
erzetto in C Major op. 74(2本のVnとVlaのトリオ)
演奏:
The English Quartet(イギリス四重奏団)
Philip Langridge(tenor)(フィリップ・ラングリッジ)
Radoslav Kvapil(piano)(ラドスラフ・クヴァピル)
ALC1039 \900
English Madrigals " Sing We at Pleasure"
from the Oxford Book of English Madrigals
20 madrigals by Wilbye, Tomkins, Weelkes, Farnaby,
Gibbons, Byrd, East, Ward, Bennet, Bateson,
Kirbye, Farmer, Greaves
演奏:
Pro Cantione Antiqua(プロ・カンティオーネ・アンティクァ)
1. John Wilbye: Flora Gave Me Fairest Flowers
2. John Wilbye: Draw On Sweet Night
3. John Wilbye: Adieu, Sweet Amaryllis
4. John Wilbye: Weep, Weep, Mine Eyes
5. John Wilbye: Sweet Honey-Sucking Bees(Part II)Yet, Sweet, Take Heed
6. John Wilbye: Thomas Weelkes: O Care, Thou Wilt Dispatch Me
7. John Wilbye:(part II)Hence Care! Thou Art Too Cruel
8. John Wilbye: Sing We At Pleasure
9. Orlando Gibbons: The Silver Swan
10. Orlando Gibbons: The Silver Swan
11. Orlando Gibbons: What Is Our Life?
12. Giles Farnaby: Construe My Meaning
13. William Byrd: Lullaby, My Sweet Little Baby
14. Thomas Morley: Now Is The Month Of Maying
15. Thomas Morley: Sing We And Chant it
16. Thomas Tomkins: O Yes! Has Any Found A Lad?
17. Thomas Tomkins: Too Much I Once Lamented
18. Thomas Greaves: Come Away, Sweet Love
19. John Farmer: Fair Phyllis I Saw Sitting All Alone
20. George Kirbye: See What A Maze Of Error
21. John Ward: Out From The Vale Of Deep Despair
22. John Bennet: Weep O Mine Eyes
23. Michael East: Quick, Quick Away Dispatch
24. Thomas Bateson: Those Sweet Delightful Lillies
ALC1040 \900
シューベルト/ ピアノソナタ第19番 D958
シューベルト/ ピアノソナタ第15番 D840
シューベルト/ 16のドイツ舞曲と2つのエコセーズ Op.33 D783
演奏:
アルフレッド・ブレンデル(ピアノ)
ALC1041 \900
ミヤスコフスキー/管弦楽作品集 第15集
ミヤスコフスキー: リンクスOp.65(in5movements)
ミヤスコフスキー: スラヴ狂詩曲 Op.71
ミヤスコフスキー: セレナーデNo.1 in Eb major, Op.32/1
ミヤスコフスキー: シンフォニエッタ in A major, Op.10
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)
ロシア連邦国立交響楽団
ALC 1044 \900
ドヴォルザーク/ ピアノ作品集
ユーモレスク Op. 101(24:51)
アメリカ組曲, Op. 98(17:50)
ドゥムカとフリアント, Op. 12(8:16)
シルエット , Op.8(20:56)
演奏:
ヨロスラフ・クヴァピル(ピアノ)
ALC 1045 2枚組 \1250
ラテン・ギター作品集
1. Myers: Cavatina
2. Barrios: Vals, op.8 No.4
3. Garoto: Naqueles Velhos Tempos
4. Barrios: Maxixe
5. Tarrega: Recuerdos De La Alhambra
6. Albeniz: Granada
7. Albeniz: sevilla
8. Ponce: Prelude in E
9. Villa-Lobos: Choro Tipico No.1
10. Lauro: Vals Venezolano No.3
11. Brouwer: Guajira Criolla
12. Brouwer: Prelude in D
13. Nunez: Tango op.7
14. San Sebastian transer: Jodacil Damasceno: Onazez!-Dolor
15. Barrios: Mazurca Appassionata
16. Malais transeribed Tarrega-Kayath: Seranata Espanola
17. Tarrega: Maria
18. Tarrega: Adelita
19. Granados transcribed Llobet: Danza Espanola No.10
20. Duarte: Idylle Pour Ida
演奏:Marcelo Kayath, guitar
JBCC 165 \2180
対話-2本のギターのための日本とメキシコの音楽 ――
武満徹:広島という名の少年
バスケス:テンポラリー・スペース
下山一二三:対話第2番
武満徹:フォリオス
内藤明美:冬の旅
バスケス:メタモフォーゼス
エンリケ:詩集
武満徹:広島という名の少年
フアン・カルロス・ラグーナ(ギター)、佐藤紀雄(ギター)
メキシコ国内での抜きん出た実績はもちろんのこと、東京国際ギター・コンクー
ルでの優勝経験も持つメキシコを代表するトップ・ギタリスト、フアン・カルロ
ス・ラグーナ。世界規模で活躍中のラグーナが、親交のあるアンサンブル・ノマ
ドの音楽監督兼ギタリスト、佐藤紀雄とコンビを組んでのデュオ・アルバムは、
メキシコと日本のギタリストによる音楽の"対話"である。
武満徹の「広島という名の少年」がアルバムの最初と最後に、「フォリオス」が
中間の4曲目に演奏されアルバムの柱となり、20世紀メキシコの作曲家バスケス
やエンリケ、日本人作曲家の下山一二三や内藤明美の音楽がここに加わることに
よって、"メキシコ"と"日本"のギター音楽を繋ぐ作品集が形成されている。
来日公演やレコーディングによって、ここ日本でも注目度が高まっているメキシ
コのギタリスト、フアン・カルロス・ラグーナ。ギター・ファン要チェックです。
JBCC 158 \2180
ソプラノ、クラリネットとピアノのための作品集 ――
シューベルト:岩上の羊飼いD.965,Op.129
クロウス:雅歌
ゴリホフ:聖体、色のない月
シュポア:6つのドイツ歌曲Op.103
サラザール:3つのメキシコの歌
ジェシカ・リヴェラ(ソプラノ)、
エレアノール・ワインガルトナー(クラリネット)、
マーク・カーヴァー(ピアノ)
アメリカの作曲家ジョン・アダムズのオペラ「フラワリング・ツリー(花咲く
木)」でソリストとしてラトル&ベルリン・フィルとの共演を果たし、2007年の
グラミー賞に輝いたスパーノ&アトランタ響によるゴリホフの歌劇「アイダマ
ナール」では、ヌリア役を演じるなどその卓越した歌唱力と表現力が脚光を浴
びているソプラノ歌手ジェシカ・リヴェラ。
ここでジェシカ・リヴェラが歌うのは、シューベルトの名作「岩上の羊飼い」
に代表される"ソプラノ、クラリネット、ピアノ"の編成を持つ歌曲集。シュー
ベルト、シュポアから、ゴリホフの作品などをリヴェラが説得力のある歌声で
情緒豊かに歌い上げる。またメキシコ国立響の首席クラリネット奏者ワインガ
ルトナーとのコンビが醸しだすバランス、ハーモニーも絶妙。
なおジェシカ・リヴェラは、来る12月6日に行われる東京交響楽団の定期演奏会
(ジョン・アダムズ「フラワリング・ツリー」/日本初演)へ出演が予定されて
おり、その歌声への期待は高まるばかり。
<WEITBLICK>
SSS0095-2 \1980
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」
ジョルジュ・プレートル指揮
ウィーン交響楽団、ウィーン楽友協会合唱団
キム・ベグリー(T)、ロベルト・ホル(Br)、
クラシミラ・ストヤノヴァ(S)、キャサリン・ゲルドナー(Ms)
録音:2006年5月30日ムジークフェラインザール・ウィーン、
デジタル・ライヴ録音
※今年はウィーンフィル、ニューイヤーコンサート出演を皮切りに、WEITBLICK
からはマーラー第5、第6の凄演が登場し、音楽ファンを狂喜させました。一躍
注目を集める存在となった最後の巨匠プレートル。最新盤は、何と第9の登場
です。お相手はもちろんウィーン交響楽団!2006年ウィーン芸術週間のハイラ
イトとも言える名演です。巨匠も盛り上がって怒鳴る、唸る、足踏みするわで、
大変なノリの良さです。第1楽章、第2楽章の恐ろしい緊張感、第3楽章におけ
るしみじみとした、そして美しい音色が嬉しく、第4楽章は一撃突進の大迫力。
巨匠プレートルの情熱のバトンが閃き、演奏会初日故の高揚が止まりません。
まさに感性の芸術家プレートルの真骨頂です。来年早々には、何と「ブル8」
が予定されております。
英語、日本語、ドイツ語によるライナーノート付。
<MEMORIES>
MR2095/96 2枚組 \3380
モノラル
ハイドン:交響曲第101番「時計」
ストラヴィンスキー:組曲「プルチネルラ」(1949年改訂版)
ショスタコーヴィチ:交響曲第9番
シュトラウス:交響詩「ティル・オイレンシュピーゲル」
(以上、1956年12月21日ライヴ)
ベートーヴェン:交響曲第1番
シューベルト:交響曲第8番「未完成」
ワーグナー:「マイスタージンガー」第1幕前奏曲
(以上、1956年12月17日ライヴ)
クレンペラー指揮
トリノRAI交響楽団
巨匠クレンペラーが既にフィルハーモニア管と徐々に堅固な関係を確立しつつ
あった頃のライヴ。ヨーロッパの名門オケへの客演は繰り返され、トリノRAI
との貴重な共演がこれらの演奏です。聴き物はずばり「プルチネルラ」とショ
スタコ第9と申せましょう。プルチネルラはスタジオ録音もありますが、ラテ
ンのオーケストラを使った当ライヴの愉悦の魅力は抗し難いものがあります。
いつも通りの重心の座った名演です。そしてショスタコ第9!このCD化は極め
て歓迎されるべきもので、なるほどクレンペラーなら第5番や第8番ではなく、
第9番をやりたがるだろうと納得の諧謔性。やはり遅いテンポを採用し、卓越
したショスタコーヴィッチの作曲技術を白日の下にさらけ出します。
MR2097/98 2枚組 \3380
モノラル
ベートーヴェン:
交響曲第2番(1953年10月17日)
交響曲第3番「英雄」(1953年10月30日)
交響曲第9番
ミュンシュ指揮
ボストン響
アデーレ・アディソン(S)、フローレンス・コプレフ(A)、
ブレイク・スターン(T)、ドナルド・グラム(B)、
タングルウッド音楽祭合唱団、1958年8月10日
ミュンシュの第9がライヴで聴けます。かつて日本フィル客演ライヴが発売後
回収となり、多くのマニアが血眼で捜していることは有名です。こちらはタン
グルウッド音楽祭ライヴで、過密なコンサート・スケジュールの中、練習時間
もなかなか取れない厳しい状況という逆境がミュンシュに加勢し、凄い迫力で
正に一発ライヴの魅力にみちております。「英雄」、「第2」は意外とスタイ
リッシュで、丹精な造型。意図的なトランペットの強奏はヨッフムにも通じる
ドイツ系指揮者の特徴ですし、独特のスピード感はトスカニーニの影響も感じ
られます。音質も年代に比して良好。
<VIEW DVD>
VIEW 2414(DVD-Video) \2700
LA SCALA:A DOCUMENTARY OF PERFORMANCES
3世紀の歴史をもつ世界最高の歌劇場、スカラでの名演を収めたドキュメンタ
リー。1940年に上演されたノルマをはじめ、本番、リハーサル、初日、など
第二次世界大戦以降のパフォーマンスから選りすぐりの名場面を収録。
本編1時間+ボーナスフィーチャー。
ベッリーニ:「ノルマ」-Casta Diva(マリア・カニーリャ)
ヴェルディ:「リゴレット」-La donna e mobile(マリオ・デル・モナコ)
ロッシーニ:「セヴィリアの理髪師」-Lindoro`s Serenado
(ティト・スキーパ)
チレア:「アルルの女」-Lamento di Federico
(フェルッチョ・タリアヴィーニ)
マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」-Viva il vino
(マリオ・デル・モナコ)
ヴェルディ:「運命の力」序曲(アルトゥーロ・トスカニーニ)
他全21トラック
VIEW2419(DVD-Video) \2700
GREAT ARIAS WITH PLACIDO DOMINGO AND FRIENDS
1989年パリのUNESCO本部で開催された国連主催の難民支援コンサート「1989
クラシック・エイド・ガラ・コンサート」の映像。ドミンゴと仲間たちがア
リアの名曲を披露する。
本編1時間+ボーナスフィーチャー。
演奏:プラシド・ドミンゴ、シャーリー・ヴァーレット、ワン・ヤン・ヤン、
サイモン・エステス、バーバラ・ヘンドリックス
ロリン・マゼール指揮 フランス国立管弦楽団
ヴェルディ:「ルイザ・ミラー」-Quand le sere al placido(ドミンゴ)
プッチーニ:「トスカ」-Vissi d`arte(ヴァーレット)
ヴェルディ:「ドン・カルロ}-Tu che le vanita conoscesti
(ワン・ヤン・ヤン ドミンゴ指揮)
プッチーニ:「修道女アンジェリカ」-Senza mamma, o bimbo
(ヘンドリックス) 他
<UNIVERSAL>
※ブルーレイディスク対応プレイヤーでのみ再生できます。
Decca 0743302(Blue-ray disc) \3180
チャイコフスキー/バレエ「白鳥の湖」全曲
ゲルギエフ(指揮)
マリンスキー劇場バレエ
ロパート・キナ、コルスンツェーフ(2006)
Decca 0743301(Blue-ray disc) \3180
チャイコフスキー/バレエ「くるみ割り人形」全曲
ゲルギエフ(指揮)
マリンスキー劇場バレエ
ゴールプ、サラファーノフ(2006)
Decca 0743304(Blue-ray disc) \3180
ハチャトゥリアン/ バレエ「スパルタカス」全曲
グリゴローヴィチ(振付)
ボリショイ劇場バレエ
アコスタ、カプツオーワ(2007)
Decca 0743298(Blue-ray disc) \3180
チャイコフスキー/歌劇「エフゲニー・オネーギン」全曲
カーセン:演出
ゲルギエフ(指揮)
メトロポリタン歌劇場
ホロストフスキー
フレミング(2007)
Decca 0743299(Blue-ray disc) \3180
ロッシーニ/ 歌劇「セヴィリアの理髪師」全曲
サギ演出: ジェルメッティ
マドリード・レアル劇場
バーヨ、フロ-レス
2005 ステレオ
Decca 0743300(Blue-ray disc) \3180
ヴェルディ/ 歌劇「アイーダ」全曲
セフイレッリ演出:
シャイー(指揮)
スカラ座
ウルマーナ
アラーニャ
2006 ステレオ
Decca 0734492(Blue-ray disc) \3180
モーツァルト/ 歌劇「フィガロの結婚」全曲
グート演出:
アーノンクール(指揮)
ウィーン・フィル
ダルカンジェロ
ネトレプコ
2006 ステレオ
DGG 0734489(Blue-ray disc) \3180
ベッリーニ/ 歌劇「清教徒」全曲
セキ演出:
サマーズ
メトロポリタン歌劇場
ネトレプコ、カトラー
2007 ステレオ
DGG 0734490(Blue-ray disc) \3180
Opera Gala/ Live From Baden Bades
アンナ・ネトレプコ(S)
エレナ・ガランチャ(S)
ラモン・ヴァルガス(T)
リュドヴィク・テジエ(Br)
SWR南西ドイツ放送交響楽団
指揮:マルコ・アルミリアート
2007年7/8月、バーデン・バーデン祝祭劇場(ライヴ)
DGG 0734491(Blue-ray disc) \3180
The Berlin Concert Live
アンナ・ネトレプコ(S)
プラシド・ドミンゴ(T)
ロランド・ヴィラゾン(T)
ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団
マルコ・アルミリアート(指揮)
2006年7月7日ベルリン、ヴァルトビューネ
<MUSICAL CONCEPTS>
ALC1031 \900
ラフマニノフ: 交響曲第2番
ラフマニノフ: ヴォカリーズ
ラフマニノフ: スケルツォ
演奏:パーヴェル・コーガン(指揮)(レオニード・コーガンの息子)
モスクワ国立交響楽団
録音: 1990/10
ALC 1038 \900
ドヴォルザーク:
弦楽四重奏のための「糸杉」
歌曲「糸杉」
erzetto in C Major op. 74(2本のVnとVlaのトリオ)
演奏:
The English Quartet(イギリス四重奏団)
Philip Langridge(tenor)(フィリップ・ラングリッジ)
Radoslav Kvapil(piano)(ラドスラフ・クヴァピル)
ALC1039 \900
English Madrigals " Sing We at Pleasure"
from the Oxford Book of English Madrigals
20 madrigals by Wilbye, Tomkins, Weelkes, Farnaby,
Gibbons, Byrd, East, Ward, Bennet, Bateson,
Kirbye, Farmer, Greaves
演奏:
Pro Cantione Antiqua(プロ・カンティオーネ・アンティクァ)
1. John Wilbye: Flora Gave Me Fairest Flowers
2. John Wilbye: Draw On Sweet Night
3. John Wilbye: Adieu, Sweet Amaryllis
4. John Wilbye: Weep, Weep, Mine Eyes
5. John Wilbye: Sweet Honey-Sucking Bees(Part II)Yet, Sweet, Take Heed
6. John Wilbye: Thomas Weelkes: O Care, Thou Wilt Dispatch Me
7. John Wilbye:(part II)Hence Care! Thou Art Too Cruel
8. John Wilbye: Sing We At Pleasure
9. Orlando Gibbons: The Silver Swan
10. Orlando Gibbons: The Silver Swan
11. Orlando Gibbons: What Is Our Life?
12. Giles Farnaby: Construe My Meaning
13. William Byrd: Lullaby, My Sweet Little Baby
14. Thomas Morley: Now Is The Month Of Maying
15. Thomas Morley: Sing We And Chant it
16. Thomas Tomkins: O Yes! Has Any Found A Lad?
17. Thomas Tomkins: Too Much I Once Lamented
18. Thomas Greaves: Come Away, Sweet Love
19. John Farmer: Fair Phyllis I Saw Sitting All Alone
20. George Kirbye: See What A Maze Of Error
21. John Ward: Out From The Vale Of Deep Despair
22. John Bennet: Weep O Mine Eyes
23. Michael East: Quick, Quick Away Dispatch
24. Thomas Bateson: Those Sweet Delightful Lillies
ALC1040 \900
シューベルト/ ピアノソナタ第19番 D958
シューベルト/ ピアノソナタ第15番 D840
シューベルト/ 16のドイツ舞曲と2つのエコセーズ Op.33 D783
演奏:
アルフレッド・ブレンデル(ピアノ)
ALC1041 \900
ミヤスコフスキー/管弦楽作品集 第15集
ミヤスコフスキー: リンクスOp.65(in5movements)
ミヤスコフスキー: スラヴ狂詩曲 Op.71
ミヤスコフスキー: セレナーデNo.1 in Eb major, Op.32/1
ミヤスコフスキー: シンフォニエッタ in A major, Op.10
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)
ロシア連邦国立交響楽団
ALC 1044 \900
ドヴォルザーク/ ピアノ作品集
ユーモレスク Op. 101(24:51)
アメリカ組曲, Op. 98(17:50)
ドゥムカとフリアント, Op. 12(8:16)
シルエット , Op.8(20:56)
演奏:
ヨロスラフ・クヴァピル(ピアノ)
ALC 1045 2枚組 \1250
ラテン・ギター作品集
1. Myers: Cavatina
2. Barrios: Vals, op.8 No.4
3. Garoto: Naqueles Velhos Tempos
4. Barrios: Maxixe
5. Tarrega: Recuerdos De La Alhambra
6. Albeniz: Granada
7. Albeniz: sevilla
8. Ponce: Prelude in E
9. Villa-Lobos: Choro Tipico No.1
10. Lauro: Vals Venezolano No.3
11. Brouwer: Guajira Criolla
12. Brouwer: Prelude in D
13. Nunez: Tango op.7
14. San Sebastian transer: Jodacil Damasceno: Onazez!-Dolor
15. Barrios: Mazurca Appassionata
16. Malais transeribed Tarrega-Kayath: Seranata Espanola
17. Tarrega: Maria
18. Tarrega: Adelita
19. Granados transcribed Llobet: Danza Espanola No.10
20. Duarte: Idylle Pour Ida
演奏:Marcelo Kayath, guitar