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野へ山へ

2004年~

△氷ノ山(仙谷登山口ー△氷ノ山ー△三ノ丸ー自然探勝路ー仙谷登山口)

2021年07月06日 | 山行記

仙谷登山口から氷ノ山に登りました。

GPS軌跡(クリックで拡大されます。)


2021.6.26(土)
 △氷ノ山周回(仙谷登山口ー氷ノ山ー自然探勝路ー仙谷登山口)
行程:自宅=(中国自動車道)=山崎IC=新戸倉トンネル=わかさ氷ノ山スキー場Pー仙谷登山口ー△氷ノ山ー△三ノ丸ー自然探勝路ーP~~(往路に同じ)~~=自宅
1/25000地形図:『若桜』『氷ノ山』
昭文社  山と高原地図 『氷ノ山 鉢伏・神鍋』
メンバー:夫・自分


今回は鳥取の仙谷コース登山口から出発しました。


ブナの巨樹が林立し、初夏は殊の外、爽やかです。


自然が躍動しており、圧倒されます。


アカハライモリ。


登山道はきれいに刈り込んであり、歩きやすくありがたい限りです。


季節を通してブナがきれいな斜面


氷ノ山越えからのコースと出合う分岐


甑岩の中腹から鉢伏方面を望む


懐かしい頂上避難小屋が見えて来ました。


雨天の予報だったせいか、珍しく登山者が少なかったです。


△氷ノ山 1509.8m 登頂。
△一等三角点
標高:1509.77m
点名:「氷ノ山」(ひょうのやま)
☆頂上にて早めのお昼を食べて、三ノ丸へ。


途中、千年キャラボクへ寄りました。


ウラスギの森にて


老杉の根元に旧スキールートの『1』プレートが落ちていました。
前は木の上に下がっているのを見た様な・・


△氷ノ山 三ノ丸 1464m
☆宍粟50名山No1の山です!


三ノ丸から△氷ノ山を眺める
霞がかかっていましたが、歩いてきた道のりと山頂まで見渡せました。


三ノ丸避難小屋


兵庫県側と鳥取県側に分かれる分岐
周回なので、若狭側へ下山します。


わかさ氷ノ山スキー場方面へ。



まずはリフトに沿って端を歩きます。


鳥取県の山々が霞んで展望出来ます。
もう少し下りたら、左へ分岐し、自然探勝路へ。


自然探勝路へ向かうと、ブナやミズナラ、トチ、ホオなどの
巨樹に次々と出合い、圧巻。


大規模な柱状節理とブナ

 
コケの美しい沢は明るくきれいでした。
ワサビ谷では昔、ワサビが作られていたそうです。





(植物・樹木)
 
ウリノキ(ウリノキ科)                
左:蕾と葉裏から 右:葉表


タイリンヤマハッカ(シソ科)?
☆三分裂しておらず、二分裂の葉。
タイリンヤマハッカの文献に、『中央が亀の尾の様に尖るのが普通だが、葉先が3つに割れないものも多い。』
とあり、カメバヒキオコシより、タイリンヤマハッカの方かな?と推測しましたが、解る方おられたら教えて下さい。


アワモリショウマ(ユキノシタ科)あるいはアカショウマ?
図鑑に「アワモリショウマ:山の谷間や渓谷沿いの岩上に生える」
と記述がありますが・・


マムシグサ(サトイモ科)
〇〇テンナショウという名前かもしれませんが、テンナショウの
仲間は多く、正確には解りません。


オオカメノキ(スイカズラ科)


ミヤマカラマツ(キンポウゲ科)
☆カラマツソウ?と思いましたが、葉の切れ込みや尖り方から
ミヤマカラマツかな?と。


ショウキラン(ラン科)
☆登山道の真ん中に咲いており、一見、ミョウガの花に似ており、
こんな所にミョウガが!とびっくりしました。


ヒカゲノカズラ(ヒカゲノカズラ科)
今の時期は、胞子嚢穂がたくさん出ていました。


ガマズミ(ガマズミ科)
低地ではすっかり終わっていますが、氷ノ山の尾根上では
今が盛りの様でした。
.

サワフタギ(ハイノキ科)


コナスビ(サクラソウ科)

 
ミヤマタニソバ(タデ科) でしょうか?
花は付いていませんでしたが、きれいな三角形の葉にブイ字(V字)の模様が特徴です。
葉の裏も赤いブイ字模様が。


☆冬以来、久々の氷ノ山へ登りました。
氷ノ山は多くのコースがあり、それぞれに趣が違うことを
あらためて感じました。季節が違えばまた更に幾通りもの
景色があり、楽しみは尽きない、素敵な山です。

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