野へ山へ

2004年~

△三室山

2021年07月20日 | 山行記

整備・調査登山で三室山へ登りました。(宍粟50名山No.2)

GPS軌跡(クリックで拡大されます。)


2021.7.18(日)
 △三室山(宍粟50名山)
行程:国見の森公園=R=三室高原Pー登山口1ー登山口2ー大岩ーくさり場ー△三室山ー大通峠(おどれとうげ)ー林道ー(旧登山道)ー三室高原P=国見の森公園
ルートマップ:『宍粟50名山 2三室山ルートマップ』
1/25000地形図:「西河内」
メンバー:宍粟50名山ガイドクラブ 5班


三室高原駐車場では木材の切り出し作業が行われていましたが、
半分は登山者用駐車場として使えました。


下の方の登山口標柱


上の方の登山口


雨の多い梅雨後は沢の流れも勢いがあり、涼しい谷コースでした。


ルート中は柱状節理が多く見られます。コケも生き生きとしてきれいでした。


△三室山 1358m


△二等三角点
標高:1358.04m
点名:『三室山』
☆今年3月以来の三室山でした。あの折は思いがけない樹氷に出会え、
最高の雪山行でした。
***
お昼休憩を取り、笹尾根を大通峠(おどれとうげ)へ。


昨年、笹尾根を整備した後、多くの人が歩いたせいか、ハイウェイの様な
トレイルになっていました。


木のモニュメント


リョウブ(リョウブ科)の花


オオイタヤメイゲツ(カエデ科)の木も多い尾根です。


ノリウツギ(アジサイ科)の白い花が目立っていました。
少し歩くと・・


今度は大木のノリウツギに満開の花・・・壮観でした。


大木のノリウツギをズームで


オオカメノキ(スイカズラ科)に早くも赤い実が。


コハクウンボク(エゴノキ科)も実が付いていました。


緑の季節も美しい尾根を実感します。


ブナの古木も多く、素敵な雰囲気です。

 
地面にナツツバキ(ツバキ科)の花が落ちていました。(木のウロに花を置いて写しました。)
下方の木肌は鹿に食害されていましたが、逞しく枝を伸ばしていました。


マンネンスギ(ヒカゲノカズラ科)の群落


大通峠(おどれとうげ)へ下山。
ここから少し車道を歩き、再び旧登山道へ入り、駐車地へ向かいます。

(今年2月の大通峠・クリックで拡大されます。)



駐車地へ向かう途中、路肩にある沢水に寄りました。
冷たくてとても美味しいです。手ぬぐいを濡らし、全身拭いたり・・
ありがたい山の水に感謝のひと時。

☆特に整備箇所も無く、滞りなく調査登山が終了しました。
積雪時も良いですが、瑞々しい夏季も勧めの山域であると、
実感しました。



旧登山道途中の沢に指抜きタイプの手袋が落ちていました。
つい最近、落とされた感じです。駐車地の東屋テーブルに
置いておきました。

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夜の篠山へ

2021年07月20日 | 日々

先日、夜の篠山(河原町)へ行きました。
目的は、竹海(ズーハイ)という中華料理店です。
同店は夫が篠山方面へサイクリングに行く折、
しばしば昼食に寄る、お気に入りの店なのですが、
現在は夜のみの営業とのことで、夕食を食べに
家族で出かけてみました。


篠山河原町 竹海(zoohai)
どのメニューも大変美味しくて最高!
家族での外食も久しぶり、楽しい宵でした。


帰りは娘が運転をしてくれることになり、
Beerの後は紹興酒も遠慮なく飲みました。


夜の河原町妻入商家群は、良い感じのライトアップと静かな雰囲気が素敵でした。
近いうち、また夕涼みがてらに行きたいです。

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オニユリとむかご

2021年07月20日 | 日々


河原のオニユリが満開になりました。


初めてむかごを採ってみました。


オニユリのむかご
むかごが出来るユリはオニユリくらいとのこと。


宍粟西河内の紫黒米と一緒に炊いてみました。


むかごは、ゆり根と似たほろにがの味でした。

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森林塾4

2021年07月20日 | 日々

7月の森林塾4回目を受講しました。
*7月15日(木) 
於:有馬富士公園 
主催:キッピーフレンズ

☆今回は、パークセンターから福島大池、かやぶき民家を巡るコースで、
公園内を観察をしながらお話を聴きました。


アカメガシワの花
☆どこにでもあるアカメガシワ、花を確認したのは初めてでした。


わらぶき民家近くの棚田で栽培している蓮の花が盛りを迎えていました。


築20年のわらぶき民家。有馬富士公園は今年で20年を迎えるとのこと。


わらぶき屋根、ひさしの部分の断面です。
「藁(わら)の切断面が白いのが何であるか解りますか?」
と、先生の質問。・・・??


「小さな虫が入り込み、繭(まゆ)を作り、羽化するのです。」
とのこと!!ほぼすべての穴が虫の巣とは!
とても驚きました。何という虫か?メモを取り損ねたのでまた後日。


かまど
わらぶき民家の中は見学が出来る様になっています。
子どもが小さい頃、何度となく訪れました。




福島大池と有馬富士 
ここからの眺めが「ひょうごの景観ビューポイント」に
なっていることも初めて知りました。


たくさん実っているエゴの実から石鹸水が出来るんですって。
小学生の環境学習で実験すると子供が喜ぶそうです。
私もいつか試みたいです、洗浄力は如何に?


ヤマボウシに青い実がたくさん出来ていました。

☆2時間みっちり、たくさんのお話を聴きました。
樹木、植物はじめ、有馬富士公園の成り立ちに関しても
興味深いことが解り、今回も充実の受講でした。

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気になった木

2021年07月20日 | 日々

朝の散歩の折に見かけた木(低木?)ですが、
名前が解らず、調べ中です。


木肌


互生の葉、表面に毛があるが見た目は光沢があり、


大きな葉は縦25cmくらい。


カエルに好まれていました。
☆右に一匹、左下方に二匹、その他多数、葉に乗っています。


解り次第、記します。

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山ビル

2021年07月20日 | 日々

登山口標柱作業の日、山ビルを二匹持ち帰りました。
(一匹はある方の手に吸い付いていて、一匹はある方の背中に居たもの)
過去にも何度か捕獲して観察しましたが、高温の部屋に置いたことが原因で
短期間で死んで失敗。今回は・・


涼しい玄関に置いて、家族や子供の友達、近所の人にも見てもらいました。
皆、山ビルを目の当たりにするのは初めてで、興味津々でした。


餌(血?)などは与えず、少量の水を入れただけ・・
もちろん密封状態ですが、終始、元気でした。
(どうして酸欠にならないのでしょうか!?)
そして2日、3日と観察するうち、狭い空間で生きる山ビルが
だんだんと不憫になり、仲間の居る故郷へ放とうと思いました。
登山中、足にくっついて来た時は、容赦なく潰す自分なのに、
飼うとなると情が出てしまうのでしょうか、複雑な心境です。
*******

以下は大変素晴らしい研究をされている団体のHPです。
深く専門的な内容で勉強になります。ぜひご覧下さい。

山ビル研究会
以前にもリンクを貼り付けたと思いますが、
更に研究をまい進され、山ビル以外の生物にも
詳しい内容で登山に助かります。

子供ヤマビル研究会
大人顔負けの観察力と探求心で山ビルを研究
しておられます。目からウロコのことが多く、
驚くデータが盛りだくさんです。

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