野へ山へ

2004年~

苔の観察会

2018年12月17日 | 日々

コケの観察会に参加しました。(於:JR福知山線廃線敷 ハイキングルート)


ここのハイキングルートを訪れたのは15~6年ぶりでしたが、
すっかりきれいに整備されていて驚きました。※西宮市観光協会ホームページ


JR名塩駅で集合し、廃線敷の方へ向かって歩きました。
現地へ着くまでにも至る所でコケ観察が始まるので、楽しいながらも観察とメモが忙しかったです。


壁のコケはもちろんのこと、遺構も気になりました。


渓谷のすぐ際(きわ)に敷かれた枕木に、列車の走っていた風景を想像したり・・





いくつものトンネルを越えて進みました。


この鉄橋の地点で折り返しました。
家からほど近い場所でありながら、「コケ観察」と言う目線で歩くハイキング道では、
自然に対して新鮮な発見がいくつもありました。


本日、観察したコケリスト(※コケの名前や詳細については先生から説明をいただき、判りました。自分ではさっぱり判別出来ません!)
・自分のフィールドノートより
ナガサキホウオウゴケ クシノハゴケ ホソバオキナゴケ ナミガタタチゴケ エゾスナゴケ ツノゴケ ミヤマハイゴケ
シノブゴケ サンカククラマゴケモドキ ツクシハリガネゴケ クジャクゴケ スズゴケ ヤマトフタマタゴケ イロハツヤゴケ 
オオハリガネゴケ フタバゼニゴケ スギゴケ 
・さらに先生のリストより追加すると・・
オオジャゴケ ゼニゴケ(雌雄)ゼニゴケ ニワツノゴケ ヤスデゴケの仲間 ハイゴケ ハリガネゴケ ハマキゴケ オオスギゴケ 
コガネハイゴケ 














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コケ以外の植物・生物

シダ植物のマメヅタ(ウラボシ科)に覆われた壁


マメヅタの胞子葉 胞子葉は、きりたんぽ、あるいはお味噌を塗った五平餅に似ています。


フユイチゴ(バラ科)
藪の中で鮮やかな赤い実が目立っていました。


キクガシラコウモリ(トンネル内)
コウモリを目の当りに見ることが出来、貴重な機会でした。

2018.12.12(水)
🔍コケ観察会(JR福知山線 河川敷ハイキングルート)
行程:JR名塩(なじお)駅集合―廃線敷入口―北山第一トンネルー北山第二トンネルー溝滝尾トンネルー第二武庫川橋梁
   ⇒折り返し・・・廃線敷入口ーMosslight-LED 内野敦明氏の工房を見学ー解散
主催:オカモス関西(岡山コケの会関西支部)コケサロン
担当:佐伯雄史先生

☆所要と重なり、なかなか出席出来なかった観察会は、
年末の今回、やっと参加出来ました。
登山や日々の散歩にてルーペで観察してみるものの、
「マクロの世界はきれい・・」と思うだけで、
詳細については至って難解です。
観察会では実に多くのことを教えていただけるので、
生きた学習になり、本当にありがたいです。
さらに観察後に伺った、Mosslight-LED 内野敦明氏の工房
見学では素晴らしい世界を目の当りにすることが出来ました。
「曇り空だとしても、屋外は部屋の中の明るさより何倍もの光があり、

それだけ光合成をしているので、部屋の中でコケを育てる時は、
適した光を与えないと育たない・・」と、
観察会で内野さんがおっしゃったお話に納得しました。

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