野へ山へ

2004年~

山荘しらさ前ー△子持権現山ー白石小屋テント場ー△瓶ヶ森ー△西黒森ー△自念子ノ頭(黒森山)ー白石小屋テント場

2018年09月02日 | 山行記

山荘しらさ前からの続きです。


UFOライン(瓶ヶ森林道)にて日の出を望む
☆昨夕、水場が判らずに幕営するか否か迷っていた折、
ちょうど車が通りかかり、止まってもらい尋ねました。
すると、山荘しらさは昨年、耐震の関係で閉鎖し、水場も涸れているかもしれないとのこと。
その方は地元の登山者で、奇特にもペットボトルのお水を分けて下さりました。
高知の方だったと思いますが、恩情が本当にありがたかったです。
水分が乏しかったので、お陰様で一夜を凌げました。


朝陽に照らされた△石鎚山


昨夕は暗くて全容が解らなかった山荘しらさ。
帰宅してから調べたところ、とても雰囲気の良い山荘で多くの人に支持されていた施設だったと
いうことが判りました。前夜は暗くて捜しに行きませんでしたが、素敵な避難小屋が裏方にあったのでした。


テントを撤収し、山荘前から瓶ヶ森方面へ向かいます。
この日も朝から良いお天気でした。


ルート中、急に大きな岩壁が・・・
後に判りましたが、△子持権現山の下方の岩盤でした。


ブナ林と四国笹の爽やかなルートをずんずん進みます。


振り返ると△子持権現山の全容が。
先ほどの岩壁も見えます。それにしてもハーフドームの様な山容・・


瓶ヶ森登山口を経て、白石小屋と瓶壺との分岐


瓶壺
沢の甌穴に、澄んだ水が溜まっている場所で、△瓶ヶ森の名の由来にもなっているとのこと。
とても冷たく美味しいお水でした。昨夜から水をセーブしていたので、思いっ切り飲みました!


白石小屋(閉鎖中)
こちらの小屋もまた、既に閉館されていました。


往時はきっと要となる小屋だったと察します・・


小屋は閉まっていましたが、テントサイトはどこの場所もきれいに草が刈りこまれ、
管理の行き届きを感じました。すっきりと気持ちよく幕営が出来、サブザックで今日の本行程へ。


△瓶ヶ森へ登る途中、振り返ると眼下に二千石原が見渡せました。
真ん中の雲の中が△石鎚山


もう少し登ると、白石小屋の赤い屋根と我が青いテントが見えました。


△瓶ヶ森 1897m 登頂


△二等三角点
点名:『亀ヶ森』(かめがもり)
標高:1896.54m


確か、△石鎚山のどこかでもこの猫ちゃんをみかけました・・
石に猫ちゃんが描かれています。


△西黒森 1861m 登頂


次、黒森山方面を望む・・
尾根伝いに進みます。


△自念子ノ頭 1701.8m登頂


△三等三角点
点名:『黒森』(くろもり)
標高:1701.80m


続く、△東黒森、△伊予富士は今回は見送り、ここでUターンします。




ここから車道(UFOライン)へ下り、車道を歩いてテント場へ。


往きは山の稜線を渡って来ましたが、復路は山腹を横断している、
UFOライン(写真の黄色い線)を歩いて戻ります。


テント場着。各々、食当&酒タイムでくつろぎ、夕方6:30に就寝。
△石鎚方面へ沈む夕陽、月光、星空・・・自然の中で眠る贅沢を感じながら・・。

続く・・



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