マーベラスS

King Of Western-Swing!!
歌と食と酒、それに声のページ。

たまにゃガッツリ、ビストロ料理

2009-10-12 23:51:50 | 

来たかったビストロ・ヴァン・ダイガクの新店。今春の開店。
どなたかのブログで拝見し、その佇まいの素晴らしさに瞠目。



仕事がらみの親睦会。合コンぢゃねぇよ。角野卓造ぢゃねぇよ。




イベリコ豚のチョリソつまんで、ビールをクイッと始める。



アルザスのラシーヌ・メチス 
酸味も適当にあってスキッと爽やかな白。
メニューはENTREE(前菜)とPLAT(主菜)、それにパン、デセールorフロマージュ、コーヒーを付けるというシンプルなもの。


前菜 ブーダンノワールのクロケット

豚の血の黒いソーセージのコロッケですな。
肉食歴たかだか140年ほどの日本では豚の血液まで料理にするなんて考えられません。隣のお皿から少し分けてもらったけど、こいつにゃ赤ワインでしょう。



私のは、鮑と有機野菜のサラダ仕立て肝ソース

鮑を食べて「消しゴムみたい」と称して電波に流れたアナウンサーがおりますが、独特ですね、あのプリリと歯茎を噛むような食感。蒸しても煮ても美味。肝ソース秀逸。


沖縄琉球豚のロースト  緑コショーのソース


ロワールのサンセール ヴァンサン・トラポルト
ソーヴィニオン・ブラン




牛ハラミのステーキ


私の皿、 山形四元豚のコンフィ ペッパーマスタード
低温の油の中でじっくりと火を通す。下はレンズ豆。
大ぶりの肉にナイフを入れる、頬張る喜び。ああ、オレは生きている。・・・はオーバーか。


コートドニュイの北部、マルサネ・ブラン
ロゼワインで知られる土地で、白は僅かに作られるそう。


カスレ・メゾン (鴨コンフィ、トゥールーズソーセージ、豚足)

そもそもは南仏ラングドックの郷土料理。
白インゲンと塩漬けの肉なんぞをグツグツ煮た田舎料理。
少しもらったら旨いのなんの。でも一人でひと鍋は飽きそう。



上州牛リブロースのグリエ 

これもガッツリやってました。
ビストロ料理はボリュームなくてはね。


ブルゴーニュ ピエール・ギュイヨン 2000  ピノノワール 
新鋭のドメーヌながら注目株とか。残念ながら味の記憶はほとんどございません。グビグビやってしまうからです。



もう少しワインが残ってたので、デザートよりフロマージュを。

ひとの頼んだデザートが旨そうに見えて仕方ない・・・


ピーチメルバ

サボイホテルの名料理人エスコフィエが客で現れた歌手メルバのために作ったデザート。フランボワーズのソース。


エクレア・メゾン



中二階から見下ろすと、この雰囲気。たまらないね、こりゃ。



場所を表のテラスに移して、食後の小菓子とコーヒー



満ち足りました・・・。


お隣はビオワインで知られるFujimaruさんのワインカーブ。
これもオールドファッションでいかす。

屋号は蝶ネクタイの意らしい。
だから、店主ダイガクさんも、グラスの豚も蝶ネクタイを結んでいる。
気取りのないいい店。旨いもんをガツガツ食べて、どんどんワインを空けて楽しみたい。そんな人にはうってつけ。


    Le Noeud Papillon ル・ヌーパピヨン  大阪市中央区安土町1

   



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