ってわけで、今回の飲み歩き同行のJ松本氏、行きつけの鉄板焼きの店、「鉄平」。
ハンバーグや海老フライ、とんかつ、カツピラフ…
チキンなんて唐揚げ・照り焼き・山椒焼きまで揃ってる。
なんでもあって、どんな使い方でもできる。 お好み焼き屋なんだから、
何が何でもお好み焼きを食え…という、そういう雰囲気のないのが心地よい。
ゲソなんぞ焼いてもらい。 壁の町内の祭りの写真を拝見。
地元密着ののんびりした空気感。
河原町通りはすぐそこなのに、この地方都市にいるような感覚はなんだ。
冷え冷えビール!!
ゲソ焼いてんか。
粉もんは改めていただくとして・・・
続いて向かったのは、四条大宮。
実は四条大宮を南北に貫く大宮通りってのは、
大宮から北へ行くと、とたんに細くなり、寂しくなる。
その寂しくなった辺り、右側に小さな店が固まって密集し、
夜鷹でもたっていそうな一帯が、寛遊園(かんゆうえん)と呼ばれる一帯。
誰だい、こんな粋な名前をつけたのは。
この集まり方は、かつて屋台店ばかりだった時代、
屋台の置き場だったんぢゃないかな。
取り締まりが厳しくなり、そこでそのまま営業した…なんてニオイがする。正解は知らない。
「夜カレー」という店や、高田渡のコアなファンの店主がいる店がいたり、
もちろん代替わりも行われている様子。
その中の一軒、「ひよこ寿司」に。
屋号が可愛らしい。
価格はいたって良心的。
鯛を造りで。
かつをたたき。
日本酒と焼酎をいただいたような・・・
あじ、かんぱちを握ってもらう。
安い、有難い。
ちょいとお腹に入れて、さぁ、さらに西へ行こう。
西院。右は界隈の者ならば知らぬ者のいない、折鶴会館。
立ち飲みなんぞが点在する飲み屋街。
ここに遅れて来た、周回遅れのような、屋台村があるという。
ぐるっと一回りして、かえって新鮮という声も。
肩を並べる店どこの商品でも、真中のテーブル席で食べられる。
名古屋風の手羽先揚げ。
ビールにはナイスな取り合わせ。
厚焼き系の玉子サンド発見。
英字新聞(ふうの包み紙)である必要もなかろうに。
玉子好きとしては、無視して通るわけにもいかず、
食わなくてもいいのに食っちまう。
楽しい時間はすぐに過ぎゆく。
おっとっと、ヤバい!
高槻へ戻る最終列車だった。
阪急もうちっと遅くまで運行してくんねぇかな。 少しは景気よくなるんぢゃないのかな。